2012年6月10日日曜日

20121エプソムC、灘S 予想の回顧

 土曜は灘ステークス。
 本命の◎ローマンレジェンドは、人気に応えて突き抜けたが、2着のウインドミネーターは押さえておらず、ハズレ。相手を絞る必要もあったし、仕方ないということにしておこう。
 それにしてもローマンレジェンドは強かった。どこまで登り詰めるのか、楽しみだ。

 日曜はエプソムカップ。
 本命◎セクレットレーヴは、中団を追走。直線ではいい感じで外に出し、満を持して追い出したのだが、スパッとは切れず、4着まで。前が残る展開だったこともあり捉えきれなかったが、2着馬に次ぐ時計で上がってきているし、能力は見せたというところか。
 このレースに限らず、今年の3歳馬はなかなかレベルが高そうな雰囲気だ。積極的に狙っていきたい。

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2012年6月9日土曜日

2012エプソムカップ オレの予想を聞いてくれよ

 上半期のGIも再来週の宝塚記念を残すのみ。函館開催も始まり、私がいま沖縄にいることもあり、すっかり夏競馬モードだ。

 今週はエプソムカップ。こちらの出走馬も夏競馬仕様で
「ここを勝てば、秋はGI戦線に参加できるかなあ」
という感じの馬が名を連ねている。

 本命は◎セイクレットレーヴ。ここ2走はGII、GIでそれなりのところまで来ている。前走のNHKマイルでは、前残りの展開の中、最速の上がりで5着まで追い上げた。3歳馬だが、好枠を引いたし、52 kgなら勝負になる。
 推奨穴馬はヤマカツハクリュウ。ここ2走、重賞で差のない競馬をして掲示板に載っている。この相手なら。

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2012年6月8日金曜日

2012灘ステークス オレの予想を聞いてくれよ

 いきなり、また競馬カレンダーの話で恐縮だが。今週から函館開催が始まる。東京・阪神の2週目に、函館の1週目があたるというややこしさ。なぜ開催初日を揃えないのか。おそらく、函館の開催日を短くして、中央場所の日程を増やしたいという事情なのだろうが…ややこしくて仕方ない。やめてほしいものだ。

 ところで何と、いま沖縄でこの予想を書いている。ネットに接続さえできれば、日本中、いや世界中のどこからでもブログを更新できる。便利な世の中になったものだ。
 今回心配だったのは、ネット環境ではなく、沖縄で競馬ブックが入手できるかどうかだったのだが、その心配が現実となった。
 昼を過ぎてから最寄りのコンビニに競馬ブックを買いに行ったのだが、午後4時時点でまだ未入荷。最近は関西でも入荷時間がかなり遅いし、沖縄中部ならなおさらということか。
 というわけで今日は競馬ブックはあきらめ、JRAの出走表を見て予想する。

 土曜の阪神メインは灘ステークス。準オープンの一戦だが、オープン特別だった時期もあったような気がする。
 前走でこのクラスをすでに勝っている両馬(勝って同条件ってやつですな)が人気を集めそうだ。先週の競馬を見ていても、クラス再編成直後はやはり降級馬が有利。ここも、この2頭が中心か。
 その2頭の中から、私の本命はローマンレジェンド。おそらく1番人気になるのだろうが、ダート戦は4-1-0-0でパーフェクト連体。前走は休み明けにもかかわらず、このクラスのレースを勝っている。この馬を中心視せざるを得ないか。
 相手も人気だろうが、ナリタシルクロードドレミファドンを押さえるしかなかろう。
 推奨穴馬はロンギングスター

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2012年6月3日日曜日

2012安田記念、鳴尾記念 予想の回顧

 土曜は鳴尾記念。
 本命の◎ショウナンマイティは、スローペースの展開の中、後方の位置取り。
「マズいなあ…」
と思っていると、4コーナーでは大外へ。
「そりゃさすがに届かんやろ(怒)」
と諦めていたのだが、32秒台の上がりで2着まで差し込んだ。「負けて強し」とはこのことなのだろうが、もう少し前につけられないものか。馬に聞いてみないと分からないが、何か事情でもあるのだろうか。
 勝ったトゥザグローリーはGIIまでなら本当に強い。また、休み明けのほうがむしろ走る馬なのかもしれない。

 日曜は安田記念。予想通りのハイペース。本命◎ガルボはいつもよりやや後ろ、中団からレースを進める。直線では内から前にとりつきしぶとく脚を伸ばすが、1、2着馬の切れに屈し、5着まで。差し馬に展開が向いたレースだったので、健闘といえるのだろうが、馬券はハズレ。それにしても、ガルボが5番人気とは驚いた。専門紙、スポーツ紙ではほとんど印がついていなかったのに、なぜなのだろうか。
 勝ったのは予想の段階で「普通にいけばこの馬」と書いた○ストロングリターン。後方から2着馬と併せ馬のかたちで伸びてきて、見事に差し切った。
 2着のグランプリボスには驚いた。激走の要因が思いつかない。何回買っても獲れそうにないなあ…。
 また、香港馬が馬券に絡まなかったのは予想外だった。

 土曜は◎が連対、日曜は○が1着で、予想の流れはよいということにして来週に臨みたい(反省せんのか)。

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2012年6月2日土曜日

2012安田記念 オレの予想を聞いてくれよ

 今週は安田記念。安田伊左衛門さんという、中央競馬に貢献した人(JRAの初代理事長にあたる人)を記念したレースだ。有馬記念と同じですな。

 ところで、今日(土曜日)の競馬中継を見ていると、今日から「夏競馬」だというではないか。ダービーが終わって開催が変わり、新馬戦も始まって、夏競馬のスタートということらしい。しかし、まだ梅雨も来てないのに夏競馬っていわれてもなあ…。

 さて今年の安田記念。まれに見る混戦といってよいメンバー構成だ。前走や前々走で2桁着順に沈んだ馬に、そこそこ印がついていたりする。現在1番人気(何と6.9倍)のサダムパテックにしても、前走こそ鮮やかだったが、前々走は13着の惨敗。こういう臨戦過程の馬が人気するのだから、いかに軸となる馬が不在か分かるというもの。
 過去の傾向を見ても、ここ10年で1番人気は1連対(ウォッカ)で、馬連が3桁に収まったのもその年のみ。10回中5回が馬連万馬券と荒れに荒れている。今年のメンバーで、荒れないはずがないだろう、と決めてかかることにする。

 今年の出走馬を見ると、素直にいくなら○ストロングリターンを本命に推したくなる。昨年の2着馬で、前走は長期休養開けのレースを0.3秒差の4着にまとめた。上積みの見込めるここ、本命視されて当然だろう。
 しかし、上記のようにレースは荒れると読んだ以上、本命も穴馬から◎ガルボを抜擢したい。東京は2-2-1-3と得意、鞍上は天皇賞でアッといわせた石橋脩。いい枠も引いたし、前につけて内から抜け出してきてほしい。今年に入ってマイルの重賞を2勝している馬が、どうしてここまで印がないのか。激走を期待したい。
 香港馬の2頭の中では、ラッキーナインに食指が動く。日本の馬場への適性は証明済みなのが心強い。
 今週は本命が穴なので、推奨穴馬はナシ。ワイドで手広く流す予定。

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2012年6月1日金曜日

2012鳴尾記念 オレの予想を聞いてくれよ

 今週から阪神開催。夏の中京開催が阪神の後に回り、2週間前倒しになった。ややこしいなあ…。

 開幕週初日のメインレースは鳴尾記念。いつから夏になったのかと思って調べてみると、今年からだった…。上記の開催順の変更に伴い、金鯱賞と時期が入れ替わり、このレースが宝塚記念のメインステップレースとなったようだ。
 それにしてもこのレース、夏に行ったり冬に戻ったり、距離がどんどん縮まったりと、しょっちゅうレース条件が変わっている。条件が変わるレースは多いが、ここまで変化の多い重賞も珍しい。

 また、なぜ「鳴尾」などという兵庫県のマイナーな地名が重賞のレース名になっているのか疑問に思っていたのだが、その謎も解明された。その昔、阪神競馬場は鳴尾にあったそうだ。これは知らなんだ。戦前まで、鳴尾に競馬場があったらしい。

wikipedia 鳴尾競馬場

 さて今年のレース。宝塚記念の前哨戦に復帰第1回目なのに、やや小粒なメンバー構成だ。どの馬がここを勝っても、本番ではせいぜい穴人気というところか。
 その中から私の本命は◎ショウナンマイティ。2歳時から素質を評価されてきた馬が、ここに来て本格化の兆しを見せ、前走で初の重賞勝ちを飾った。それも別定GIIの大阪杯である。ここも勢いで突破すると見た。
 推奨穴馬はスマートギアダンツホウテイ。両馬とも中央の重賞ではちょっと足りない印象もあるが、このメンバーなら。

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書評 村上春樹『ノルウェイの森』(講談社文庫)

 先日、『1Q84』の文庫版の発売が開始された。
「よし、読んでみるか」
と思っていたのだが、そこでふと思いついた。
「よく考えたら『ノルウェイの森』も『海辺のカフカ』も読んでないやん」
というわけで、まずは『ノルウェイの森』から読んでみようと購入。これが面白かった。

 一人称で語られる小説でありながら、三人称的な雰囲気が漂う。それは、主人公であるワタナベの物の見方、感じ方が非常に分析的であり、そのワタナベの一人称でストーリーが語られるからである。
 序盤から中盤にかけては、淡々と話が進む。いや、淡々と進んでいるように思わされてしまう。読み終えてみると、淡々と進んでいると思っていた話の裏には、せつなく、熱く、重い感情や出来事がたくさん潜んでいたことに気づかされるのだ。
 下巻の後半は、それまでの淡々とした雰囲気が一変する。分析的に物を見て、世間や他人や自分のことを理解しているつもりだったワタナベが、自分が何も分かっていなかったことに気づき、揺れ動くためだ。
「あなた意外にいろんなこと知らないのね」
というワタナベに向けられた言葉が(違う文脈から出てきた台詞なのだが)、ワタナベのことを端的に言い表している。そう、ワタナベは、いや「僕」は何も分かってはいなかったのだ。

 40歳を前に、物事をいろいろ分かった気になって日々を淡々と送っている私にとって、グサッとくると同時に、新たな活力を与えてくれる小説だった。
「生は死と切り離されたものではなく、生は死を内包したものだ」ということを思い出させてもらった。日々に埋没していると、ついついそのことを忘れてしまう。

 本書の魅力を、本書を未読の人に伝えるのはたいへん難しい。月並みな言葉だが、まずは読んでみてほしいとしかいいようがない。
 本書を読んだ人どうしであれば、あのシーンやこのシーン、あのテーマやこのテーマについて、いくらでも語り合うことができるだろう。



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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...