2020年11月30日月曜日

【読書メモ】大鐘良一・小原健右『ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験』(光文社新書)

 2008~09年にかけて行われたJAXAの宇宙飛行士選抜試験に密着して撮影した「NHKスペシャル 宇宙飛行士はこうして生まれた~密着・最終選抜試験~」を書籍化したもの。最終選抜に残った10人の精鋭が、選抜試験に挑む姿が描かれる。
 JAXAでの閉鎖空間での過酷な試験に続き、NASAでの面接。宇宙飛行士には、いったいどういう資質が求められるのか。それは、いわば「究極の人間力」ともいえるものだった。試験の内容も興味深いが、10人の人間ドラマが本書のキモ。まさに「ドキュメント」だ。

 このとき選ばれた油井亀美也氏、大西卓哉氏、金井宣茂氏はそれぞれ一度ずつISSに長期滞在して、宇宙事業に貢献した。日本はロケット技術や「こうのとり」だけでなく、宇宙飛行士の評価も非常に高いそうだ。
 そして今年(2020年)、それ以来の宇宙飛行士募集が発表された。2021年に募集開始を予定しているそうだ。今度はどんな人間ドラマが繰り広げられるのだろうか。
 私も応募してみようかな。毎日の晩酌が欠かせない時点で不合格だろうけど…。

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2020年11月29日日曜日

【中央競馬予想の回顧】ジャパンカップ、京阪杯、京都2歳S(2020)

 今週はジャパンカップ。
 アーモンドアイコントレイルデアリングダクトの順に単勝が2.2、2.8、3.7倍。4番人気が17.2倍で、単勝万馬券が過半数の8頭。見たことのないオッズだ。
 ◎デアリングダクトは好位でアーモンドアイを見る位置取り。いい感じだ。直線に入り、少し内に押し込められたが、進路を見つけて内を抜けてきた。しかし、前を行くアーモンドアイには届きそうにない。2着のコントレイルには迫ったが、ハナ差で惜敗して3着。スムーズに外に出せれば2着はあったかもしれない
 勝ったのはアーモンドアイ。好位からズバッと抜け出して完勝。天皇賞・秋のVTRのような競馬で国内GI8勝目の新記録。キタサンブラックを抜いて、獲得賞金もトップに立つという大偉業を成し遂げた。伝説レベルの名馬と言ってよいだろう。
 3強が1~3着を占めた。期待に違わぬ好レースだった。

 阪神では京阪杯。
 ◎フィアーノロマーノは中団を追走。4コーナーでは大外を回す。「大丈夫かいな」という心配をよそに、先に抜けたカレンモエを一完歩ずつ追い詰め、クビ差でかわして見事に勝利。流れも向いたが、強かった。
 2着にカレンモエが残り、馬券は単勝と馬連をとった。馬連が15倍ついたのは、嬉しい誤算。

 土曜は京都2歳S。
 ◎ワンダフルタウンは後方から。阪神2000 mでこの位置取りでは厳しいと思っていたら、外をグイグイ伸びて差し切った。これは強かった。距離はもっとあってもよさそうだ。
 2着にラーゴムが入り、馬連をとった。少し浮いた。

 今週は3戦2勝。京阪杯のお陰で、トータルもプラスを計上した。年末まで続けたい。

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【中央競馬予想と与太話】ジャパンカップ、京阪杯(2020)~阪神と京阪~

 今週は東京でジャパンカップが、阪神で京阪杯が組まれている。阪神で京阪杯が行われるのは1994年以来、26年ぶりのことだ。私は京阪沿線で生まれ育ったので、京阪電鉄には愛着があるが、京阪杯で大当たりした記憶はない…。
 阪神と京阪と聞くと、つい「阪神と京阪がつながれば、京都から淀川の東側の地域が、神戸までつながるのになあ」と思っていた。しかし、阪神は阪急と同じグループになり、近鉄との相互乗り入れを実行し、東大阪から奈良へ直通してしまった。京阪とつながっていれば、京阪沿線の住民の利便性は高まったと思うのだが、残念だ。

 レースにいってみたい。
 歴史的な大一番になった。3頭の三冠馬が現役で走っているだけでもレアケースなのに、その3頭が同じレースに出走。さらに、そのうちの2頭はまだ負けていない。無敗馬どうしが古馬GIで初対決ということは、いままでにあったのだろうか。
 本命は◎デアリングダクト。初の無敗の牝馬三冠馬だ。ジェンティルドンナとアーモンドアイの先輩三冠馬が牝馬三冠→JC勝ちを成し遂げているように、3歳牝馬は割引どころかむしろ有利。連勝を伸ばして、アーモンドアイと世代交代を果たしてほしい。
 推奨穴馬はワールドプレミア。いまの時代、休み明けはむしろプラス。

 京阪杯は◎フィアーノロマーノが本命。ここ2走は洋芝もあわなかったか。

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2020年11月28日土曜日

【目指せサブ3】明石城公園マラソン2020に出場した(滋賀のおっさんランナー)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2019年12月の大阪マラソンでサブ3.05(3時間05分)を達成。現在(48歳)はサブ3を目標にトレーニング中。
 昨年の大阪マラソン以来、約1年ぶりのフルマラソンの大会。このコロナ禍のなか、大会を開催してくれて、たいへんありがたい。
 今回、初めてサブ3を目標に走った。結果はいかに。

◆調整とコンディション◆
 4週前に30 km(ロケットマラソン)、2週前に20 km、1週前に10 kmのペース走をして、走る距離を減らしながら疲れを抜いた。体重を増やさずにプチカーボローディングもでき、痛いところもなく、体調も良好。いい感じで調整できた。
 当日も、新快速でスムーズに明石駅に到着。新快速停車駅から歩いてすぐとは交通の便がよい。
 気温が上がる予想だったが、スタート時は肌寒いくらい。風もほとんどなく、コンディションは良好だ。

発着点のきしろスタジアム。明石城も見える

◆序 盤◆
 簡単な開会式を終えて、いざスタート。フルの参加者は300名程度なので、ほとんど混雑なし。すぐにばらけて、自分のペースで走れた。
 この大会は、2 kmを21周する、周回コースだ。競技場を出ると、いきなり現れたのが急坂。なんじゃこれは。聞いてませんけど…。この急坂を登り切ったら、次は一気に下る。息は楽だが、脚にはかなりのダメージが。後半にも登りと下りがあり、競技場へ戻る。こんな厳しいコースだとは知らなんだ…。
 前半は急坂でペースが落ちるので、後半でそれを取り戻さねばならない。4:25→4:05と、速いラップと遅いラップを繰り返して、4:15のペースを維持。下りがあるので息は入るが、脚がキツい。サブ3は、早くも諦めモードが漂う…。

◆中 盤◆
 それでも、サブ3を少し上回るペースで中間点を通過。もしかすると、このまま走りきれるかも? いや、いつもの中間点よりも、かなりキツいような? あまり考えても仕方がない。1周2 kmを8分半のペースを刻み続けるのみだ。
◆30 kmへ◆
 何とかペースを維持して30 kmへ。残りは6周だ。
 しかし16周目の急坂で、ついに大幅にペースダウン。32 km地点で、サブ3のペースを割ってしまった。そこから再びペースを上げて巻き返す気力・体力は残っておらず、17周目の急坂でノックアウト。目標を完走に切り替えた。

◆ラスト10 km◆
 ラスト10 kmはジョグペース。19年の京都マラソンはスタミナ切れで失速して朦朧(もうろう)とした。今回はそのときとは違って、体力は残っているが脚が動かない感じ。失速にも何種類かあるのだろう。
 もうタイムは気にする必要はないので、しっかり給水しながら淡々とジョグ。急坂も何とか歩かずに走りきり、3時間10分切りでゴール。完走賞が「オリバー 麻辣(マーラー)どろソース」だったのも、リタイヤせずに走りきるモチベーションになった(笑)。

◆シューズ◆
 残念だったのはシューズ。今回、アディゼロプロで走ったら、足の甲に痛みが出た。前回のロケットマラソン(30 km)と同様、15 kmくらいから違和感が出た。今回もフルを走り切れたように、それほど激しく痛むわけではないのだが、足の甲にアッパーが当たってしまう。
 今回は下り坂がきつかったことも痛みの原因だろうが、長い距離を再びこのシューズで走るのは厳しい。ワンサイズ上げるか、他のシューズにするか。また考えよう。

◆まとめ◆
 いやあ、まさかこんな激坂難コースだとは知らなかった。知っていれば、おそらく出ていなかったと思う。サブ3が達成できなかったのは残念だが、仕方がないと割り切れる難コースだった。
 32 kmクロカン走+10 kmジョグの練習をしたと思うことにしよう。失速したので、ダメージは少なめ。今回はトレーニングと位置づけてもう一度走るか、いったんリセットするかは、レース後の回復なども見て考えたい。

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【中央競馬予想と与太話】京都2歳ステークス(2020)~オークスで激走したマル父・マル市牝馬~

 今週で11月は終了。あっという間に師走ですなあ。
 中央競馬も阪神・東京開催が終わって、来週からは今年最後の開催に。少しでも、今年のマイナスを取り返したい。

 そんな土曜は阪神で京都2歳Sが組まれている。京都の改修の間だけ「阪神2歳S」に名前を変えるわけにはいかなかったようだ。
 このレースは重賞としては7回目だが、それ以前はオープン特別だった。その時代も含めて、京都以外で行われるのは今回が初めてだそうだ。

 今年と同じ11月28日に勝ったのがマルシゲアトラス。1987年の勝ち馬だ。バンブーアトラスを父に持つ、マル父、マル市牝馬だった。1勝馬の身でこのレースに参戦すると、南井騎手を背に3馬身差の圧勝。翌年の桜花賞もアラホウトクの5着に頑張った。
 一世一代の走りを見せたのが、オークス。桜花賞の後に4歳牝馬特別(いまのフローラS)で7着と破れて評価を落とし、オークスでは11番人気。しかし、レースでは後方から猛然と追い込んで2着に入り穴を開けた。勝ったのは10番人気のコスモドリームで、2桁人気馬のワンツー。当時は枠連しかなかったが、馬単や3連単があれば、えらい配当になっていただろう。
 その後も6歳まで走り続けた、馬主孝行な馬だった。

 レースにいってみたい。10頭立てと少頭数。中距離の2歳重賞が増えたためかもしれない。
 本命は◎ワンダフルワン。新馬戦はダノンザキッドの2着に頑張り、次走で8馬身差をつけて順当に未勝利勝ち。ひと息入れた前走は1番人気に応えられず3着に破れたが、休み明けだったし、上位2頭も強かった。ひと叩きしてこの相手なら。
 推奨穴馬は同枠のダノンドリーマー。前走が完勝で。

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2020年11月27日金曜日

【読書メモ】東野圭吾『マスカレード・ナイト』(集英社文庫)

 マスカレードシリーズ第3弾。舞台はもちろんホテル・コルテシア。ホテルで催される年越し仮面パーティーに殺人犯が現れるというたれ込みがあった。刑事の新田とホテルウーマンの山岸の名コンビが渦中に飛び込む。
 パーティーが始まる前に、さまざまな客が登場。みんな怪しいような、怪しくないような(どっちやねん)。このなかに、殺人犯はいるのか。
 そしてパーティーが始まる。殺人犯と情報提供者、そして警察が入り乱れる大活劇。新田は犯人の仮面を喝破できるのか。

 今回も、ホテルを舞台にしたスリル満点の展開を堪能した。しかし、新田刑事のキムタク化には、ちょっと苦笑い。ガリレオ湯川の福山化、加賀刑事の阿部化など、小説のキャラを映画のキャストに似せていくのは東野氏の得意技だが、本作はちょっとやりすぎのような(笑)。
 ミステリーとしての結末にはやや無理があるような気もするが、そこに至るまでのハラハラドキドキと、高級シティホテルの舞台裏を楽しむ小説だということにしておきたい。

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2020年11月26日木曜日

【お父さんの週末料理】2020年11月21~23日~たこ焼き大失敗。禍転じて福となす?~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 勤労感謝の日で3連休。土曜の昼は外食した。
 娘はテスト前なので部活は休み。

 11月21日(土) 

 息子はいつも通り昼から野球の練習。

◆朝・昼飯◆
 朝は妻が食パンを出してくれた。お陰で寝坊できた。
 昼は久しぶりに近所の人気ラーメン屋に行った。マラソン前日は験担ぎにラーメンを食べることにしているのだ。息子と私はあっさりとんこつ、娘はしょうゆ(魚介スープ)を注文し、みんなでチャーシュー丼を分け分けした。
 この店のラーメンが大好きな息子が「うめぇ」と大満足。近所に美味しいラーメン屋さんがあってよかったね。

◆晩ご飯◆
 豚の生姜焼きを作った。生姜をすり下ろした自家製タレが爽やか(自画自賛)な一品だ。たくさん作ったのだが、息子がバカ食いモードに入り、あらかた食べ尽くしてしまった。薄切り肉が好物らしい。
 他は豚レバー、里芋の煮っ転がし、リサイクル炒め、サラダ、スープ、ご飯。豚レバーと里芋とリサイクル炒めは作り置きメニュー。

リサイクル炒め、里芋の煮っ転がし、豚レバー

豚の生姜焼き。自家製タレがグー

 11月22日(日) 

 息子は朝から夕方まで野球の練習。相変わらず長い…。
 妻が野球の世話をしてくれたお陰で、私はマラソン大会に行けた。ありがとうございました。この日は近所のグランドでラッキーだった。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は鯖(さば)と里芋の味噌煮。安くて美味しい鯖は庶民の味方だ。
 昼は息子と娘は妻の作った弁当。息子はグランドで食べた。私はマラソン後に会場近くで寿司を食べた。プチ贅沢をさせてもらった。

鯖と里芋の味噌煮

◆晩ご飯◆
 マラソンの参加賞が明石焼きの粉とたこ焼きソースだったので、さっそく使った。子どもたちは初めての明石焼きだ。明石焼きも美味しいが、たこ焼きに軍配だそうだ。
 明石焼きの後にたこ焼きを焼いたが、なかなか固まらない。これは様子がおかしい。どうも小麦粉の量が少ないようだ。おそらく一桁間違えて、10分の1しか入れなかったと思われる…。
 これではたこ焼きにはならず、中身をフライパンに移して、片栗粉でとろみを加えて「たこ汁」として出した。
 「こんなん食べれんの?」と半信半疑だった(特に妻)が「意外に美味しい」と事なきを得た(?)。
 他はサラダとスープとチーズ。

たこ汁とチーズ。禍転じて福となったのだろうか?…

 11月23日(月・祝) 

 この日は珍しく何の用事もなし。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は納豆卵ご飯で済ませた。困ったらこれ。
 昼はビーフン。一袋分のビーフンはフライパンに入りきらないので、二つに分けた。一つはマラソンの参加賞の「オリバー 麻辣(マーラー)どろソース」味。スーパーでは売っていない、レアな商品なのだそうだ。思ったよりも辛くなく、美味しく食べられた。ビーフンによく合う。
 もう一つはシンプルに塩コショウ味。ピリ辛が苦手な娘は、おもにこちらを担当。
 他はサラダと味噌汁。

ビーフン塩コショウ味

ビーフンマーラーソース味

◆晩ご飯◆
 サンマが安くなったので買おうと思っていたが、シマソイという魚が安くて美味しそうだったので予定変更。煮付けにした。メバルの仲間で、味も似ていた。ただ、皮はちょっと厚くて食べにくかった。ホロホロで美味。
 他はマグロ刺身、サラダ、味噌汁、黒糖パン。マグロのしっぽの刺身が安かったので購入。普通に美味しかった。

マグロのしっぽの刺身

シマソイの煮付け

◆作り置き◆
 たこ焼き用のキムチが残っていたので、豚キムチを作り置いた。息子の好物だ。明日から食べてください。

豚キムチ。定番メニュー

2020年11月23日月曜日

【中央競馬予想の回顧】マイルCS、東スポ杯2歳S、アンドロメダS(2020)

 今週はマイルCS。
 ◎サリオスは普通にスタートしたが、後方から。3コーナーから手が動き始め、追い通しで4コーナーへ。大外を回して最速の上がりで追い込んだが、優勝争いには加われず5着まで。マイルは短い印象。
 勝ったのはグランアレグリア。厳しいマークに遭い、直線半ばまで追い出しを待たされたが、外に出すと矢のように伸びてGI3連勝。藤沢厩舎の先輩のタイキシャトルに並ぶ、歴史的な名短距離馬の域に達したと言ってよいだろう。

 祝日の月曜は東京スポーツ杯2歳S。
 ◎ダノンザキッドは単勝1.7倍の断然人気。レースではスッと好位につけると、直線では追い出しを待つ余裕。ラスト300 mからスパートして、最速の上がりで余裕の勝利。着差以上の強さだった。今後が楽しみだ。
 馬券は2着のタイトルホルダーを押さえておらず、ハズレ…。底を見せていない馬は押さえないと…。

 土曜はアンドロメダS。
 ◎カセドラルベルは好位につけたが、直線は失速。それほど速いペースでもなかったので、不甲斐なかった。
 勝ったのは人気のアドマイヤビルゴ。高額馬が人気に応えた。

 今週は3戦0勝。他もイマイチでトータルはマイナス。冴えませんなあ…。

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【中央競馬予想と与太話】東京スポーツ杯2歳ステークス(2020)~世紀末の名脇役~

 3日間開催最終日は東京スポーツ杯2歳Sが組まれている。昨年のコントレイルをはじめ、ワグネリアンやディープブリランテなどが勝っている大出世レースだ。

 このレースは重賞になってから今回で25回目だが、それ以前はオープン特別として行われていた。
 重賞になる2年前、1994年の勝ち馬がホッカイルソー。北海牧場の生産、所有馬で、母ホッカイラブリーというホッカイブランドの馬だ。3回目の新馬戦を勝ち、次走の500万条件戦で3着のステップでこのレースに出走。7番人気の低評価を覆して穴を開けた。
 翌年は三冠レースで4、4、3着と、すべて掲示板に載る頑張りを見せた。古馬になってからは中長距離の重賞の常連となり、日経賞とオールカマーを勝った名脇役だった。
 「ルソー」という馬名から「なんか賢そうな馬やなあ」と勝手に思っていたが、本当に賢かったかどうかは定かではない。

ホッカイルソー。賢そうだ(?)

 レースにいってみたい。この10頭から、今年も大物が出るのだろうか。
 その期待を込めて、本命は◎ダノンザキッド。前走の新馬戦は馬なりで3馬身差をつけた。降した馬も続々と勝ち上がっており、相手が弱かったわけではない。ジャスタウェイの代表産駒になってほしい。
 推奨穴馬はモメントグスタール。現在のところ、何と単勝万馬券。ここまで人気のない理由が分からない。

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2020年11月21日土曜日

【中央競馬予想と与太話】マイルチャンピオンシップ(2020)~80年代の名マイラー~

 今週はマイルCS。37回目の今回、初めて京都以外の競馬場で行われる。

 今年と同じ11月22日にこのレースを勝ったのが、第4回のニッポーテイオー。名門、千代田牧場の生産馬で、今年の1月に亡くなった郷原洋行元騎手のお手馬だった。
 前年のマイルCSでは人気薄のタカラスチールにハナ差で足下をすくわれて、単勝1.3倍の人気を裏切り、初GI勝利を逃した。
 4歳になっても、安田記念と宝塚記念で2着と、どうしてもGIに手が届かなかったが、天皇賞・秋で5馬身ぶっちぎって念願のGI勝利。その次走に選んだのがこのレースだった。
 レースではもちろん1番人気で、単勝は何と1.2倍。5馬身差で圧勝し、人気に応えた。翌年には安田記念も勝って、GIを三つとって引退。種牡馬としてはもう一歩だったが、80年代を代表する名マイラーといってよいだろう。

ニッポーテイオー。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。コロナ禍で香港に行く馬が減ったためか、豪華メンバーが揃った。
 本命は◎サリオス。世代交代を果たしてほしいという期待を込めての本命だ。まだ負けたのはコントレイルだけ。再戦までは連勝を続けたい。
 推奨穴馬はサウンドキアラ。前走だけで人気が急落。

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【中央競馬予想と与太話】アンドロメダステークス(2020)~ゾウゲブネとマンジュデン~

 週後半は気温が上がり、関西は何と夏日に。日本列島は熱帯気候になってしまうのだろうか…。
 土曜に重賞がなく、今週の重賞はマイルCSだけなのかと思ったら、月曜に東スポ杯2歳Sが組まれていた。3日間開催が珍しくなくなり、あまり報道されなくなったのか、先ほどまで月曜に競馬があることを知らなかった。

 そんな土曜の京都メインはアンドロメダSで、その前の準メインは瀬戸内海特別だ。瀬戸内海特別を1986年に勝ったのがゾウゲブネレディ。そういえば、いつの間にかゾウゲブネの冠名を見なくなった。
 当時から「ゾウゲブネってなんやろう」と思っていたので、今さらながらググってみると…なんと飲食店の名前で、象牙船という店と萬寿殿という店を同じオーナーが経営しており、馬にも店名をつけていたそうだ。萬寿殿も「マンジュデン」の冠名で古い競馬ファンにはおなじみ。同じ馬主さんだったとは知らなかった。
 ちなみに、飲食店の象牙船は閉店したが、萬寿殿は神戸三宮でまだ元気に営業中だそうだ。

 レースにいってみたい。予想はアンドロメダSを。
 本命は◎カセドラルベル。前走は大敗したが、京都大賞典では仕方なかった。阪神内回りは内枠の先行馬が有利。前につけてほしい。
 推奨穴馬はワイプティアーズ。前走だけで見限れない。

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2020年11月18日水曜日

【読書メモ】柚月裕子『盤上の向日葵』(中公文庫)

 柚月氏が将棋をテーマに大作を書いたというではないか。しかも本屋大賞で2位になるなど、評価も高い。文庫化を待っていた。

 これが期待に違わぬ名作だった。歴史的な将棋の駒とともに葬られた白骨遺体。誰が、何のために埋めたのか。一方で、将棋に魅了された一人の少年の生い立ちが並行して語られる。
 駒の謎と、少年の成長。その両輪が絡まり合い、あっという間にラストシーンへ。異才の青年の怒濤の半生を見事に描ききった。

 将棋の知識は一切無用。盤上に向日葵が咲くとき、いったい何が起きるのか。

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2020年11月17日火曜日

【読書メモ】原尞『天使たちの探偵』(ハヤカワ文庫)

 現在のところ、沢崎シリーズ唯一の短編集。大金にも、権威にも、女にもなびかない沢崎のハードボイルドぶりは、短編でも健在。いや、むしろ凄みを増しているようにさえ感じる。

 文庫版に収められているのは七つの短編。いずれも、探偵の沢崎に、依頼人から仕事が持ち込まれるというストーリーだ。
 依頼人がさまざまなら、依頼内容もさまざま。変わらないのは、沢崎のハードボイルドぶりだけだ。各話とも、あっと驚くオチで華麗に幕を閉じる。

 テンポがよく、ページをめくる手を止めさせないのは、長編も短編も同じ。あっという間に読み終えてしまった。

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【お父さんの週末料理】2020年11月11・14・15日~激旨 豚肉のバックリブ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 今週は外食はナシ。水曜日は会社を休んだので、私が晩ご飯を作った。

 11月11日(水) 

 晩ご飯だけ私が作った。

◆晩ご飯◆
 鮭を使ってほしいとのことだったので、サッと煮込んだ。鮭は塩焼きが定番だが、たまには煮物もグー。
 他はサラダ、スープ、ご飯。

鮭のさっと煮とご飯

◆作り置き◆
 ひじきも使ってほしいというので、ベーコンを買って煮物にした。ベーコンの残りは厚揚げと煮込んだ。ベーコンはよいダシが出る。

厚揚げとベーコンの煮物

ひじきと昆布とベーコンの煮物

 11月14日(土) 

 娘は朝から夕方まで部活の試合。どんな試合をしているのだろうか。
 息子はいつも通り午後から野球。

◆朝・昼ご飯◆
 珍しく妻が寝坊。妻に起こしてもらうつもりで目覚ましもかけていない娘も、当然寝坊…。自分で起きましょう。
 急遽、牛肉の炒め物を作って娘の朝ご飯にし、卵を焼いてパンに挟んで昼ご飯に持たせた。何とか遅刻せずに間に合ったそうだ…。
 息子と私は朝にパンを、昼に牛肉の炒め物を食べた。

◆晩ご飯◆
 取り寄せた豚のベイビーバックリブを焼いた。200 ℃で40分、こんがり美味そうにできた。娘も息子も運動後でお腹が減っており、モリモリ食べた。大好評。豚さんも喜んでいることだろう。
 バックリブは、普通のスペアリブとは違い、背中側のあばら骨なのだそうだ。そのためスペアリブより小さいが、脂は控えめ。とても美味しかった。
 他はカンパチ刺身、無限サラダ、スープ、アサリご飯。アサリご飯は市販の素を使った。息子の好物だ。

焼く前

こんがり焼けた

切ったらこんな感じ

 11月15日(日) 

 息子は朝から夕方まで練習。相変わらずの長時間だ。娘は昼から座学。二人とも行き先は近所なのだが、時間が違うので一緒に送っていけないのはしんどい…。

◆朝・昼ご飯◆
 朝はカンパチの残りを塩焼きにした。あっさりで美味。朝ご飯にちょうどよい。他は簡単サラダとアサリご飯。
 昼は妻が作ってくれたものを、息子はグランドで、娘は家で食べた。ありがとうございます。
 私はいつ昼ご飯が食べられるか流動的だったので、作ってもらわなかった。結局、スーパーでサンマを買って焼いた。他は簡単サラダ、おにぎり、スープ。

カンパチの塩焼きとアサリご飯

サンマをフライパンで焼いたら曲がってしまった

◆晩ご飯◆
 スーパーで鶏もも肉の大パックを発見。息子にから揚げが食べたいか聞くと
「食べたい!」
と即答。月に一度のから揚げ大会を開催した。3分の2は衣は粉だけ(水なし)、残り3分の1は水を加えた。両方とも好評。この日も2人とも空腹でモリモリ食べた。娘が
「今日のから揚げは美味しいな」
と合格点の評価。娘は衣に水を加えないほうが好みなのかもしれない。
 上手にできたのだが、温度計がおかしいのか、IHが弱ってきているのか、揚げ油の温度の上がりが悪かった。何なのだろう。たくさん作ったので、明日からも食べてください。  他は豚レバー、サラダ、スープ、ご飯。

から揚げ。これで3分の1ほど

2020年11月15日日曜日

【中央競馬予想の回顧】エリザベス女王杯、福島記念、デイリー杯2歳S、武蔵野S(2020)

 今週はエリザベス女王杯。
 ◎ノームコアは2番人気。レースでは、何と逃げの手に出て、向こう正面では後続を3馬身ほど引き離した。そのまま残れば神騎乗だったが、そうは問屋が卸さず、直線は馬群に飲み込まれて16着に惨敗。距離も長かったのかもしれない。
 勝ったのはラッキーライラック。大外枠を克服し、見事に連覇達成。

 福島では福島記念。
 ◎バイオスパークも2番人気。道中は中団に待機し、直線は馬群に突っ込んだ。「大丈夫かいな」という心配をよそに、馬群を抜けて見事に1着。池添騎手の好騎乗だった。
 2着に1番人気のヴァリアントが入り、馬単が的中。2番人気→1番人気の組合せで20倍以上ついたのは美味しかった。

 土曜はデイリー杯2歳S。
 ◎ホウオウアマゾンも2番人気。レースでは逃げ馬を行かせて番手につけた。予定通りだ。直線入り口で先頭に立ったところに伸びてきたのが1番人気のレッドベルオーブ。最後はこの2頭の叩き合いになり、アタマ差でレッドベルオーブに軍配。
 馬券は馬連をとったが、2.7倍ではトントン。

 東京では武蔵野S。
 ◎モズアスコットも2番人気。道中はいつも通り後方待機。しかし、直線ではいつもの伸びが見られず、7着に破れた。斤量が堪えたか。がっかり。
 勝ったのはサンライズノヴァモズアスコットと同じような位置から、こちらはズバッと伸びた。

 今週は4戦1勝。4戦とも2番人気の馬を本命にしていたとは気づかなかった。1勝はそこそこついたが、トータルはマイナス。連敗ストップならず…。

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【中央競馬予想と与太話】エリザベス女王杯、福島記念(2002)~二冠馬の全妹~

 今週はエリザベス女王杯。今年は阪神で行われる。これは1979年以来、41年ぶり2回目のことだ。
 その1979年の勝ち馬がミスカブラヤ。皐月賞、ダービーを制したカブラヤオーの全妹という良血馬だ。知らなかったが、母の名がカブラヤだったそうだ。どういう名前の由来なのだろうか。
 ミスカブラヤは、クラシックには乗れなかったが、3歳の秋にエリザベス女王杯に挑戦すると、1番人気のアグネスレディを差し切って勝利を飾った。その後は目立った活躍をせず、引退してしまい、繁殖としても不発に終わったそうだ。牝系は途絶えてしまったのだろうか。

 レースにいってみたい。牝馬の東西横綱こそ不在だが、なかなかの好メンバーといってよいだろう。
 本命は◎ノームコア。昨年のヴィクトリアマイルを制してGI馬となった後は、掲示板を外したのは距離不足の高松宮記念だけ。4着も海外GIと強敵相手の安田記念のみで、他はすべて3着以内。力は確か。父がハービンジャーなら距離延長も大丈夫だろう。内でうまく立ち回ってほしい。
 推奨穴馬はシャドウディーヴァ。ここ2走は復調気配。侮れない。

 福島記念は◎バイオスパークが本命。安定感抜群。

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2020年11月14日土曜日

【中央競馬予想と与太話】デイリー杯2歳S、武蔵野S(2002)~昭和40年代の名馬~

 11月も、すでに半分が過ぎた。あっという間に年末となるのだろう。
 そんな土曜は阪神でデイリー杯2歳ステークスが、東京で武蔵野ステークスが組まれている。

 デイリー杯は今年で55回目を迎える。第2回の1967年から77年までは阪神で行われていたので、実に43年ぶりに古巣に戻ってきたことになる。
 1969年に阪神で勝ったのがタニノムーティエ。函館でデビューし、3-1-0-0でこのレースを迎えた。当時は1400 mだったレースを勝利。その後も勝利を重ね、3歳になってきさらぎ賞、弥生賞、スプリングS、皐月賞と4連勝。NHK杯こそ2着に破れたが、ダービーでは巻き返して見事に体感した。
 菊花賞は喉鳴りの影響もあり惨敗し、三冠馬とはなれなかったが、昭和40年代を代表する馬の一頭と言えるだろう。

タニノムーティエ。覇王の馬券密議より

 レースにいってみたい。8頭立ての少頭数。
 本命は◎ホウオウアマゾン。初戦こそ2着に敗れたが、その後は2連勝。初の良馬場での競馬となった前走も、逃げて2馬身差をつけた。ハナにこだわる馬ではないので、逃げなくても大丈夫。うまく立ち回ってほしい。
 推奨穴馬はスーパーウーパー。音引き(ー)が多くて目がチカチカする。

 武蔵野Sは◎モズアスコットが本命。実績を信頼。推奨穴馬はエアスピネル。

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2020年11月12日木曜日

【お父さんの週末料理】2020年11月7・8日~特大の毛ガニに舌鼓~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 今週も外食はしなかったが、1回は中食で済ませた。
 日曜は、実家から頂戴した特大の毛ガニとアルゼンチンエビを食べた。

 11月7日(土) 

 娘は午前に部活。息子の野球は雨で中止。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻が作ってくれた。お陰で寝坊できた。
 昼は鮭を焼いた。秋鮭が旬だ。他は簡単サラダ、スープ、五穀米。

秋鮭が旬だ

娘の遠足の日の弁当。妻の作

◆晩ご飯◆
 実家からいただいた特大の毛ガニにとアルゼンチンエビを食べた。毛ガニはすでに茹でられているので、解凍してさばいた。アルゼンチンエビは生だったので、サッと湯がいて氷水で締め、マヨ醤油で食べた。
 どちらもプリプリで美味。特にエビカニ好きの娘と私がモリモリ食べた。息子は野球がなくて、あまりお腹が減らなかった。残念。
 他はサラダ、スープ、ご飯。

特大の毛ガニ

上手にさばけた

アルゼンチンエビもプリプリ

 11月8日(日) 

 息子は朝早くから昼まで野球の試合。母と父(私のこと)もそれに付き添った。少年野球は両親にかかる労力が半端ない…。娘はヒマ人。

◆朝・昼ご飯◆
 朝はさくっと食べられるハンバーグと納豆。他は簡単サラダと五穀米。
 昼は久しぶりにほか弁。予約して野球の帰りに取りに行った。娘はカツとじ、息子はチーズハンバーグ、妻は野菜炒め、私は生姜焼き。手軽で、それなりにバランスもよい。また食べよう。

◆晩ご飯◆
 今週も、みんなのきょうの料理から、ビーフストロガノフ。ビーフではなくポークで作った(ビーフは高いので…)。トマトと生クリームの酸味が際立つ。それなりに美味しかったが、子どもたちはカレーやハヤシライスのほうがよいそうだ。倍量(4人分)を作ったら満腹になった。肉を入れすぎたか。
 他はサラダとスープ。

ポークストロガノフ

◆作り置き◆
 豚肉の半分は豚キムチにした。ナスも一緒に炒めた。明日から食べてください。 

豚キムチ。息子の好物

2020年11月8日日曜日

【中央競馬予想の回顧】みやこS、アルゼンチン共和国杯、ファンタジーS、京王杯2歳S(2002)

 今週はみやこS。◎クリンチャーは1番人気。スッと3番手につけると、4コーナー手前からエアアルマスと併せ馬の形で直線へ。この2頭の馬券をがっつり押さえていたので
「そのままっ」
と声を出したが、エアアルマスがタレてしまい、そうは問屋が卸さなかった。
 クリンチャーはそのままグイグイ伸びて3馬身差の圧勝。いままでの惜敗ぶりが嘘のような勝ちっぷりだった。テン乗りの川田騎手が持ち味をうまく引き出した。
 馬券は2着のヒストリーメイカーを押さえておらず、ハズレ…。相手を絞っていただけに仕方ない。

 東京ではアルゼンチン共和国杯。◎ユーキャンスマイルも1番人気。予定通り後方で脚を溜め、4コーナーで前に取りついたが、内に押し込められてしまう。進路が開いてからも、荒れた内を通ってはそれほど伸びず、4着に終わった。内枠があだとなったか。
 勝ったのはオーソリティ。こちらは外枠を利してスムーズに外に出してしっかり伸びた。

 土曜はファンタジーS。◎オパールムーンは出遅れて最後方。何てこった。4コーナーでも最後方では万事休す…、と思いきや、大外を回さなくても済んだのも功を奏したか、グイグイ伸びて2着に突っ込んだ。かなりの切れ味だったが、普通にスタートすると案外伸びなかったりするので、次走は過信は禁物。
 勝ったのは人気のメイケイエール。カカりながらもしっかり伸びて完勝。折り合いがつけば、鬼に金棒か。
 馬券はワイドで流しており、1-2着と2-3着のワイドを取った。

 東京では京王杯2歳S。◎リフレイムも1番人気。後方で脚を溜めて馬群を突いたが、馬が馬群に入っていかないのか、外へ外へ逃げていく。これでは5着がやっと。馬群での競馬を覚える必要がありそうだ。
 勝ったのはモントライゼ。こちらは2番手から抜け出す優等生の競馬でクビ、クビ差の接戦を制した。距離はもう少し伸びても大丈夫そうだ。

 今週は4戦1勝。その1勝はそこそこついて、土曜はプラスを計上したが、日曜で吐き出して連敗ストップならず…。

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【中央競馬予想と与太話】みやこS、アルゼンチン共和国杯(2002)~みやこと言えば~

 今週は土日で四つの重賞が組まれている。日曜は阪神でみやこステークスが、東京でアルゼンチン共和国杯が組まれている。
 みやこSは今年で10回目の節目を迎える。京都以外で行われるのは、今回が初めてだ。
 「京の都」と言うように、みやこと言えばやはり京都が連想される。京都では、いまだに
「天皇陛下は東京にお貸ししてるだけやしねえ。陛下の住居は御所やから」
というのが定説だ(笑)。
 今回みやこSが行われる兵庫県に都(みやこ)があった時期があるのはご存じだろうか。平安時代末期、平清盛が都を平安京から福原京に、強引に移したのだ。

 レースにいってみたい。
 今年は10頭立てと、やや寂しい頭数になった。本命は◎クリンチャー。ダートに転向後は、勝ち星こそないものの、0-4-1-1の成績。唯一着外に破れた前走も、包まれて追い出しを待たされた。叩き2走目で、ダート初勝利を重賞で飾りたい。
 少頭数ということもあり、推奨穴馬はナシ。順当に収まると見た。

 アルゼンチン共和国杯は、人気でも◎ユーキャンスマイルが本命。唯一の敵は58.0 kgの斤量か。

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2020年11月7日土曜日

【中央競馬予想と与太話】ファンタジーS、京王杯2歳S(2002)~あわや放送事故~

 もう11月とは早いものだ。あっという間に有馬記念、仕事納め、大晦日となるのだろう。
 中央競馬も今週から阪神・東京開催がスタート。京都競馬場が長い改修に入ってしまった。

 そんな土曜は京都でファンタジーステークスが、東京で京王杯2歳ステークスが組まれてい。ファンタジーSは今回で25回目の節目を迎える。もう四半世紀が経つとは。
 ファンタジーSは「KBS京都賞」なので、今年も競馬中継の「うまDOKI」が局地的に盛り上がるのだろう。うまDOKIは2011年からスタートした番組。それ以前は「競馬中継」として、土日とも午後のレースのほとんどをKBSが中継していた。出光ケイ氏や青芝フック氏の司会が懐かしい。

 この「競馬中継」でパドックなどを担当していた井上泰司氏は現在もスポニチ紙で記者をやっていて、コラムでたまにこの番組について触れている。
 2005年ごろだと思うが、井上氏がパドック解説で
「パドックだけで言うならこの馬ですね」
と褒めたとき、コンビの梶原アナが
「単勝は▲▲倍です」
とフォローすると
「えっ、ツクツクボウシですなあ」
とひと言。これが梶原アナの壺にハマり、生放送中に大爆笑をしたことがあった。放送事故とまではいかないが、梶原アナは冷や汗をかいたかもしれない。

 レースにいってみたい。ヨカヨカに熊本産馬初の重賞勝利が期待されている。
 という前振りとは関係なく、本命はオパールムーン。8月に札幌の新馬戦を勝ったあとは、ここまで待機。満を持して重賞に出走してきた。その新馬戦で降したククナがアルテミスSで2着に入ったのだから、それを物差しにすればここでも通用のはず。洋芝で勝っているように、雨馬場も歓迎の口か。
 推奨穴馬はオプティミスモ。底を見せていない馬は押さえるに限る。

 京王杯2歳Sは◎リフレイムが本命。前走は5馬身差の圧勝劇を見せた。木幡巧也騎手はチャンスを生かせるか。

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【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...