2015年5月16日土曜日

【予想と与太話】ヴィクトリアマイル、栗東S(2015)~復活を期待したい騎手~

 今週は5週連続GIの2週目。東京でヴィクトリアMが行われる。今回が節目の10回目。ついこの前できたレースだと思っていたが、もう10年も経つのか。
 印象に残っているのはコイウタ。歌手の前川清氏の持ち馬ということで話題になった。鞍上の松岡騎手もガッツ溢れる騎乗でGI初勝利を飾ったのだが、現在まで、JRAのGIはこの1勝のみにとどまっている。近年は怪我もあり、勝ち星も伸び悩み気味だ。復活を期待したい騎手の一人である。

 レースにいってみたい。
 過去9回のうち、1番人気は5連対だが、そのうち4回はウオッカとブエナビスタが2回ずつ。このクラスの馬でないと、人気に応えるのは難しいということか。またリピーターが多いのも特徴で、上記の2頭に加え、ホエールキャプチャやヴィルシーナが連続で馬券に絡んでいる。
 本命は◎ヌーヴォレコルト。かなりの人気を集めそうだが、これを負かせそうな馬も見あたらないので、本命に推す。ここも制して、ウオッカやブエナビスタ級に登り詰めてほしい。心配は距離よりも展開。かなりのスローが見込まれるので、差して届かずのケースがあるかも。
 相手は絞りたい。レッドリヴェールショウナンパンドラの両4歳馬が相手本線。
 推奨穴馬は、ベルルミエール。波乱があるなら前に行く馬。

 栗東Sは◎ニシケンモノノフが本命。56 kgのハンデは恵まれた。

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2015年5月15日金曜日

【予想と与太話】都大路S、京王杯スプリングC(2015)~初めて京王線に乗った~

 今週は季節外れの台風がやってきたが、大した影響がなくてよかった。何でもかんでも温暖化と結びつけるべきではないのかもしれないが、温暖化の影響かと考えてしまう。

 そんな土曜は京都で都大路ステークスが、東京で京王杯スプリングカップが行われる。
 先日、出張の際に府中に所用があり、京王線に(たぶん)初めて乗った。府中は新宿から特急で20数分。なかなか便利だ。ホテルも安く、飲食店も豊富で、コンビニもそこかしこにある。公共施設や公園も美しく、たいへん住みやすそうな街だ。競馬場や東芝があるので、税収がよいのだろうか。東京へ転勤になったら、府中に住んで、ダービーを観戦したいものだ。

 転勤のない会社に勤めているサラリーマンの妄想はこれくらいにして、レースにいってみたい。
 安田記念の前哨戦なのだが、近年は結びつきが薄い。ストロングリターンがここをステップに2回、連対しているのが目につく程度で、大阪杯やマイラーズCに押されている。同じコースでも、1400 mと1600 mでは要求される能力が違うのだろう。
 本命は◎サトノルパン。先行馬がほとんどおらず展開が読みにくいが、かなりスローになりそう。有力馬の中では比較的前に行けそうなこの馬に期待したい。昨年のNHKマイルCでは本命に推した馬だ(9着)。素質開花を見込む。
 推奨穴馬はウインマーラレイ。メンバー中、唯一とも言える先行馬。あれよあれよ、とならないか。

 都大路Sは人気でも◎グランデッツァ。昨年、超絶レコードを叩き出した相性のよいレース。2連覇を期待。

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2015年5月12日火曜日

【2015年G.W.】滋賀県立アイスアリーナ、ラフォルジュルネびわ湖に行ってきた~その3~

 今年(2015年)のゴールデンウィークも、泊まりの旅行には行かなかったが、いくつかイベントがあった。小学2年の娘と、保育園年中組の息子と出かけた様子を書いておこうと思う。最後の3日間(4~6日)は家の周辺で過ごした。

 5月4日(祝) 

 この日は友人が来てくれた。当初はこちらが友人宅に行って、川遊びなどをさせてもらう予定になっていたのだが、天気が怪しいので川遊びは厳しそう。それならこちらに来ませんか、ということになった。
 友人には、つい先日、1歳の誕生日を迎えたばかりの女の子がいる。


満1歳の可愛い盛りだ。誕生日がうちの息子と1日違いなので、覚えやすい。息子とは、ちょうど4歳離れている。
 約半年前に来てもらったときは、あまり機嫌がよくなく、普段も機嫌のよい時間が少なかったらしいのだが、この変わりよう。両親とも可愛くて仕方ないようだが、それも頷ける。
 娘も息子も、もう少し赤ちゃんと遊べると思っていたようだが、1歳ちょうどだとそうもいかなかった。次に会えるときには、もっと遊べるといいね。

 5月5日(祝) 

 この日は近所に鯉のぼりを見に行った。


毎年、この写真のように近所の川に鯉のぼりがずらっと並ぶのだ。
 子どもたちは、川沿いの公園で自転車の練習。娘はコマなし、息子はペダルなし自転車だ。二人とも、ずいぶん上手に乗れるようになってきた。遠出するのも楽しいが、近所でまったり過ごすのもよいものだ。


 この日の晩ご飯は、くら寿司。ついこの前までは3000円程度で収まっていたのだが、いつの間にか5000円近くするようになった。大きくなったものだ。

 5月6日(祝) 

 いよいよG.W.も最終日。テレビで「ドロ団子の上手な作り方」を見た娘がドロ団子を作りたくて仕方ないらしく、ついに母親の許可を得て、作りに行くことになった。もっとドロドロになって
「ああ……」
となるのかと思っていたが、そうでもなかった。
 テレビによると、あまりギューッと押さえつけず、砂をまぶすようにして大きくしていくのがコツらしい。
 もしかすると、G.W.で最も楽しかった出来事は、ドロ団子作りだったのかもしれない。

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2015年5月11日月曜日

映画評『タクシードライバー』

青臭い小癪な若造の狂気


 1960年代、タクシードライバーとして口を糊することになった男、トラヴィス・ビックル。世間に馴染めず、その原因を自分ではなく周囲の状況に求める、典型的な「青春病」患者だ。町で見かけた美女を口説き、いったんはうまくいくのだが、それも破綻。ビックルの精神の、最後のタガが外れる。
「この腐った世の中を何とかしなくては」
と一世一代の行動に出るが、それは意外な方向への方向転換を余儀なくされる。そしてその結末は…。何とも皮肉でブラックな結末。

 世間とうまく折り合いのつかない思春期の若者。ここまでは誰もが通る道だが、ある一線を越える者と超えない者がいる。一線を越えて転落していく者と、一線を越えずに踏みとどまり、過去の青春を懐かしむ者。この差を分けるものは意外に些細なことなのかもしれない。
 狂気に走る人生は、実は普通の人生のすぐ隣にあるのだろう。狂人は、決して特別な存在ではないのだ。

 マーティン・スコセッシ、ロバート・デニーロ、ジョディ・フォスター。後にハリウッドを彩る3人の出世作。




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2015年5月10日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年5月9日・10日~母の日のスペシャルメニューは不発~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小1)、息子(年少)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 今週の日曜日は母の日。この日だけはお父さんが料理をするというご家庭も多いのかもしれない。わが家は母の日とは関係ない所用で、日曜は昼・夜とも外食になったので、今週は土曜のみ。「母の日スペシャルメニュー」は構想だけで終わってしまった。

 5月9日(土) 

◆昼ご飯◆
 料理をする時間が取れない可能性があったので、カップ麺大会。

<カップ麺>
 各自、好きなカップ麺を買った。息子はポケモンシーフード味、娘はシーフードヌードル、妻はトムヤムラーメン、私はカレーうどん。ポケモンカップ麺のパッケージが変わっていたので、探すのに手間取った。


<たこのエスカルゴ風>
 息子が「たこを食べたい」とリクエスト。賞味期限の近いバターが残っていたので、ガーリックバターを作ってエスカルゴ風に。シイタケを使い切るため、エリンギはシイタケで代用した。下記レシピを参考に。

みんなのきょうの料理


<テキトーポタージュ>
 娘が好きなので、またテキポタを作った。今回の具はタマネギ、じゃがいも、ブロッコリーの茎、カボチャ。野菜を使い切るにはこれに限る。作り方は下記参照。

2月15日 テキトーポタージュ


<サラダ>
 キャベツ、ブロッコリー、スナップエンドウ。


―評 価―
 子どもたちはカップ麺を瞬殺。私も子どもの頃はそうだったなあ。いや、今日もそうだった。なぜカップ麺はこんなに美味しいのだろう。

◆晩ご飯◆
 メインはサバの唐揚げ。

<サバの唐揚げもどき>
 サバが美味しそうだったので、2枚におろしているのを買って、唐揚げ粉をまぶして揚げ焼きに。大人は骨のついているほうを、子どもは骨のないほうを食べた。

<素麺(そうめん)>
 素麺を使いたかったので、ご飯の代わりに。冷たい麺にした。

<テキトーポタージュ>
 昼と同じ。

<サラダ>
 キャベツ、ブロッコリー、スナップエンドウ、キュウリ。

<たこのエスカルゴ風>
 昼と同じ。

―評 価―
 サバはまずまず好評。子どもたちはもともと魚は嫌いではないが、多めの油で揚げ焼きにすると、臭みも消えるのか、より食べっぷりがよい気がする。

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【予想の回顧】NHKマイルカップ、新潟大賞典、京都新聞杯(2015)

 今週はNHKマイルC。
 内のレンイングランドが行ってくれたため、◎アルビアーノは2番手をガッチリキープ。アルマワイオリが控えてくれたお陰でスローになった。絶好の展開だ。余力を持って直線を向き、残り400 m手前で追い出すと先頭に立った。「そのままっ」と思ったところへクラリティスカイにかわされたが、粘り腰を発揮して2着を確保してくれた。前半、楽に行けたのが最後の粘りにつながったのだろう。馬券は馬連をとった。28倍つけばまずまず。
 勝ったクラリティスカイは5番手からスパッと切れて完勝。東京の1600 mは合うのだろう。前走が皐月賞の馬の初勝利とは驚いた。

 新潟では新潟大賞典。
 ◎デウスウルトは大きく逃げたアーデントの2番手から。馬群の先頭を行く形だ。手応え十分に直線を向いたのだが、残り400 m付近で失速。13着に終わった。前にキツイ展開でもなかっただけに、不可解な負けっぷりだった。ハナを切るような形になって、馬がとまどったか。
 勝ったのはダコール。先行集団からグイッと抜け出して、待望の重賞初勝利。今年は高齢馬が元気だ(というよりも、4、5歳馬が元気がない)。

 土曜は京都で京都新聞杯。
 ◎トーセンバジルは後方のインから。思ったよりも後ろの位置取りだ。3、4コーナーでは内を突いて上がっていくが、前には壁が…。
「これは厳しい」
と思っていたら、すっぽりと進路が開いた。こんなこともあるのか。そこから、最速の上がりでしぶとく伸びたが、混戦の2着争いにハナ、アタマ差の4着。もうひと伸びが足りなかった。
 勝ったのはサトノラーゼン。好位からスイッと抜け出すお利口さんな競馬だった。皐月賞組と比べると、瞬発力でやや見劣るか。

 今週は3戦1勝。他のレースもチョロチョロで、トータルは微妙にマイナス。来週こそはプラス収支を達成したい。

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2015年5月9日土曜日

【2015年G.W.】滋賀県立アイスアリーナ、ラフォルジュルネびわ湖に行ってきた~その2~

 今年(2015年)のゴールデンウィークも、泊まりの旅行には行かなかったが、いくつかイベントがあった。小学2年の娘と、保育園年中組の息子と出かけた様子を書いておこうと思う。その2は、ラフォルジュルネびわ湖編。

 5月3日(日) 

 去年も行った音楽祭「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」。ラ・フォル・ジュルネとは

「音楽プロデューサーのルネ・マルタン氏が、1995年にフランス北西部の港町ナント(人口約30万人)で始めたクラシック音楽祭です。
 アーティスティック・ディレクターを務めるマルタン氏の「世界の優れた音楽家の演奏を誰もが楽しめるよう、比較的短い演奏時間で、しかも低料金で多くの公演を提供することで、これからのクラシック音楽を支える新しい観客の創造を目指す」というコンセプトのもと、複数の会場で朝から晩まで、45分から1時間程度のコンサートが並行して、数日間にわたって繰り広げられます」

というイベントである。


 娘がピアノを習い始めてからほぼ1年。コンサートにも興味を持つ頃だろうと思っていたのだが、全くあてがハズれた…。
 イリーナ・メジューエワさんの「J.S.バッハ:パルティータ第6番 ホ短調 BWV830ほか」を聴いた。演奏は(当たり前だが)とてもよかったのだが、娘は他人の奏でる音楽に全く興味がないらしく、ずーーーーっと、ゴソゴソしていた。前に座っていた中学生のお姉さんに
「アンタ、いい加減にしいや」
と鋭く睨まれたほどだ(口には出されませんでしたが)。
 娘はピアノの練習は熱心にやるので、プロの演奏にも興味があるだろうと思っていたのだが、全く感心を示さなかった。音楽鑑賞、すなわち他人の演奏には全く興味がないらしい。そんなものなのか。
 私自身も、幼少時はコンサートなどは全く興味がなかったので人のことは言えないのだが
「自分のピアノは頑張るけど、他人のピアノには興味がない」
なんてことがあり得るのだろうか…。おおいにあり得ることを娘が証明したようだ。
 一方の息子は、演奏が始まって10分ほどでうつらうつらし始めた。そのまま、演奏終了まで幸せなうたた寝を楽しんだようだ。最も有意義な時間を過ごしたのは息子なのかもしれない。

 このように、肝心のコンサートはトホホな結果に終わったが、クイズラリーはおおいに楽しんだ。


 その他、会場内には和菓子作り体験コーナーや、高校のブラバン部の演奏などもあり、子ども連れにも楽しめる催しだ。


 娘とは「来年は、娘の分はチケットは買わない」ことで合意を得た(娘も大賛成です…)。音楽鑑賞に興味がないのは、父親のDNAのせいなのだろうか…。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...