2011年11月29日火曜日

書評 井沢元彦『決定版 世界の[宗教と戦争]講座』(徳間文庫)

「あなたは何教の信者ですか?」と聞かれたとき、あなたはどう答えるだろうか。「無宗教です」という答えは、真実なのだろうか?

 本書は、2003年に出版された『世界の宗教と戦争講座』の改訂版。前著も読んだのだが、改訂版が出たのを機に、そちらを読んでみることにした。
 外国・外国人とかかわりのある仕事をしている人には必読の本だ。

 現在の世界で影響力を持つユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、儒教を分かりやすく紐解く。それに加え、日本人の信じている宗教(日本教とでも言えばよいのだろうか)を解説。
 なぜ外国人とは話がかみ合わないのか、誤解を生じるのか。「文化の違い」のひと言で片付けられている考え方の違いを、宗教という視点から説いていく。

 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という一連の宗教の解説に多くのページが割かれている。それぞれの宗教の特徴とともに、それらの関係が書かれており、どういう経緯で現在の戦争や紛争や対立が生じているのかが手に取るように分かる。
 現在の世界情勢を俯瞰するには必須の知識・視点だろう。

 さらに、われわれ日本人の宗教観も上手くまとめられている。
「私は無宗教です」
と思っている人には、是非読んでみてほしい。ほとんどの人は、決して自分が無宗教ではないことが理解でき、さまざまな宗教を信じている人への理解も深まるに違いない。

 私は、中学・高校とカトリックの学校に通っていたので、聖書を読んだこともあれば、ミサに列席したこともある。キリスト教やユダヤ教にも、それなりに通じていると思っていたわけだ。しかし本書を読んで、改めて日本人と西欧の人たちのとの根本的な考え方の違いを理解した。

 一般的な日本人は、正月には初詣に行き、七五三を祝い(神道)、バレンタインデーやクリスマスを楽しみ(キリスト教)、葬式はお寺で行い、お墓を作る(仏教)。挙げ句の果てに
「あなたは何教を信じているのか?」
と聞かれれば
「無宗教です」
などと答えたりする。
 外国人から「キモッ」と思われても仕方ないのかもしれない。

 そう思われないためには、自らの宗教観を顧み、キリスト教を初めとする外国の宗教への理解を深める必要があるだろう。
 本書は、そのための格好の入門書である。



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2011年11月27日日曜日

2011京阪杯、ジャパンカップ  予想の回顧

 土曜は京阪杯。本命◎ロードカナロアは、先団を見る位置で内々を追走。直線入り口では窮屈になるも、外のジョーカプチーノを張り出すようにして抜け出すと、後は独走。強かった。高松宮記念が楽しみだ。
 グランプリエンゼルが2着に突っこみ、馬券もゲット。しかし、グランプリが3番人気とは。意外とつかなかったなあ。

 日曜はジャパンカップ。本命◎エイシンフラッシュは、かかり気味に中団を追走。しかし、こういうかかり気味のときのほうが切れる脚を使う馬なので、心配ないだろう。直線では上手く外に出し、満を持して追い始めるが、ダービーや天皇賞(春)のときのような切れは見られず、8着に沈んだ。敗因がよくわからないが、昨年もそうだったように、冬場はよくない馬なのか。それとも、天皇賞がダメージの残るレースだったのか。
 勝ったブエナビスタは強かったが、2着のトーセンジョーダンも前走がフロックでないことを示した。エイシンフラッシュを初め、他の天皇賞組が惨敗を喫している中で、この2頭の強さが際だったレースだった。

 今年の競馬も残すところあと4週間。来週からは、阪神・中山開催が始まる。気分を変えて的中を目指そう(反省せんのか)。

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2011年11月26日土曜日

2011ジャパンカップ  オレの予想を聞いてくれよ

 今週はジャパンカップ。凱旋門賞1、2着馬が揃って参戦という、まれに見る豪華な顔ぶれ。迎え撃つ日本馬も、宝塚記念、天皇賞(秋)に続いて充実のメンバー。馬券好きにはたまらない、どこからでも入れるレースとなった。

 以前は、トップクラスの馬でも、前哨戦→天皇賞→(JCはパスして)有馬記念、というローテーションを組む馬が多かったものだが、それも今や昔。近年はGI3連戦をすべて使う馬がほとんどになった。喜ばしいことだ。疲労を取る手法や調教技術が進歩しているのだろう。
 しかしそうなると、この三つのGIの差別化が課題になってきているのが現状ではないだろうか。JCは外国馬、有馬記念は3歳馬の参戦があるとはいえ、基本的には同じようなメンツが同じような距離で争う。やや盛り上がりに欠ける面があると思うのは、私だけではないだろう。

 そこで、とっておきの方策を披露したい(おお)。
 まず、天皇賞(秋)を11月末頃に京都2400 mで行い、関西馬限定レースとする。次に、有馬記念とJCの時期を入れ替え、有馬記念を11月末頃に施行し、関東馬限定レースとする。そして、JCを年末に持ってきて、関西チャンピオン、関東チャンピオン、外国馬、3歳馬が勢揃いする、頂上決戦としてはどうだろうか。
 レース名や施行時期などは考える余地があるだろうが、このようにすれば、それぞれのレースを新鮮に楽しめると思う。

 外野の無責任な戯言はこれくらいにして、予想にいってみたい。
 本命◎は、宝塚記念、天皇賞(秋)に続き、エイシンフラッシュ。前走の天皇賞はハイペースに巻き込まれて失速したものの、総崩れした先行馬の中で、0.7秒差に踏ん張った。叩き2走目の上積みも見込めるここは、前2走の借りを(馬券代も)返してもらいたい。乗り替わり(ルメールにもう一度乗ってほしかったなあ)や外枠は不安材料だが、ノリノリの謙一クンなら何とかしてくれるだろう。脚さえ溜まれば突き抜けるはず。頼みまっせ。
 推奨穴馬は、前走の10着ですっかり人気を落としてしまったローズキングダム。昨年のダービーのワンツーの再現がないか。もう一頭はウインバリアシオン。このレース、3歳牡馬の健闘が目立つ。今年、3歳牡馬はこの馬だけだ。

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2011年11月25日金曜日

書評 岩明均『ヒストリエ』(講談社)

 第7巻が発売になったので、もう一度、第1巻から読み直した。何度読んでも面白い。
 ヒストリックフィクションとでも言えばよいのだろうか。歴史上の、ある時点を切り取り、そこへ史実とフィクションを巧みに織り交ぜたストーリー。主人公は、古代マケドニアのアレクサンダー大王の秘書官であるエウメネス。この人物を視点にした、紀元前500年前後のギリシャ、ペルシャを舞台にした物語である。

 まず、主人公の人選がシブイ。主人公のエウメネスは、経歴などはほとんど分かっていない人物らしいのだ。
 アレキサンダー大王や、その教師であるアリストテレスが主人公なら、こうはいかなかっただろう。主人公をマイナー人物に設定することにより、どこまでが史実で、どこからがフィクションか分からない、ワクワクする世界が構築される。

 (ほとんどはフィクションと思われるが)ストーリーも秀逸で、歴史上の舞台を拝借しつつ、ハラハラドキドキの知略・謀略が展開される。歴史好きはもちろん、精緻に組み立てられたミステリーが好みの方には、是非とも読んでいただきたい。三国志好きの方には特にお勧めだ。

 詳細はネタバレにつながるので割愛するが、まず4巻までで物語は一周する。そして舞台はマケドニアへ移り、後のアレキサンダー大王、その父であるフィリッポス現国王が登場。最新の第7巻では、いよいよマケドニアが他国に戦争を仕掛け、そこへエウメネスも従軍する。

 次巻では、どんな策略をエウメネスが張り巡らせるのか。早く続きが読みたい。



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2011京阪杯  オレの予想を聞いてくれよ

 今年の京都開催も(東京開催も)今週で終わり。早いものですなあ。

 その京都最終週の土曜のメインレースは京阪杯。いつの間にか1200 mになってから、すでに6回目らしい。早いものですなあ。
 CBC賞が夏に移るのに伴い、このレースが1200 mになったのだったか。経緯は忘れたが、1200 m戦と言われてもまだしっくりこないのは私だけだろうか。天皇賞、JC、有馬記念という華々しいレースの裏側でひっそりと行われる中距離ハンデ重賞というイメージが抜けないのだ。
 そのさらに前は、たしか宝塚記念の前哨戦だった時期もあったはずだ。次々に施行時期を変更されるとは、京阪電鉄も舐められたものだ(冗談です)。

 昔のカレンダーを懐かしんでいるオッサンの繰り言はこれくらいにして、予想にいってみたい。
 本命◎はロードカナロア。現在3連勝中の上り馬だ。スプリンターズSで好勝負した馬も出てこないここなら、一気に突破してくれるだろう。人気だろうが、京都1200 mは内枠も有利。ここは信頼したい。
 推奨穴馬は、ここ2走が僅差のアウトクラトール、高松宮記念3着のアーバニティ、前走が惜しいレースだったケイアイアストン
 堅くは収まらないような気がする。トリガミを恐れず、手広く流したい。

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2011年11月23日水曜日

京都市動物園に行ってきた

 今日(文化の日、祝日)は「競馬もないし、寒くなったら行けないようなところに行くか」ということで、京都市動物園に行ってきた。いつもは電車で行くのだが、今日は午後から雨の予報だったので、車で行くことにした。
 ある程度予想はしていたが、動物園のあたりは観光スポット(平安神宮や南禅寺がある)なので、道はけっこう混んでいた。紅葉のシーズンでもあるし、仕方ないね。改めて、電車・バスをなるべく利用しようと思った。

 とうわけで少し時間はかかったが、動物園へ到着。しばらく行っていないなあとは思っていたが、何と1年ぶりだった。長らくご無沙汰でした。
 この動物園は、入ってすぐのところにキリンさんがいるのだが、1年前にはいなかった子どもが生まれていた。後ろに見えるのが子どもキリンだ。可愛らしい。


 こちらも1年前にはなかったふれあい広場。今はどこの動物園でもこういうコーナーを設けるのが流行のようだ。旭山動物園の影響の一つなのだろうか。


 お約束のゾウさん。もう高齢だそうだが、長生きしてほしいものだ。いつもウロウロ動き回って、サービス精神旺盛な(?)ゾウさんだ。


 一通り動物を見た後は、乗り物に。


 京都市動物園は、パンダやコアラなどの目玉動物こそいないものの、こぢんまりとした感じが心地いい、それなりの動物園だと思う。特にこれがお勧めという点こそないが、極端に混雑することもないし、安心して遊びに行けるスポットだ。
 難点は、園内のレストランがショボいことだ。しかも、動物園を出ても周辺はちょっと高級な料理屋が多い地域なので、ご飯に困る。コンビニでお弁当でも買って、園内で食べるのがよいかもしれない。

 旭山動物園の大成功以来、全国の動物園でさまざまな改革が行われているようだ。京都市動物園もその流れに乗って改装中らしく、新施設が建築中だった。来春には完成するようなので、その頃にまた行ってみようと思う。

 動物園とは直接関係のない話題だが、ベネッセが動物園内でスタンプラリーを実施していた。スタンプを三つ集めて、そしてもちろん住所と名前を書いて、カードを提出すればプレゼントがもらえるという仕組みだ。
 こうやって、合法的に幼児の名前と住所を集めるわけか。いろいろ考えておられますなあ。感心した。わが家も、その作戦に引っかかったうちの一つでした。

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2011年11月21日月曜日

書評 道尾秀介『片眼の猿』(新潮文庫)

 道尾さんの本は、『シャドウ』に次いで2冊目。2冊目も面白かった。

 盗聴専門の探偵が、ある会社を探る依頼を受けるところから話は始まる。新たな仲間も加わり、さあこれからというときに、探っていた会社で殺人事件が発生。否応なく巻き込まれていく探偵たち。殺人事件、依頼主、新たな仲間、ライバル探偵社と、さまざまな謎が絡み合う…というのが話の概要。

 ストーリーの組み立てや伏線の張り方が秀逸で、どんどん読み進められる。事件の解決も見事。それに加え、事件が解決した後の後日談で、さらにアッと言わせられる。非常に良く組み立てらていて、スッキリした読後感が味わえるだろう。
「解決したのかもしれないけど、何か腑に落ちないなあ…」
という小説に辟易している人は、ぜひ一度、読んでみてほしい。

 ただ、さまざまなところに伏線が張られており、あらゆる出来事がラストへ向けて収束していくので、何を書いてもネタバレになってしまうところが欠点かもしれない(それは欠点とは違うやろ)。書評屋さん泣かせの作家さんだ。

 道尾さんは、心理描写が巧みで、読者を欺く手法も見事なものがある。正統派ミステリーが好みの人には特にお勧めしたい。



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2011年11月20日日曜日

2011修学院S、マイルCS  予想の回顧

 土曜は修学院S。本命◎のカワキタフウジンは、後方を追走。ところが、3コーナーから手が動き始め、直線に入るころには完全に脱落。大惨敗の11着に終わった。
「どうしてこんな馬を本命にしたのだろう」
と自己嫌悪に陥るレースだった…。何かアクシデントでもあったのだろうか。

 日曜はマイルCS。◎リアルインパクトは中段のやや前からレースを進める。徐々に差を詰め4コーナーへ。直線では前も開き「スパッと伸びて完勝」の予定だったのだが、ジリジリとしか伸びず、前の馬をかわせず、後ろの馬にも差され、物足りない内容の5着。渋った馬場が応えたのか、こちらも物足りない内容だった。
 それにしても、2着のフィフスペトルには驚いた。まったくのノーマークだった。さすがノリ。

 今週は土曜も日曜もあまりパッとしない予想だった。まあ、たまにはこういうこともあるさ、ということで来週のJCに向かいたい(京都のGIはもう終わりか。早いなあ)。

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2011年11月19日土曜日

2011マイルチャンピオンシップ  オレの予想を聞いてくれよ

 日曜のメインレースはマイルCS。秋のマイル王決定戦なのだが、その割りにはあまり印象に残らないレースが多い。堅く収まる(ダイワメジャーとか、デュランダルとか)場合が多いためだろうか(いや、馬券を獲ってないからかも…)。
 そんな中で、私がマイルCSと聞いてまず思い出すのは、アグネスデジタル。的場均騎手を背に、鮮やかな勝ちっぷりで大穴を開けた。それがフロックでなかったのは、後の活躍が示すとおり。産駒の活躍がもう一歩なのは残念だが、非常に印象に残っている馬の一頭だ。

 さて、ここ2年こそ、エーシンフォワード、マイネルファルケという超大穴が飛び込んできているが、マイルCSのイメージは「実績馬が順当に結果を残すレース」である。今年はその傾向が復活すると見た。
 本命◎は、リアルインパクト。GI勝ち(安田記念)があり、好成績の毎日王冠組。3歳馬の活躍がないのは気がかりだが、安田記念でそのジンクスを打ち破ったこの馬なら、ここも突破してくれるだろう。重馬場適性は走ってみないと分からないが、夕方には雨もやんだし、極悪馬場にはならないだろう。それほど気にする必要なないと見た。

 推奨穴馬も実績馬から。エーシンフォワード、マルセリーナ、グランプリボスのGI馬3頭を挙げておきたい。

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2011年11月18日金曜日

2011修学院ステークス  オレの予想を聞いてくれよ

 土曜は東京で重賞(東京スポーツ杯)があるのだが、この時期の2歳戦は予想しづらいので、京都メインの修学院Sの予想をエントリーする。最近、同じようなことを書いたなあ…と思っていたら、何のことはない、先週の土曜にまったく同じことを書いていた。東京では2週続けて2歳の重賞があるんやな。

 レース名の修学院は京都の地名。京都市の東北部にある閑静な住宅街で、叡電(えいでん)沿いにある。たしか、美味しいカレー屋さんがこの近辺にあったような(20年ほど前の話ですが…)。
 叡電とは、出町柳を起点とする市電で、八瀬、大原、鞍馬などへ向かう電車が走っている。タクシーで有名どころを回るのもいいが、叡電や嵐電(らんでん)も、風情があってなかなかいいですぞ。京都へ観光に来られた際には、ぜひ乗ってみてほしい。

 閑話休題。予想にいってみよう。
 天気予報は雨。馬場はかなり渋りそうだ。というわけで、本命◎は重馬場適性を重視し、カワキタフウジン。いつも差のない競馬をするのになかなか勝ちきれない馬だが、叩き2走目で重馬場も得意。差し切りを期待したい。
 推奨穴馬は、ウォークラウン。休み明けということもあり人気はないようだが、重賞やオープン特別でもそれほど差のない競馬をしている。京都、重馬場ともに大の得意としており、激走の香りがする。

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2011年11月15日火曜日

書評 新潮社ストーリーセラー編集部編『Story Seller』(新潮文庫)

 売れっ子作家たちが短編を一つずつ書き、それをまとめた短編集。贅沢な本だ。
「重たい本は、ちょっと読む元気がないなあ」
なんてときに、ちょうどよい。

 それぞれの作家さんが、悪く言うとちょっと手を抜いているけど、よく言えば力みがとれていて、単行本とはまた違った魅力を感じた。
「新しい作家さんを開拓したい」
という方にはぜひお勧めの一冊である。出版社の狙いも、まさにそこにあるのだろう。

 私の場合、読んだことのある作家さんと、読んだことのない作家さんが、だいたい半々の割合だった。
 読んだことのある作家さんに対しては「迫力にはやや欠けるけど、これはこれで面白い」と思ったし、読んだことのない作家さんには「単行本も読んでみたいなあ」と感じた。さすが売れっ子さんたち、みんな話が上手だ(当たり前や)。

 執筆陣に、気になる作家さんがいる人にも、いない人にも読んでほしい。読書の新しい道が開かれるに違いない。
 また、旅のお供としてもお勧めしたい。



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2011年11月13日日曜日

2011アンドロメダS、エリザベス女王杯  予想の回顧

 土曜はアンドロメダS。本命◎は断然人気のダノンバラード。スタートは普通に切ったのだが、ややかかり気味。なだめている間に位置取りが後ろになり、包まれた。そのまま直線を向き、外へ出そうとするもインに押し込まれて行き場がなく、脚を余しての3着。不完全燃焼だった。
 豊騎手、何とかしてほしかったなあ…。

 日曜はエリザベス女王杯。しかし、レース発送直後に大事件が発生。何と、馬券を買っていないことに気づいたのだ…。何だか買った気分になっていたのだが、よく考えると買った記憶がない。なかなかの痴呆っぷりである…。というわけで、予想が当たってほしいような、ほしくないような、複雑な心境でレースを見ることになった。

 ◎アヴェンチュラは前を見る形で内ラチ沿いを追走。3コーナーから徐々に進出し、直線はうまく馬場の真ん中に持ち出して前を追う。さすが岩田騎手。先に前に出たアパパネを競り落とし「勝った! でも、しまった、アパパネは買ってない。いや、よく考えたらそもそも馬券を買ってない…」とわけの分からない状態に陥っていると、内からピンクの帽子が飛んできた。何と、スノーフェアリーが内をぶち抜いてクビ差で勝利。すごい脚だった。
 しかし、大外枠の馬がなぜ内を抜けてくるのか?? いくらハイペースで馬群がばらける展開だったとはいえ、人気を背負った馬で内を突くか…。ヨーロッパの騎手は、こういうところが肝が据わっている。馬群を抜けてくる技術にも自信があるのだろう。いや、いい物を見せてもらった。スノーフェアリーには、ジャパンカップは厳しいとしても、このまま日本に残って有馬記念に出てもらえると嬉しいなあ。

 馬券は、もし購入していれば、おそらく押さえ程度に馬連、馬単を買っていたと思われる。トントンか、ほんの少しプラスというところだっただろう。
 少しもったいないことをしたが、予想はズバリ的中ということにして、この調子で来週のマイルCSに向かいたい(買い忘れを反省せんのか)。

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2011年11月12日土曜日

2011エリザベス女王杯  オレの予想を聞いてくれよ

 今週のメインレースはエリザベス女王杯。もう知らない人も多いのかもしれないが、昔は3歳牝馬限定戦だった。そこへ秋華賞を新たに設置し、そちらを3歳牝馬限定にして、このレースを古馬牝馬も出走できるようにした。それまでは、牝馬のGIは3歳限定のものしかなかったのだ。
「牝馬はさっさと繁殖に上がればいいやん」
という時代だったのだろう。
 話は変わるが、このレースの名前は、もちろん英国の女王様の名前なわけだが、相変わらずお元気だよなあ。皇太子さんのほうが、先に亡くなっちゃったりするんじゃなかろうか。

 余計な話はこれくらいにして、予想に向かいたい。
 このレース、かなり堅く収まる傾向にある。2年前(クィーンスプマンテ、テイエムプリキュアの逃げ残り)を除くと、ここ10年間、必ず1番人気か2番人気(またはその両方)が連対している。相手も7番人気(フサイチパンドラ)が一度あるだけで、その他の連対馬はすべて5番人気以内だ。今年もこの傾向は続くと見て、無理な穴狙いは避ける。

 本命◎はアヴェンチュラ。秋華賞でお世話になった馬を、もう一度◎に推す。器用に立ち回るこの馬にとって、1番枠は願ってもない好枠だろう。包まれる危険性がなきにしもあらずだが、岩田騎手ならぬかりないだろう。
 おそらく1番人気になるだろうスノーフェアリーは、大外枠、虫刺され、ハードなローテーションと、心配な要素が散見される。特に気になるのが虫刺されだ。初めて聞いたぞ、競走馬の虫刺されなんて。競走馬は基本的には屋外にいるのだから、虫にはしょっちゅう刺されているのではないのか。それが治療を要するほど悪化するというのは、体調に問題ありということではなかろうか(勝手な憶測です)。よって、ここは評価を下げる(完全に外す勇気まではありませんが…)。
 推奨穴馬は、ホエールキャプチャ、アニメイトバイオ、ブロードストリート。この3頭の共通点がすぐに分かる方は、かなりの競馬通だ。正解は、この3頭は、今年、去年、一昨年のローズSの勝ち馬なのだ。もう一つ言うと、惜しいところでGIを逃しているのも共通点。この3頭のボックス馬券など、面白いかもしれない。
 もう一頭は、レディアルバローザ。前走(府中牝馬S)は2番人気だった馬だ。そのレースで8着だったとはいえ、0.6秒差。いくら何でも評価を下げすぎではないだろうか。鞍上の武豊も虎視眈々と狙っているに違いない。土曜のダノンバラードのヘマ(そして、オレの馬券代)を取り返してほしい。

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2011年11月11日金曜日

2011アンドロメダステークス  オレの予想を聞いてくれよ

 土曜は東京で重賞(京王杯2歳S)があるのだが、この時期の2歳戦は予想しづらいので、京都メインのアンドロメダSの予想をエントリーする。

 ところで、レース名の「アンドロメダ」は「アンドロメダ星雲」の「アンドロメダ」だと思われるのだが、なぜレース名に採用されているのだろうか。カシオペアSやシリウスSと同様に、天体シリーズの一つということなのかもしれないが、「星雲」の名がレース名となっているのは、おそらくこのアンドロメダだけだろう。貴重なレースということにしておきたい。
 と、このまま流してしまってもよかったのだが、何だか間違っている雰囲気が濃厚なので調べてみると…なんと、こんなページを発見。

JRAウェブサイト  特別レース名解説

さすがJRA、いろいろなサービスをやっておられますなあ。
 さっそく、このページの2011年6回京都をポチッとクリックすると…あったあった。

アンドロメダ(Andromeda)ステークス
 アンドロメダは、ペガスス座の北東にある晩秋の代表的な星座。トレミーの48星座のうちのひとつ。名前は、ギリシア神話に登場するエチオピア王ケフェウスと王妃カシオペイアの娘アンドロメダに由来する。

なんと、アンドロメダは星雲の名前ではなく星座の名前だったのか…。でも、アンドロメダ星雲もあると思うのだが、星座のアンドロメダとはどういう関係なのだろうか。気になるところだが、これ以上の調査は脱線しすぎということで、予想に戻りたい。

 閑話休題。アンドロメダSの予想にいきたい。本命◎は、人気になりそうだがダノンバラードとする。休み明けはやや不安だが、ラジオ日経杯2歳Sで1着、皐月賞で3着した馬が55 kgで出てくるのだから、何とかしてくれるだろう。ノリノリの池江厩舎というのも心強い。
 ◎が人気馬なので、相手を絞りたい。2、3番人気はユニバーサルバンクとアドマイヤメジャーになるのだろうが、アドマイヤメジャーを相手としたい。ユニバーサルバンクは、重賞2着2回とはいえ、その二つのレースのレベルがちょっと低かったように思う。あまりつかないだろうが、2-6を厚く押さえる。
 推奨穴馬は7枠の2頭。馬も怖いが、鞍上がもっと怖い。

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2011年11月9日水曜日

書評 東野圭吾『ダイイング・アイ』(光文社文庫)

 これも母から借りた東野本(何冊借りてんねん)。『天使の耳』と同様、交通事故を題材にしたストーリーである。
 『ダイイング・アイ』は長編で、『天使の耳』は短編集という違いはあるものの、通底する主張は同じである。それは、交通事故の不毛さ、やるせなさである。

 ある女性が交通事故で亡くなるシーンから話は始まる(のっけからかなりグロい描写あるので、そういうのが苦手な方はさっさと読み進めることをお勧めする)。
 主人公は、とあるバーテンダー。暴漢に襲われ、記憶の一部をなくしてしまう。襲った暴漢は冒頭で亡くなった女性の夫。そして、襲われたバーテンダーはその女性を死なせた男、すなわち交通事故の加害者だ。
 暴漢に襲われたことにより、事故の記憶をなくしてしまったバーテン。何だか釈然としない気持ちから、事故の記憶を取り戻そうと調査を始める。そして、亡くなった女性の亡霊が現れ、事故の全貌が徐々に明らかになり…というのがストーリーの概要である。

 しかし、事故の部分だけ都合良く記憶が消えてしまったり、催眠術が話のカギを握っていたり、死者の怨念が出てきたりと、正直、ミステリーとしてはあまり入り込めなかった。

 とはいえ、東野さんの交通事故に対する思いは伝わってくる。便利さに引きずられ、車の怖さや交通事故の悲惨さから目を背けてはいないだろうか。そういうメッセージをこの小説から感じた。東野さんの、そういう思いを受け止める小説ということにしておきたい…。

 東野さんはきっと「車がもっと減ればいいんや。そうすれば事故も減る」と言いたいのだと勝手に類推したい。東野さんのように影響力が大きい人が「車を減らせ」などと公言するといろいろ問題があるので、なかなかはっきりとは言いにくいのだろう(ホンマか)。

 ということで、私が勝手に代弁しておく。
 車をもっと減らして、事故を減らすべきだ。方法は簡単。車両税やガソリン税をドンと値上げすればよい。車検にドカンと税金をかけるのもいいかもしれない。
「でも、車がないと生活できない」
という声が聞こえてきそうだ。しかし、本当だろうか。自動車産業に洗脳されていませんか?



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2011年11月6日日曜日

2011ファンタジーS、みやこS  予想の回顧

 土曜はファンタジーS。本命◎のタガノルミナーレは中段後方を追走。揉まれたのが応えたのか、4コーナーではすでに手応えがなく、15着の惨敗。こういう結果も想定内とはいえ、実際にこうなるとヘコみますなあ…。勝ったのは8番人気のアイムユアーズ。函館2歳S 2着のわりには人気がなさ過ぎた(結果が分かってからなら、誰でも言えるんだよなあ…)。距離が伸びてファインチョイスを逆転したということなのだろう。

 日曜はみやこS。本命◎エスポワールシチーは道中3番手に控え、直線を向いて抜け出す横綱相撲。JCダートで2強に割って入ることができるか、楽しみになってきた。
 しかし、2頭軸のもう1頭である○インバルコは、後方をおっつけながらの追走。もともと、こういうズブい面のある馬だが、それにしても手綱が動きっぱなしだった。差し馬だが、ハイペースは不得手な馬なのだろう。特にこれといった見せ場もなく、8着に終わった。

 ◎は見事に1着だったということで、前向きに来週からのGIに備えたい(反省せんのか)。

 とことで、馬券の調子が悪い。毎週「大きく負けはしないのだが、なんだかなあ…」という成績が続いていたところ、ついに今週、大負けを喫した。トホホ。年末へ向け、巻き返したいところである。

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2011年11月5日土曜日

2011みやこステークス  オレの予想を聞いてくれよ

 日曜の京都メインは、みやこステークス。JCダートのステップレースとして、昨年から行われているレースだ。第1回から、さい先良くトランセンドという勝ち馬を輩出した。今後は、JBCクラシックと並びJCダートへのメインステップレースとなるのか、それとも本番とは結びつかないトホホな重賞となっていくのか、気になるところである(そんなのが気になるのは、私だけですか…)。

 今年も面白いメンバーが揃った。実績十分のエスポワールシチーに、トウショウフリークやニホンピロアワーズといった新興勢力が挑む。そこに、インバルコやダイシンオレンジなど、ダート重賞の常連メンバーも名を連ねるという構図。

 本命◎はエスポワールシチー。58 kgでもこの相手なら負けられないだろう。得意の京都で復活し、本番へ駒を進めることができるか。◎が大本命馬なので、2頭軸で勝負したい。もう1頭の軸○はインバルコ。ここしばらく、オープン特別で人気を背負っては裏切るというレースを続け伸び悩み気味だったが、前走が58 kgの斤量で鮮やかな勝ちっぷり。ついに目覚めたと独断したい。
 馬券はこの2頭を軸に、3連複で勝負する。
 推奨穴馬はヒラボクキング。連勝で勢いに乗っており、京都も得意。1コーナーまでにインを取れれば面白い。

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2011年11月4日金曜日

2011ファンタジーステークス  オレの予想を聞いてくれよ

 土曜の京都メインはファンタジーS。GIがお休みの週の土曜に行われる地味な重賞で、KBS競馬中継だけが局地的に盛り上がるのもお約束である(このレースはKBS京都賞なのだ)。

 このレース、過去の連対馬にはシーイズトウショウ、スイープトウショウ、ラインクラフト、アストンマーチャンなど、後にGIで勝ち負けするような名牝が名を連ねていた。しかし、ここ4年は非常に荒れており、それに伴ってその後に活躍する馬もいなくなってしまった。何だかちょっと寂しい気分である。KBS京都の方々も同じ気持ちに違いない(ホンマか)。

 この時期の2歳戦、ましてや近年荒れ気味のレース。何が来てもおかしくない。積極的に穴を狙っていきたい。
 本命◎は、タガノルミナーレ。データ的には、新馬勝ち直後の馬は狙いづらいというのは承知のうえで、この馬から入りたい。その新馬戦は、今回と同じ京都の1400 mで好時計勝ち。鞍上もノリノリの謙一クンだ。イン有利の傾向はまだ続きそうなので、スタートを決め、ファインチョイスの直後あたりから内をスクって…というのが理想的な展開だろう。激走を期待したい。◎が穴なので、馬券は手広く流す。
 推奨穴馬は◎と同枠のサヴァーレ。このレース、未勝利勝ち直後の馬が穴を開けるケースが目立つ。

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2011年11月3日木曜日

書評 紅玉いづき『毒吐姫と星の石』(電撃文庫)

 同じ著者による『ミミズクと夜の王』がたいへんよかったので、もう一冊紅玉さんの本を読んでみようと思い「どれにしようかなあ」と探していると、何と『ミミズクと夜の王』の続編を発見。さっそく読んでみた。
 続編もよかった。涙が出そうになり、ビールを持つ手が震えた(アル中かっ)。前著『ミミズク』が「愛する」物語なら、この本『毒吐姫』は「愛される」物語だ。

 一国の姫であるにもかかわらず、星占いによって捨て子となった、ある女の子。その女の子は、愛されることを知らず育ち、「毒吐姫」となった。「毒吐」とは、文字通り毒を吐くわけではなく「毒舌を吐く」という意味だ。
 その毒吐姫が『ミミズク』にも登場したレッドアークの王子であるディアに嫁ぐことになった。一度は捨てられたのに、また政争の道具にされ、怒り狂う毒吐姫。嫁ぎ先でも毒舌をふるいまくるのだが、ディアをはじめ、さまざまな人たちが毒吐姫を大きな愛で、優しく、しかしときには厳しく、包み込む。徐々に心を開く毒吐姫。

 ちょっと小難しく書くとこんな感じなのだが、平たく言うと「愛を知らずに育った娘が、嫁ぎ先で大きな愛に包まれて心を開いていく」という、ありふれたストーリーである。
 しかし、ありふれた、使い古されたテーマなのに、なぜ涙腺がゆるむのだろうか。その秘密は登場人物、特に毒吐姫の台詞にある。『ミミズク』でも感じたことだが、紅玉さんの台詞のつむぎ方には脱帽だ。
「そろそろ来るでー」
と分かっているのに、いざ台詞が放たれると、ズキーンと心を打たれてしまう。
 紅玉さんには「平成の台詞女王」の称号を与えてしまうことにしたい(もうちょっと、いいネーミングはないのか…)。



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びわ湖こどもの国へ行ってきた

 先日、娘が4歳の誕生日を迎え「じゃあ、文化の日はどっか面白いところでも行くか」ということで、びわ湖こどもの国へ行ってきた。
 びわ湖こどもの国は、滋賀県の誇る(?)超大型児童館で、高島市安曇川のびわ湖沿いにある。児童館なので、何と入場料は無料!(駐車料金は500円)。バーベキュー、宿泊、キャンプなどもできる素晴らしい施設なのだ。
 本館の外観はこんな感じ。この中に宿泊施設や遊具がある。


グランドも広い。奥に見えるのがすべり台で、さらに奥の木立の向こうはびわ湖である。ナイスなロケーションだ。


その左手に、また別のすべり台、アスレチックなど、さまざまな遊具がある。


今日は特別に、電車も走っていた(有料)。息子(1歳半)は大喜び。


室内はこんな感じ。


これ以外にも、トランポリン、ロッククライミング、オモチャ作りなど、さまざまな遊戯が用意されている。
 さらに、家族で乗れる自転車(お勧めです)や、フワフワもある。


食堂がもう一歩なのが残念だが(食べさせてもらっておいてスミマセン)、この他にもいろいろな遊具やイベントがあり、一日では制覇しきれない。たとえば今日は、フラダンスの発表会が催されていた。


 お近くの方はもちろん、京都、大阪からも行く価値ありだ。小学校低学年までの子どもなら大喜び間違いなし!(万が一、喜ばなくても責任は取れませんが…)

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2011年11月1日火曜日

書評 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』(光文社)

 例によって母から借りた東野小説。
 これまた例によって、一気に読み終えてしまった。

 会社の重要なプロジェクトから更迭された、やり手のバリバリサラリーマンである佐久間が主人公。「ヤンエグ」という言葉がぴったり来るような男だ(死語やな…)。
 プロジェクトから外されてふてくされていた佐久間。何の気なしに、自分の更迭を指示した男の自宅へ向かう。その男とは、自動車会社の副社長である。ブラブラしていると、ひょんなことからその家の娘と出会う。そして佐久間は、その娘と共謀し、狂言の誘拐を企てる。その娘が誘拐されたことにし、身代金を奪おうというわけだ。そして「誘拐という名のゲーム」がスタート。佐久間と副社長の息詰まる駆け引きが繰り広げられる。というのが粗筋。

 いつも通り、グイグイとストーリーに引き込まれてしまう。身代金の受け渡しなど、圧巻の展開だった。

 そして誘拐事件は幕を閉じる。ああ、面白かった…と思いきや、まだまだページが残っている(紙の本っていうのは、こういうのが分かってしまうのが欠点の一つやね。私が電子書籍に期待することの一つは「あとどれくらい話が残っているのか分からない」という点だ)
 誘拐事件は終わったが、「ゲーム」はまだ終わっていなかったのだ。ゲームの本当の決着はつくのか、そしてその勝者は誰なのか…。

 得意のどんでん返しで、最後の最後まで存分に楽しんだ。
 しかし、最後のオチはちょっと弱かったような…。何がそんなに切り札なのか、とっさには分からなかった。そのように感じるのは私だけだろうか。



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