2016年2月7日日曜日

【予想の回顧】きさらぎ賞、東京新聞杯、アルデバランS(2016)

 今週はきさらぎ賞。
 ◎サトノダイヤモンドは圧倒的1番人気。人気は承知のうえだが、オッズほどの差はないように思っていた。
 レースでは出たなりで中団から進め、折り合いもピタリ。3コーナー過ぎから徐々に進出すると、直線入り口では馬なりで前を射程圏に捉える。
「いつ追い出そうかなあ。何かこないかなあ」
と余裕のルメール騎手だが、何もこない。
「ほな、いこか」
とゴーサインを出すとスイスイ抜け出して楽勝。ものが違った。何とも操作性のよい馬だ。切れ味抜群のビワハヤヒデといったところか。これで馬名がカネコダイヤモンドなら三冠確定なのだろうが…というのは冗談として、現時点でクラシックロードの先頭に躍り出たと言ってよいだろう。今後が楽しみだ。
 馬券は、ボックスにレプランシュも入れていたので馬単をとったが、当然トリガミ。

 東京では東京新聞杯。
 ◎スマートレイアーは何とハナにたった。前につけてくれればとは思っていたが、先頭を走っている姿は想定外だ。
「おいおい、大丈夫かいな」
という心配をよそに、スムーズに直線を向くと、最後は後続を突き放して2馬身差の完勝。吉田隼人騎手の好騎乗といってよいだろう。気性的な成長が昨秋からの好結果の原因だろう。今年は大きいところを狙えるかもしれない。
 馬券は、2着のエキストラエンドがボックスに入っておらず、単勝をちょろっと取っただけではトリガミ。

 土曜は京都でアルデバランS。
 本命◎フォローハートは何と1番人気。普通にゲートを出たのだが、行き脚がつかず後方へ。4コーナーでは大外を回したが、目立った脚は使えず、7着。先行してほしかった。
 馬券は、ボックスの4頭が一つも3着以内に入らず、大ハズレ。

 今週は3戦2勝だが、的中した2レースがともにトリガミではトータルはマイナス。だが、競馬は当たってナンボ。流れは悪くないということにしておきたい。

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2016年2月6日土曜日

【予想と与太話】きさらぎ賞、東京新聞杯(2016)~滑り込みで種牡馬入り~

 今週は西できさらぎ賞、東で東京新聞杯が組まれている。
 東京新聞杯は、今年で66回目を迎える伝統のGIIIだ。新聞名シリーズの中では最長かもしれない。どんな馬が勝ったのか調べてみると、4年前の勝ち馬にガルボの名前を発見。先日引退した、マイル戦線の名脇役だ。堅実に走るわりにはいつも人気がなく、何度か美味しい馬券をとらせてもらった。乗馬になる予定が、急遽種牡馬入りが決まったらしい。走る馬を出してほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 例年以上にレベルが高い印象。本命はスマートレイアー。近ごろは折り合いがつくようになったのか、前につけるレースを覚え、安定感が出てきた。前走は前がつかえて金星を逃したが、GIで0.1秒差の5着なら大いばり。ポン駆けもきくし、東京も得意。できればデムーロに乗ってほしかったが、吉田騎手はチャンスを生かしてほしい。
 本命が人気薄なので、これを推奨穴馬としたい。

 きさらぎ賞は◎サトノダイヤモンドが本命だが、オッズほどの差はない印象。推奨穴馬はウルトラバロック

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2016年2月5日金曜日

【予想と与太話】アルデバランS(2016)~実はブラジル出身~

 年が明けたと思ったら、もう2月。早い。
 中央競馬では、中京開催が3週間で終了した。中途半端やなあ…。

 そんな土曜の京都メインはアルデバランステークス。昨年よりも1週間早くなった。何か理由があるのだろうか。
 アルデバランは星の名前シリーズの一つ。おうし座で最も明るい星で、聖闘士星矢にも牡牛座のアルデバランという聖闘士が登場する。wikiによると、なぜかブラジル出身なのだそうだ。

 レースにいってみたい。
 ダート1800 mのオープン特別。オープンに上がってきたばかりの馬が人気を集めそうだ。今年後半のGI戦線で活躍する馬もいるかもしれない。
 本命は◎フォローハート。前走はオープン昇級初戦で初の交流重賞。厳しい条件で0.7秒差なら及第点か。デムーロが引き続き手綱を取ってくれるのは心強い。前につけたい。
 推奨穴馬はトミケンユークアイ。前走の惨敗は逃げ馬の宿命。すんなりなら変身。

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2016年2月3日水曜日

【書評】R. A. ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』(ハヤカワ文庫)

近くて遠い月。その距離感を絶妙に表現したSFの名作


 地球に対して反乱革命を起こす月世界人たちの物語。なぜ(why)、どのようにして(how)革命を成し遂げるのか。そのリアリティがストーリーを支える。
 核家族的父系社会、自由主義など、現代社会では当然とされている価値観が揺さぶられる。SF(サイエンスフィクション)、さらに言うならフィクションの真骨頂がここにあるのだ。
 ハインラインは、21世紀がどのような社会になるか分かっていたのだろうか。1960年代に書かれたとは信じられない。21世紀になってから書かれた小説だと言われても信じてしまいそうだ。
 ただ、訳文は60年代の雰囲気が残っており、そこが少し残念。新訳が出てほしいところだ。

【粗筋】
 時は21世紀後半。月には犯罪者が送られ、看守の不要な牢獄となった。その牢獄で生まれ育った月世界人が、地球に対して反乱革命を企てる。
 鍵となるのはコンピューター。月世界のすべてを担う巨大コンピューターであるマイクは、いつしか自我を持つようになった。マイクも同志として革命を成し遂げようとする月世界人たち。地球への反乱の結末やいかに。




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2016年1月31日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年1月30・31日~秘伝の牛すじカレーレシピ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 1月30日(土) 
久しぶりに牛すじカレーを作った。秘伝(?)のレシピつき。ちょっと手間をかけて美味しいカレーを作りたいときに。

◆昼ご飯◆
 実家からパスタの生麺を頂戴したのでさっそく食べた。メインのおかずは、たらとたっぷり野菜のレンジ蒸し。今回もみんなのきょうの料理のレシピ。倍量(4人前)を作ったら、煮汁があふれてしまった。大きめの器で作る必要があったようだ。他は、ちくわと大根の煮物とサラダ。
 パスタはきしめんのような食感で美味。タラも今が旬。こちらも旬の白菜との組み合わせが絶妙。

みんなのきょうの料理 たらとたっぷり野菜のレンジ蒸し

生パスタ。ソースは明太子クリーム。

◆晩ご飯◆
 久々の牛すじカレー。少々、手間と時間がかかるが、それに見合った美味しさ。スルメのダシをきかせるのがポイント。もちろん瞬殺。満足でした。
 他はサラダと煮物。

【牛すじカレーレシピ】(5~6人前)
1.前日にスルメ1枚(小さいもので可。コンビニの100円スルメでOK)をカップ4の水に漬けておく。翌日に強火にかけ、沸騰直前で火を止める。そのまま10分おいてスルメを取り出す。昆布だしと同じ出汁の取り方。
2.牛すじ肉300 gをヒタヒタよりもやや多めの水で強火にかける。沸騰後3分ほど茹でてアクを出す。水にとってアクを洗い流す。下ゆでしてアクを出すのがポイント。
3.2を水(1.5 L)から茹でる。沸騰したら蓋をして、弱めの中火でグツグツと1時間煮込む。
4.1時間煮込んだらタマネギを投入。さらに30分煮込む。タマネギの形がなくなってもよければ、最初からタマネギとともに煮込んでも可。
5.1と4を混ぜ合わせる。スルメ出汁は濾すと見栄えがよい。これでベースのスープが完成(これに塩やコンソメで味を調えて、スープやシチューにしても美味)。
6.具材を煮込む。定番のニンジン、ジャガイモ、マッシュルームなど、お好みで。煮込み時間は具材に応じて調節。
7.好みのカレールーを加える。

牛すじカレー

 1月31日(日) 
昼は昨日のカレーをうどんに。夜はタコ焼き。

◆昼ご飯◆
 昨日のカレーを、カレーうどんに転用。鰹と昆布のつゆを加えて、具も追加して、うどんにぶっかける。無言でかきこみ、汁も飲み干した。カレーとうどんの組み合わせは、誰が発明したのだろう。
 他は、白菜と肉団子のクリーム煮(市販品)とサラダ。

カレーうどんとサラダ

◆晩ご飯◆
 今晩は、みんな大好きタコ焼き。キャベツがたくさんあったので、今回はキャベツ入りにした。目の前でまん丸に仕上がっていくのは視覚にも訴えるのだろう。いつも以上の食欲を発揮して、2回分(大玉42個)を完食。
 他はサラダとちくわチーズ。

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【予想の回顧】シルクロードS、根岸S、北山S(2016)

 今週はシルクロードS。
 本命◎ローレルベローチェは好スタートを決めると、押してハナへ。アクティブミノルセカンドテーブルが出たなりで抑えたため、単騎の逃げに成功した。ちょっと飛ばしすぎのような気もするが、想定通りの展開だ。後続に4、5馬身の差をつけて直線へ。
「粘れ~、そのまま~」
と願ったが、最後は脚が鈍り、ダンスディレクターにズバッとかわされた。それでも余裕を持って2着を確保。先手さえ取れれば、今後も楽しみだ。
 馬券は迷ったあげくダンスディレクターを切ったため、ハズレ。

 東京では根岸S。
 ◎タガノトネールは2番手から。その位置取りのままで直線を向いたが、すぐ後ろに人気のモーニンが迫っている。直線半ばまで抵抗するも、最後は力尽きて、後ろから来た馬にも差されて4着。モーニンにもう少しかわいがってほしかった。
 勝ったのはモーニン。次走のGIが楽しみになる、余裕の勝ちっぷりだった。
 馬券は2着(タールタン)、3着(グレープブランデー)ともにボックスに入っておらず、ハズレ。

 土曜は京都で北山S。
 レースはキングノヨアケがすんなり先手をとった。◎エノラブナは3、4番手から、人気のブチコがマクってくるのを待ってスパート。ブチコはそこから意外に伸びず、3着。直線ではいったんエノラブナが先頭に出たが、キングノヨアケが内から差し返して1着。
 推奨穴馬が1着、本命馬が2着で馬連をとった。

 今週は3戦1勝。
 他もチョロチョロ当たったので、トータルはトントン。

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2016年1月30日土曜日

【予想と与太話】シルクロードS、根岸S(2016)~じつはトライアルではなかった~

 今週は京都でシルクロードS、東京で根岸Sと、GIの前哨戦が組まれている。ただし、シルクロードSはJRAの位置づけとしては前哨戦ではなく、ただのGIII戦。だからハンデ戦だし、優勝馬に優先出走権もない。しかし、そのわりにはハイレベルで、ロードカナロアがここをステップに飛躍したのが4年前のこと。今年も、そういう馬がいるだろうか。

 レースにいってみたい。
 前に行きたい馬が多く、ハイペースを見込む声がちらほら聞こえる。しかし「何が何でも」の構えなのはローレルベローチェだけ。アクティブミノルは鞍上が武豊だし、無理に競り合うことはしないだろう。ネロセカンドテーブルも、好位からいきそう。意外にすんなりと隊列が決まると見た。
 それなら本命はローレルベローチェ。京都の1200 mは前が有利。しかも今週からBコースになり、その傾向に拍車がかかりそう。前走ほど楽にはいかないだろうが、すんなり行ければ。
 推奨穴馬はアースソニック。安定感が光る。渋った馬場も得意。

 根岸Sは◎タガノトネールが本命。充実一途。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...