土曜の東京メインはクイーンカップ。関西のレースの予想を中心にエントリーしているのだが、重賞が行われるということで、こちらの予想をエントリーする。
このレース、もともとは秋華賞トライアルとして、秋に行われていた…と思って調べてみたら、それは勘違いで、クイーンステークスだった。ややこしいぞ(クイーンSは、古馬にも開放されて札幌にいったんだったか)。
こちらのクイーンカップは、ここ数十年ずっとこの時期に行われており、今回で47回目だそうだ。けっこうな歴史のあるレースだが、そのわりに印象がない…。歴代の勝ち馬を見ると、ヒシアマゾンを初め、GI馬の名前がいくつもあるのに、何でだろう。
わかった。きっと、馬券でよい思いをしたことがないからに違いない。今年はバシッと当てて、記憶に残るレースにしたいものだ。
さて、このレース、ここ5年は1番人気または2番人気の馬が必ず連対しており、堅いレースといえる。新馬・未勝利勝ち直後の馬は苦戦しており、重賞やオープン特別で掲示板に載った馬の成績がよい。
今年もこの流れは続くと見て、本命◎はイチオクノホシ。2走前はやや重の馬場にもかかわらず、上がり33.4秒という鬼脚を発揮して差しきっている。府中の良馬場で、その切れ味を爆発させてほしい。
◎がおそらく1番人気なので、相手を絞りたい。オメガハートランドは、前走(フェアリーS)のレベルにちょっと疑問があるので評価を下げる。モエレフレールとヴィルシーナを厚めに押さえたい。
推奨穴馬はターフデライト。前走は重賞(先ほどレベルに疑問と書いたフェアリーSだが…)で僅差のレースをしている。クラス2走目で、鞍上は復活の兆しを見せている武豊。一発ならこの馬か。
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2012年2月10日金曜日
2012年2月9日木曜日
映画評 J・エドガー
イーストウッド監督、ディカプリオ主演という珠玉のコラボレーションの話題作。
J・エドガーという、FBIを作りあげた男の一生を描いた作品。私はこの映画を見るまで、こういう人物がいたことを知らなかったのだが…そういう人にはお勧めできない。外国人が何の予備知識もナシに織田信長の映画を見るようなものだ。エドガーについてある程度の知識を得てから見ることをお勧めする。
二つの時代を行ったり来たりするかたちで話は進む。一つはFBI創世記から発展期で、エドガーが若い時期の話。もう一つは1960年代後半のエドガーの晩年期だ。ただ、この行ったり来たりが、アメリカの歴史の知識が乏しい私にはややこしく、状況が把握しづらいシーンが多々あった。要するにわかりにくいのだ。
エドガーという人物の存在は知らなかったのだが、なるほどなかなか興味深い人物だ。ただ、映画にするほどインパクトのある一生かというと…ちょっと疑問である。感銘を受けるような映画ではなかった。冒頭にも書いたように、エドガーについてある程度知識や興味がある人が見て、初めて楽しめる映画だと思う。
ディカプリオの演技はよかった。壮年の人物を演じるには、もっともよい時期なのかもしれない。迫力があった。相棒役のアーミー・ハマーも(この映画で初めて知った俳優さんだが)ハマっていた。この二人の演技は見る価値ありかな。
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J・エドガーという、FBIを作りあげた男の一生を描いた作品。私はこの映画を見るまで、こういう人物がいたことを知らなかったのだが…そういう人にはお勧めできない。外国人が何の予備知識もナシに織田信長の映画を見るようなものだ。エドガーについてある程度の知識を得てから見ることをお勧めする。
二つの時代を行ったり来たりするかたちで話は進む。一つはFBI創世記から発展期で、エドガーが若い時期の話。もう一つは1960年代後半のエドガーの晩年期だ。ただ、この行ったり来たりが、アメリカの歴史の知識が乏しい私にはややこしく、状況が把握しづらいシーンが多々あった。要するにわかりにくいのだ。
エドガーという人物の存在は知らなかったのだが、なるほどなかなか興味深い人物だ。ただ、映画にするほどインパクトのある一生かというと…ちょっと疑問である。感銘を受けるような映画ではなかった。冒頭にも書いたように、エドガーについてある程度知識や興味がある人が見て、初めて楽しめる映画だと思う。
ディカプリオの演技はよかった。壮年の人物を演じるには、もっともよい時期なのかもしれない。迫力があった。相棒役のアーミー・ハマーも(この映画で初めて知った俳優さんだが)ハマっていた。この二人の演技は見る価値ありかな。
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2012年2月8日水曜日
ゆびゆび靴下
もう数ヶ月前になるのだが、ネットショップで足袋(たび)靴下を買った。足袋靴下とは、足袋のように、親指とそれ以外の部分が分かれている靴下。いま流行の5本指靴下の簡単バージョンと言える。
娘が一つもっていたのだが、それが小さくなってきたので、新しいのがほしいという。ところが、近所で探しても見つからないので、ネットショップのお世話になったというわけだ。かわいいのがたくさんあったので、家族みんなの分を購入した。
履き心地もよく、快適である。「ゆびゆび靴下」という愛称をつけて、家族みんなで愛用しております(写りが悪くてすみません…)。
買ったのはこちらの店。送料も無料。
ワールドリズム
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娘が一つもっていたのだが、それが小さくなってきたので、新しいのがほしいという。ところが、近所で探しても見つからないので、ネットショップのお世話になったというわけだ。かわいいのがたくさんあったので、家族みんなの分を購入した。
履き心地もよく、快適である。「ゆびゆび靴下」という愛称をつけて、家族みんなで愛用しております(写りが悪くてすみません…)。
買ったのはこちらの店。送料も無料。
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2012年2月5日日曜日
2012すばるS、きさらぎ賞 予想の回顧
土曜はすばるS。本命◎アーリーロブストは、注文通りハナを切り、4コーナーへ。
「さあ、ここから」
と思ったのも束の間、ケイアイテンジンにかわされるとズルズルと後退し、8着に敗れた。逃げ馬だし、負けるときはこんなものか。
勝ったのはもう一頭の逃げ馬、ケイアイテンジン。2番手からスッと抜け出し、2馬身半差の完勝だった。
前に行った馬が上位を占めたように、逃げ馬を本命にするという狙いは悪くなかったのだが、肝心の◎が沈んでは仕方がない。
日曜はきさらぎ賞。本命◎ワールドエースは中段後方を追走。3コーナー過ぎからマクリ気味に上がっていき、直線は大外へ。
「大丈夫かいな」
という心配も杞憂に終わり、最後は1馬身半差をつけて快勝。期待に応えてくれた。
2着には、◎ワールドと同様に後ろから追い込んできたヒストリカルが入り、安いながらも本線で的中。競馬は当たってナンボ。来週もこの調子でいきたいものだ。
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「さあ、ここから」
と思ったのも束の間、ケイアイテンジンにかわされるとズルズルと後退し、8着に敗れた。逃げ馬だし、負けるときはこんなものか。
勝ったのはもう一頭の逃げ馬、ケイアイテンジン。2番手からスッと抜け出し、2馬身半差の完勝だった。
前に行った馬が上位を占めたように、逃げ馬を本命にするという狙いは悪くなかったのだが、肝心の◎が沈んでは仕方がない。
日曜はきさらぎ賞。本命◎ワールドエースは中段後方を追走。3コーナー過ぎからマクリ気味に上がっていき、直線は大外へ。
「大丈夫かいな」
という心配も杞憂に終わり、最後は1馬身半差をつけて快勝。期待に応えてくれた。
2着には、◎ワールドと同様に後ろから追い込んできたヒストリカルが入り、安いながらも本線で的中。競馬は当たってナンボ。来週もこの調子でいきたいものだ。
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2012年2月4日土曜日
2012きさらぎ賞 オレの予想を聞いてくれよ
日曜の京都メインはきさらぎ賞。昔はクラシックには結びつかないレースだったのだが、いつの間にやら数多くのクラシックホースを出すレースに出世した。そのきっかけは、スペシャルウィークだったように思う。強かったなあ。
その後、ローテーションの多様化も進み、ネオユニヴァース、ハーツクライ、アサクサキングス、オルフェーヴルなどが、ここをステップにGIを制覇している。今年のメンバーからも、GIホースが誕生するのだろうか。
さて今年のレース、私の本命◎はワールドエース。前走はスローの展開で前の馬を捕まえきれなかったが、重馬場にもかかわらず33秒台であがってきた。差しの決まりはじめた京都で、良馬場見込みのここなら、差し切ってくれるだろう。
◎が大本命だけに、相手を絞る必要がある。人気どころでは、ヒストリカルとアルキメデスの2頭を挙げておく。
推奨穴馬は、前走の1番人気がすっかり忘れられているレッドアーヴィング、キャリア1戦だが上々の勝ちっぷりだったマジカルツアー、前走重賞2着なのにさっぱり印がないマイネルアトラクトの3頭。
相手はこの5頭に絞りたい。
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その後、ローテーションの多様化も進み、ネオユニヴァース、ハーツクライ、アサクサキングス、オルフェーヴルなどが、ここをステップにGIを制覇している。今年のメンバーからも、GIホースが誕生するのだろうか。
さて今年のレース、私の本命◎はワールドエース。前走はスローの展開で前の馬を捕まえきれなかったが、重馬場にもかかわらず33秒台であがってきた。差しの決まりはじめた京都で、良馬場見込みのここなら、差し切ってくれるだろう。
◎が大本命だけに、相手を絞る必要がある。人気どころでは、ヒストリカルとアルキメデスの2頭を挙げておく。
推奨穴馬は、前走の1番人気がすっかり忘れられているレッドアーヴィング、キャリア1戦だが上々の勝ちっぷりだったマジカルツアー、前走重賞2着なのにさっぱり印がないマイネルアトラクトの3頭。
相手はこの5頭に絞りたい。
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2012年2月3日金曜日
2012すばるステークス オレの予想を聞いてくれよ
土曜の京都メインはすばるステークス。小倉で重賞があるのでそちらの予想をエントリーしようかなあ、とも思ったのだが、混戦模様でこれといった馬も見つからないので、京都の予想をエントリーする。
このすばるS、けっこう昔からあるレースのような気がする。実際、競馬ブックには過去10年の結果が載っているから、少なくとも10年以上前からあるレースだということだ。google先生に聞いてみたのだが、いつ始まったレースなのかはすぐには分からなかった。
しかし、これでは能がないと思ってもう少し調べてみると…ありましたがな。こんな素晴らしいページを発見。
すばるS歴代勝ち馬ドット絵アイコン
このデータの最初である1989年が第1回なのかどうかは分からないが、当時は芝のレースで、イナリワンの中央入り初戦がこのレースだったとのこと。私はこの頃にはすでに競馬をしていたはずなのだが、芝のすばるSは全く記憶にないなあ。豆知識が一つ増えました。
寄り道はこれくらいにして、予想にいってみたい。
今週は「これでもか」というほど冷え込んだ(ホンマに寒かったですなあ)。ということは、たとえ良馬場でも、ダートはシャリシャリ状態になっており、締まっているに違いない。という独断を元に、前に行く馬を狙ってみる。
本命◎はアーリーロブスト。前走は逃げて5着に敗れたが、坂のない京都なら粘り込めないか。3走前の再現を期待したい。相手は、ケイアイテンジンを厚めに。行った行ったの決着をもくろむ(頼むから競り合わないでください)。
推奨穴馬は、穴と言うほど人気は低くないかもしれないが、メイショウデイム。京都得意のこの馬が突っ込んでくるシーンがあるかも。
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このすばるS、けっこう昔からあるレースのような気がする。実際、競馬ブックには過去10年の結果が載っているから、少なくとも10年以上前からあるレースだということだ。google先生に聞いてみたのだが、いつ始まったレースなのかはすぐには分からなかった。
しかし、これでは能がないと思ってもう少し調べてみると…ありましたがな。こんな素晴らしいページを発見。
すばるS歴代勝ち馬ドット絵アイコン
このデータの最初である1989年が第1回なのかどうかは分からないが、当時は芝のレースで、イナリワンの中央入り初戦がこのレースだったとのこと。私はこの頃にはすでに競馬をしていたはずなのだが、芝のすばるSは全く記憶にないなあ。豆知識が一つ増えました。
寄り道はこれくらいにして、予想にいってみたい。
今週は「これでもか」というほど冷え込んだ(ホンマに寒かったですなあ)。ということは、たとえ良馬場でも、ダートはシャリシャリ状態になっており、締まっているに違いない。という独断を元に、前に行く馬を狙ってみる。
本命◎はアーリーロブスト。前走は逃げて5着に敗れたが、坂のない京都なら粘り込めないか。3走前の再現を期待したい。相手は、ケイアイテンジンを厚めに。行った行ったの決着をもくろむ(頼むから競り合わないでください)。
推奨穴馬は、穴と言うほど人気は低くないかもしれないが、メイショウデイム。京都得意のこの馬が突っ込んでくるシーンがあるかも。
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2012年2月2日木曜日
書評 東野圭吾『ウインクで乾杯』(祥伝社文庫)
またまた例によって、母から借りた東野小説。
ひと言でいうなら、オシャレな作品。一昔前に流行したトレンディドラマ(いや、二昔前やな…)の雰囲気が漂ってくる。(当時よく読んでいた)「三毛猫ホームズ」シリーズのノリとも重なるところがあるように思う。
主人公は小田香子というコンパニオン。玉の輿に乗って、高級宝飾店で金を気にせず買い物をするのが夢という、いかにもトレンディドラマに出てきそうな女性だ。
香子の同僚が、あるパーティの後に殺され、香子もその事件に巻き込まれる。そして、その事件の担当刑事である芝田が、香子の隣の部屋にたまたま引っ越してくる。
「そんなうまい話、あるわけないやろ」
というツッコミはしてはいけない。なぜならトレンディドラマ(しつこい)だからである。
そして二人はときには協同して、ときには離れて、事件を追う。密室の謎、残されたメッセージなど、さまざまな謎が立ちはだかる。それを一つずつ解き明かし、事件の全貌が明らかになる。そして、最後にはお得意のどんでん返し。東野さんの構想力、筆力に、今回も引きずり込まれた。
何がオシャレって、香子と芝田の会話や距離感が絶妙かつトレンディ(もういいって)なのだ。私のつたない表現力では何のこっちゃ分からないだろうが、トレンディという言葉に惹かれる方は、是非読んでみてほしい。トレンディを満喫できるだろう(意味不明)。
本作品の初出は1988年である。まさに、トレンディドラマという言葉が出始めた時期ではないか。東野さんが
「俺も、いっちょトレンディドラマなるものを書いてみるか」(土佐日記風)
と思って書いたのが本作品なのかもしれない。
楽天ブックスで買う【送料無料】ウインクで乾杯
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ひと言でいうなら、オシャレな作品。一昔前に流行したトレンディドラマ(いや、二昔前やな…)の雰囲気が漂ってくる。(当時よく読んでいた)「三毛猫ホームズ」シリーズのノリとも重なるところがあるように思う。
主人公は小田香子というコンパニオン。玉の輿に乗って、高級宝飾店で金を気にせず買い物をするのが夢という、いかにもトレンディドラマに出てきそうな女性だ。
香子の同僚が、あるパーティの後に殺され、香子もその事件に巻き込まれる。そして、その事件の担当刑事である芝田が、香子の隣の部屋にたまたま引っ越してくる。
「そんなうまい話、あるわけないやろ」
というツッコミはしてはいけない。なぜならトレンディドラマ(しつこい)だからである。
そして二人はときには協同して、ときには離れて、事件を追う。密室の謎、残されたメッセージなど、さまざまな謎が立ちはだかる。それを一つずつ解き明かし、事件の全貌が明らかになる。そして、最後にはお得意のどんでん返し。東野さんの構想力、筆力に、今回も引きずり込まれた。
何がオシャレって、香子と芝田の会話や距離感が絶妙かつトレンディ(もういいって)なのだ。私のつたない表現力では何のこっちゃ分からないだろうが、トレンディという言葉に惹かれる方は、是非読んでみてほしい。トレンディを満喫できるだろう(意味不明)。
本作品の初出は1988年である。まさに、トレンディドラマという言葉が出始めた時期ではないか。東野さんが
「俺も、いっちょトレンディドラマなるものを書いてみるか」(土佐日記風)
と思って書いたのが本作品なのかもしれない。
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