2021年1月31日日曜日

【中央競馬予想の回顧】シルクロードS、根岸S、瀬戸S(2021)

 今週はシルクロードS。
 ◎ヴェスターヴァルトは好位につけた。思ったよりも前の位置取りだ。追走に苦労するかと思っていたら、いい感じだ。直線に向き、いったんは伸びかけたが、そこまで。最後はジリジリになって7着止まりだった。これが重賞の壁か。
 勝ったのはシヴァージ。外からまとめて一気にかわし去った。

 東京では根岸S。
 ◎メイショウテンスイは-6 kgと絞ってきたのは予定通り。レースでは2番手につけ、推奨穴馬のサクセスエナジーと並んで直線を向いたときは夢を見たが、坂で止まってブービーの15着に惨敗。差し馬の流れになり、前が総崩れでは厳しかった。
 勝ったのは1番人気のレッドルゼル。展開が向いたのは確かだが、力をつけている。

 土曜は瀬戸S。
 ◎ハギノリュクスは1番人気。好位で直線に入ったときは勝利を確信したが、ずるずる後退して11着に沈んだ。人気の馬でこの結果だと、がっかり感が倍増だ。
 勝ったのはウェルカムゴールドハギノリュクスと同じような位置から、こちらはしっかり粘り込んだ。

 今週は3戦0勝だったが、東京の最終レースで久しぶりに3連単が的中し、トータルはすこーしマイナス。

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【中央競馬予想と与太話】シルクロードS、根岸S(2021)~同一競争4連覇の偉業~

 今週は中京でシルクロードステークスが、東京で根岸ステークスが組まれている。シルクロードSは、1996年の創設以来、初めて京都以外の競馬場で行われる。
 ただ、オープン特別時代の1994年は阪神で行われたことがあった。そのときの勝ち馬がゴールドマウンテン。4歳夏に3連勝で条件戦を突破してオープン特別も制覇。そこから3戦足踏みして5歳になり、当時は5月に行われていたシルクロードSに出走した。
 レースでは好位から抜け出して1馬身1/4差の完勝。翌年も60 kgの斤量を背負いながら連覇を達成した。特筆すべきは、この勝利で佐山厩舎がこのレースを4連覇したこと。重賞なら大記録だっただろうが、残念ながら重賞に昇格する前だった。

ゴールドマウンテン。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。ずらりと18頭が揃った。
 本命は◎ヴェスターヴァルト。デビュー当初から素質を評価されていた馬が、3歳暮れの前走でようやく条件戦を突破。重賞に駒を進めてきた。1200 mは2歳の未勝利戦以来となるが、むしろ向いてくれないか。3-1-1-1の左回りで。
 推奨穴馬は同枠のルッジェーロ。芝でもやれる。

 根岸Sは◎メイショウテンスイが本命。叩き2走目でひと絞りがあれば。
 推奨穴馬はサクセスエナジー。中央でも。

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2021年1月30日土曜日

【中央競馬予想と与太話】瀬戸S、牛若丸ジャンプS(2021)~縁がない都市~

 コロナの第3波が終息の気配を見せ始めた。この調子で減っていってほしいものだ。
 中央競馬は今週から東京開催がスタート。中京と小倉は第1回の開催が引き続き行われる。ややこしい。
 また、中京で白梅賞が、小倉で牛若丸ジャンプSが組まれるのも珍しい。京都にゆかりのレースが各地で行われるのも、たまにはよいものだ。

 そんな土曜の中京メインは瀬戸ステークス。昨年までは瀬戸特別の名で2勝クラスだったが、今年は3勝クラスに格上げされてメインに抜擢された。
 瀬戸市は、もしかすると私は通過したこともないかもしれない。愛・地球博には行ったが瀬戸会場は訪れなかったように、何だか縁がない。妻が愛知県出身なので、帰省のついでに寄ってみようか。お薦めの場所があれば教えていただきたい。

愛・地球博のキャラクター。懐かしい

 レースにいってみたい。ダート1900 mのハンデ戦。なかなかの好メンバーだ。
 本命は◎ハギノリュクス。前走は1着馬には千切られたが、2着とはクビ差。ダートで初めて土がついたが、悲観する内容ではなかった。ひと息入れて立て直し、ここは通過点。
 推奨穴馬はタイガーインディ。ここ2走は掲示板外だが、敗因は明らか。3走前だけ走れば。

 牛若丸ジャンプステークスは◎モサに一発がないか。複勝で。

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2021年1月29日金曜日

【読書メモ】宮本輝『錦繍』(新潮文庫)

 離婚した10年後に、思いもよらない場所で再会した元夫婦。それをきっかけに手紙のやりとりが始まる。離婚で大きな傷を負った夫と妻が、往復書簡を通じて人生を見つめ直し、再構築していく。両者の心の傷が少しずつ溶けていくのが感じられる、もの悲しいが暖かい小説だ。
 タイトルの『錦繍』が作品の雰囲気を絶妙に表している。赤や黄色が入り混じった、紅葉まっ盛りの山のイメージの物語だ。

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2021年1月27日水曜日

【お父さんの週末料理】2021年1月23・24日~わが家名物シャバシャバカレー~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 土曜の昼に息子と私は外食。それ以外は家で食べた。
 写真は平日に妻が作ってくれているお弁当。

平日のお弁当

 1月23日(土) 

 息子の野球は雨で中止。娘はもともとヒマ人。
 ヒマ人になった息子を連れてバッセンに行き、帰りにラーメンを食べた。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻が鯖と納豆を出してくれた。お陰で寝坊できた。
 昼は、娘は家で豚肉を食べた。
 息子と私はバッティングセンターのついでにラーメン屋へ。浜大津の人気ラーメン店の支店が、バッセンの近くにあることが分かったのだ。

天下ご麺

 息子は「藤井家(ぼくんち)のらぁ麺」を、私は「鶏の白雪麺」をオーダー。息子がひと口食べるなり「うまっ」と大興奮。とんこつは抑えめで、醤油の旨味がグーのとんこつ醤油味だ。
 私のはややドロッとした鶏がらラーメン。天下一品に似ていると言ったら怒られるのだろうか。締めのご飯がデフォルトでついているのは珍しい。餃子も頼んで2人で分けた。
 息子は「近江塩鶏麺も気になるなあ。また行きたい」と激しく気に入った。

天下ご麺「藤井家(ぼくんち)のらぁ麺」。八朔のラーメン愛を探してより

◆晩ご飯◆
 久しぶりに、わが家名物シャバシャバカレーを作った。ルーは使わず、スパイスとカレー粉で作るのがわが家流。実は「普通のドロッとしたカレーのほうがええなあ」という声が聞こえるのだが、私の好みでシャバシャバにしている。
 不満の声がある割には、お茶漬けのようにサラサラと完食。娘もピリ辛がだいぶ普通に食べられるようになってきた。
 他はアサリの酒蒸し、サラダ、五穀米。サラダはまた娘が作ってくれた。また、息子にお米の炊き方を教えた。自分でできるようになってください。

わが家名物シャバシャバカレーとアサリの酒蒸し

 1月24日(日) 

 午前から、娘は部活、息子は室内で野球のトレーニング。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は前日に食べる予定だった鮭を焼いた。息子が鮭好きなので、一緒に買い物に行くと鮭になることが多い。
 他はサラダと五穀米。息子と私はご飯にカレーをかけた。
 昼は焼きそばを作った。3玉が一袋に入ったのを買ったら、なんだか麺がほぐれにくく、パサパサでいまいちだったような。
 他は簡単サラダ。

焼きそば。半熟卵つき

◆晩ご飯◆
 息子の好物のビーフン。豚ミンチで肉ダネを作り、半分はトマトと、もう半分はモヤシキムチと炒め合わせた。どちらかと言えばモヤシキムチバージョンに軍配。シャキシャキ感がグーらしい。
 たくさん作ったので、明日からも食べてください。
 他はサラダとスープ。サラダは今回も娘が担当。助かります。

ビーフントマトバージョン

2021年1月24日日曜日

【中央競馬予想の回顧】東海S、アメリカジョッキーCC、豊明S(2021)

 今週は東海S。
 ◎ハヤヤッコは予定通り後方から末脚にかける。直線では2番目に速い上がりで伸びたが6着まで。重賞だと展開の助けが必要なのか。
 勝ったのはオーヴェルニュ。好位から抜け出して1馬身1/4差をつけた。3連勝で重賞初制覇。

 中山ではアメリカジョッキークラブC。
 ◎ヴェルトライゼンデはあまり手応えをよく見せなかったが、直線はしぶとく伸びる。先に抜け出したアリストテレスには及ばなかったが、ラストドラフトとの2着争いをクビ差で制した。
 馬券は馬連をとったがトントン。

 土曜は豊明S。
 ◎ムーンチャイムは好位につけたが直線では失速。1番人気を裏切る6着に沈んだ。がっかり。
 勝ったのはメイショウチタン。今年の4歳馬はレベルが高そうだ。

 今週は3戦1勝で、1勝もトントンではトータルはマイナス。今年の初勝利が遠い…。

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【中央競馬予想と与太話】東海S、アメリカジョッキークラブC(2021)~手短に~

 今週は中京で東海Sが、中山でアメリカジョッキーCCが組まれている。ちょっと立て込んでいるので、今週は手短に。

 東海Sは◎ハヤヤッコが本命。重馬場適性を見込んで。
 推奨穴馬はメモリーコウ。前走は度外視できる。

 アメリカジョッキーCCは◎ヴェルトライゼンデを狙う。こちらも重馬場は得意。好枠も引いた。
 推奨穴馬はタガノディアマンテ

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2021年1月23日土曜日

【中央競馬予想と与太話】豊明ステークス(2021)~70周年間近~

 週末は雨予報。人出が減ってコロナの感染が下火になるかもしれないと、前向きに考えたい。

 そんな土曜の中京メインは豊明S。今開催の中京競馬は、淀短距離Sがメインだったり、豊明Sがメインだったり、京都から来たレースと元から中京にあったレースが入り混じっていてややこしい。
 豊明Sは例年は夏に1400 mで組まれていたが、なぜか昨年は春に1200 mで行われた。今年は1400 mに戻るようだ。

 中京競馬場は豊明市にある。1953年に完成したそうなので、2年後には70周年を迎えることになる。町制施行により豊明町が誕生したのが1957年だから、それより古い歴史をもつとは恐れ入る。早くコロナが収まり、多くの観客で湧いてほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 準オープンのハンデ戦に16頭が出走。本命は◎ムーンチャイム。なかなか勝ちきれないが、このクラスでは力上位。前走も人気を裏切る5着ながら、差はわずか。馬場が渋っても大丈夫。ここは何とか。
 推奨穴馬はシトラスノートペイシャドリーム

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2021年1月22日金曜日

【読書メモ】重松清『赤ヘル1975』(講談社文庫)

 タイトルそのまま、カープが初優勝した1975年の広島を舞台にした青春小説だ。中1男子3名が、まだ原爆の記憶が強く残る広島で友情を育む。
 友人との絆や家族の愛情を物語にうまく落とし込み、切ないながらも前向きな気持ちにさせてくれるのが重松小説。今回も元気をいただいた。

 1975年は、原爆投下から30年の節目の年でもあった。まだ「戦後」の色が濃い広島の街の様子も随所に描かれる。
 カープ好き、野球好きじゃなくても、おおいに楽しめる作品。

2021年1月18日月曜日

【お父さんの週末料理】2021年1月16・17日~偽のピザと本物のピザ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 今週も外食はしなかった。

 1月16日(土) 

 娘は午前に部活。息子の野球は雨で中止。

◆朝・昼ご飯◆
 妻が、朝は食パンと目玉焼きを、昼は豚汁と餅を出してくれた。お陰でサクッと走れた。

◆晩ご飯◆
 ちっちゃいメバルがお買い得だったので煮付けた。アサリ、おじゃがまる、コンニャクも加え、娘と私はサービスであん肝付き。息子はアサリが、娘はあん肝が気に入った。
 他はサラダ、スープ、餅。サラダは娘が担当。助かります。

メバルなどの煮付けとサラダ

 1月17日(日) 

 息子は弁当持参で朝から夕方まで野球。娘は家でテスト勉強。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻がレトルトハンバーグや卵焼きを用意してくれた。助かります。
 昼は息子はグランドで弁当。他の3人は昆布茶のパスタ。娘が食べてみたいというので、自分で作ってもらった。なかなか美味しくできたが、昆布茶の風味はそれほど感じなかったような。
 他はサラダとちくわ。ちくわは私のみ。

◆晩ご飯◆
 みんなのきょうの料理のレシピから、ピザ風ミートローフ。合い挽きではなく鶏ミンチを使い、野菜は適当にアレンジして、溶けるチーズを乗っけた。娘も息子も気に入ったが「また食べたい!」ほどではなかったようだ。
 妻が買ってきた普通のピザも焼いた。偽のピザと、本物のピザの両方を食べた(笑)。
 他はサラダとスープ。サラダは娘が作ってくれた。助かるのだが、もう少し嫌がらずにやってほしいなあ…。

ピザ風ミートローフ(偽ピザ)

普通のピザ(本物のピザ)

◆作り置き◆
 ハンバーグを作り置いた。小さいのは弁当用。娘も息子もさっそく食べて「うめえ」と舌鼓。明日からモリモリ食べてください。

作り置きのハンバーグ

2021年1月17日日曜日

【中央競馬予想の回顧】日経新春杯、京成杯、愛知杯(2021)

 今週は日経新春杯。
 ◎ダイワキャグニーミスディレクションを行かせて2番手から。いい位置に収まった。スローに落として「よしよし」という感じで直線へ。しかし、坂下で後続に飲み込まれると、12着に沈んだ。距離も長かったし、斤量も堪えたか。
 勝ったのはショウリュウイクゾ。3番手からグイグイ伸びて、格上挑戦で重賞初制覇。

 中山では京成杯。
 ◎タイソウは意外に買われて3番人気。レースでは番手につけていい感じに見えたのだが、3コーナー手前から早くも手綱が動き始め、直線でも伸びを欠いて6着。バテているわけではなく、速い脚がないのかもしれない。
 勝ったのは1番人気のグラティアス。レシステンシアの弟がクラシック戦線に乗ってきた。

 土曜は愛知杯。
 ◎サトノダムゼルは好位につけたが伸びそうで伸びず、7着。前に行った馬が総崩れのレースでは厳しかった。
 勝ったのはマジックキャッスル。前走の秋華賞の2着がフロックではなかったことを示した。

 今週は3戦0勝。他も散々で惨敗。年初から躓いた…。

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【中央競馬予想と与太話】日経新春杯、京成杯(2021)~社台ブランドの晩成馬~

 今週は中京で日経新春杯が、中山で京成杯が組まれている。両レースとも、60回を超える長い歴史を持つ。その長い歴史のなかで、日経新春杯が中京の左回りで行われるのは史上初だ。新たな歴史が刻まれるというのは大げさだろうか。

 日経新春杯が京都以外で行われたのが1980年と1994年。そのうち、1994年の勝ち馬がムッシュシェクル。当時、フランスにかぶれていた友人が肩入れしていた馬だ(笑)。
 父リアルシャダイ、母父ノーザンテーストの社台ブランドの馬で、3歳夏と遅いデビューになった。古馬になって力をつけ、本格化したのは5歳の冬。格上挑戦のアルゼンチン共和国杯を10番人気で制すると、ひと息入れて日経新春杯に出走。マーベラスクラウンやメジロパーマーを退けて重賞連覇を飾った。
 次走の阪神大賞典も完勝し期待が高まったが、天皇賞・春はビワハヤヒデ、ナリタタイシンにはかなわず、3着だった。
 晩成タイプの代表と言ってもよい馬だろう。もっと長い期間活躍していたように思っていたが、重賞で勝ち負けしていたのはほぼ半年間だったようだ。オッサンの記憶はアテにならない…。

ムッシュシェクル。競走馬のふるさと案内所より

 レースにいってみたい。人気の2頭が5枠に同居した。何かのサインなのか。
 本命はその2頭よりも斤量を背負う◎ダイワキャグニー。明けて7歳だが、追い切りで坂路を爆走したように、まだまだ元気。去勢の効果も出ている。内の先行馬が有利な中京の馬場を利して、粘り込みを期待。
 推奨穴馬はワセダインブルー。もうひと押しがあれば。

 京成杯は◎タイソウが本命。内を回りたい。

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2021年1月15日金曜日

【読書メモ】小川洋子・河合隼雄『生きるとは、自分の物語をつくること』(新潮文庫)

 作家の小川洋子氏と、心理学者の河合隼雄氏の対談集。河合氏が『博士の愛した数式』の愛読者であったことから実現した対談である。
 『博士の愛した数式』やカウンセリングを話のネタに対談は進む。『生きるとは、自分の物語をつくること』というタイトルが、対談の内容をよく表していると思う。「生きること」について真摯に向き合ってきた作家と心理学者ならではの内容だ。

 作家ならよく尋ねられるであろう「なんで小説を書くんですか?」という疑問に、小川氏は辟易していたというか、非常に困惑していたそうだ。しかしこの対談を機に、なぜ自分が書いているのかが分かり、たいへん気楽になったのだという。
 対談にカウンセリング的な効果があったのだろう。さすがは河合氏である。

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【中央競馬予想と与太話】愛知杯(2021)~秋山騎手の初重賞制覇~

 コロナの第3波が収まる気配を見せない。来週になっても感染者が減らなければ、さらに厳しい制限が課せられそうだ。そうはならないことを願いたいものだ。
 中央競馬は今週から小倉開催がスタート。中京と小倉が同時に開催されるのは珍しい。

 そんな土曜の中京メインは愛知杯。年末から年初に移り、早くも6回目となる。
 このレースは、牝馬限定戦となる前は長らくマル父限定重賞だった。その時代の勝ち馬の一頭がカネトシガバナー。いまは少なくなってしまったカネトシの馬で、アンバーシャダイを父に持つマル父馬だ。
 3歳夏に、減量のとれた秋山騎手の手綱で2、3勝目をあげると、神戸新聞杯に挑戦。キングヘイローなどを退けて、秋山騎手に重賞初制覇をプレゼントした。次走の菊花賞はセイウンスカイの8着に終わり、次に選んだのが愛知杯だった。
 レースでは秋山騎手を背にクビ、ハナ差の接戦を制して1番人気に応えた。デビュー2年目の秋山騎手の成長に、大きく貢献したと言ってよいだろう。
 その後はスランプに陥ったが、6歳で入障すると素質が開花。重賞を含む五つの勝ち鞍をあげた。平地と合わせて10勝したのだから、馬主孝行な馬だった。

カネトシガバナーと秋山騎手の名コンビ

 レースにいってみたい。牝馬のハンデ重賞に18頭が揃った。荒れないほうがおかしいとは言い過ぎか。
 本命はサトノダムゼル。明けて5歳だが、ここが9戦目と大事に使われてきた。通算成績4-2-0-2。着外の2走は秋華賞と新潟記念で、新潟記念は0.3秒差の5着。抜群の安定感だ。この相手なら。
 推奨穴馬はちょっと多めの3頭。ドナウデルタウラヌスチャームサマーセントをあげておく。

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2021年1月13日水曜日

【お父さんの週末料理】2021年1月9~11日~手巻き寿司大会アゲイン~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 成人の日の3連休。外食はしなかった。
 ふるさと納税の返礼品の鮮魚が到着。またまた手巻き寿司大会を開催した。

 1月9日(土) 

 息子は朝から弁当を持って野球。日吉大社への参拝に、私も付き合わされた…。娘はヒマ人。

◆朝・昼ご飯◆
 朝と昼は妻が作ってくれた。昼の弁当は息子はグランドで、娘と私は家で食べた。ごちそうさまでした。

平日の弁当

◆晩ご飯◆
 延期になっていた春巻き。ノーマル10本とピリ辛10本を作った。息子はピリ辛が気に入った。ピリ辛が苦手の娘も、だいぶ普通に食べられるようになってきた。よいことだ。
 他はうどん、サラダ、豚レバー。うどんは自家製。娘がタネをこしらえてくれた。サラダも娘が担当。助かります。

春巻き

 1月10日(日) 

 娘も息子も朝から練習。息子は弁当持参で夕方まで。相変わらず長い。

◆朝・昼ご飯◆
 前日にたくさん作った春巻きを朝と昼で食べた。20本を完食。朝は簡単サラダと豚レバーも食べた。
 昼は妻が春巻き入り弁当を作ってくれた。ありがとうございました。

春巻き入り弁当

◆晩ご飯◆
 夕方に鮮魚が到着。まずはイサキ1匹を塩焼きにした。ホロホロで美味しかった。
 他は鯵の刺身、サラダ、うどん。自家製うどんの残り半分を食べた。

イサキの塩焼き。ホロホロ

 1月11日(月・祝) 

 祝日には珍しく、午前中に息子の公文があった。息子は相当イヤだったらしく「ないわ~」を連発していた(笑)。ただ、やり終えると達成感があったようで、スッキリしていた。

◆朝・昼ご飯◆
 朝と昼で、ツバスの塩焼きを食べた。これはふるさと納税の鮮魚ではなく、スーパーの市販品。今週鮮魚が来るとは思っておらず、かぶってしまったのだ…。
 他は簡単サラダと餅。正月に買った餅が切れたら、子どもたちが「もう1回買いたい~」というので買い足した。

◆晩ご飯◆
 手巻き寿司大会! 小鯛1匹、鯵2匹、イサキ1匹、鯖1匹を下ろし、刺身やきずしで食べた。鯖がイマイチ人気がなく、息子は「青魚より赤魚(マグロ)のほうがええなあ~」と贅沢を言い始めた…。慣れると感激がなくなってしまうのは人間の性か…。
 他はサラダと味噌汁。サラダは娘が作ってくれた。
 返礼品の鮮魚は、次回は3月に到着する.楽しみだ。

鮮魚が到着!

下ろして刺身に

アラは骨せんべいに

頭は焼いた。墓場のようだ…

鯖の1匹は味噌煮にした

2021年1月11日月曜日

【中央競馬予想の回顧】シンザン記念、フェアリーステークス、淀短距離S(2021)

 今週はシンザン記念。
 ◎ダディーズビビッドは好発を切ったが、かかり気味。頭を上げて騎手に反抗している…。やがて折り合いがつき、直線では外に出してグイッと伸びそうな雰囲気だったが不発。11着に終わった。重賞の壁は厚かったし、距離も長かったか。
 勝ったのはピクシーナイト。あっと驚く逃げの手に出て重賞制覇。

 祝日の月曜日はフェアリーS。
 ◎クールキャットは出足がつかず後方から。向こう正面で、何を思ったかグイグイと順位を上げ、3コーナー手前でハナに立った。直線に入ってもリードを保ち「やったか」と思ったが、残り1ハロンで力尽きて10着に沈んだ。津村騎手の果敢な騎乗だったが、ちょっとやり過ぎだったか。
 勝ったのはファインルージュ。2馬身半差の完勝でクラシック候補に名乗り。

 土曜は淀短距離S。
 ◎アイラブテーラーはとんでもない大出遅れ。競馬に出遅れはつきものだが、こんなに大きな出遅れは記憶にない。これでは競馬にならず、大差のしんがり負け。
 勝ったのはトゥラヴェスーラ。好位から抜け出して1馬身半差をつけた。ムラ駆けだが能力は高い。

 今週は3戦0勝。他はポツポツ当たったが、トータルは若干のマイナス。来週は今年の初勝利といきたいものだ。

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【中央競馬予想と与太話】フェアリーステークス(2021)~ニシノフラワーと同期の快足牝馬~

 3日間開催の最終日はフェアリーS。以前は暮れの中山で1200 mの2歳重賞として行われていた。
 このレースが初めて1200 mで行われた1991年の勝ち馬がディスコホール。GIの阪神3歳牝馬Sでニシノフラワーの5着に頑張り、中2週でフェアリーSに出走した。
 レースではテン乗りの岡部幸雄騎手を背に、1番人気に応えて快勝。快足ぶりを見せつけたが、翌年の桜花賞で9着になったのを最後に引退した。ケガでもあったのだろうか。

ディスコホール。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。昨年はスマイルカナがここをステップに飛躍した。それに続く馬が出るだろうか。
 本命は◎クールキャット。新馬を勝ち直後に重賞に挑戦した前走では、ソダシの0.6秒差5着と素質の片鱗を見せた。今回人気するであろうテンハッピーバローズとは、そのレースで0.2秒差。叩き2走目の上積みと、有利な内枠で逆転へ。
 推奨穴馬は隣の枠のネクストストーリー。前走は条件戦とはいえ牡馬相手に健闘。この相手なら。

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2021年1月10日日曜日

【中央競馬予想と与太話】シンザン記念(2021)~惜しくもGIを勝てなかった良血牝馬~

 3日間開催の中日はシンザン記念。今回で55回目の節目を迎える。

 ゾロ目つながりで、第33回の勝ち馬がフサイチエアデール。サンデーサイレンスを父に持つ、良血牝馬だ。
 フサイチエアデールは、武豊騎手が4回乗ってようやく1勝目をあげると、条件戦の2着を挟んでシンザン記念に出走した。1番人気はエイシンキンボール(金の玉? すごい馬名だ…)に譲ったが、レースでは好位から抜け出して快勝。
 いまの時代なら「桜花賞へ直行!」となるところだが、4歳牝馬特別(いまのフィリーズR)を勝って桜花賞へ向かった。レースではプリモディーネの鬼脚に屈して惜しくも2着。その後もエリザベス女王杯で2年連続で2着するなど活躍したが、GIには手が届かなかった。
 母としてもGI馬のフサイチリシャールを生んだのだから立派。ビーチサンバやライラプスが母系をつないでくれるだろうか。

フサイチエアデール。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。アーモンドアイがここから飛躍したのは記憶に新しいところ。今年も大物がいるのだろうか。
 本命は◎ダディーズビビッド。馬名にいくつ点があるのだろうか。それはさておき、新馬で降した馬が次々勝ち上がっているし、前走は今回と同条件の中京1600 mで快勝。前々走は崩れたが、不良馬場のせいとしておきたい。
 推奨穴馬はワザモノ。前走は強敵相手に頑張った。ここまで人気がないとは。

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2021年1月9日土曜日

【中央競馬予想と与太話】淀短距離ステークス(2021)~オシャレな名前の快足牝馬~

 大寒波が襲来。雪は降らないようだが、キンキンに冷えた3連休となりそうだ。寒波とコロナを吹き飛ばすような大当たりといきたいものだ。

 そんな3日間開催初日の中京メインは淀短距離S。中京で「淀」の名のついたレースが行われるのも珍しい。
 このレースが京都以外で組まれるのは今世紀初。1994年に阪神で行われて以来、ずっと京都だったようだ。
 その1994年の勝ち馬がキクカダンディで、その2着に入ったのがユキミザケ。オシャレな馬名で印象に残っている馬だ。
 ユキミザケは社台RHの前身である日本ダイナーズクラブの持ち馬で、アレミロードを父に持つ短距離牝馬だった。4歳になってすぐに条件戦を卒業すると、当時は2月に組まれていたこのレースに出走。キクカダンディには逃げ切りを許したが、好位から2着に差し込んだ。その後、オープン特別で2勝をあげ、合計で七つも勝ったのだから立派だった。

 レースにいってみたい。
 18頭のフルゲートが揃った。本命は◎アイラブテーラー。昨年の勝ち馬だ。前走は9カ月の休み明けで+28 kgに加えて窮屈な競馬を強いられたにもかかわらず、タイム差なしの4着まで差してきた。叩き2走目で連覇へ。敵は56 kgの斤量か。
 推奨穴馬はロードアクア。左回りは得意。

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2021年1月7日木曜日

子どもたちの2学期と年末年始【中1の娘と小4の息子の様子】

 中1の娘と小4の息子の2学期と年末年始の様子をまとめておく。例年は別々にするのだが、今年はコロナで書くことも少ないので一つにまとめた。

◆2学期◆
 コロナの第2波が収まったタイミングで2学期がスタート。通常に近い生活が戻ってきたと思ったのも束の間、2学期が終わる頃には第3波が到来。子どもたちは可哀相だが仕方がない。3学期に休校にならないことを願うばかりだ。
 ところが、わが子たちは「もう1回、休校にならへんかなあ」などと悠長なことを言っている…。第1波のときの休校生活が楽ちんだったそうだ。
 運動会は学年単位での開催。活躍の場を奪われた息子は残念がっていた。一方、娘は「短くてええわ」と全く逆の反応…。

運動会ではソーラン節を披露した

◆成績と友人関係◆
 今年はコロナの影響で前・後期制になり、10月に前期の通知表が来た。娘も息子も大きな問題はなし。娘は上位の成績だそうだ。偉い。ただし、音楽や美術の鑑賞は低評価。親と同様、文化的な血は流れていないようだ…。
 友人関係も大きなトラブルはない。娘は一緒に登校している4人組や部活の仲間とつるんでいる。
 息子はクラスメイトに加え、野球チームにも仲のよい友だちがいる。たくさん友だちがいるのはよいことだ。ただ、いまの小学生は忙しい(息子もその一人)ので、放課後に遊ぶ相手がなかなか見つからないらしい。時代ですなあ。

◆部活と習い事◆
 娘は軟式テニス部に入っている。それほど厳しくなく、娘でも十分についていけているようだ。コロナの影響で全く見に行けないが、いちど試合を観戦したいものだ。
 Z会も引き続きやっている。スイスイと終えられるわけではないが、頑張っている。来年度からはタブレット方式に変更の予定だ。

テニスのユニフォーム。なかなかカッコいい

 息子の習い事は野球、公文、チャレンジタッチの三つ。公文とチャレンジタッチはコツコツと続けている。公文は中2の教材になり、さすがに難しくなってきてペースは落ちたが、4学年上のことをやっているのだから大したものだ。
 力を入れているのが野球。木曜夜と土・日の週3回で、土日のいずれかは朝から夕方までだ。日本の少年スポーツは時間が長い…。親の負担もかなりのものだ。
 本人よりも母親がイレ込んでおり、鬼コーチの母親にしごかれながら、自主練も頑張っている(笑)。先日は新しいバットとスパイクも買った。ボロボロになるくらい使い倒してください。

バッセンで特訓中

◆Nintendo Switch◆
 念願のスイッチを買った。私が勘違いしており、5~6万円はすると思っていたら、3万円強であることが判明。娘と息子が1万円ずつ、妻が4千円、残りを私が出して本体を購入した。
 息子はほとんどフォートナイトのみ。私には面白さがイマイチ分からないが、息子はハマっている。友だちと待ち合わせてやるのも楽しいようだ。
 娘はもっぱら「あつ森」。友だちと通信することもできるのだそうだ。
 私はマリオUにハマってしまった。一つのコースをゴールするのに何回も死ぬので、すべてクリアするには、かなりの時間がかかりそうだ…。

◆冬休みと年末年始◆
 例年はおじいちゃん、おばあちゃん(私の両親)の家に行くのだが、コロナのため今年は控えた。年が明けて感染が急拡大しているので、行かなくて正解だったのだろう。近日中に関西にも緊急事態宣言が出そうだ。
 というわけで、ほとんど外出せず、家で寝正月。ちょろちょろ買い物に行ったり、キャッチボールをしたりしながら、ダラダラと過ごした。ここまでどこにも出かけなかった年末年始も記憶にない。来年は自由に行動できるようになっていればよいが、どうなることやら。

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【読書メモ】渡辺淳子『東京近江寮食堂 青森編』(光文社文庫)

 東京近江寮食堂シリーズ第3弾。今回は青森の郷土料理がたくさん紹介される。
 滋賀から東京にやってきた妙子と、東京の下町に住む安江のオバチャン2人が営む東京近江寮食堂。タイトルにある「寮」はなくなってしまったが、食堂は絶賛営業中だ。
 前回の宮崎に続き、今回は青森出身の睦美がバイトとして加わる。常連客や新しいママさん客なども絡み、下町情緒あふれる人間関係が、滋味深い郷土料理とともに描かれる。心が満たされると同時に、食欲が刺激される作品だ。

 本作のメインメニュー(?)はイガメンチ。青森県民のふるさとの味だ。どんな料理なのかは読んでのお楽しみ。ググるのではなく、本書で知ることをぜひお薦めする。
 私としては、わが滋賀県(近江)をもっと紹介してほしいが、ここ2作はそういう路線ではなくなってしまった。次回は原点回帰で滋賀にスポットを当ててほしいなあ。

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2021年1月5日火曜日

【中央競馬予想の回顧】京都金杯、中山金杯(2020)

 今週は中京で京都金杯。
 ◎タイセイビジョンは7番人気と思った以上に人気がない。レースではかかり気味に3番手を追走。いい手応えで4コーナーを回る。これは一発があるかも。
 直線に入り、人気のピースワンパラディと併せ馬のかたちで外から伸びたが、これには切れ負けし、3着とクビ差の4着まで。もうひと伸びが足りなかった。残念。
 勝ったのは12番人気のケイデンスコール。内をスルスル抜けてきて、新潟2歳S以来の勝利で大穴を開けた。

 東では中山金杯。
 ◎ココロノトウダイは内枠からラチ沿いの先行集団へ。そのままピタッと内を回って4コーナーへ。馬場の3分どころに持ち出して進路を確保すると、人気のヒシイグアスとの叩き合いに持ち込んだ。ヒシイグアスにはクビ差及ばなかったが、2着は確保。よく頑張ってくれた。
 馬券は馬連をとってそこそこ浮いた。単勝も当たれば万々歳だったが、それは贅沢というものか。

 今週は2戦1勝。トータルはすこ~しマイナスだったが、さい先よしということにしておきたい。

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【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...