2017年2月26日日曜日

【お父さんの週末料理】2017年2月25、26日~トンカツの勝ちやな~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 2月25日(土) 

◆昼ご飯◆
 自家製ブイヤベースを作った。ネギ、セロリ、ニンニク、ショウガ、タマネギをじっくり炒め、トマト缶を加えたスープで、タラ、大根、カボチャ、シイタケ、コンニャクをさっと煮た。息子は
「美味しい」
とバカ食いモードに突入したのだが、娘は食いつきがいまいち。トマトベースのスープは好きだと思っていたのだが「普通」なのだそうだ…。大根が気に入らなかったようだ。
 他はサラダ、マカロニ、ブリの刺身。息子は食べる前は「これだけ?」と不服そうだったが、食べ終えると「お腹いっぱい~」だった。

自家製ブイヤベース。われながら上出来と思ったのだが

◆晩ご飯◆
 娘が大好きな「手作り水ギョウザ+手打ちうどん」のコンビメニュー。同じタネからギョウザの皮とうどんを作るのだ。今日はギョウザ鍋にして食べた。モチモチの水ギョウザに大満足。

みんなのきょうの料理 夏野菜の水ギョーザ

 2月26日(日) 

◆昼ご飯◆
 息子が選んだ「今週の魚」は甘しおサケ。大きい短冊が300円とお買い得だった。息子はサケが好きだ。脂がのっていて、グー。骨が多かった(だから安かったのだろう)が、上手に完食。
 他はサラダ、ギョウザ、手打ちうどん、ちくわ納豆。ギョウザは昨日のタネが残ったので、市販の皮で包んで焼いたもの。息子がまたもやバカ食いモードに入り、食べ尽くした。入浴前に息子の体重を測ったところ、過去最高を大きく更新した…。
 手打ちうどんは娘が延ばして切ってくれた。娘以外はカレーうどんにして食べた(娘は普通のうどん)。もちろん、一滴残さず飲み干した。モチモチ手打ちうどんはいつも大好評。

カレーうどんと甘しおサケ

焼きギョウザ。息子がバカ食い

◆晩ご飯◆
 今週もみんなのきょうの料理から「アップルマリネのポークソテー」。すりリンゴで豚肉をマリネし、ソテーするレシピ。リンゴの甘いソースは子どもたちが喜ぶに違いないと思ったのだが、案外な結果に。
「トンカツの勝ちやな」
とは息子の弁。肉に甘いソースという組み合わせを食べ慣れていないのもあるのだろう。
 他はサラダ、ラーメン。

アップルポークソテー。甘いタレには慣れが必要かも

みんなのきょうの料理 アップルマリネのポークソテー

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【中央競馬予想の回顧】阪急杯、中山記念、アーリントンC(2017)

 今週は阪急杯。
 ◎シュウジは単勝1.6倍と人気を集めた。レースでは4、5番手から進め、4コーナーで前に取りついたときは勝利を確信したのだが、なんと失速。8着に惨敗した。アクシデントがあったか。人気の馬を本命にしてこういう結果だと、へこむなあ…
 内を抜けて勝ったのは推奨穴馬のトーキングドラム。最近、本命馬よりも推奨穴馬のほうがよく走るような…。

 中山では中山記念。
 ◎アンビシャスは1番人気とは意外だった。レースでは後方から。差し脚が武器の馬とはいえ、後ろすぎるような…。その心配が現実のものとなり、最速の上がりで追い込んだが4着まで。展開が向かなかったといえばそうなのだろうが、もう少し何とかできなかったか。
 勝ったのはネオリアリズム。3番手からグイッと抜け出した。デムーロが神がかっている。

 土曜は阪神でアーリントンC。
 本命の予定だったヴゼットジョリーは+2 kg。ひ腹が薄く、ギリギリの馬体に見えた。心配していた通りになってしまったので、予定通り本命を◎ペルシアンナイトに変更。状態がよく見えたディヴァインコードとの2頭軸の3連複で勝負した。
 ◎ペルシアンナイトは後方から外を回って前に取りつくと、一気に突き抜けて直線半ばで勝負を決めた。2着はさらに後ろから差してきたレッドアンシェル。そして3着にディヴァインコードが残ってくれたので、3連複を的中。少し浮いた。
 ペルシアンナイトは前走が案外だったが、よほど特殊な馬場状態だったのだろう。良馬場に戻って強さを見せた。

 今週は3戦1勝だったが、他が散々で久々の大負けを喫した…。

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2017年2月25日土曜日

【中央競馬予想と与太話】阪急杯、中山記念(2017)~1着同着~

 今週は阪神で阪急杯が、中山で中山記念が行われる。
 阪急杯がこの時期に移ってきて高松宮記念の前哨戦となったのが2000年のこと。そのときは1200 mだったのだが、2006年に1400 mに延長されていまに至る。
 1400 mになってから2回目、ちょうどいまから10年前の2007年のこのレース。直線でプリサイスマシーンとエイシンドーバーの激しい叩き合いになり、そこへスズカフェニックスが急追したところがゴール。大接戦となった。
 結果はプリサイスマシーンとエイシンドーバーの1着同着でハナ差の3着にスズカフェニックスとなった。めったに見られない重賞での1着同着となった。記憶に残るレースの一つだ。

 レースにいってみたい。
 今年はぶっちゃけ手薄なメンバー。それなら人気でもシュウジで堅そうだ。前走はアタマ、クビ差の接戦を制して久しぶりの勝利をあげた。1400 mを克服したところに成長が伺える。その前走と同じ舞台で重賞連勝を。
 本命が人気だけに相手は絞りたい。このメンツならロサギガンティアは押さえざるを得ない。馬券は2頭軸の3連単、3連複で買うかもしれない。
 推奨穴馬はトーキングドラム。前走はオープン昇級初戦で格好をつけた。この相手なら。

 中山記念は◎アンビシャスが本命。GIIなら安定。

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2017年2月24日金曜日

【書評】橘玲『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(新潮新書)

家庭でのしつけや教育は、子どもにほとんど影響を与えない


 たまたま『赤の女王』と続けて読んだこともあり、深く納得。われわれヒトは、思っている以上に遺伝子の道具に過ぎないのだろう。

 本書は「言ってはいけない」というよりも「とても言いづらい」真実を橘氏がズバリと言い切ったものである。それもいち個人の意見というわけではなく、文献が引用されており、科学的なエビデンスが示されているため、説得力がある。
 橘氏の公式サイトでまえがきとあとがきが公開されているので紹介しておく。これを読めば本書の概要は掴めるだろう。

まえがき
あとがき

 本書には耳障りなことしか書かれていない。橘氏はなぜ耳障りな主張をわざわざ本に著したのか。それは
「人の持って生まれたものには、知能や性別や容姿も含めて大きな差がある。だから差別してよいという話ではない。全く逆で、差があることを認めて共存していこうではないか」
ということなのだ。男と女を、白人と黒人を、美男子と醜男を、平等に扱うことは逆に差別だという意見もあながち間違ってはいないのだろう。

 本書の橘氏の主張を支えているのが行動遺伝学である。知能や性格は、どの程度が遺伝により、どの程度が環境によるのかを調べる学問だ。この分野の研究が進み、従来考えられてきたよりもはるかに遺伝の影響が大きいことが分かってきた。さらに、環境についても、家庭環境よりも家庭外環境のほうが人格形成に大きく影響を与えることも分かってきた。
 そして「なぜそうなのか」の説明には性淘汰が大きくかかわってくる。これが先に『赤の女王』をあげた理由である。ヒトの遺伝子は現在の核家族生活ではなく、旧石器時代の血縁的集団生活に最適化されているのだ。

 最後に、本書の感想で「よく言ってくれた」という趣旨のものをたくさん見かけるが、これには注意が必要だ。本書の主張はおそらく事実だが、その事実を差別の根拠にしてはならない。

【主な内容】
 本書は三つのパートに分かれている。

I 努力は遺伝に勝てないのか
II あまりに残酷な「美貌格差」
III 子育てや教育は子どもの成長に関係ない

 Iは、ほとんどの能力は持って生まれた遺伝子によってほぼ決まるというものだ。「努力は遺伝に勝てない」と書くと挑発的だが、努力は無駄だと書かれているわけではない。むしろ
「努力できるということ自体が持って生まれたもの(遺伝)だ」
という論調である。
 IIは、容姿の良し悪しがいかに大きな影響をもつかについて書かれている。美人が得しているのは暗黙の了解(公然の事実?)だろうが、それを生涯年収や夫の年収などの数字ではっきり示す。
 また、容姿が悪くて損をするのは女よりも男なのだそうだ。
 IIIは最もショッキングだった。子育てに親のしつけや家庭環境はほとんど影響を与えないというのだ。
「それは、さすがに嘘だろう」
と思う人はこの章だけでも読んでほしい。家庭環境は子どもにほとんど影響せず、家庭外の環境が子どもの人格を作るという説に、耳を傾けざるを得ないだろう。
 たしかに言われてみれば、自分自身の生い立ちを顧みても、自分の子どもたちの成長を見ても、家庭外の環境が人格形成に大きくかかわっているように思えなくもない。もしその通りだとするなら、親のすべきことは
「子どもをよりよい環境においてやる」
ということに尽きることになる。



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【中央競馬予想と与太話】アーリントンカップ(2017)~毎年恒例のネタ~

 来週で2月も終了。寒さも緩み、阪神・中山開催が開幕。あっという間に2開催が終わってしまった。今年もスタートダッシュに失敗。巻き返したい。

 そんな開幕週の土曜の阪神メインはアーリントンC。このレースのときに、毎年書いている恒例のネタがある。
 アーリントンとはアメリカテキサス州の都市。そこにアーリントン競馬場があり、阪神競馬場と提携しているためこのレースが行われている。そのアーリントンに本拠地をおくのが、MLBのレンジャーズ。そう、ダルビッシュ投手の所属するチームだ。
 ダルビッシュ投手は、手術から復帰後2シーズン目の今年は契約最終年。条件は揃った。打線の援護に恵まれれば、サイヤング賞級の活躍をするのではないかと期待している。

 レースにいってみたい。
 シンザン記念の1、3着馬が人気を集めそうだ。しかしこのレースの評価が難しい。レース当日は午後からの降雨で馬場が急変し、極端に外差しの決まる状態になった。あまりアテになりそうにない。
 本命は◎ヴゼットジョリー。前走は強敵相手のGIで5着。前々走の新潟2歳Sで見せた脚は目を見張るものがあった。この脚が再現できれば十分勝ち負け。ただ、馬体には注意したい。前走で減った10 kg分以上のプラスなら買いだ。増えていないようなら本命を変えるかも。そのときの本命候補は、人気でもペルシアンナイト
 推奨穴馬はナシ。人気どころで収まりそう。

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2017年2月19日日曜日

【お父さんの週末料理】2017年2月18、19日~贅沢な週末~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 今週末はインドカレーに始まり、カニ、肉まんと、豪華メニューを堪能した。

 2月18日(土) 

◆昼ご飯◆
 この日は息子の生活発表会があり、みんなで外食。息子が選んだのはインドカレー。インド人シェフが作る本格カレーで、安くて美味しくて子どもメニューもあるというナイスなお店。店員の応対も気持ちよく、たいへんよい店だ。ナンが大きすぎて持ち帰りになってしまうのが嬉しい欠点。
 息子はここのカレーが大好きで、お腹がはち切れるほど食べた。カレーは飲み物ではないので注意しよう(笑)。

インド料理RAJU

◆晩ご飯◆
 ふるさと納税で頼んでいたカニが到着!! 富山県射水市のベニズワイガニだ。なんと5ハイが一気に到着。金曜夜に2ハイを、土曜夜に3ハイを食べた。特にカニ好きの娘と私はすみずみまでほじくった。うーん満足。
 他はサラダ、中華風スープ、昼の残りのナン。

ベニズワイガニを堪能した

 2月19日(日) 

◆昼ご飯◆
 クレジットカードのポイントで注文した点心詰め合わせを食べた。大きな肉まんとあんまんを一人1個ずつと、エビチーズシュウマイ、貝柱シュウマイを蒸した。息子は肉まんが、娘はあんまんが好物。シュウマイも美味。特にエビチーズシュウマイは絶品で、妻が絶賛。お腹いっぱいになった。
 他はサラダ、中華風スープ。

肉まんとシュウマイ

◆晩ご飯◆
 中~大サイズのイワシが6匹198円とお買い得。開いてフライにした。ちょっと塩辛かったがモリモリと完食。息子も小骨を気にせず食べられるようになってきた。骨も食べ尽くして、カルシウム充填完了。
 他はサラダ、中華風スープ、マカブ、昼の残りのシュウマイ。マカブは「マカロニ+メカブ」の造語。マカロニにメカブを和えた、オリジナル和洋折衷レシピだ。メカブ好きの娘が感激していた。

イワシフライ。安くて美味しくて栄養満点

マカブ。マカロニにメカブを和えたらけっこう美味

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【中央競馬予想の回顧】フェブラリーS、小倉大賞典、京都牝馬S、ダイヤモンドS(2017)

 今週はフェブラリーS。
 ◎ゴールドドリームはパドックではややイレ込み気味。レースでは中団から進め、4コーナーでは大外を回す。「なんぼ何でも外を回しすぎでは…」という心配をよそに、馬なりで前に取りつくと、残り400 mでスパート。最後は内をすくったベストウォーリアとの叩き合いを制して、見事に1着。
 2着のベストウォーリアとの馬連を本線でとって気持ちよく的中。

 小倉では小倉大賞典。
 ◎ベルーフは予定通り後方から。ところが向こう正面で手綱が激しく動き始めたのは予定外。全く見せ場なく、12着に惨敗。故障があったか、走る気ゼロだったのか。人気の馬を本命にしてこういう結果だと、本当にガッカリする…。
 勝ったのはマルターズアポジー。すいすい逃げ切った。

 土曜は京都で京都牝馬S。
 ◎ナックビーナスは3番人気。1番人気も想定していたので、美味しく映った。レースではスッと4、5番手につけ、4コーナーでは持ったままで前に並びかける。
「いい感じ~」
と勝ったつもりになっていのだが、後続がくるのを待って追い出したところ、意外にも反応せず、7着に終わった。今までとは相手が違ったということなのだろうか。力負けの印象。
 勝ったのはレッツゴードンキ。外から鮮やかに差しきって桜花賞以来の勝ち星をあげた。2着に推奨穴馬のワンスイナムーンが入ったが、馬券はハズレ。

 東京ではダイヤモンドS。◎カフジプリンスは5番手のイン。直線入り口で少し窮屈になったが進路はあった。ジリジリと伸び、最後は2着馬を追い詰めたが3着まで。エンジンの掛かりが遅い馬だ。思い切って3コーナーからスパートしてもよいのかもしれない。
 勝ったのはアルバート。ハンデ頭の58 kgをもろともせず、大外を突き抜けた。強い。

 今週は4戦1勝。トータルもマイナスだったが、GI初戦をとったので、よしとしておきたい。

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2017年2月18日土曜日

【中央競馬予想と与太話】フェブラリーS、小倉大賞典(2017)~ジンクスが止まるとき~

 今週は今年のGI開幕戦、フェブラリーステークス。GIに昇格してから今年で21回目となる。
 過去20回の勝ち馬を見ていると気づくのが関西勢の強さ。関東馬は1、2回目を勝っただけで、4~20回目はすべて関西馬が勝っている(3回目は地方馬が勝利)。昨年は関東馬のノンコノユメが1番人気だったのでこのことがけっこう取り上げられていたが、今年は関西勢が人気上位を形成しているためか、あまり話題になっていない。ジンクスはこういうときに破られるのかも。

 レースにいってみたい。
 前振りとは関係なく、本命は◎ゴールドドリーム。前走が案外だったが、出遅れて出していったら引っかかったという最悪の流れだった。名手デムーロなら同じ過ちは繰り返さないだろう。同期の強豪であるグレンツェントとストロングバローズに先着を許したことがない実力を再評価したい。得意の東京1600 mで新王者へ。
 推奨穴馬はケイティブレイブ。前走だけで評価が下がりすぎていないか。

 小倉大賞典は◎ベルーフを狙う。差し馬だが小倉とは好相性。

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2017年2月17日金曜日

【中央競馬予想と与太話】京都牝馬S、ダイヤモンドS~第1回の勝ち馬の名前が意味不明~

 気温が上がったり下がったり目まぐるしい週末になりそうだ。体調管理には気をつけたい。
 そんな土曜の京都メインは京都牝馬ステークス、一方の東京メインはダイヤモンドステークス。京都牝馬Sは、昨年から1カ月ほど後ろにずれ、距離も1400 mに短縮された。時期はともかく、距離短縮にはいったいどういう狙いがあるのだろうか…。傾向も変わっていきそうだ。
 京都牝馬Sの記念すべき第1回が行われたのは1966年。この年と翌年だけは2000 mで行われた。第1回の勝ち馬はミスハツライオー。どういう意味の馬名なのだろうか。ミス初雷王? それともミスは辛いぉ? JRAの競走馬検索でもさすがに出てこなかった。
 そして、このときの鞍上が柴田政見騎手。柴田政人調教師(元騎手)のお兄さんで、2015年に定年を待たずして調教師を勇退した。理由は体調不良とのことだが、その後もお元気にされているのだろうか。

 レースにいってみたい。
 フルゲートの18頭が勢揃いした。本命は◎ナックビーナス。通算成績5-4-2-3で着外の3走も5、5、6着という超安定株だ。芝・ダート兼用、渋った馬場も問題なし、逃げても差しても競馬ができるというマルチタレントホース。ここを勝って高松宮記念に向かってほしい。
 推奨穴馬はワンスイナムーン。石橋騎手との相性ばっちり。

 ダイヤモンドSは◎カフジプリンスが本命。前走は本命にして裏切られた。借りを返してほしい。

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2017年2月13日月曜日

【お父さんの週末料理】2017年2月11、12日~この季節にトマト三昧~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 2月11日(土) 

◆昼ご飯◆
 カレーもネギも大好きな息子が大喜びしそうなレシピがみんなのきょうの料理で紹介された。さっそく「ジンジャーチキンカレー」を作ってみた。トマトの酸味とネギの甘みがグー。さわやかな、シャバシャバ系のカレーだ。息子は想像を超えた食べっぷりで、飲み物のように完食した。
 娘は辛いのが苦手でカレーの王子様しか食べられないので、カレー粉とネギは抜き。それでも美味しかったそうだが、2種類作るのは面倒くさい。
 他はサラダ、コンソメスープ。

ジンジャーチキンカレー。トマトとネギの組み合わせがグー

みんなのきょうの料理 ジンジャーチキンカレー

◆晩ご飯◆
 たまにはちょっと変わった鍋を、ということで味噌トマト鍋。またまたみんなのきょうの料理のレシピを参考にした。味噌が少なめだったのかトマトの風味が勝っていたが、娘も息子も「グー!」の評価。多めに用意していた具材を食べ尽くしてしまった。
 最後はご飯につゆをかけてリゾット風に。もちろん大好評。つゆの残りはスープに転用した。

みんなのきょうの料理 鮭のみそトマト鍋

 2月12日(日) 
息子が朝から体調を崩し、熱を出してしまった。

◆昼ご飯◆
 「今週の魚」はサバ。息子はイカがよかったのだが、サバが安くて美味しそうだったので、こっちにした。すまん。塩焼きにして美味しくいただいた。
 他はサラダ、トマトスープ、ホタルイカ(娘と私のみ)、肉まん。

◆晩ご飯◆
 またまた息子の好きそうなレシピがみんなのきょうの料理に登場。これまた、さっそく「たっぷりねぎのポークジンジャー」を作ってみた。ネギたっぷりの生姜だれをステーキ肉に絡ませる。生のショウガをすりおろすと、風味が違う。ネギとの組み合わせもグーだ。娘が
「うまいこと味付けしてあるなあ」
と感心していた。ただし、娘はネギ抜きですが…。息子が熱を出して食べられなかったのは残念。また作ろう。
 他はサラダ、中華風スープ、ホタルイカ(娘と私のみ)。バレンタインデーで娘が手作りお菓子を友達と交換し、ケーキをたくさん食べたので、炭水化物は抜き。

ポークジンジャー。食べ応え十分

みんなのきょうの料理 たっぷりねぎのポークジンジャー

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【書評】宮部みゆき『誰か Somebody』(文春文庫)

暖かい人物が暴く、冷たい事実


 杉村三郎シリーズ第一弾。大富豪の末娘と結婚した杉村が事件の謎を解く、というよりもさまざまな人の人生を掘り下げ、つなぎ合わせてゆく。杉村の、実にていねいな仕事ぶりが心地よい。ひとつひとつ、大事に進めてゆくのだ。だからさまざまな場所で、さまざまな人たちに暖かく迎えられる。
 しかし、杉村が明らかにしていく事実はかなりとげとげしい。人間社会の棘を表現するのは宮部氏の得意技。杉村の暖かさとの対比により、この棘の鋭さがますます強調される。宮部氏の小説には、いつもゾクッとさせられる。

「今回は宮部小説恒例の『胸くそ悪くなる極悪人』は出てこないのかなあ。ちょっと残念」
と思わせておいて、最後にぎゃふん。鮮やか。

《あらすじ》
 杉村の義父の運転手が自転車にぶつかられて死亡。その犯人を探る過程で、杉村は亡くなった運転手の娘二人とかかわることになる。彼女らの人生の原点をたどる過程と、自転車事故の犯人捜しが並行して進んでゆく。



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2017年2月12日日曜日

【中央競馬予想の回顧】京都記念、共同通信杯、クイーンC、洛陽S(2017)

 今週は京都記念。
 ◎ヤマカツライデンは-10 kgと絞ってきた。いい感じだ。レースでは予定通りハナを切り、大逃げを打った。しかし、4コーナーで後続に詰め寄られると、ラスト200 mでギブアップ。7着に沈んだ。この相手では荷が重かった。
 勝ったのはサトノクラウンスマートレイアーマカヒキとの叩き合いを制して連覇を達成した。2着にスマートレイアーが残ったのは立派。まだやれそうだ。
 注目のマカヒキは3着。4コーナーで前に取りついたときは突き抜けそうな手応えだったのだが、意外に伸びを欠いた。馬場が応えたのだろうが、それにしても案外。

 東京では共同通信杯。
 ◎ムーヴザワールドは4、5番手。直線ではスムーズに進路を確保して、あとは伸びるだけだったのだが、同じ位置にいた勝ち馬には完全に切れ負け。2着のエトルディーニュにも残られて3着まで。勝ち馬には完敗と言える内容だった。賞金の加算にも失敗。
 勝ったのはスワーヴリチャードムーヴザワールドと同じような位置取りで、残り400 mでも持ったまま。追い出すと一気に突き抜けて2馬身半差の完勝。クラシックが楽しみだ。先日、サトノアレスが戸崎騎手でクラシックに向かうことが発表されたが、四位騎手が降ろされたというよりも、四位騎手がこの馬を選んだのかもしれない。

 土曜はクイーンC。
 ◎フローレスマジックは+18 kgでいい馬体に見えた。中団から進め、直線入り口では内に押し込められたが、外に出して進路を確保。真横にいたアドマイヤミヤビとの一騎打ちかと思いきや、アドマイヤミヤビにはあっさり突き放され、2着のアエロリットにも残られて3着。完敗。
 アドマイヤミヤビは最速の上がりで突き抜けて完勝。ソウルスターリングとの対決が楽しみだ。

 京都では洛陽S。
 ◎ケントオーは中団から脚を伸ばしたが、大接戦の2着争いにハナ差敗れて3着。

 今週は4戦0勝。2017年は出足からおおいに躓いている…。

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2017年2月11日土曜日

【書評】山梨明子『暮らしを彩る和紙オリガミ』(実務教育出版)

和紙で折るとあら不思議


 何を隠そう(隠してないけど)、わが息子(年長組、6歳、もうすぐ1年生)は大の折り紙好き。好きなだけでなくかなり得意で、けっこう難しいものでも、本を見ながら一人で折ってしまう。なので、本書が届いたときには大喜び。さっそく折ってみた。
 選んだのは「ハスの花皿」。レベルは3段階中の2番目だ。それほど苦労することもなく、父子とも順調に折り進める。しかし
「余裕やな」
と油断したのが悪かったのか、最後にぐるっと裏返すところで苦戦した。何とか作り終えたが、見本のような出来栄えとはいかなかった(そりゃそうか)。

ハスの花皿。あまりハスっぽくないような…

 本書の特長は、何といっても和紙の折り紙がついているところ。いまどき折り紙といえば洋紙が普通だが、本書は和紙で折るのを前提とした作品が紹介されている。箸置きやお皿など食卓で使うものから、アクセサリーまで、和テイストのものがずらりと並ぶ。暖かみがある、ほっこりした雰囲気になるのが和紙パワーなのだろう。洋紙で折った道具箱と比べてみてほしい。

和紙と洋紙の違い

 しかし息子は「やっぱ恐竜のほうがええなあ」だそうだ。確かに本書は大人向けだね。

息子の作ったステゴサウルス



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【中央競馬予想と与太話】京都記念、共同通信杯(2017)~ダートの共同通信杯~

 今週は西で京都記念、東で共同通信杯が行われる。
 共同通信杯はここ5年で4頭の皐月賞馬と2頭のダービー馬を輩出するという「超」出世レース。以前は弥生賞がクラシックとの結びつきが強かったが、それをしのいで現在はこのレースがナンバーワンと言ってよいだろう。
 歴代勝ち馬を見ていると「あれっ?」と思うのが1998年。この年だけなぜかダートで行われたのだ。その原因は雪。かなりの降雪があり、この日の芝のレースはダートに変更になった。
 このときの勝ち馬がエルコンドルパサー。デビュー戦、2戦目とダートで圧勝し、初めて芝を走るのがこのレースのはずだったのだが、ダートになってしまった。そうなると人気を集めるのは当然で、1.2倍の圧倒的人気に応えて圧勝した。その後は芝に転向して華々しい競走成績を残したのは周知の通り。ダート路線も充実している現在なら、ずっとダートを走っていたかもしれない。

エルコンドルパサー。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 今年も素質馬が集まった。そのなかから本命は◎ムーヴザワールド。前走はクビ、ハナ差の3着で賞金加算に失敗。まだ1勝馬なので、ここは何としてでも賞金を加えてクラシックへの出走権を確保したい。その気持ちも加味しての本命。
 推奨穴馬はアサギリジョー。強敵相手に善戦している。

 京都記念は思い切って◎ヤマカツライデンを狙う。スイスイ行けそう。

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2017年2月10日金曜日

【中央競馬予想と与太話】クイーンC、洛陽S(2017)~母父としてブレイクした名馬の血~

 今週もまた雪の予報。私は大津から京都に通勤しているので、職場は降っていないが自宅は降っている状態。ちょっとげんなりだ。
 そんな土曜は東京でクイーンカップが組まれており、京都のメインは洛陽ステークス。
 クイーンCは今回で52回目を迎える、意外に歴史のあるレースだ。この時期の3歳中距離重賞のレベルが上がっているのは牡馬と同様で、近年は続々とGI馬を排出している。
 歴代勝ち馬の中で印象に残っているのがエイダイクイン。メジロマックイーンの初年度産駒で、この馬が出てきたときにはマックイーンが種牡馬として成功することは間違いないと思ったのだが、そうはならなかった。
 しかしその後、メジロマックイーンは母の父としてドリームジャーニー、オルフェーヴルの兄弟とゴールドシップを排出した。父系が断たれたのは残念だが、その血は脈々と受け継がれていくことだろう。

エイダイクイン。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 フルゲートの16頭が揃った。この時期の重賞で4頭も除外馬が出るのは珍しい気がする。
 本命は◎フローレスマジック。前走はGI 2着馬のリスグラシューには届かなかったが、最速の上がりで半馬身差まで詰め寄り、3着には3馬身半の差をつけた。府中の1600 mは走り慣れた舞台。アドマイヤミヤビを選んだルメール騎手をギャフンと言わせてほしい。
 推奨穴馬はアエロリット。穴というほどではないが、人気の盲点になりそう。あと、1戦1勝の4頭は押さえておきたい。中でも気になるのはセイウンキラビヤカ

 洛陽Sは◎ケントオーを狙う。前走は着順こそ悪いが、それほど負けていない。重馬場適性を見込んでの本命。

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2017年2月9日木曜日

年長組の息子の音楽発表会、小3の娘の学習参観(2017)

【幼児音楽フェスティバル滋賀県大会】
 1月末に、息子(年長組、6歳)の音楽発表会があった。息子のこども園は毎年「幼児音楽フェスティバル滋賀県大会」というのに参加している。滋賀県内の六つの保育園が集まり、音楽の演奏やダンスを披露するもので、今回で14回目とのこと。

滋賀報知新聞の記事

 息子の園はアフリカンシンフォニー、カーペンターズメドレー、情熱大陸を演奏した。息子は情熱大陸ではハイハット(シンバル系)を担当して楽しかったそうだ。人数も多く、なかなかの迫力。私はカーペンターズは好きなので、しみじみした。
 午後はアニメヒットメドレーで鼓隊を披露。息子はトリオという太鼓を担当。これはなかなか目立つ役でかっこよかった。最後はビシッと敬礼を決めて退場。いつの間にこんなことができるようになっていたのだろうか。大きくなったものだ。写真撮影厳禁なので写真がないのが残念…。

トリオ。子ども用の楽器のようだ

 他の園の発表もかなりの出来映え。先生がいっさい入らずに、園児だけで和太鼓を演奏した園には特に驚いた。今年も元気をもらいました。

 いまは最上級生だが、4月からはいちばん下っ端に逆戻り。それまであと数ヶ月、楽しい思い出を作ってください。


【学習参観】
 2月上旬には娘(小学3年生、9歳)の学習参観。役所に行くため1日有休を取る必要があったので、どうせならと参観の日にあわせて休んだ。参観の内容は、生徒たちが二人以上で一組になって、何かしらの発表をするというもの。テーマは「社会・総合」、「リコーダー」、「百人一首」、「3年生で頑張ったこと、4年生で頑張りたいこと」の三つ。好きなテーマを一つ選び、だれかとペア(またはトリオ)になって発表する。
 娘はリコーダーを選び、仲良しの子と二人でエーデルワイスの合奏などを披露した。二人で同じメロディーを吹くのではなく、合奏になっている部分もあり、なかなか高度だった。間違えずに上手にできました。娘はまだドの音が上手に出ないのだが、エーデルワイスはドがないので大丈夫だったらしい(笑)。

リコーダーで合奏。上手にできました

 リコーダーを選んだのは二組のみと人気薄だったが、みんなと違うことをやってみるのはよいことだ。「頑張り」を選んだ生徒が圧倒的に多かった。
 最後はクラス全員で合唱とリコーダを披露して終了。このクラスもあと1カ月と少し。次はどんなクラスになるのだろうか。
 担任の先生には2年続けてお世話になっている。2年間ありがとうございました。

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2017年2月5日日曜日

【お父さんの週末料理】2017年2月4、5日~豪華、但馬牛のステーキ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 2月4日(土) 

◆昼ご飯◆
 この日は歯医者があったので、娘と二人で買い物に。娘が選んだ「本日の魚」はブリ。養殖物で少し高かったのだが、贅沢にも4切れを購入。塩焼きにして食べた。ちょっと塩辛かったが、寒ブリは絶品。
 他はサラダ、和風スープ、ブリの刺身、炊き込みご飯。刺身ももちろん超美味。

ブリは今が旬

◆晩ご飯◆
 ふるさと納税で申し込んだ但馬牛のステーキが登場! 兵庫県朝来市の返礼品だ。和牛のステーキを家で焼くのは初めてだろうと思う。前日から冷蔵庫で解凍し、準備は万端。ミディアムレアに上手に焼けた。いやあ、美味かった。家族一同大満足。肉を食べると元気が出る。
 他はサラダ、和風スープ、炊き込みご飯。

こういう状態で送られてきた

われながら上手に焼けた。家族みんな大満足

 2月5日(日) 

◆昼ご飯◆
 「今週の魚」第2弾はイワシ。この前も食べたばかりなのだが、安くて美味しいのでついつい買ってしまう。小麦粉とカレー粉をまぶして揚げ焼きに(辛いのが苦手な娘はカレー粉はナシ)。バローのイワシは上手に開いてあって食べやすい。いつも好評。
 他はサラダ、うどん、納豆。

いつも好評のイワシ

◆晩ご飯◆
 パリパリチキンを焼いた。鶏もも肉を鍋などでギュウッと押さえつけながら焼くと、パリッとジューシーに仕上がる。甜麺醤、醤油、マヨネーズ、五香粉(ウーシャンフェン)を混ぜた特製ソースをつけると、これがまた好評。弁当用にと思って、もも肉2枚を焼いたのだが、ほとんど食べ尽くしてしまった。
 他はサラダ、うどん。

パリパリチキン。ほとんど食べ尽くした

◆番外編◆
 娘がどこで聞いてきたのか「ポップコーンを家で作ってみたい」というのでやってみた。フライパンにトウモロコシの種を入れ、サラダ油を絡ませて、塩を振って蓋をして加熱。2~3分ほどで
「ポンポン」
と音がしはじめる。なるほど、なかなか楽しい。娘が作ってくれた。まだ残っているので、近いうちにまたやろう。

ポップコーンを作るのは楽しかった

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【中央競馬予想の回顧】きさらぎ賞、東京新聞杯、大和S(2017)

 今週はきさらぎ賞。
 ◎サトノアーサーは予想通り単勝1倍台。雨が降り、レースは重馬場で行われた。サトノアーサーは後方でやや行きたがっている。4コーナーで前にとりついたが、なかなかエンジンがかからない。最後はそれなりに追い上げたが、1馬身3/4差の2着が精一杯。馬場も応えたのだろうが、距離ももっとあるほうがよいのかもしれない。
 勝ったのは逃げたアメリカズカップ。前走の惨敗と12 kgの馬体減で人気を落としていたが、出し抜けを食らわせて見事に穴を開けた。
 馬券はサトノアーサータガノアシュラの2頭軸で勝負していたためハズレ。タガノアシュラはハナは切ったが4コーナーですでに手応えがなく実質最下位に終わった。この程度の馬だったのか、ムラ駆けなのか。いずれにしろ惨敗。

 東京では東京新聞杯。
 ◎ヤングマンパワーは3番手を追走。持ったままで直線を向いたのだが、追い出してもそれほど伸びず、6着。前有利の流れだっただけに不甲斐なかった。瞬発力勝負は向かないようだ。
 勝ったのは逃げたブラックスピネル。どの馬が行くんだろうと思っていたら、この馬がポンと出て超スローに落としてそのまま逃げ切ってしまった。デムーロマジックが炸裂。

 土曜は京都で大和S。
 ◎スミレは2.5倍と抜けた1番人気。ここまで人気するとは思わなかった。レースでは後方から外に出したが全く見せ場がなく、12着に惨敗。アクシデントがあったか。

 今週は3戦0勝。先週の勝ち分をはき出してしまった…。

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2017年2月4日土曜日

【中央競馬予想と与太話】きさらぎ賞、東京新聞杯(2017)~存在感アップ~

 今週は西できさらぎ賞が、東で東京新聞杯が組まれている。
 きさらぎ賞は、以前はクラシックとは結びつかない冬の重賞だったのだが、どんどん存在感が増しているレース。一昨年はルージュバック、昨年はサトノダイヤモンドという評判馬が勝利を収めた。共同通信杯も同様で、この時期の3歳重賞の重要性が増している。
 これは近年、有力馬がこの時期に重賞を使って、トライアルを経ずに本番へ直行するケースが増えているためだ。調教技術が進歩し、レースを使わなくても十分に仕上げられるようになったのだろう。最近は長期休養明けの馬がよく走ることとも無関係ではあるまい。

 レースにいってみたい。
 8頭立てと少頭数になった。本命は人気でも◎サトノアーサー。ここまで2戦2勝。初戦こそ辛勝だったが、2戦目は軽くひとまくりで3馬身半差をつけた。レースのレベルにはやや疑問だが、鮮やかな勝ちっぷりだった。ここは通過点。心配は道悪。
 相手探しが悩ましい。前走が「期待してたのに、サッパリ…」という馬が多く、難解だ。相手筆頭は○タガノアシュラ。ハナを切った2戦はともに圧勝、行けなかった2戦はともに惨敗という分かりやすい馬。岩田騎手が逃げを宣言しているここは好勝負。
 少頭数でもあり、推奨穴馬はなし。

 東京新聞杯は◎ヤングマンパワーが本命。前走はGIだったにしても負けすぎだが、輸送でイレ込んだのが応えたよう。輸送の短い東京なら見直し。

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2017年2月3日金曜日

【中央競馬予想と与太話】大和ステークス(2017)~奈良が先か日本が先か~

 今週から2月に入った。もう1年の12分の1が終わってしまったということだ。早いなあ。
 そんな土曜の京都メインは大和S。レース名の大和は日本ではなく、奈良を表している。大和魂の大和ではなく、大和盆地の大和だということだ。
 このように大和という言葉には「日本」を表す場合と「奈良」を表す場合があるが、どちらが先でどちらが後なのだろうか。今週もグーグル先生に聞いてみると…ありました。ウィキペディアによると、奈良のほうが先だそうだ。

元々はヤマト王権の本拠地である奈良盆地の東南地域が、大和(やまと)と呼称されていた。その後、ヤマト王権が奈良盆地一帯や河内方面までを支配するようになると、その地域(後の近畿・畿内)もまた大和と呼ばれるようになった。そして、ヤマト王権の本拠が所在した奈良盆地周辺を範囲とする令制国を大和国とした。さらには、同王権の支配・制圧が日本列島の大半(東北地方南部から九州南部まで)にまで及ぶに至り、それらを総称して大和と呼ばれるようになった。こうして日本列島、つまり日本国の別名として大和が使用されるようになった。

 神武東征で神武天皇が宮崎から向かった先が大和である。なぜ大和の地が古代日本の政治的中心地になったのだろうか。

 レースにいってみたい。
 ダート1200 mのオープン特別にフルゲートの16頭が揃った。本命は◎スミレ。昨春にダート路線に転向してからは3-0-1-2と堅実に走っている。唯一大きく崩れたのはユニコーンSのみ。このレースは距離も相手も悪かった。ここ2走は京都に遠征して2連勝で、京都のダートは3戦3勝の好相性だ。人気でも。
 推奨穴馬はしいてあげるならアットウィル。7歳にして初ダート。54 kgは恵まれた。

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2017年2月2日木曜日

【書評】マット・リドレー『赤の女王─性と人の進化─』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

硬派な科学読み物だが、意外にもモテるためのヒントが満載


 ダーウィンが進化という概念を発表し、メンデルが遺伝という現象を実験的に証明し、ワトソンとクリックが遺伝子の実体がDNAであることを示し、ヒトも動物の一種だということは誰も疑わなくなった。
 しかし、ヒトは進化の過程で脳を巨大化させ、理性や言語を持つようになったので、学習によって多くを学んで自らの行動を制御する。すなわち、本能を抑えて生活している。この点で、ヒトは他の動物とは一線を画した存在であると考えられてきた。理性を持つヒトを、理性を持たない動物と同じにはできないというわけだ。
 ところが最近は、ヒトもほとんど本能的に生きている動物であり、社会や文化から学習した、後天的に得た知識に則って行動しているわけではないことが分かってきた。あえて言うなら、ヒトとは「学習するという本能を持った動物」なのであり、学習(後天的)と本能(先天的)とはどちらかに分けられるものではなく、表裏一体なのだ。

 その本能を形成するのに大きな役割を果たしてきたのが「性淘汰」であるというのが本書の主張だ。ダーウィンは適者生存という概念を主張し、最も適した個体の性質が受け継がれていくと考えた。しかし、それでは説明のできないことがたくさんある。その代表例が雄のクジャクの羽である。生存するためにはおよそ無駄で邪魔なばかりか、敵に見つかりやすくなる、あの派手な羽。なぜクジャクの羽があのように派手に進化したのだろうか。
 性淘汰の考えを用いると、これがうまく説明できる。何かのきっかけで雌が派手な羽の雄を好むようになると、派手な羽の雄が子をもうけるチャンスが増える。その結果、派手な羽の遺伝子がどんどん進化する。しかし
「でも、派手な羽が生存に不利なら、生存に有利な特徴(たとえば足が速いとか)を持つ雄を選ぶ雌が出てきて、結局はそちらが勝つのでは?」
という疑問が湧いてくる。それに対しては、次のように説明される。たとえ足が速い雄を選んだ雌がいたとしても、その子ども(雄)の羽はおそらくそれほど派手ではない。その結果、子どもはよい雌に選ばれず、よい子をもうけることができない。よって足の速い遺伝子よりも、派手な羽の遺伝子のほうがどんどん進化していく、というわけだ。
 以上の説明には穴も多いが、本書ではさらに強固に論陣を張っている。納得いかない方は本書を読んでほしい。

 こんな調子で、性淘汰がヒトのさまざまな行動や好みを形成してきたことが説明される。40代の女性よりも20代の女性のほうがモテるのはなぜか。不倫はなぜ万国共通なのか。モデルはなぜ「ボン、キュッ、ボン」なのか。カローラに乗るよりもベンツに乗るほうがなぜ女性を呼び止められる確率が高いのか。なるほど納得だ。

 科学読み物としてももちろん面白いのだが、もう一つ特徴はモテるためのヒントが満載されていること。長い進化の過程で形成された本能を刺激されれば、あの子もあの人も落ちるに違いない(?)。私の場合、この歳になってモテモテになっても困るんだけど…。



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