2020年12月28日月曜日

【中央競馬予想の回顧】有馬記念、ホープフルS、阪神C、中山大障害(2020)

 今週は有馬記念。
 ◎クロノジェネシスは1番人気。レースは中団後方から。スローペースなので少し心配だ。
 3コーナー手前から進出を開始すると、直線では抜群の手応えで外に持ち出す。先に抜けたフィエールマンを捉えにかかり、やはりこの2頭のマッチレースかと思ったところに飛んできたのがサラキア。最後はクロノジェネシスフィエールマンを競り落とし、サラキアの追撃をクビ差で振り切って見事に1着。人気に応えた。
 しかし、馬券はサラキアを押さえておらず、ハズレ…。穴なら牝馬とは思っていたが、外枠は軽視していた。何とも間抜けな年の締めくくりとなってしまった…。

 土曜はホープフルS。
 ◎ダノンザキッドも1番人気。レースでは好発を決めて3番手から。淡々とした流れで直線へ向き、粘るオーソクレースに手を焼いたが、最後は突き放して1馬身1/4差をつけて勝利。来年へ向けて夢の広がる快勝だった。
 馬券はオーソクレースとの馬連をとって、少し浮いた。

 阪神では阪神C。
 ◎フィアーノロマーノは中団の後ろから。前走同様、外を回して追い込みをはかったが、前走のような切れは見られず9着に惨敗。ムラ駆けなのか。
 勝ったのはダノンファンタジー。距離短縮が吉と出た。
 2着に推奨穴馬のマルターズディオサが入った。来年は活躍するかも。

 この日は中山大障害もあった。
 ◎ブライトクォーツは3番手から進めたが、前を行く2頭には離されて追いつけず、最後はタガノエスプレッソにかわされて4着。堅実さは見せたが、優勝争いには参加できなかった。
 勝ったのは1番人気のメイショウダッサイ。単勝1.7倍の圧倒的人気に応えた。オジュウチョウサンとの再戦が待たれる。

 今週は4戦1勝でトータルもマイナス。今年最後のレースの2020ファイナルSが当たったので、終わりよければすべてよしということにしておきたい…。

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2020年12月27日日曜日

【中央競馬予想と与太話】有馬記念(2020)~伝説のレースといえば~

 今週は有馬記念。もう1年の締めくくりとは早いものだ。最後くらいは勝って気持ちよく締めたい。

 有馬記念は今年で65回目の節目を迎える。
 節目つながりで、第35回の勝ち馬がオグリキャップ。引退レースを勝利で飾った、伝説のレースだ。このとき武豊騎手はテン乗りではなく、同年の安田記念(1着)についで、2回目の騎乗だった。調教に乗ったときに手前を替えるのを見て「今回は走るかも」と感じていたそうだ。
 レースでは4コーナーでマクリを決めて、メジロライアンを振り切ってゴール。オグリコールが鳴り止まなかったのは周知の通り。大川慶次郎氏の「ライアン」というささやきも印象に残るレースだ。

オグリキャップの伝説のレース。日経ビジネスより

 レースにいってみたい。
 今年はフルゲートになった。3強は不在だが、それでも目移りするメンバーだ。本命は◎クロノジェネシス。有馬記念はその年にお世話になった馬を買うレースだ。宝塚記念で今年、最も気持ちのよい的中馬券をプレゼントしてくれたこの馬から入る。道中でインをキープしたい。
 推奨穴馬はラヴズオンリーユー。上昇ムード。

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2020年12月26日土曜日

【中央競馬予想と与太話】ホープフルS、阪神C、中山大障害(2020)~2000 mでも距離不足の名ステイヤー~

 いよいよ中央競馬もラストウィーク。今年は仕事納めの後に有馬記念があり、その日が最後の開催日。この形が一番いいなあ。
 そんな有馬記念前日の土曜は、中山でホープフルステークスと中山大障害が、阪神で阪神カップが組まれている。

 このレースは、かつてはラジオたんぱ杯3歳Sというレース名だった。その時代の勝ち馬の一頭がメジロブライト。1996年の優勝馬だ。
 1-2-0-0の成績でこのレースに出走すると、松永幹夫騎手を背に2馬身差の完勝。クラシックへの夢が膨らんだが、三冠レースは4-3-3着で未勝利に終わった。
 古馬になり、河内騎手に鞍が変わると4連勝で天皇賞・春を制覇。念願のGI勝利を飾った。結局、GIはこの1勝に終わってしまったが、距離が延びれば延びるほどよいという、生粋のステイヤーだった。
 私が本命に推した天皇賞・秋(3着)の後の、河内騎手の「2000 mでも短い」というコメントには「そんなアホな」とズッこけた。また、98年の有馬記念でも本命にしたら2着に頑張ってくれたが、優勝したグラスワンダーを押さえておらず、馬券は見事にハズレ…。強く記憶に残る馬の一頭だ。

 レースにいってみたい。
 ラジオNIKKEI杯2歳Sが名前を変えて中山に移ってから7回目、GIに昇格してからは4回目となる。昨年はコントレイルがこのレースを制してクラシックに結びつけた。今年も大物がいるのだろうか。
 本命は人気でも◎ダノンザキッド。阪神でデビュー戦を勝ち、東スポ杯1着を経てここへというローテは昨年のコントレイルと同じ。楽勝した新馬戦で負かした馬が次々に勝ち上がっており、能力は確か。無敗でクラシックへ。
 推奨穴馬はアドマイヤザーゲ。2戦2勝の馬の人気がない。

 中山大障害は◎ブライトクォーツが本命。大障害コースは得意。
 こちらの推奨穴馬はスズカデヴィアス。平地力は侮れない。

 阪神Cの本命は◎フィアーノロマーノ。前走が強かった。1400 mでさらに。
 推奨穴馬はサウンドキアラマルターズディオサの牝馬2騎。まだ見限れない。

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2020年12月22日火曜日

【読書メモ】原尞『さらば長き眠り』(ハヤカワ文庫)

 沢崎シリーズ第4弾。今回の依頼人は、姉は自殺ではなかったと信じる青年だ。自殺だったのか、そうではなかったのか。沢崎が過去の出来事を調査する。
 並行して語られるのが、沢崎の空白の1年間。沢崎は1年以上も東京を不在にしていたというのだ。

 姉の死の調査は、意外な方向へ向かう。そしてたどり着く先は、どんでん返しのラストシーン。ちょっとどんでん返しが過ぎる感じもするが、そこを楽しむ作品だということにしておきたい。
 大金にも権威にもなびかない、沢崎のハードボイルドぶりを今回も堪能した。

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【お父さんの週末料理】2020年12月19・20日~グラタンがさらに美味しくなった~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 今週はずっと家で食べた。写真は妻が平日に作ってくれているお弁当。

右は娘の、左は私のお弁当

 12月19日(土) 

 娘は朝から、息子は昼から練習。体を動かすのはよいことだ。

◆朝・昼飯◆
 朝と昼は妻が作ってくれた。昼は納豆キムチチャーハン。美味しくできたと自画自賛していた。

平日の朝ご飯。ピンぼけ

◆晩ご飯◆
 週末に一度は魚を出そうとすると、土曜の夜になることが多い。今週は1匹400円の鯛が半額になっていたので即買い。塩焼きにして一人半匹ずつを食べた。息子が珍しく「今日の鯛は美味しかったな」と高評価。
 他はせみ餃子、サラダ、味噌汁、ご飯。息子が鯛だけでは足りないというので、せみ餃子を焼いた。100円しないのだからコスパが高い。主に息子と私で食べた。息子は餃子好きだ。

鯛の塩焼き

 12月20日(日) 

 息子は朝から練習。夕方までの予定だったが、寒さと小雨のため、午前で終了。娘はヒマ人。

◆朝・昼ご飯◆
 朝はシウマイ。便利で美味しい。他は簡単サラダとご飯。
 昼は妻が豚肉弁当を作ってくれた。息子はグランドで、娘と私は家でいただいた。ごちそうさまでした。

◆晩ご飯◆
 久しぶりにグラタンを作った。子どもたちは大好物なのだが、翌日に残せないのと、グラタン皿をきれいに洗うのが面倒なのとで、あまり登場しない。
 今回はミートソースと市販のグラタンソースをあらかじめミックスし、マカロニに乗せて、チーズをかけて、トースターでチン。美味しくできた。
 子どもたちにも「いつものより、今日のほうが美味しい」と好評だった。
 他はマグロの刺身、サラダ、スープ。マグロの刺身は尾の部分。安くて美味しい。サラダは娘が作ってくれた。ありがとうございます。

グラタン。大好評

マグロの尾の刺身

◆作り置き◆
 先日、ロールキャベツを作ったら、娘が「煮たキャベツはイマイチ。白菜で作るほうが美味しいんとちゃう?」というので、ロール白菜を作ってみた。肉ダネを作り、大葉を乗せて、白菜の葉(軸は除いた)で包んだ。トマトピューレで煮込むこと30分。上手にできた。
 娘は「キャベツより美味しい」と合格点。
 一方、息子と私はロールキャベツに軍配。白菜は煮てもホロホロにならず、かみ切るのに苦労した。またキャベツよりも線維(すじ)が気になるような。
 肉ダネの残りは、卵と白菜の軸も混ぜ込んで鶏バーグにした。月曜から給食のない娘は弁当で持っていく予定。

ロール白菜と鶏バーグ。やっぱりキャベツのほうが美味しいと思う

2020年12月20日日曜日

【中央競馬予想の回顧】朝日杯フューチュリティS、ターコイズS(2020)

 今週は朝日杯フューチュリティS。
 ◎ホウオウアマゾンは好位から進めたが、直線では反応せず、9着に敗退。前走がピークだったのだろうか。
 勝ったのはグレナディアガーズ。初勝利に3戦を要したが、その次走でGI制覇とは恐れ入った。

 土曜はターコイズS。
 ◎スマイルカナは行きたい馬を行かせて、離れた3番手から。推奨穴馬のビッククインバイオと併せ馬の形で4コーナーを回ると、その勢いで突き抜けた。最後はアンドラステに迫られたが、ハナ差で残して見事に1着。
 馬券は単勝と馬連をとった。1-3番人気の組合せが20倍以上ついたとは、嬉しい驚き。

 今週は2戦1勝。土曜はよかったが、日曜で吐き出してしまった。

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【中央競馬予想と与太話】朝日杯フューチュリティステークス(2020)~最初の勝ち馬は超良血馬~

 今週は朝日杯フューチュリティS。この舌を噛みそうなレース名になって、今回で20回目となる。時の経つのは早いものだ。
 レース名が変わって最初の2001年の勝ち馬がアドマイヤドン。ベガを母に持つ、日本の至宝とも言える良血馬だ。
 ダートのデビュー戦と芝の2戦目を連勝し、このレースを迎えた。当時は中山で行われていたレースを1番人気に応えて勝利。クラシックの主役になると思われたが、三冠レースでは馬券圏内に入れなかった。
 菊花賞の次走からダートに使われると素質が開花。GIや交流重賞を含め、七つの重賞を勝った。
 引退後に種牡馬となってからは、アルバートを初めとする芝の長距離馬が活躍した。血統は面白い。

アドマイヤドン。JBISサーチより

 レースにいってみたい。フルゲートの16頭が揃った。底を見せていない馬も多く、馬券的には面白い。
 本命は◎ホウオウアマゾン。前走はレコード決着の2着。勝ち馬にはアタマ差及ばなかったが力は見せた。阪神1600 mでの安定感は抜群。好位で折り合いたい。
 推奨穴馬はジュンブルースカイ。前走は強敵相手に健闘。馬体が増えていれば。

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2020年12月19日土曜日

【中央競馬予想と与太話】ターコイズステークス(2020)~中山大好きの芦毛牝馬~

 寒波到来で今週は冷えた。せめて財布だけでもあつくしたいものだ。
 中央競馬も残り2週。終わりよければすべてよしというし、ラストスパートといきたいところ。

 そんな土曜は中山でターコイズSが組まれている。重賞に格上げされてから、もう6年が経つとは早いものだ。
 このレースは重賞になる前は、長らくオープン特別だった。ちょうど30年前、1990年の勝ち馬がユキノサンライズ。サンライズの冠名の松岡氏の持ち馬ではないので注意が必要だ。
 馬名から分かるように芦毛の馬で、増沢末夫騎手のお手馬だった。3歳秋にこのレースに出走すると、1番人気に応えて勝利。このほかにもフラワーC、中山牝馬S、中山記念の3重賞を制するなど、中山を大の得意とした牝馬だった。
 引退後に生んだエイダイクインは、たしかメジロマックイーンの初年度産駒で、父に初重賞勝利をもたらした馬だったはず。牝系がつながってほしいものだ。

ユキノサンライズ。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。フルゲートの16頭が揃った。ハンデ戦でもあり、馬券的には非常に面白い。
 本命は人気だろうが◎スマイルカナ。前々走は崩れたが、前走はきっちり巻き返した。軽快な先行力はいかにも中山向きで、ハンデの54 kgも恵まれた印象。スムーズに先行したい。
 推奨穴馬はビッククインバイオ。いまなら右回りでも。

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2020年12月15日火曜日

【お父さんの週末料理】2020年12月12・13日~豪華手巻き寿司大会~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 和歌山県御坊市から、ふるさと納税の返礼品の鮮魚が到着! 手巻き寿司大会を開催した。
 土曜は私がマラソン大会に出させてもらったので、昼は外食。他のみんなは外食はなかった。

 12月12日(土) 

 息子は午後に野球の練習。娘はヒマ人。私は早朝からマラソン大会へ。

◆朝・昼飯◆
 朝と昼は妻が作ってくれた。ありがとうございます。
 私は朝ご飯に練り物などを食べて、マラソンへ。昼は走った後にカレーを食べた。

◆晩ご飯◆
 帰りが夕方になるので、簡単に準備できるたこ焼き。前回は小麦粉の量を間違えるという失態を犯したので、今回は慎重に量った…。
 初めて、娘と息子の2人で返してくれた。上手にやってくれる。いつもと同じ量を用意したのに、なぜか1周でなくなってしまったのは残念。たこ焼き好きの子どもたちはモリモリ食べた。
 他は鯵の刺身、サラダ、スープ。サラダとスープは娘が作ってくれた。助かります。
 息子は少し足りなかったので、サワラの塩焼きも食べた。「え~、魚なん」と不満げだったが、食べるなり「この魚おいしい」とパクついた。

みんな大好きたこ焼き

 12月13日(日) 

 娘も息子も朝から練習。体を動かすのはよいことだ。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は前日に焼いたサワラ。娘も息子も気に入った。新鮮なのだろう。他は簡単サラダとご飯。
 昼は、息子は妻の作ってくれた弁当をグランドで食べた。娘と私は魚の頭三昧。6匹分の頭を煮物と焼き物にしてたべた。頭好きの娘も「さすがに、もうええわ」だそうだ(笑)。
 他はサラダ、潮汁、ご飯。魚のアラでダシをとって、潮汁を作った。

頭三昧。墓場のようだ(笑)

サワラの塩焼きと、端切れの揚げ焼き

◆晩ご飯◆
 新鮮な魚が来たとなれば、手巻き寿司大会。サワラ、イサキ、鯵(2匹)、鯖(2匹)の6匹をさばくのはけっこう楽しかった。
 イサキ、鯵、鯖を1匹ずつとサワラの半身を刺身ときずしにした。1番人気はサワラ。あまり刺身では食べない魚だ。すぐに悪くなってしまうからだという。私も刺身は初めてだったかもしれない。ねっとりして美味しい。
 次に人気だったのが、意外にもきずし。酸味がグーらしい。他も美味しく、4匹分の刺身をほぼ食べ尽くした。紀州の海の幸を堪能した。あと3回来るのだから楽しみだ。次回は1月。
 他はサラダと潮汁。

新鮮!

左から鯖、鯵、イサキ、サワラ

左は鯖と鯵のきずし。右上からイサキ、鯵と鯖、サワラ

◆作り置き◆
 鯖のもう1匹は、大根と煮た。明日から食べてください。

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【祝 サブ3達成!!】神戸トライアルマラソン2020に出場した(滋賀のおっさんランナー)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2019年12月の大阪マラソンでサブ3.05(3時間05分)を達成。現在(48歳)はサブ3を目標にトレーニング中。
 2020年12月12日の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成した!!
 3週間前の明石城公園マラソンは、まさかの激坂難コースで失速。ダメージが少なかったので、急遽、この大会の出場を決めた。

◆調整とコンディション◆
 上記の経緯で急遽エントリーしたので、調整が難しかった。
 3週前が失速したフルマラソン。2週前に15 kmの、1週前に10 kmのペース走を入れた。2週前はいつもなら20 kmを走るのだが、前の週にフルを走ったばかりだったので、今回は減らした。約10日前に400 m×10本を、3日前に1 km×2本を走るのはいつも通り。うまく調整できただろうか。
 痛いところや気になるところがないのはありがたい。体調も良好だ。

 会場は三ノ宮から徒歩で20分程度のところ。迷わずに到着できた。エントリーが300人強ともともと少ないところに、大阪在住者の出場を控えるようお達しがあったので、密にならなかったのはラッキーだった。
 1.25 kmを17往復するコース。折り返しは180°ぐるっと回るので、地味にダメージが蓄積される。
 90分前にパンを、60分前にバナナを、30分前にゼリーを摂って、いざレースへ。

◆序 盤◆
 9:30から順次スタート。レイトエントリーだったので、最後尾のスタートだ。ただ、ウェーブスタートでネットタイムのみの計測なので、全く焦る必要はない。同じく最後尾スタートだった男性の後ろについた。サブ3ペースで走っているようだ。

 序盤は、いつもはペースの上げすぎに気をつけねばならないくらいなのに、今回はそこまで余裕がない。やはり3週間前のフルのダメージが残っているのか、それとも調整の仕方を誤ったか。10 kmでややきつくなり始めたときには「今日はダメかも」と弱気になった。しんどくなるのが早すぎる…。
 とはいえ15 kmを63分かからずに通過し、1分弱の貯金を作った。

海沿いを17往復する

◆中 盤◆
 キロ4:10~15のペースを維持し、ハーフを89分を切るタイムで通過。貯金は1分強に増えた。
 しかし昨年の大阪マラソンや10月のロケットマラソンのときと比べて、明らかにしんどい。いつもは中間点にはスイスイ到達して「30 kmから、どれくらいペースを上げられるだろう」と妄想できるくらい余裕があるのに…。
 しかも、時間が経つにつれて、復路の向かい風がきつくなっていく。

◆終 盤◆
 25 km以降は少しペースが落ちたが、まだ4:15以下をキープ。30 km通過時点で、1分以上の貯金がある。すでにかなりきついが、心拍数は思いのほか上がっておらず、前半と大差ない。「いけるはず」と自分に言い聞かせる。

 いよいよ残り10 km。ここからはきつくて当たり前。しかし、きつくなるのが早かった分、大阪や土山のときよりもしんどく感じる。
 ラスト10 kmで1分以上の貯金があるので、キロあたり5秒遅れても3時間は切れる計算だ。復路の向かい風区間は4:20ペースまでは許容範囲とした。
 このあたりで女性ランナーに追いつかれたので、後ろにつかせてもらった。最もきついところで引っぱってもらい、向かい風区間は風よけにもなってもらい、めちゃめちゃ助かった。
 30~35 kmはさらにペースが落ちたが、なんとか4:15ペースで乗り切った。

◆ラスト5 km◆
 1分の貯金を保ったまま、ラスト5 kmを通過。残り2往復だ。いける。
 最後の5 kmは毎回、必死のパッチ。あと2往復と思えば脚を動かせる。引っぱってくれた女性はやや失速。最後は単独走になった。本当にありがとうございました。
 ラスト2周の向かい風区間(40 km手前)はキロ4:30まで落ちたが、まだ1分以上貯金がある。スタート地点に戻り40 kmに到達。残り1往復! 追い風区間でキロ4:12まで上げることができ、サブ3を確信した。
 最後の1 kmは向かい風のなかを4:20でまとめて、2時間58分台で見事にゴール! さすがにしばらく動けず、へたり込んだ。
 途中で引っぱってくれた女性もほどなくゴール。お礼を申し上げ、健闘をたたえあった。

サブ3達成!!

◆シューズ◆
 サブ3達成の影の立役者はホカオネオネのカーボンロケット(新発売のロケットXではない)。アディゼロプロが残念ながら足の甲に痛みが出るので、今回はこちらで走った。
 早々にきつくなっても粘り切れたのは、シューズのお陰も大きかったと思う。軽くて接地感と安定感がよく、ピッチ走法の私にあうのだろう。ヴェイパーフライのような「ビヨーン」と跳ねるシューズではないのがよかったのかもしれない。

◆まとめ◆
 きつくなり始めるのが早く、ラスト10 kmはいままでで最もしんどかった。そのわりに心拍数がドリフトしなかったのは、閾値走やロングジョグの効果だろうか。
 前半からきつかったのが逆によかったのか、それとも3週前の疲れが残っていたのか。どうも後者のような気がするので、疲れのない状態で走れればもう少しタイムを縮められるかもしれない。
 さすがに体にダメージがあり、左脚に腸脛靱帯炎が出ている。しっかり休んで、違和感がなくなってからランニングを再開しよう。

 走り始めて約3年半。当初は夢のまた夢だったサブ3を達成できた。家族のみんな、周囲の方々には、ありがとうございました。
 ただ、これでゴールではない。今後はフルマラソンのタイムを追求するばかりではなく、他のことにも挑戦していきたい。

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2020年12月13日日曜日

【中央競馬予想の回顧】阪神ジュベナイルF、カペラS、中日新聞杯(2020)

 今週は阪神ジュベナイルF。
 ◎オパールムーンは行き脚がつかず、後方から。これは想定内。3コーナー過ぎから追い上げ、直線入り口では馬場の中ほどに持ち出して進路を確保。ここから前走同様に伸びてくる…はずだったのだが、前走ほどの脚は使えず6着まで。これがGIの壁か。
 勝ったのはソダシ。好位から馬群を抜け出し、内をすくったサトノレイナスとの叩き合いをハナ差で制した。白毛馬初のGI制覇の偉業を達成。

 中山ではカペラS。
 ◎フォーテは前に行けず、中団から。これでは持ち味が出ず、ブービーの15着。重賞の壁は高かった。
 勝ったのはジャスティン。2番手から粘り込み、クビ、クビ差の接戦を制した。

 土曜は中日新聞杯。
 ◎ボッケリーニは中団から最速で上がり、粘るシゲルピンクダイヤをクビ差で捉えて見事に勝利。良血馬が重賞初制覇。
 しかし、2着のシゲルピンクダイヤを押さえておらず、馬券は単勝をちょろっと取っただけではトリガミ。

 今週は3戦で0勝2敗1分。他もイマイチでトータルはマイナス。連勝はあっさりストップしてしまった…。

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【読書メモ】村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』(文春文庫)

 村上氏が、ランニングを切り口に作家人生をふり返った本。後書きで村上氏自身が「僕はこの本を『メモワール』のようなものだと考えている。個人史というほど大層なものでもないが、エッセイというタイトルでくくるには無理がある」とオシャレに説明している。さすが、上手いこと言うなあ。

 村上氏は30歳で小説家としてデビューし、2年後に専業になる決意をした。そしてその翌年に、ランニングを生活に取り入れた。それ以来、四半世紀にわたって小説を書き続け、地面を走り続けてきた人生のメモワールが本書である。村上氏の作家人生とランナー人生は、ほぼ重なっているのだ。
 本書が書かれたのは2005年から06年にかけてだ。40代後半(1995年頃)にランナーとしての(速く走るという意味での)ピークを過ぎて、タイムが落ちてモチベーションを下げていた村上氏が、再び走る気が湧いてきて、真剣なランニングを再開した時期だ。
 練習内容はわりとサラッと書いてあるが、ちゃんと読めばかなりのトレーニングを積んでいることが分かる。「継続」を大事にして、ストイックにトレーニングをしていたようだ。小説も同じようなスタイルで執筆しているのだろう。

 ランナー(特に長距離ランナー)なら、たびたび尋ねられるであろう「なんで、そんな苦しい思いをしてまで走るの?」という疑問。なかなか答えるのが難しいが、それを村上氏が上手に語ってくれた。
 私も長距離ランナーの端くれとして、おおいに共感するとともに、多くの刺激を受けた。走る気持ち、人生を頑張る気持ち、感謝の気持ちが湧いてくる本だ。モチベーションが落ち気味のランナーには特にお勧めしたい。
 また、村上氏が京都の生まれだとは知らなかった。一方的に親近感を感じてしまった。

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【中央競馬予想と与太話】阪神ジュベナイルF、カペラS(2020)~実は年男~

 今週は阪神で阪神ジュベナイルフィリーズが、中山でカペラステークスが組まれている。
 阪神ジュベナイルFは今年で72回目を迎える年女(?)だ。前回のねずみ年はブエナビスタが、その前はメジロドーベルがこのレースを制している。今年の勝ち馬も、この2頭のような活躍をしてくれるだろうか。

 実は私もねずみ年だ。私の生まれた年にこのレースを勝ったのがキシュウローレル。もちろん走っているところは記憶にない(あったら怖い)。当時は牡馬も出走できたこのレースを勝ち、最優秀3歳牝馬(いまで言う2歳)に選ばれた名牝だったそうだ。
 しかし、引退レースで馬場に足を取られて転倒骨折し、予後不良になり、悲運の名馬となってしまった。

 レースにいってみたい。18頭のフルゲートになった。1勝馬から重賞2勝馬まで、目移りするメンバーと言ってよいだろう。
 本命は◎オパールムーン。前走は怒濤の末脚で2着に追い込んだ。阪神1600 mで破壊力倍増とならないか。陣営は距離延長に慎重だが、血統的には歓迎のような。
 推奨穴馬は隣の枠のユーバーレーベン。お父さんと同じで、気が向けば走るのかも。

 カペラSは◎フォーテが本命。ハナを切らなくても大丈夫。

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2020年12月11日金曜日

【中央競馬予想と与太話】中日新聞杯(2020)~マル父限定時代~

 12月も半分近くが過ぎ、来週からは冷え込むそうだ。あっという間に年の瀬ですなあ。中央競馬も残り3週間。ラストスパートといきたいところだ。

 そんな土曜は中京で中日新聞杯が組まれている。このレースは2007年まではマル父限定重賞だった。いまやマル父というくくりは意味をなさなくなり、むしろ外国産馬を優遇してあげなければ可哀相なほどだ。サンデーサイレンスが日本の競馬を根こそぎ変えてしまった。

 マル父限定時代の最後の勝ち馬がサンライズマックス。ステイゴールドを父に持つ、サンライズの冠名でおなじみの松岡氏の持ち馬だ。
 初勝利に4戦を要したが、3歳の秋に頭角を現して500万、1000万条件戦を連勝。次に格上挑戦でこのレースに出走した。
 53 kgのハンデもあってか、単勝2.4倍の1番人気。レースではデムーロ騎手の手綱で見事に差しきり勝ちを収めた。母父のダンシングブレーヴ譲りの切れ味の持ち主だった。
 その後もエプソムCと小倉大賞典を勝った上級中距離馬だった。いまも元気にしているのだろうか。

サンライズマックス。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 冬のローカルハンデGIIIに、フルゲートの18頭が揃った。オッズも割れ気味で、一筋縄では収まりそうにない。
 本命は◎ボッケリーニ。兄のラブリーデイ同様、勝ち味に遅いが、安定感は抜群。連軸には最適だ。ごちゃつかずに回ってきてほしい。
 推奨穴馬は隣の枠のテリトーリアル。まだまだ元気。

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2020年12月9日水曜日

【目指せサブ3】48歳おっさんランナーの練習月報(2020年11月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2019年12月の大阪マラソンでサブ3.05(3時間05分)を達成。現在(48歳)はサブ3を目標にトレーニング中。
 ポイント練習は、平日に閾値走またはペース走、土曜にインターバル走、日曜にロング走が基本。

◆総 評◆
 月間走行距離は246 km。フルマラソンに向けたテーパリングの期間がほとんどだったことを考えるとまずまずか。

◆明石城公園マラソン◆
 約1年ぶりのフルマラソン。コロナ禍の時期に開催してくれてたいへんありがたかったのだが、まさかの激坂難コースだった。30 kmで失速してサブ3ならず。詳細はこちらを。

【目指せサブ3】明石城公園マラソン2020に出場した(滋賀のおっさんランナー)

発着点のきしろスタジアム

◆インターバル走・スピード走◆
 10月末日が大会前最後のインターバル走だったので、11月はなかった。
 本番の約10日前に、トラックで400 m×10本を行った。それほど追い込むわけではなく、1周を85秒程度のペース。気持ちよく走り終えた。
 家から15 kmほどのところにあるトラックを初めて使った。皇子山よりも空いているような。タイミングが合えば、また行こう。

◆閾値走・ペース走◆
 大会前はペース走が増える。本番の2週前に20 kmを、1週前に10 kmを4:10程度のペースで走った。20 kmは向かい風でちょっときつかったが、10 kmはわりと楽にこなせた。気温も下がり、このペースでだいぶ楽に走れるようになってきた。

◆ロングインターバル◆
 久しぶりに、5 km×3本のロングインターバルをやった。初めて20分50秒(キロ4:10)以下を3本揃えられた。今年の初めには達成できなかったペースだ。走力がついていると思いたい。

◆ロングジョグ◆
 本番の3週前に最後のロングジョグ。びわ湖岸を150分走ったら、30 km強になった。心拍数のドリフトもほとんどなく、バテずに走り終えられた。これだけ走って違和感が生じないのもありがたい。
 びわ湖岸に、信号がなくフラットな15 kmほどのコースがとれる。ただ、冬型の気圧配置になると風がきついのが難点。

◆まとめ◆
 明石城公園マラソンは、最後に失速したのでダメージもあまりなく、1週間でトレーニングを再開できた。
 すぐ回復できたので、中3週で神戸トライアルマラソンに出走予定。今度はフラットなコースだ。強風が吹いたり、コロナで中止になったりしませんように。
 この大会が終わったら、当分、大会はない。少しゆっくりしよう。

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2020年12月8日火曜日

【お父さんの週末料理】2020年12月5・6日~鯛を連チャン~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 今週も娘、息子ともに土日とも用事があった。ヒマ人にしているよりもよいことだ。
 息子と妻は、土曜の昼は外食した。

 12月5日(土) 

 娘も息子も朝から練習。二人とも午前中で終了だった。

◆朝・昼飯◆
 朝は妻が用意してくれてた。妻が早起きで助かる。
 昼は2匹で400円とお買い得のチダイを焼いた。尾頭付きを食べると「食べた~」という気になるのは私だけだろうか。魚の頭が好きな娘と2人でホジホジした。
 他は温豆腐、サラダ、スープ、五穀米。湯豆腐はレンジでチンするタイプ。生姜風味のタレがなかなかグー。
 息子と妻は初めて「まいどおおきに食堂」に行った。練習後で時間も遅かったので、息子がバカ食いしたそうだ。コロッケ、メンチカツ、から揚げ、だし巻き、焼きそばなどを平らげたらしい。空腹なのは分かるが、もう少し考えて食べましょう…。

チダイの塩焼き、サラダ、スープ、五穀米

◆晩ご飯◆
 娘が「魚は頭がついてるほうがいい」と言うのでスーパーで探すと、美味しそうな真鯛を発見。鯛が2食続くが、まあいいだろうということで、煮付けにした。一人半匹で、頭はいつも通り娘と私が担当。遅い時間に昼食をバカ食いした息子も完食した。偉い。よく食べるのはよいことだ。
 他はサラダ、スープ、五穀米。みんな昼が遅かったので控えめ。

鯛の煮付けとご飯

 12月6日(日) 

 娘は午後から座学、息子は弁当を持って朝から夕方まで練習。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は食べやすいシウマイ。チンするだけで美味しい。他は簡単サラダと五穀米。
 昼は妻の作ってくれた豚肉弁当。息子はグランドで、娘と私は家で食べた。ありがとうございました。

◆晩ご飯◆
 豚肉と白菜が安い。となれば、豚と白菜のミルフィーユ。豚肉、白菜、溶けるチーズを重ねて、トマトを乗せて、ふたをして加熱。肉どうしがちょっとくっついてしまった。水分を少し足すとよかったのかもしれない。味はグーで、特に息子が気に入った。ブラックペッパーがよくあう。
 他は豚レバー、サラダ、五穀米。作り置きの鶏キムチなども食べた。

豚肉と白菜のミルフィーユ。乗っているのはトマト

◆作り置き◆
 特価の鶏むね肉で、鶏キムチ、鶏肉と大根とコンニャクの煮物を作った。鶏キムチは豚キムチの鶏肉バージョン。息子が気に入った。
 ミルフィーユの豚肉も余ったので、豚チーズ巻も作った。加熱しすぎたのか、チーズが溶けてしまった。
 明日から食べてください。

鶏と大根とコンニャクの煮物、豚のチーズ巻

鶏と大根とコンニャクの煮物、鶏キムチ

2020年12月7日月曜日

【中央競馬予想の回顧】チャンピオンズC、チャレンジC、ステイヤーズS(2020)

 今週はチャンピオンズC。
 ◎ゴールドドリームクリソベリルカフェファラオに次ぐ3番人気。妥当なところか。
 レースでは馬なりで後方から。前に行きたい馬が何頭かいて、ペースはそれなりに流れている。いい感じだ。
 直線を向き、クリソベリルが前に取りついたときは突き抜けると思ったが、伸びない。そこに襲いかかったのがチュウワウィザード。2馬身半差をつけて鮮やかに勝利。
 その後ろを追うように伸びてきたのがゴールドドリーム。最後は粘るインティをクビ差で捉えて2着に浮上。お陰様で馬連が的中した。40倍つけば十分。

 土曜はチャレンジC。
 ◎ブラヴァスは中団から最速で上がったが、先に抜けたレイパパレには追いつけず、2着。馬券は馬連を取って、ちょっとだけ浮いた。
 勝ったレイパパレは、これで無傷の5連勝。来年が楽しみだ。

 中山ではステイヤーズS。
 ◎ポンデザールは1番人気。マラソンレースで牝馬の1番人気は珍しい。レースでは3番手につけ、2周目の3コーナーから押して押して前を追ったが、2頭に残られて3着。反応が悪かった。
 勝ったのはオセアグレイトポンデザールと同じ位置から、こちらはぐいっと伸びて初重賞勝利。

 今週は3戦2勝。チャンピオンズCのお陰もあり、トータルは2週連続のプラスを達成。いつ以来だろうか。

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2020年12月6日日曜日

【中央競馬予想と与太話】チャンピオンズカップ(2020)~「カフェ」の先代の馬~

 今週はチャンピオンズC。レース名が変わって、中京に移ってから、早くも7回目になる。このレースはジャパンカップダートとして始まり、東京→阪神→中京と場所を変えてきたが、一度だけ中山で行われたことがあった。

 そのとき(2002年)の勝ち馬がイーグルカフェ。今年も有力馬を送り出す「カフェ」の先代の西川清氏の持ち馬だ。
 父ガルチ、母父ヌレエフというバリバリのアメリカ血統だったが、芝で頭角を現し、3歳時にNHKマイルカップを制した。
 その後は長いこと勝てず、2年後の七夕賞で久しぶりの勝利。その秋にJCダートに参戦した。ダートは未勝利だったのに、5番人気とそれなりに票を集めたのは鞍上のデットーリ効果もあったか。
 レースでは好位から抜け出すマジック騎乗で見事に優勝。芝・ダート両方でのGI勝利という快挙を成し遂げた。中山の馬場もよかったのかもしれない。これが最後の勝利になったが、GIを二つ勝ったのだから胸をはって引退したことだろう。

イーグルカフェ。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 横綱のクリソベリルが単勝1倍台の人気を集めている。それだけの馬だろう。しかし、痛恨の8枠ピンク帽を引いた。思い切って他の馬から入る。
 本命は◎ゴールドドリーム。昨年はクリソベリルに惜しくもクビ差で破れたが、有利な内枠を引き、同斤量となる今回は逆転がないか。
 推奨穴馬は多めの3頭。エアスピネル、クリンチャー、エアアルマスだ。枠順も三つ並んだのは何かのサインか。

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2020年12月5日土曜日

【中央競馬予想と与太話】チャレンジC、ステイヤーズS(2020)~「ファンドリ」の名牝~

 12月に入ったが冷え込みは控えめ。今年も暖冬なのかと思いきや、年末年始はけっこう冷え込むらしい。
 中央競馬も今年最後の阪神・中山開催がスタート。ラストスパートといきたいところだ。

 そんな開催初日の土曜は、阪神でチャレンジカップが、中山でステイヤーズステークスが組まれている。
 チャレンジカップは今年で71回目を迎える老舗重賞だが、何だか新しいレースのような気がするのは「朝日」の冠がとれたからだろう。

 いまからちょうど30年前「朝日チャレンジカップ」時代の勝ち馬がファンドリポポ。いまは「ファンドリ」の馬も見なくなってしまった。
 ファンドリポポはホスピタリティを父に持つマル父牝馬だ。シンザン記念と4歳牝馬特別(いまのフローラS)を勝ち、オークスでもライトカラーの4着に頑張ったが、その後はスランプに陥った。
 古馬になってやや復調し、当時は9月に行われていた朝日チャレンジCに出走。南井騎手を背に、見事に逃げ切り勝ちを収めた。これが最後の勝利となったが、重賞を三つも勝ったのだから立派。

 レースにいってみたい。
 ぶっちゃけ、小粒なメンバー構成だ。本命は◎ブラヴァス。良血馬が前走で待望の重賞勝利。大外枠は誤算だが、11頭立てなら福永騎手が何とかしてくれないか。ここを勝って有馬記念へ。
 推奨穴馬はナシ。相手は人気どころのレイパパレヒンドゥタイムズに絞る。

 ステイヤーズSは◎ポンデザールが本命。鞍上のルメール騎手にも期待。

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2020年12月3日木曜日

娘が13歳になりました【中1の娘の誕生日】

 もう1カ月が過ぎてしまったが、娘が13歳になった。ついにティーンエイジャーとは…。背も伸びて、母親の身長はとっくに超えた。
 写真は半月遅れの誕生会。行きの電車で酔ってしまい、主役の娘はほとんど食べられなかった…。

誕生会はホテルでイタリアンのディナー

◆中学の勉強◆
 コロナでスタートが遅れた中学生活にも問題なく馴染んでいるようだ。科目ごとに先生が変わるスタイルにも慣れ、勉強には問題なくついていけている。成績のことで悩みが少ないのはありがたい。
 今年はコロナのため、前後期制で評価される。先月に後期の中間試験も終わり、残すは学年末の試験のみ。どんな成績がつくのだろうか。

◆部活動◆
 軟式テニス部に入っている。同学年は5人と少なめ。3年間、仲良くやってほしいものだ。今年は始動が遅れたため、新人戦は出なかった。いつ、初の公式戦があるのだろうか。いちど見に行きたいものだ。
 土日のどちらかと、水曜日が休み。それほど練習も厳しくなく、娘にはちょうどよい感じだ。週末はよく練習試合にいっている。ちゃんと試合になっているのだろうか。

試合用のユニフォーム。なかなかかっこいい

◆習い事◆
 中学生になるにあたって、習い事の大部分をやめた。ピアノ、チャレンジ、公文は卒業し、ジュニアドクターだけ続けている。
 新たに始めたのがZ会。やや遅れ気味だが、けっこう難しい問題に頑張って取り組んでいる。このマジメな遺伝子は誰から受け継いだのだろうか。
 ジュニアドクターは部活と重ならない日に参加している。他の学校の違う学年の人と一緒に、座学や船上講座を受けている。よい経験にしてください。
 高校受験が近づいてきたら、習い事はまた考えよう。

◆友人関係◆
 今のところ、大きなトラブルはない。部活が始まると、やはり、部の友だちとの付き合いが中心になるようだ。誘い合わせてショッピングセンターに行ったりして楽しんでいる。人間関係で大きな悩みがないのはありがたい。

◆趣 味◆
 趣味は読書。趣味と言うよりも活字中毒のレベルだ。暇さえあれば本を読んでいる。何時間読んでもへっちゃららしい。読書体力はもちろん私以上で、かなりのものだ。
 そろそろ大人向けの文庫本なども読めるようになってきた。薦めた本を「面白かったで~」と言ってくれると、やはり嬉しいものだ。お父さんの本棚から、好きな本を持っていってください。

◆まとめ◆
 年が明けたら中学2年。あっという間に高校生、大学生になるのだろう。頼もしいような、寂しいような。
 親に心配をかけない優等生だ。勉強もテニスも頑張ってください。

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2020年12月1日火曜日

【お父さんの週末料理】2020年11月28・29日~今季初サンマ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 娘、息子とも、土日とも用事があったので、昼ご飯はバラバラになった。息子と妻が土曜の昼に外食した。

 11月28日(土) 

 娘も息子も朝から試合。息子には妻が付き添ってくれて助かった。息子の試合をすべて見たいらしい。息子も喜んでいるだろう。無理のないようにしてください。

◆朝・昼飯◆
 朝は妻が目玉焼きなどを作ってくれてた。妻が早起きで助かる。
 昼は娘と私は総菜のコロッケを買った。安くて美味しい。他は冷や奴、サラダ、テキポタ、五穀米。久しぶりにテキポタを作った。
 息子と妻は試合の帰りに外食。息子は初めてのジョイフルだったそうだ。

コロッケ。安くて美味しい

◆晩ご飯◆
 今季初サンマは、定番の塩焼き。娘も息子も、サンマだけは区別がつくらしく「おっ、今日はサンマか」とホジホジした。シーズンはじめは記録的な不漁で心配したが、ここにきて豊漁のようでよかった。私以外の3人は内臓は抜いた。
 他はサラダ、テキポタ、五穀米。みんな昼が遅かったので、やや軽め。

 11月29日(日) 

 娘は朝からびわ湖にお出かけ。息子は前日に続き早朝から試合。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は食べやすいようにレトルトのハンバーグ。他は簡単サラダと五穀米。
 昼は娘は弁当でサンドイッチと塩キュウリを持たせた。卵とハムチーズの定番。私はそれを家で食べた。
 息子はグランドでコンビニ弁当。2日連続で早朝から試合なので「弁当を作るのはしんどい」とお母さん方で意見が一致したらしい。

サンドイッチ。卵とハムチーズ

◆晩ご飯◆
 わが家名物、極太卵焼き。卵を五つ使って、大きな卵焼きを作った。大きく作るとどうしても巻いた感じが残ってしまい、ふわっと一体にならない。娘が
「(ちゃんとまとまっている)お店の卵焼きは、どうやって作ってるんやろな」
と不思議がっていた。
 他は砂ずりときゅうりのコリコリ炒め、サラダ、スープ、五穀米。コリコリ炒めはシンプルに塩コショウ味。作り置き用にたくさん作った。

砂ずりとキュウリのコリコリ炒め

わが家名物、極太卵焼き

【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...