読み返すと、当時のことが思い出される。10年なんてあっという間だと思っていたが、かなりいろいろ忘れていることにビックリ。人の記憶など、いい加減なものだ。いい記憶を貯めていく人と、悪い記憶を貯めていく人は、人生の最後に大きな差がつくのかもしれない。
ブログを始めた当初は、書き慣れていないし、初めての子どもが生まれる前後ということもあり、数週間に一度の更新ということも珍しくなかった。最初は科学に関すること、言葉の雑学、出版・編集についてなどを中心に書こうと思っていたのだが、すぐに競馬予想が中心になってしまった(笑)。だが、今になって思うと、それが10年続いた理由なのかもしれない。
ブログを読み返して、改めて思い出したこの10年。
子どもが生まれてからは(どこの家でもそうだろうが)生活が子ども中心にシフトした。当時はそれほど意識していなかったが、私と妻の生活も激変したのだろう。
娘が生まれてからしばらくは、母親たる妻を賞賛する記述が見られたのだが、しばらく後にはそれが一変。妻が毎週末のように、酒を飲んでは私に絡んでいたようだ…。子育てのストレスはあったのだろうが、酒癖の悪い人は気をつけましょう。
娘の2年半後に息子が生まれ、その息子が乳児期を終えて幼児期に入る頃になると、ずいぶん余裕が出てきたようだ。妻が仕事を再開したのもこの時期であり、結局これが、わが家の風通しが改善したいちばんの要因なのかもしれない。
ブログを移転したのもこの頃で、それからはほぼ毎週、競馬予想をアップしている。妻のストレス爆発が私に向かうことも減り、時間的・精神的な余裕ができたのだろう。その後は書評、映画評、子どもの様子、週末料理なども書くようになり、子どもたちの成長に伴って、自由になる時間が増えてきたことが分かる。
そして、10周年。上の娘は4年生、下の息子は1年生になった。(お母さんはまだまだ世話を焼く気が満々だが)子どもたちはどんどん自立していくのだろう。
それに伴い、増えるであろう時間。「時間を何に使おうかなあ」などという贅沢な悩みが、そろそろ出てくるのだろうか。でも、時間は増えても収入は増えないので、お金はかけられないのだが…。
10年後はどうなっているのだろう。
「10年前に比べて楽になったなあ」
と思うのか、それとも
「10年前はよかったなあ…」
と思うのか。ぜひ前者であってほしいものだ。

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