2012年4月28日土曜日

2012天皇賞(春) オレの予想を聞いてくれよ

 今週は家族旅行中なのでごく簡単に。しかし、旅行中にも簡単にネットに接続できてブログが更新できるんだから、便利な世の中だよなあ。

 今週は天皇賞(春)。ご存じ、古馬の長距離チャンピオン決定戦だ。しかし近年はここを回避する一流馬も多く、寂しい限りである(昨年もブエナビスタがこのレースはパスだった)。それに伴いレースも荒れ気味だが、今年はどうだろうか。

 いまJRAのCMでは、ライスシャワーが勝ったときの映像が流れている。私が「天皇賞(春)」と聞いて真っ先に思い浮かべるのもやはりライスシャワーだ(もう一頭はマックイーン)。宝塚記念で予後不良になってしまったのが本当に残念だ。リアルシャダイの父系をつないでいってほしかったなあ。

 今年のレースには、チャンピオンホースが登場。その時代で一番強い馬が阪神大賞典→天皇賞(春)というローテーションを組むのはディープインパクト以来か。
 そのチャンピオンホースとは、もちろん◎オルフェーヴル。前走はトンデモハップンなレースで驚かせてくれたが、めったにないからこそトンデモハップンなわけで、2回続けてああいうことはあるまい。忘れた頃にまた何かやらかすのかもしれないが、今回は普通に走って普通に勝つだろう。本命はこの馬。
 ◎が大本命馬なので相手は絞りたい。今の京都は極端に前が残るので、相手は前に行ける馬、すなわちギュスターヴクライトーセンジョーダン。この2頭を厚く押さえる。気持ちは8-18、16-18の2点勝負だが、近年の天皇賞は荒れ気味ということもあり、推奨穴馬も挙げておく。
 一頭目はナムラクレセント。前残りの馬場で、あれよあれよというシーンがないか。もう一頭はローズキングダム。実力馬が前走で復活の兆しを見せた。燃え尽きていなければ、激走があるかも。

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2012年4月27日金曜日

2012下鴨S、青葉賞 オレの予想を聞いてくれよ

 今週はGWで天皇賞。家族旅行に行く予定なのでライブでは見られそうにないが、天皇賞と聞くと、春が終わって初夏を感じる。田植えの季節ですな。

 その天皇賞の前日、土曜の京都メインは下鴨ステークス。
 下鴨とは京都の地名で、下鴨神社を中心とする地域のことである。岡崎と並ぶ京都の高級住宅街で、大きなお屋敷が並んでいるところもある。閑静でよい場所だ。京都へお越しの際には、下鴨神社を訪れ、周辺を散策するのもお薦めである。

 さてレースの予想にいってみたい。先週の京都は、年初の開催と同様、極端な前残りの馬場だった。天気もよいし、その傾向が急に変わるとは思えない。芝の内回りのレースは前に行く馬を狙うに限る。
 というわけで、本命は◎シースナイプ。僅差のレースを続ける堅実派だが、裏を返せばあと一押しが足りない。ここは馬場と枠順を味方に、あと一押しを期待したい。
 推奨穴馬も内枠の前に行く馬から、ワンダームシャ。休み明けで評価を下げているが、休養前は差のない競馬をしていた馬だ。スイスイと逃げられれば面白い。

 青葉賞は、オープン実績のない馬がほとんどで、1勝馬も多く、混沌としている。荒れる傾向のあるレースだし、穴を狙いたい。
 本命は◎サカジロオー。スローペースとはいえ、前走は中山で上がり32.9秒という鬼脚を繰り出した。東京でその末脚が炸裂しないか。調教も動いた。

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2012年4月26日木曜日

書評 柳広司『ジョーカー・ゲーム』(角川文庫)

 わが家では、財政事情から「文庫化されそうな本は文庫が出るまで待つ」ことが義務づけられている。本書も単行本が出たときから読みたかったのだが、文庫化を待っていた。

 私は、この本をきっかけに、柳さんの名前を知った。上記のような事情で本書は読んでいなかったのだが、すでに文庫化されていたものを何冊か読んだ。
 最後に謎解きの場面があり、犯人、動機、トリックがきちんと明らかになる作品が多く「ちゃんと終わった」という読後感を得られる。ホームズやポワロからミステリーに入った私は「(悪い意味ではなく)懐かしいタイプのミステリーを書く作家さんだなあ」と思っていた。

 そんな柳さんが、この作品で大ブレークした。「歴史上のある時点に架空の舞台を設定し、話を展開する」という得意の手法を用いつつ、上記のような古典的な香りのするミステリーとは一線を画したスパイ小説となっている。

 結論を述べると、めちゃ面白い。
 戦前に軍に設立されたスパイ養成機関「D機関」。そこで、超クールなイケメン(想像、いや妄想)たちが「魔王 結城中佐」の訓練を受け、スパイとして世界中に派遣される。この設定を作った段階で、柳さんの勝ちは確定である。面白くないわけがないだろう。
 東京、横浜、ロンドン、上海、そしてまた東京と、さまざまな舞台で繰り広げられるスパイの暗躍にワクワク、ドキドキ。柳さんの薄暗い雰囲気の文章と、スパイたちの発するオーラが絶妙にマッチしており、冒頭から一気に引きずり込まれる。
 スパイ小説というと、誰がどれで、この人はどこの人で、あの人はこっちの味方かあっちの味方か…と状況が複雑にコンガラガリゼーションしており、面白いけれど読むのに時間がかかる、という印象があるかもしれない。しかし、本作品はそういう複雑さとは無縁である。スパイ小説であるにもかかわらず、状況は単純で、話は入りくんでいない。登場人物も限られている。でも、スパイ小説の面白さは損なわれていないのだ。脱帽。

 本作品は長編ではなく、それぞれ独立した話が数話収録された短編集である。次回は、ぜひ同じ舞台設定での長編を読んでみたい(続編の『ダブル・ジョーカー』も短編集だそうだ)。



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書評 柳広司『キング&クイーン』(講談社文庫)

 柳さんにしては珍しく、現在の日本を舞台にした作品。
 ドキドキ、ワクワク、超スリリングな展開で一気に読み終えた。面白かった。でも、ある意味、期待はずれだった…。柳ファンとしては、評価の難しい一冊だ。

 舞台は現在の東京。六本木のバーで働く女性である冬木が主人公。だがその正体は、ただのアルバイト女性ではなく、長身でクールな元SP。タレントでいうなら、篠原涼子か、黒木メイサか、それともアンジェリーナ・ジョリーか。少なくとも私の読んだ柳小説の中では見たことのないキャラクターだ。
 その冬木に、元世界チェスチャンピオンであるウォーカーとその相棒(?)の中国人女性が助けを求めてくる。彼らは
「命を狙われているのに誰も守ってくれない」
という。ウォーカーの命を狙っているのはいったい誰なのか。元SPとしての経験と人脈を頼りにウォーカーを守る冬木。ウォーカーの本職であるチェスさながらの駆け引きが繰り広げられる。

 というのが粗筋。息をつかせぬ展開が続き、読者を飽きさせない。登場人物たちもキャラが立っており(これも柳小説では記憶にない)、映像化に向いていそうな作品だ。ラストまで一気に読み終えた。

 とても面白かったのだが、しかし上にも書いたように、私にとってはある意味期待はずれな作品だった。私が柳作品に求めていたのは、ラストに謎解きがあり、アッと驚くどんでん返しが待っているような、精緻に組み立てられたストーリーだ。ところが本作品は、ストーリーとしては一直線で、私の求めていたものとは違ったのだ。
 ハラハラ、ドキドキのスリルサスペンスと思って読んでいたら存分に楽しめたのだろうが…。そういう作品が好みの方には是非お薦めである(私も好きです)。
 面白かったけど、期待とは違ったという、何とも評価の微妙な一冊だった。



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2012年4月23日月曜日

書評 ジェイムズ・P・ホーガン『ガニメデの優しい巨人』(創元SF文庫)

『星を継ぐもの』の続編。
 前作のラストで、人類(ホモ・サピエンス)の起源が明らかになった(もちろんフィクションですが)。本作ではさらに深く、さらに長いスパンで人類、すなわちルナリアン(月面人)の歴史が語られる。そこには、当然、ガニメアン(太陽系で進化した、ヒトではない知的動物)が深くかかわっている。

 タイトルを読めば分かるように、今回はガニメアンが主役であり、その主役は宇宙から突然やってくる。そこまでの展開を読んで、本作はサイエンス・フィクションという意味では、前作ほどサイエンスに重きがあるわけではなく、フィクションを楽しむ話なのかと、少し残念に思っていた。
 ところが、この予想はよい意味で裏切られた。本作でも、サイエンスに裏打ちされたフィクションが展開される。たとえば、タイトルの通りガニメアンたちは優しいヤツらなのだが、その優しさの根拠が科学的な根拠から説明される。宇宙人とかサイボーグとか、そういう舞台を作って、そこで適当にフィクションを展開してSFと名乗っている作品とは、ひと味もふた味も違う。サイエンスを土台としたフィクション、すなわち本当のSFがここにはある。

 また本作の柱の一つは、宇宙人であるガニメアンと人類との心暖まる交流の様子である。「E・T」や「未知との遭遇」など、宇宙人と人類との平和的なコミュニケーションに心を動かされた方は、この作品も是非読んでもらいたい。

 最初にも述べたように、今回の話で、人類がどのような道筋で進化したか、ガニメアンと人類との関係はどのようなものであったかがさらに明らかになるのだが、まだ大きな謎が残されている。それは、第一作である『星を継ぐもの』の冒頭シーンだ。なぜあのとき、あの場所にガニメアンがいたのか。本作で明らかになった事実からは矛盾する話だ(という理解でいいんですよね。いささか自信がない…)。
 次作でその謎が明らかになるのかならないのか。近いうちに読んで確かめたい。



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2012年4月22日日曜日

2012マイラーズC、フローラS、オーストラリアT 予想の回顧

 土曜の阪神メインはオーストラリアT。本命◎ブレイブファイトは後方からの競馬。この日の芝のレースは極端な前残りだったこともあり
「こりゃダメだ」
とあきらめモード。もっと前で競馬をすると思っていた。
 ところが、3、4コーナーで内を突いて上がっていき、直線では馬場の真ん中へ持ち出す。前が開くとグイと伸び、2着馬の追撃を押さえて快勝。この日の芝のレースで、唯一、差しの決まったレースとなった。それを見越して後ろに控えた岩田騎手、さすがですなあ。
 ところが馬券は2着のデンコウジュピターを押さえておらず、単勝をチョロッと当てただけに終わってしまった。トホホ。

 福島牝馬Sは本命◎マイネイサベルが直線で粘りきれず、5着に終わり、馬券もハズレ。

 日曜はマイラーズC。本命◎コスモセンサーシルポートから離れた先頭馬群の3~4番手の位置取り。まずまずの手応えで直線を向き、前にいた馬を競り落とすが、シルポートには届きそうにない。最後は内からダノンシャークにもかわされ、3着まで。
 ところが、馬券はワイドで買っており、1着-3着、2着-3着の二つを的中。たいしてつかなかったが当たりは当たり。よしとしておきたい。

 フローラSは本命◎ミッドサマーフェアが直線で余裕を持って抜け出し、完勝。オークスでも人気になりそうだ。2着に2番人気のアイスフォーリスが入ったため、こちらも配当は安かったが、競馬は当たってナンボ。よしとしておこう。

 今週は、安かったとはいえ、4戦3勝。この勢いで天皇賞に向かいたい。

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2012年4月21日土曜日

2012マイラーズC、フローラS オレの予想を聞いてくれよ

 今週はGIの中休みで、日曜の京都メインはマイラーズカップ。
「マイラーズカップ?…」
月曜日に週刊競馬ブックを買ったとき、何か違和感があったのだが、中を読んでその原因が判明した。マイラーズCは今年から1週間遅くなって、阪神から京都に移ってきたのだ。「京都のマイラーズC」が違和感の正体だったというわけだ。
 このように、レースの舞台が変わるだけで違和感を覚えるようになれば一人前だ(意味不明)。

 記念すべき第1回「京都のマイラーズC」を制するのはどの馬か。バッチリ当てて、相性のよいレースとしていきたいものだ。

 予想にいってみたい。
 土曜の京都のレースを見ていると、芝はかなり前が残る。メインレースこそ差しが決まったが、他の芝のレースは、後ろから行く馬にはほとんど出番がなかった。日曜もこの傾向が続くと見て、本命は◎コスモセンサーシルポートが速いペースで逃げ、その離れた2番手に収まりそうなこの馬を狙う。人気どころに差し馬が多いここ、早め早めの競馬での押し切りを期待。シルポートには、今回は止まってもらうことにしておきたい(願望)。
 推奨穴馬はマルカフェニックス。実力馬が叩き2走目で復活しないか。

 フローラステークスは◎ミッドサマーフェア。いい枠を引いた。

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2012年4月20日金曜日

2012オーストラリアT、福島牝馬S オレの予想を聞いてくれよ

 今週はGIはお休みで、京都、東京開催がスタート。天皇賞、オークス、ダービーといった大レースも近づいてきた。期待がふくらむ季節だが、期待の前に財布をふくらませておきたい。

 土曜の京都はオーストラリアDayで、ムーニーバレーRC、シドニーT、オーストラリアT、メルボルンTという、オーストラリアにちなんだ特別レースが行われる。
 何を隠そう、私はオーストラリアに行ったことがある。結婚した翌年(だったと思う)の年末にシドニーへ行き、そこで新年を迎えた。ディナークルーズに行ったり、海辺のレストランでオシャレなオーストラリア料理に舌鼓を打ったり、バブリーな旅だったなあ。今度そんな旅ができるのは、いつのことになるやら(もうないかもね…)。

 追憶に浸るのはこのくらいにして、予想にいってみたい。
 開幕日という条件に加え、雨の影響で馬場も渋りそう。さらに、年初の京都開催は、極端な前残りの競馬が続いていた。そういうわけで、前に行ける馬を中心に据える。
 本命◎はブレイブファイト。ここ数走は、ハンデ戦で重い斤量を背負わされるレースが続いていたが、今回は定量戦。希望の外枠も引いたし、叩き2走目のここは勝期だ。
 相手筆頭は○ティアップゴールド。こちらも前に行けて重馬場も得意と、◎と甲乙つけがたい。馬券はこの2頭を中心に勝負する。
 推奨穴馬はリキサンマックス。逃げてそのまま…なんてシーンがあるかも。

 福島牝馬Sはマイネイサベル。有力馬に差し馬が多い中、この馬は比較的前でレースをできそう。

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2012年4月15日日曜日

書評 綾辻行人『十角館の殺人』(講談社文庫)

『人形館の殺人』が面白かったので、綾辻さんのデビュー作にして「館」シリーズの第一作でもある本書を読んでみた。
 どうして、つい先日まで綾辻さんの作品を読んでいなかったのだろうか。昔ながらの、ミステリーらしいミステリーの世界を堪能した(あとがきを読んで知ったのだが、こういう作品を「本格ミステリー」というらしい)。ミステリーよりも「推理小説」という言葉を使いたくなる。

 舞台は大分県のとある島。その島を大学生のグループが訪れる。その島は無人島で、定期船はなく、指定の日に漁船が迎えに来るまでは孤島の状態である。その孤立した無人島で、一人ずつ学生が殺されていく。一人、また一人と人数が減っていき、高まる緊張、恐怖、焦燥感。生き残ったメンバーの中に犯人はいるのか、それとも…。
 というのが粗筋。そう、クリスティの名著『そして誰もいなくなった』を模した作品である。
「なんだ、二番煎じか」
と思う事なかれ。これが本元を超える面白さなのだ。動機や殺人計画の精巧さは、本家を上回っていると思う(舞台が現代日本であるという点もあるのだろうが)。

『人形館の殺人』の書評でも書いたのだが、私はホームズ、ルパン、ポアロというあたりから小説を読み始めたので、綾辻さんの作品を読むと
「やっぱ、ミステリーはこうでなくっちゃ」
と思ってしまう。こう書いてしまうと、ノスタルジーに浸っているだけと思われるかもしれないが、そうではない。「古き良き」だけではない魅力が、綾辻さんの作品にはある。抽象的な言い方になるが、現代風に洗練されているのだ。細部が緻密だという言い方もできるだろう。

 東野さんや宮部さんなどの作品からミステリーの世界に入った若い人たちは、この手のストーリーに対してどういう感想を持つのだろうか。
「現実離れしていて面白くない」
と感じるのか、それとも
「なにこれ、一気に読んじゃったよ」
となるのか。
 私はきっと後者だと思う。社会派ミステリー派の人にも、ぜひ一度は読んでみてほしい一作である。



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2012皐月賞、アンタレスS、中山GJ 予想の回顧

 土曜の阪神メインはアンタレスS。本命は上がり馬の◎グリッターウイング。後方馬群の外を追走し、3コーナーからマクリ気味に上がっていくが、この相手では5着まで。今回は外枠ということもあったが、馬群から抜け出すような競馬を覚えていかないと、重賞では厳しいかもしれない。
 中山GJは◎バアゼルリバーマジェスティバイオにねじ伏せられるも2着を確保。馬連を獲ったが270円では当然トリガミ。しかし、ハズレるよりはいいと、前向きに解釈しておきたい。

 日曜は皐月賞。四強で決まるだろうという見立てまではよかったのだが、肝心の◎グランデッツァが5着では馬券はハズレ。グランデッツァは想定よりも後方の位置取りだったのが誤算だった。外枠でもあり、4コーナーでは大外へ。そこそこいい脚は使ったが、これでは届かない。
 それにしても、さらに外を回ったワールドエースが2着に突っ込んだのには驚いた。ダービーでもこの馬が1番人気になるのだろう。
 勝ったのは相手本線だったゴールドシップ。トライアルを使っていなかったので、その分評価を下げたのだが、関係なかった。3、4コーナーでは、有力馬の中ではただ1頭内を突いてグイグイ順位を上げると、直線では馬場の真ん中へ持ち出し、突き抜けた。ウチパクのファインプレーだった。さすがやなあ。

 今週も、三つのうち一つは当たりということで、前向きに来週へ向かいたい(当たったレースもトリガミですが…)。

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2012年4月14日土曜日

2012皐月賞 オレの予想を聞いてくれよ

 いよいよ今週は牡馬クラシック第一弾の皐月賞。
 皐月賞といえば、ヴィクトリーを本命にしながら2着のサンツェッペリンが抜けており、10万円近い馬券を逃したのが5年前(トホホ)。バイオリズム的にも、そろそろ幸運が巡ってきてよいころだ(独自データ)。

 昨年は、その後に三冠馬となる馬が強いレースを見せつけたが、皐月賞当時は4番人気。今年も隠れた実力馬がいるのだろうか。

 今年は四強という下馬評だ。私も、この4頭で決まる可能性が高いと思う。ましてや、4頭が揃って連を外すシーンはまず考えられない。
 その四強の中から私の選ぶ本命は◎グランデッツァ。何度かこのブログで指摘しているように、今年の3歳世代のレースでは、昨年末のラジオNIKKEI杯のレベルが非常に高かったと考えている。グランデッツァはそのレースで3着だったが、そのときは中間に筋肉痛があって万全の状態ではなかった。それでも0.2秒差。前走の勝ちっぷりで改めて能力の高さを証明したし、この中間もすこぶる順調。どうやら1番人気になりそうだが、期待に応えてくれるだろう。

 相手本線はゴールドシップ。前走がトライアルでなかったので評価を下げたが、この馬の実力もなかなかのものだ。その末脚は東京でこそという声もあるが、一瞬の切れ味はむしろ中山に向いているようにも思う。この2頭の馬券を厚く押さえる。
 四強の残り2頭についても少し触れておこう。ディープブリランテはやはり折り合いに不安がある。スタンド前の発走でガツンといってしまう懸念が。ワールドエースは馬群に入れてレースをしたことがないのがネック。前走、前々走のように大外をブン回すレースでは、さすがにGIでは厳しいのでは。

 推奨穴馬は逃げるであろう2頭。メイショウカドマツゼロス。有力各馬が後ろで牽制しあうようなら、まさかのシーンがあるかも。単騎で行くよりも、2頭で逃げるときのほうが残りやすいとも聞く。いつぞやのエリザベス女王杯がそうだった。
 もう一頭は、穴というほどでもないがアダムスピーク。レベルが高かったと評価するラジオNIKKEI杯の勝ち馬を外すわけにはいかない。

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2012年4月13日金曜日

2012アンタレスS、中山GJ オレの予想を聞いてくれよ

 クラシックも始まり、ポカポカと暖かい日が続く。寒いのは財布だけだ。
 そんな春本番の阪神土曜メインはアンタレスステークス。過去にはスマートボーイのお陰で高額配当をゲットしたこともある重賞だ(いつの話やねん…)。伊藤直人騎手とのコンビでとにかく逃げた馬だ。懐かしい。

 レース名のアンタレスとは、もちろん有名な一等星であるサソリ座のアンタレスのことだ。しかし私は、アンタレスと聞くと銀河鉄道999のアンタレスを思い出してしまう。物語のわりと序盤に登場するキャラクターで、999をハイジャック(トレインジャック?)する強盗なのだが、鉄郎とうち解け、銃の手ほどきをしたりする。詳細は忘れたが、かっちょいい生き様の男だったことが記憶に残っている。また読み返したいなあ。実家に残ってるやろか。

 銀河鉄道999の話は(もっと続けたいのを我慢して)これくらいにしておき、予想にいってみたい。
 アンタレスSは、前走マーチS組の成績がよろしくない。同じ距離で行われるGIIIなので、マーチSからここへ転戦してくる馬は多いのだが、なぜか結果が出ない。
 というわけで、本命には思い切って◎グリッターウイングを推す。縁があって応援している馬というのもあるのだが、この馬、馬群の外をスムーズに走れれば力を発揮する。8枠15番は願ってもない好枠だ。なぜ岩田騎手が引き続き乗らないのか不思議だが(乗り馬が除外されたのか?)、外をマクって豪快に突き抜けてほしい。
 相手は手広く流す。ニホンピロアワーズ、ダイシンオレンジ、ゴルトブリッツあたりの人気どころは厚く押さえざるをえないだろう。
 推奨穴馬はトーセンアドミラルインバルコトーセンは前走がしぶとかった。前残りがあるかも。インバルコは逆に、差し馬の展開になったときに出番の可能性が。

 中山GJ(グランドジャンプであり、グッドジョブではないことに注意)は、前走阪神SJで1、2着のバアゼルリバーアグネスラナップを中心に。本命◎はバアゼルリバー

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2012年4月9日月曜日

書評 ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄 上・下』(草思社文庫)

 いやあ、読み終えました。噂に違わぬ大作だった。
 本書は生理学者、進化生物学者、生物地理学者であるダイアモンドさんが「なぜヨーロッパ人が南北アメリカを初めとする他の大陸を征服し、その逆ではなかったのか」という疑問に対する見解を語ったものである。

 タイトルの『銃・病原菌・鉄』とは、ヨーロッパ人が他大陸を征服する際に「直接の」原因となったものの象徴である。すなわち、ヨーロッパ人はこの三つを持っていたので、他大陸を非常な短期間で征服できたというわけだ。
 人類(ホモ・サピエンス)がその生誕地であるアフリカの森林地から出て、旅(グレートジャーニー)を開始したのがいまから約10万年前。それから人類が世界各地に拡散した頃までは、どの人種も狩猟採集生活を行っており、大きな優劣はなかった。
 それがなぜ、1400年代の大航海時代には、あっという間に大陸全体が征服されるほどの差がついたのか。本書にはその理由が語られている。

 その理由は直感的には「相対的に優秀であったヨーロッパ人がいち早く文明を興し、発展させ、その結果が大きな差につながった」というものだろう。早い話が、白人は他の民族よりも優秀だったという説だ。

 しかしダイアモンドさんは、それに異を唱える。ヨーロッパ人が文明を発展させられたのは「たまたま」地理的、生態学的に有利なところに住んでいたからであり、人種として優秀なためではない、と。
 ダイアモンドさんいわく、ヨーロッパを含むユーラシア大陸が、生育可能な植物の種類が「たまたま」多く、家畜化可能な動物の種類が「たまたま」多く、大陸の形が「たまたま」東西に広がっていたことが、ヨーロッパ人(およびユーラシア大陸人)を有利にしたに過ぎない。
 本書は、この主張を、手を変え品を変え、さまざまな角度から検証したものである。よって同じような主張が何度も何度も出てくるので、少々辟易する部分はある。しかし、それを差し置いても、一読に値するものの見方であると思う。グレートジャーニー以降の人類の歴史を俯瞰したい方、現在の世界情勢がなぜいまのような形に収まっているのかに興味をそそられる方には外せない一冊(二冊?)である。

 本書の特徴の一つは、ダイアモンドさんの主張が、できうる限り科学的な根拠に基づいていることである。予測や憶測は極力排除されている。発掘された遺跡を科学的に分析したデータ、動植物の遺伝的な分析など、なるべく科学的な根拠を元に主張が展開されているため、説得力がある。ダイアモンドさんが本書を書いたのがあと20年遅かったら、遺伝学的な知見は桁違いに多かっただろうから、さらに違った論旨が展開されたかもしれない。

 とはいえ、ダイアモンドさんの見解が本当に正しいのかどうかは、立証できない。タイムマシンで5万年前に戻って、ヨーロッパに住んでいる人とアメリカ大陸に住んでいる人を総入れ替えして、それでも白人が他大陸を征服するのかどうか、検証することはできない。白人優位説者たちはこのように主張するかもしれない。
 しかし、本書を読んだ後では、そんな主張はアホらしく聞こえる。たまたまラッキーな場所に住んでいた人たちが、現在の世界を牛耳っているという説に、私も同意する。


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2012年4月8日日曜日

2012桜花賞、阪神牝馬S、NZT  予想の回顧

 土曜の阪神メインは阪神牝馬S。本命◎フミノイマージンは予定通り後方から。直線ではマルセリーナの後を追うように伸びてきたが、勝ち馬に残られ、マルセリーナもかわせず、3着まで。1着のクィーンズバーンも押さえていただけに惜しかった。
 中山メインはNZT。本命◎カレンブラックヒルは何と1番人気。レースでは、3番手追走から4コーナーで前の馬に並びかけ、直線では余裕を持って抜け出し、2馬身半差の快勝。横綱相撲だった。次走、NHKマイルCで秋山騎手の初GI奪取なるか。注目したい。2着争いを2番人気のセイクレットレーヴがハナ差で制してしまったため、馬券はトリガミ。ブライトラインなら本線だったのだが…。しかし、馬券はとってナンボ。よしとしておこう。

 日曜は桜花賞。◎エピセアロームは先団の直後を追走。位置取りとしてはよいのだが、ややかかり気味。直線で内を突いて伸びかけたところで前がふさがりジエンド。15着に終わった。前が開いた後もたいして伸びなかったし、不利がなくても厳しかったか。
 1、2着は外を伸びてきたジェンティルドンナヴィルシーナ。真ん中から外の枠を引いた、自在性のある馬が上位を占めた。

 今週も何とか一つ当てたということで、前向きに来週へ向かいたい(反省せんのか)。

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2012年4月7日土曜日

2012桜花賞  オレの予想を聞いてくれよ

 今週はいよいよ桜花賞。今年すでにGIが二つ終わっているが、桜花賞と聞くと「いよいよGIシーズン開幕」という気分になる。ズバッと的中して波に乗っていきたいところだ。それにしても今年は寒い。桜花賞ウイークにこれほど寒かったのは記憶にない。天候も財布も、もっと暖かくなってもらいたいものだ。

 このレース、阪神が改装されてからレースの傾向がガラッと変わったのは周知の通り。外枠がむしろ有利になり、スタミナも要求されるようになった。今後ますます、オークスとの関連が深まっていくのではないだろうか。

 今年は2歳女王が前哨戦で3着に敗れ、そこで1着だった馬がリタイヤするなど、混戦模様だ。穴っぽいところを狙っていきたい。終わってみれば一強だったという可能性はあるが、そうなったときは仕方がない。
 当初はパララサルーを本命に考えていたのだが、自分の枕でないと寝られないのか、栗東留学で体重が減ってしまったらしい。追い切りもごく軽めだったので評価を下げた。
 というわけで、本命◎はエピセアローム。メインステップレース(チューリップ賞)の最先着馬のわりには人気がない。ここまで5回走って4回連対。唯一崩れた前々走も、久々でGI、出遅れ、太め残りと悪条件が重なったもの。ダイワメジャー産駒初のGI(だよね)を期待したい。
 相手は手広く流す。推奨穴馬もたくさん挙げたいが、特にというならサンシャインマイネエポナサンシャインはこのレースと相性のよいエルフィンSの勝ち馬。鞍上も土曜日に8騎乗で7連対とノリノリの兄デムーロだ。マイネエポナは1勝馬だが、ここ2走の内容がしぶとい。荒れるときに顔を出すのはアネモネS組か(独断データ)。

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2012年4月6日金曜日

2012阪神牝馬ステークス・NZT オレの予想を聞いてくれよ

 今日は所用があるためサラッと。

 土曜の阪神メインは阪神牝馬ステークス。その昔は阪神牝特と呼ばれ、年末の阪神開催で2000 mの距離で行われていた。女王杯が古馬に開放される前は、古馬牝馬の頂上決戦の一つだったレースだ。
 今では春のこの時期に移って距離も短縮され、ヴィクトリアマイルの前哨戦という位置づけになった。ところが、本番との結びつきは案外弱いようだ。さて、今年はどうか。

 私の本命◎はフミノイマージン。重賞3勝の馬が54 kgで出走できるのだから、狙わない手はない。前走も、牡馬相手の重賞で0.4秒差と健闘している。内回り1400 mがどうかだが、差し脚の生きる展開を期待したい。
 推奨穴馬は2枠の2頭。エーシンハーバーは前走で1番人気を裏切ったが、0.4秒差。巻き返し十分。キョウワジャンヌは前走のマイルCSこそ歯が立たなかったが、ローズS 3着、秋華賞2着の実力馬。ここなら好勝負。

 ニュージーランドトロフィーは◎カレンブラックヒル。大物であってほしいという期待を込めて本命に抜擢する。ここをステップに、秋山騎手に初のGIを。

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2012年4月3日火曜日

書評(?) キットパス(R)で何度でもかける ひらがなおえかき

 本書(本商品?)は、ISBNはついているが本ではない。ジャンルで言うと、知育玩具に含まれる。

 セットにはキットパスというクレヨンが6色分、お手本帳、クリアシートがついている。クリアシート(透明な下敷き)をお手本帳の上に乗せ、キットパスでお手本をなぞっていく。上からなぞるから、上手に書ける。そして、しめらせた布でクリアシートをふくと、さっと消せて、何度でも書けるというのがミソだ。ありそうでなかった商品なのだろう。
 クレヨン(キットパス)がこのセットのキモである。お手本帳やクリアシートは普通のものなのだが、キットパスの性質のため、サッと消せるのだ。実際に書いてみるとよく分かるが、普通のクレヨンよりもずいぶん軟らかい。そのため、水ですぐに消えるのだろう。しかし、軟らかいわりには折れにくい。これが商品化のカギだったのではないかと勝手に想像している。
 お手製のお手本帳を作ることもできるし、クリアシートも透明の下敷きやクリアファイルで代用できる。字の練習だけでなく、工夫次第でいろいろな用途に応用できそうだ。

 さて、娘(4歳半)に与えてみた。最近、字の練習を始めたばかりで、タイミングとしてはバッチリだ。目を輝かせて箱を開け、親が説明書を読む前にキットパスで直接お手本帳に字を書き、お手本帳の一部をダメにしてしまった…。どうして子どもは「ちょっと待て」という言葉が耳に入らないのだろうか。
 スタートで一波乱あったものの、使い方を教えるとすぐに理解したようで、何度も書いては次の字を練習している。上手に書けるのがうれしいらしく、かなり長く遊んでいた。これは、親が手を離せないときによさそうだ。また、お手本帳には字だけでなくお絵かきの見本もあるのがよい。
 このセットだけでどこまで字が書けるようになるのかは分からないが、よい練習になるのは間違いないだろう。また機会があれば娘の上達ぶり(もしくは飽きちゃったぶり)を紹介したい。

 ただ、本商品にはまだ改善の余地がある。それは、消す道具だ。消すには布を少し濡らす必要があるため、濡れては困るもの(洗濯物、新聞、本など)の近くでは使えない。また、消すための布を自分で用意しなければならないのも、ややハードルが高い。
 濡らさなくても消せるような道具の開発を望みたい。



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2012年4月1日日曜日

2012大阪杯、ダービー卿CT、コーラルS  予想の回顧

 土曜の阪神メインはコーラルS。本命◎のインペリアルマーチは途中からハナを切ると、手応えよく直線を向き、押し切る構え。最後は差されたが2着を確保した。勝ったのは推奨穴馬のインオラリオ。内をすくって突き抜け、3馬身半差の快勝。驚いた。馬券は、首尾よく馬連をゲット。

 日曜は西では大阪杯。◎アーネストリーは、スローペースなのに中段やや後方の位置取り。明らかにいつもの行きっぷりではない。4コーナーでは先団の直後まで押し上げたが、直線は息切れし、6着。休み明けなのか、歳をとって行きっぷりが悪くなってきたのか、闘志が衰えてきたのか。原因は明らかではないが、次走も同様の結果なら見通しは暗い。
 勝ったのはショウナンマイティ。いままでの惜敗ぶりがウソのように、大外をぶっ飛んできた。鮮やか。こういうレースの仕方が合うのかもしれない。

 東はダービー卿CT。◎ダイワファルコンは中団から進めるが、直線では特に見せ場もなく、5着まで。特に敗因が見つからないという、情けない結果に終わった。
 勝ったのはガルボ。57.5 kgでは厳しいだろうと見ていたのだが、中団から差しきった。もう目が離せない。

 三つのレースのうち一つ、中穴が当たったので、まあよしとしておきたい。

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