2014年3月14日金曜日

2014 中日新聞杯、ポラリスS 予想と与太話

 先日、JRAから、払い戻し率の変更の発表があった。大雑把に言うと、枠連、馬連、ワイドはアップ、3連単がダウン、その他は据え置き、という内容である。私は馬連、ワイドを中心に馬券を買うのでウハウハである。とはいえ、馬券を当てないことには恩恵にはあずかれない。バシバシ当てていきたいものだ。

 そんな土曜は中京競馬が開幕し、中日新聞杯が行われる。一方、阪神のメインレースはポラリスS。阪神・中山開催の途中に中京が開幕するという妙な日程にも少し慣れてきた。とはいえ、分かりにくいことに変わりはない。できればやめてほしいなあ。

 中日新聞杯は、昨年からこの時期に移ってきた。それ以前は、この時期には中京記念が組まれていたのだが、夏に移ってサマーマイルSに組み込まれた。なぜこんな玉突きのようなことをするのかよく分からない。中日新聞杯を夏に持っていけば話は単純だったと思うのだが…。スポンサーがらみの事情でもあるのだろうか。

 レースにいってみたい。このレース、中京記念だった時代から、とにかくよく荒れる。昨年は久しぶりに平穏に収まったが、その流れが今年も続くのだろうか。
 普通にいけばアンコイルドが一枚上だが、荒れるという見立てで、本命は◎ラブリーデイ。池江厩舎の関脇的な立場の馬である。前走の有馬記念こそ歯が立たなかったが、2、3走前は重賞で2着。中京2000 mも前々走で克服済み、休み明けも苦にしない。ペドロサ騎手に初重賞(もしかしたら、初勝利)をプレゼントしてほしい。
 推奨穴馬はちょっと多めの3頭。老いて盛んなトウカイパラダイスアロマカフェに、差のない競馬を続けているブレイズアトレイル

 ポラリスSはキョウワダッフィー。56 kgは少し見込まれたが、安定感を買う。

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2014年3月9日日曜日

予想の回顧 弥生賞、チューリップ賞、オーシャンS 2014

 日曜は中山で弥生賞。
 ◎トゥザワールドは中団やや後ろでピタリと折り合う。お利口さんな馬だ。3、4コーナーでは外をマクり、直線入り口で早くも先頭に立ち、どんどんリードを広げる。楽勝体勢に入ったと思いきや、飛んできたのがワンアンドオンリー。最後はハナ差でトゥザワールドがしのいだ。
 トゥザワールドが最後に詰め寄られたのは、早く抜け出しすぎたためだろう。着差以上の強さだったと思う。
 とはいえ、最速の上がりで追い込んできたワンアンドオンリーも立派。昨年のラジオNIKKEI杯2歳Sのレベルが低くはなかったことを示した。
 馬券は、ラジオNIKKEI杯組を軽視していたため、ハズレ。

 土曜の阪神メインはチューリップ賞。
 ◎ハープスターは後方2番手をのんびり追走。3コーナー過ぎから仕掛け、予定通り大外を回って直線へ。追い出されると一気に前を抜き去って、2馬身半差の完勝。ここでは力が違った。
 確かに今回は完勝だったが、この競馬でいつまで通用するか。同厩の先輩、ブエナビスタを思い出す。ブエナビスタも3歳春までは後方一気の競馬でGIを三つ勝ったが、その後は取りこぼしが続き、鞍上を変えて脚質転換を図った。ハープスターも、いずれはそうする日が来るだろうと思う。松田博師は、牝馬には競馬を教えないというポリシーでもあるのだろうか。
 2着に相手本線のヌーヴォレコルトが入ってくれたお陰で、安かったが馬連を取った。

 オーシャンSは◎ハクサンムーンが予定通りハナへ。楽な手応えで4コーナーを回った時点で勝負あったと思ったのだが、取らぬ狸の皮算用だった。追い出されても反応せず、13着に沈んだ。休み明けのポカか、それとも力が落ちたのか。次走の取捨選択が難しい。
 勝ったのはスマートオリオン。想定段階では相手筆頭候補だったのだが、中山1200 mで不利な内枠を引いたので蹴飛ばしていた。内をスルスルと突き抜けたノリマジックに、またもしてやられた。
 横山典騎手はここ4週間で三つ目の重賞勝ち。新たな境地にでも達したのだろうか。

 今週は3戦1勝で1勝も本命馬券。最終馬連の恩恵もなく、トータルもイマイチの結果に終わった。開催が替わってツキも変わってしまったか。巻き返しを図りたい。

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2014年3月8日土曜日

2014 弥生賞 予想と与太話

 今週は中山で弥生賞。皐月賞のメイントライアルレースなのだが、ここ数年、本番との結びつきが薄い。昨年は、ここをステップにしたキズナとエピファネイアがダービーで1、2着したのだが、このレースでは5着と4着に敗れている。昔の「クラシックへの王道」という印象とは異なり、つかみ所のないレースになってきたように思う。

 レースにいってみたい。
 今年の牡馬クラシック戦線は、今のところラジオNIKKEI杯と朝日杯組の前評判が高くない。こんな年は記憶にない。そしてこのレースに、ラジオNIKKEI杯の1、2着馬が登場する。この2頭が今回どれくらい走るかで、ラジオNIKKEI杯のレースのレベルがほぼ判明するだろう。そういう意味でも要注目のレースだ。

 本命は◎トゥザワールド。前評判の高い「別路線組」の一頭だ。ここまで戦ってきた相手が比較的軽く
「実はそれほど強くなかった」
という可能性はあるが、相手にも恵まれたここは通過点にしてほしい。
 相手はキングスオブザサン、アデイインザライフ、イタリアンネオの3頭を中心に。推奨穴馬はアグネスドリーム。スイスイ行ってしまう場面がないか。

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2014年3月7日金曜日

2014 チューリップ賞、オーシャンS 予想と与太話

 今週末はずいぶん冷えるらしい。三寒四温で徐々に暖かくなっていくのだろう。競馬もクラシックのトライアルがスタート。春が近づいてきたのを感じる。

 そんな土曜の阪神メインはチューリップ賞。桜花賞に直結するレースだ。
 ところでチューリップといえば、チューリップの唐揚げである。

チューリップ唐揚げ

このチューリップの唐揚げは、鶏肉のどの部分かご存じだろうか? 恥ずかしながら、私はついこの前まで知らなかった。漠然と、鶏もも肉と思っていたのだが、よく考えればももの骨があんなに細いわけがない。正解はこれ。

手羽中

 手羽中である。手羽中の肉をまくり上げ、それを揚げるのだそうだ。

 料理の話はこれくらいにしておきたい。
 チューリップ賞は阪神改修以降、毎年、前年の2歳チャンピオンが出走して3-2-1-1と好成績を残していた。しかし、今年はレッドリヴェールがここを使わないので、この記録が途絶える。ちょっと残念だ。
 代わりに登場するのが、そのレッドリヴェールとハナ差の大接戦を演じた◎ハープスター。その前走は後方から猛然と追い込み、負けて強しの内容だった。相手にも恵まれたここは、無理に逆らう必要はなかろう。
 少し気になるのは、ここ2年、1番人気が連対していないところ。先にも書いたように、阪神改修後は前年の2歳女王が出走し、1番人気に応えてきたのだが、一昨年のレーヴディソールがはじめて連を外し(3着)、昨年は1番人気のレッドオーヴァルが7着、2歳女王のローブティサージュは9着に敗れている。傾向が変わってきているのかもしれない。
 また若い牝馬は、突然走らなくなることがある。機嫌を損ねるとダメなのだそうだ。トールポピーがそんな感じだったような。念のため、馬券はタテ目も押さえておきたい。

 本命が人気馬なので、相手は絞りたい。良馬場で見直したいマラムデール、底を見せていないヌーヴォレコルトを厚めに押さえる。
 推奨穴馬はプリモンディアル。良馬場でさらに。

 オーシャンSも◎ハクサンムーンで仕方なし。スタートさえ決まれば。

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2014年3月4日火曜日

娘(年長組)と息子(3歳児組)の生活発表会

 娘(年長組、もうすぐ小学生)と息子(3歳児組、来春から年少組)がお世話になっている保育園では、毎年、生活発表会なるものがある。いわゆる発表会だ。
 昨年、はじめて見に行った。行く前は
「自分の子どもの発表だけでいいのに」
と、あまり乗り気ではなかったのだが、子どもたちが一生懸命に演技する姿を見て元気をもらった。今年はどんな発表をしてくれるのだろうか。
 娘によると、年が明けてからは、この発表会に向けて毎日、血のにじむような(ウソです)練習をこなしてきたそうだ。

 まずは息子のダンス。「きどりっこカメさん」という歌に合わせたダンスを披露した。3歳児クラスだと、ただ突っ立っている子も多い。昨年は慣れない雰囲気に泣いてしまう子もいたように思うのだが、今年はそういう子はいなかった。優秀な(?)学年なのだろうか。わが息子は、4月生まれということもあり、ずいぶん上手に踊っていた。よくできました。


 娘の出番は後半戦。年中組や年長組になると、何種類かのダンスがあり、そのうちの一つに参加する。娘はバレリーナの一員として登場したのだが、本人は別のダンス(何かは忘れた)がよかったらしい。子どもでも、隣の芝は青く見えるものなのだろうか。
 年長組ともなると、みんな真剣だ。特に女の子は、ポーズをバッチリ決めてくる。


 中には「楽しくて仕方ない」とばかりにニコニコしながら踊っている子もいるのだが、たいていの子は緊張感を漂わせている。娘は後者だ。
 娘は発表会前にインフルエンザにかかり、最後の数日は練習できなかったのだが、そのハンデを感じさせないダンスを見せてくれた。よくできました。

 最後は学年ごとに音楽の発表。息子は歌とマラカスを披露した。大きな声で一生懸命歌っていた。


 娘は先日の音楽フェスティバルのために練習した、アフリカンシンフォニー、宮崎アニメメドレー、エーデルワイス、蛍の光を演奏した。音楽発表会に力を入れている保育園でもあり、なかなかの迫力だ。娘は、担当のピアニカを(たぶん)上手に演奏した。


 娘は、保育園では最後の発表会だった。今回は主役だったが、春になれば下っ端に逆戻りだ。保育園生活もあと1カ月。楽しい思い出を作ってほしい。
 先生方にもいろいろお世話になりました。あまり世話のかからない子だったと思うのだが、それは親のひいき目だろうか?

 自分の子ども以外のものでは、年少組の「カエルさん」の発表がよかった。保育園の発表は、簡単なモチーフのほうが魅力が伝わるように思う。

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2014年3月2日日曜日

予想の回顧 阪急杯、中山記念、アーリントンC 2014

 日曜の阪神メインは阪急杯。
 ◎ラトルスネークはまたも出遅れ…。3、4コーナーで外を回して前にとりつくが、直線はジリジリになり、6着まで。内を突いた馬が上位を占める展開では厳しかった。いつも、何か噛み合いませんなあ…。
 本命に推すのをやめたらアッサリ勝ってしまいそうで、こういう馬はなかなか見限れない。まるで、悪い女に捕まってしまったような状態だ…。

 中山では中山記念。スタートでトウケイヘイローが大きく出遅れ、スタンドがどよめく。他馬の騎手もビックリしただろう。◎ロゴタイプは5、6番手のインから。
 出遅れたトウケイヘイローが1コーナー過ぎでハナに立つという、珍しい展開に。直線までそのままの体勢で進む。直線を向き、◎ロゴタイプジャスタウェイと並ぶようにして追い出すが、アッサリ突き放される。それでも2着は確保しそうな脚色だったのだが、最後の最後にアルキメデスに差されてハナ差の3着。馬券はハズレ。
 ジャスタウェイが先行して内をズバッと突き抜けたのには驚いた。道中、ロゴタイプの近くにいたのでよく見えており
「こんなところにジャスタウェイ? アッサリ勝ってしまうやん」
と思っていたら、まさにそうなった。またもやノリマジックにしてやられた。福永騎手には悪いが、ドバイでもノリに乗ってもらうほうがよいのではないだろうか。
 ◎ロゴタイプは、休み明けでハナ差の3着。これならドバイ遠征にも楽しみがもてる。二走目の上積みに期待したい。

 土曜の阪神メインはアーリントンC。
 ◎ミッキーアイルは-6 kg。陣営は「馬体重を増やすために間隔を取った」とコメントしていたので少し心配になるが、パドックを見るとそれほどイレ込んだり細くなっているわけではなさそうなので、予定通りこの馬から勝負した。
 レースでは好発を切ってスイスイ逃げていき、3コーナーでは4~5馬身ほど後続との差を広げる。
「ちょっと行きすぎでは…」
と心配していると、4コーナーでは後ろとの差が縮まり、直線入り口では左右にフラフラする面を見せる。
「ヤバいかも…」
という不安をよそに、まっすぐ走り出してからは後続との差を広げ、3馬身半差の完勝。この相手では力が違った。NHKマイルCは東京なので、馬体の維持と輸送によるイレ込みが課題か。
 2番手争いはフェルメッツァタガノグランパに迫るが、最後は同じ脚色になり、タガノグランパが2着を確保。安かったが馬連を本線で取った。

 今週は3戦1勝だが、他のレースが散々で、最終馬連の恩恵も受けられず、トータルの収支はかなりのマイナスになった。開催が替わってガタッとこないよう、来週は巻き返したい。

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2014年3月1日土曜日

2014 阪急杯、中山記念 予想と与太話

 阪神・中山開催開幕週は、西で阪急杯、東で中山記念が組まれている。
 昨年の中山記念の予想
「中山記念は別定のGIIだが、例年、一線級の参戦はそれほど多くない。最も渋い別定GIIと独断したい」
と書いたのだが、お詫びして撤回したい。私の言葉に馬と調教師が発奮したのか、今年はGI並の好メンバーが揃った。そうではなく、ハイレベルの理由はドバイ。近年、ドバイに遠征する日本馬が飛躍的に増えている。今年はいったい何頭が出るのだろう。そのステップとして、このレースが選ばれているのだ。
 ドバイミーティングは招待レースだから、向こうから呼んでもらえないと出走できない。よって出走馬が増えているということは、ドバイで日本馬の評価が高まっているということだ。よいことである。

 レースにいってみたい。
 予想は阪急杯を中心に。高松宮記念の前哨戦が、なぜ1400 mに延長されたのかワケワカメだが、◎ラトルスネークにとっては好都合。1400 mはベストの距離だ。ここ数走、出てくるたびに本命に推しているのだが、歯がゆい結果が続いている。出遅れたり、前残りになったり、不利があったりと、どうも恵まれないのだ。だからついつい
「力さえ発揮できれば…」
と、懲りずに本命に推してしまう。今度こそ期待に応えてほしい。
 推奨穴馬は休み明け得意のバーバラマヤノリュウジン。実績馬パドトロワも怖い。

 中山記念は◎ロゴタイプを狙う。

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【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...