今週から3月。気温が上がると同時にトライアルレースも始まり、春めいてきた。そんな土曜は阪神でチューリップ賞が、中山でオーシャンステークスが組まれている。
チューリップ賞のときに、毎年書いていたのが
「なんでGIIIやねん」
ということ。JRAがこの私の声に耳を傾けたのか(違うと思う)、今年からGIIに昇格した。代わりに、来週のフィリーズRはGIIIにしてもよいような気もするが、下げるというのはなかなか難しいのかもしれない。
このチューリップ賞、今回で25回目と意外に歴史は浅いが、これは重賞になってから25回という意味で、それ以前はオープン特別だった。
重賞に昇格して初めてのレースは、中京で行われた。その1994年の勝ち馬がアグネスパレード。アグネス-長浜厩舎-河内騎手の黄金トリオの一頭だ。アグネスの馬も見かけなくなり、長浜師も引退したいまとなっては、懐かしい。
アグネスパレードは、2戦1勝で迎えたチューリップ賞で、後の桜花賞馬オグリローマンを破って見事に勝利。しかしその後は、GIや重賞で善戦はするものの勝ちきれず。このレースが最後の勝ち鞍になってしまった。産駒が2頭しか残っていないので、早世したのかもしれない。
レースにいってみたい。
10頭立ての少頭数だが、まれに見る豪華メンバー。前年の2歳GIの1~3着馬が勢揃いした。記憶にないパターンだ。
本命は◎リリーノーブル。そのGIで2着した馬だ。レースでは、中1週の厳しいローテをものともせず、3/4馬身差の2着に頑張った。500 kg近い大型馬だが、先週に坂路で好時計を出したように、態勢は整ったと見た。逆転へ。
推奨穴馬はサラキア…と思っていたら、人気のようだ。堅く収まりそう。
オーシャンSは◎ビップライブリーが本命。中山は合いそう。内を抜けてきてほしい。
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