2012年12月25日火曜日

2歳児のおしゃべり

 私の息子は、いま2歳と8カ月。よくしゃべるようになった。子どもの成長は早いものだ。
 最近はかなり言葉も上達してきたのだが、ちょっと前まではろれつが回らず、よく文字がひっくり返っていた。これがなかなか面白いので、備忘録代わりに残しておこうと思う。言葉を覚える過程はなかなか興味深い。
 それでは息子の面白語録を紹介しよう。たとえばこんな感じ。

 実家から送られてきたイモを見て。
「あ、がじゃいもや!」
いえ、じゃがいもです。

 1歳の従兄弟の写真を見ると
あちゃかんだ~」
あちゃ~。

 風邪を引いたときは
おすくり飲むで~」
上手に飲んでください。

 保育所で電車を見に行った日は、興奮して報告してきた。
さんばーだーど、さんばーだーど!
サンダーバード(関西と北陸を結ぶ特急電車)を見たんだね。すごいスピードで走ってるね。

 保育所から帰るときは
「せんせい、さよらな
はい、また明日。

 こんな感じである。「ワハハ~」と笑うと、本人もうまく言えなかったのが分かるらしく、ちょっとすねてしまうのだが、思わず笑わずにはいられない。可愛いものだ。

 最後は、面白語録とはちょっと違うのだが、息子が久しぶりにあんパンを食べたときのこと。
「おおっ。パンの中からまんじゅうが出てきたで~。すごいなあ(ボク、感激)」

 彼の中では、あんこ=まんじゅうだったようだ。

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2012年12月24日月曜日

2012有馬記念、阪神カップ、ラジオNIKKEI杯、中山大障害 予想の回顧

 まずは有馬記念の回顧から。スタートでルーラーシップが大きく出遅れ、ゴールドシップも後方でいきっぷりが悪い。
「どうやら人気2頭は飛んだな(フフフ)」
エイシンフラッシュから手広く流している私には願ってもない展開だ。
 3コーナー過ぎからゴールドシップが外をマクって追い上げていく。エイシンフラッシュは内を突き、いい手応えで馬群を割り、残り200 mで先頭に躍り出る。よし勝った、相手は何だ。オーシャンブルー、押さえている。
「そのままっ!」
と叫んだのも束の間。エイシンフラッシュはラスト100 mで失速。ガス欠だ。距離がもたなかったようだ。残念。皇成騎手は、インから抜け出すというこの馬の正攻法で見せ場を作った。急な乗り代わりだったが、見事に役目は果たしてくれた。
 勝ったのは外をマクったゴールドシップ。ディープインパクト、オルフェーヴルを彷彿とさせる勝ちっぷりだった。お見事。

 土曜の阪神はラジオNIKKEI杯。◎キズナはスローの2番手。4コーナーで逃げ馬に並びかけると、外からエピファネイアが馬体を併せてくる。直線では外のエピファに競り負け、内のバッドボーイにも差し返され、3着。初めて外からかぶせられて、ひるんだか。

 中山大障害は◎アグネスラナップが勝負所で置かれ気味になり、5着に流れ込むのがやっと。GIではまだ力不足だったようだ。

 月曜は阪神カップ。◎オリービンは後方の内に構える。レースはハイペースで流れており、展開は向きそうだ。
「どこかで外に出せれば」
と思っていたのだが、包まれて外に出せず、仕方なく内を突くがたいして伸びず、15着に惨敗。外に出せたところで、全然ダメだったかもしれない。
 2着に来たのが、推奨穴馬の14番人気ガルボ。ここで来るか。

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2012年12月23日日曜日

2012阪神カップ オレの予想を聞いてくれよ

 いよいよ今年の中央競馬も最終日。有馬記念の翌日にも競馬があるという、異例の日程が売り上げ増に結びつくのかどうか。興味深いところではある。

 その最終日の阪神メインレースは阪神カップ。まだ7回目と若い重賞だが、レースの位置づけとしては高い。定量のGII、すなわちGIを何勝している馬でも他馬と同じ斤量でレースができるのだ。こういうレースをスーパーGIIともいい、このレースの他には札幌記念だけだそうだ。

 さて今年のレース。前走GIやGIIで残念だった馬が大挙出走してきたため、近走の着順が冴えない馬にも印がついている。力のはかり具合が難しい。
 本命は◎オリービン。ここ2走がイマイチだが、得意の阪神に戻り、激走がないか。外差しの決まるいまの馬場も好材料だ。もう少し外の枠がほしかったが、豊騎手の手腕に期待したい。今のところ8番人気だが、もう少し上がるのではないか。
 推奨穴馬はガルボレオアクティブ。実績馬の復活がないか。

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2012年12月22日土曜日

2012有馬記念 オレの予想を聞いてくれよ

 さあ有馬記念。今年の競馬もフィナーレだ…といいたいところなのだが、今年は有馬記念の翌日も競馬がある。来年も月曜が祝日なので同様の日程になるようだが、果たしてこの試みが当たるのかどうか。

 私の記憶に残る有馬記念は、1998年のレース。有馬記念は生で観戦したこともなく、昔から馬券を買ってテレビで見ることがほとんどなのだが、この年は何のはずみか友人と京都競馬場に突撃した。
 いまでは考えられないことだが、場外の京都でさえ、人また人。ターフビジョンを見える場所を確保するのも一苦労だった。そんな人混みの中で、知り合いに遭遇した。バッタリと出会ったのは、当時塾講師をしていた私の生徒たち。高校生と浪人生の集団だった。
「先生として、ここは一喝するべきか…」
などと考えていると、向こうもこちらを発見。すると、「しまった」という表情などみじんも見せず
「先生、えらいところで会うなあ~」
とニコニコと駆け寄ってくるではないか…。そうこられると怒るに怒れず、結局、生徒と一緒に有馬記念を観戦するというマヌケな一日となってしまった。
 馬券は2着にきたメジロブライトを軸にしていたのだが、グラスワンダーを押さえておらず、ハズレ。馬券もマヌケな結果に終わった。

 さて今年のレース。ゴールドシップ、ルーラーシップのシップ2頭が人気を集めている。しかし、2頭ともおそらく後ろからのレースになるだろう。そこで思い出すのが今年のダービー。ワールドエースとともに人気していたゴールドシップは、差してはきたものの届かず5着。終わってみれば、人気ほど力の差はなかったということだ。有馬記念も同じような匂いがする。終わってみれば、上位2頭(シップ2頭)はそれほど力が抜けていたわけではなかった、となるのではないか。
 そうすると狙ってみたいのが前に行けそうな、中山の得意な馬。そこで浮上するのが◎エイシンフラッシュ。秋の天皇賞でも馬券でお世話になったし、1年の感謝の意味も含めて本命に推す。
 推奨穴馬は、ちょっと多いが、中山得意な馬からダイワファルコンナカヤマナイト。前にいけそうな馬からビートブラックルルーシュ。◎を含めた5頭のボックス馬券なんかも面白い。

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2012年12月21日金曜日

2012ラジオNIKKEI杯、中山大障害 オレの予想を聞いてくれよ

 いよいよ今年の競馬漏らすともラストウィーク。最後は(最後くらい?)ビシッと当てて気持ちよく年を越したいものだ。

 さて、3日連続競馬の初日の阪神メインはラジオNIKKEI杯。ラジオNIKKEI杯とラジオNIKKEI賞があり、ややこしい。
 このレース、創設以来ずっと12月に阪神で行われている。時期が変わるレースが多い中、こういうレースはホッとする。これからも暮れの名物重賞として続いていってもらいたいものだ。

 GIの朝日杯よりもGIIのこのレースのほうが来春のクラシックとの結びつきが強いのはいまや周知の事実。しかししかし、今年は蓋を開けてみればなんと7頭立て。異例の小頭数の重賞となってしまった。それほど、3強の素質が群を抜いているのか。
 その3強とは、ラウンドワールド、エピファネイア、キズナ。他にこれといった馬もいないし、小頭数でもあるし、この3頭の勝負になりそうだ。その中から本命は◎キズナ。前走、前々走とも中団から鋭く伸びて完勝。哲三騎手が乗れないのは残念だが、久しぶりに素質馬が武豊騎手に回ってきたことにも注目したい。
 推奨穴馬はナシとしたいところだが、底を見せていないアクションスターだけはちらっと押さえておきたい。

 中山では、こちらも暮れの名物重賞、中山大障害。最近は障害馬の技術もアップしたのか完走率が高いが、ひと昔前はゴールできない馬がたくさんいた。こういう、スタミナと技術を競うレースもよいものだ。ゴルフでいうなら、全英オープンみたいなものか。
 本命は◎アグネスラナップ。北沢騎手の初GI(だよね)を期待。

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2012年12月19日水曜日

書評 ケリー・マクゴニガル『スタンフォードの自分を変える教室』(大和書房)

 もうあと10日ほどで年も変わるが、年の初めに、ダイエット、禁煙、脱浪費癖、禁酒、脱ギャンブルなどなど、「今年の目標」を立てる人も多いだろう。しかし
「そういえば去年も一昨年も、いつの間にかうやむやになって、目標達成できなかったな…」
という人がほとんどかもしれない。そんなあなたに、ぜひともお勧めしたいのが本書。今日から1日1章ずつ読んでいけば、年の初めにちょど間に合う。
「一冊の本を読んだだけで禁煙できれば苦労しないよね」
「ダイエット本がこんなに何冊もある(しかも売れてる)のは、結局、本を読んでもダイエットできないからでは?」
と、この手の本に懐疑的な人にこそ手にとってもらいたい。何を隠そう、私もこの手の本には懐疑的だからだ(そんなヤツが献本を申し込むな、という話もありますが…)。

 スタンフォード大学で行われている人気講義を10章にまとめたのが本書。1章が一回分の講義に対応しており、それぞれの章のテーマが明確で、非常に読みやすい。
 本書のテーマは「意志力(willpower)」。すなわち、自分のやりたいことを実行するための力について書かれている。
 第1章では「意志力というものが実際にあり、それを自分がどのように使っているか」が語られる。まずは意志力というものの存在をしっかり認識しようということだ。本書の土台となる内容である。
 続く第2、3章が本書のキモである。この二つの章では、意志力はどういうときに落ちてしまうか、またどのようにして「増すことができるか」が述べられる。意志力の存在を知った後は、その力を伸ばしていこうというわけだ。意志力を筋肉にたとえる記述がとてもわかりやすい。意志力も筋肉と同じように、使わないと衰えていく。かといって過度に負荷をかけると故障してしまう。だから、適切な負荷をかけてトレーニングしていく必要があるというのだ。なるほど納得である。
 そして第4章以降では「意志力の仕組み」がさまざまな角度から書かれている。なぜ望みたくないことをやってしまうのか、どういうときに負けてしまうのかなどなど「失敗するときの仕組み」が最新の心理学や脳科学の研究も参照しつつ説明される。また、それらに対処する方法も示されるので、how toとしても役に立つ。

 お勧めの読み方は、1日に1章を読み、次の日にそれを実行することだ。一気にたくさん読んでも実行できなければ意味がない。1章分の教えを着実に実行するのがよいと思う。また、実行する目標は一つに絞ることを勧める。限りある意志力を、ひとつの目標に向けるのがよいだろう。私はこの方法で、最近ちょっと増えつつあったタバコが半分に減った。

 勉強になったのは、意志力は気合次第で無限に湧き出てくるものではないということだ。
「意志の力というのは気力・気合の問題であり、振り絞れば出てくる。それが出ないのは気合が足りんからだ」
というのはイメージにすぎないのだ。
 もって生まれる筋肉の量が違うように、意志力もたくさん持っている人(意志の強い人)と持っていない人(意志の弱い人)がいる。しかし、意思が弱いからといってあきらめる必要はない。筋肉を鍛えられるのと同様、意志力も鍛えて増やすことができるのだ。そのための方法がその理由とともに書かれているのが本書である。
「来年こそ目標を達成したい」
と思っている人は、今が本書を読み始める絶好の時期だ。




2012年12月16日日曜日

2012朝日杯フューチュリティS、ベテルギウスS、愛知杯 予想の回顧

 土曜は中京で愛知杯。本命◎エーシンメンフィスは予定通りハナを切る。特に競りかける馬もおらず、1000m通過を1分4秒5のスローに落とすことに成功。3コーナー過ぎから徐々にペースを上げ、余力たっぷりに直線を向き、1馬身半差をつけて見事に逃げ切った。展開がハマったとはいえ、強かった。
 2着にはエーシンと一緒に逃げていた推奨穴馬のサンシャインが粘り、行った行ったの決着。見事に万馬券をゲット!…となってもおかしくなかったのだが、馬券はワイドで勝負していたため、万馬券は獲れなかった。しかし、ワイドにはたびたび助けられているし、馬券が外れたわけでもないのだから、よしとしておきたい。

 日曜は朝日杯。本命◎コディーノは中団のインから。いい位置取りだ。テレビカメラが後方馬群を追っている間に外を上がっていき、残り800 mでいったん先頭に並びかける。ところが「ちょっと早すぎた」と思ったのか、かかっていたのかは分からないが、そこからもう一度うしろに下げて、4コーナーで再び外をまくっていく。直線では前走のような切れは見られず2着まで。前に行ったりうしろに下がったりチグハグなレースだったが、それでも2着には来るのだから大したものと言えるのかもしれない。
 馬券は、1着のロゴタイプがまったくのノーマークでハズレ。デムーロにやられた…。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...