2014年9月12日金曜日

白浜でアドベンチャーワールド、エネルギーランド、魚釣りに行ってきた 二日目~小1(6歳)と年少(4歳)の子どもと一緒に~

 旅行2日目。今日は本旅行のメインイベント、南紀白浜アドベンチャーワールド。夏休み最後の日曜日ということもあり、混み具合が心配だ。また、昨晩熱を出した娘は、ホテルで留守番となってしまうのか。

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【娘の容態は?】
 せっかくの旅行なのに、初日の夜に熱を出してしまった娘。
「アドベンチャーワールドに行くのは無理かなあ」
と諦めモードだったのだが、朝起きたら熱が下がっていた。ちゃんと布団を着て、少し汗をかきながらグッスリ寝たお陰だろう。よく治した。偉い。

【いざアドベンチャーワールドへ】
 ホテルのバスでアドベンチャーワールドへ。開園直後に到着。混み具合は、ほどほどというところか。思ったほどの混雑ではない。
 さまざまなオプションツアーがあるのだが、今回はそれらはパスした。子どもたちがもう少し大きくなって、こういうツアーのありがたみが分かるようになったら、行ってもいいかなあ。
 なお、これらのオプションツアーはインターネットで事前予約できるため、申し込みに長蛇の列ができているようなことはなかった。便利な時代になったものだ。

【ゾウさんとパンダさん】
 まず、いるのがゾウさん。鎖につながれているのがちょっと可愛そうだが、やはりゾウさんは目を惹く。大きいなあ。ちょうどエサの時間だった。

アドベンチャーワールド、ゾウ

 まっすぐ進むと、人だかりが。パンダさんだ。5年前に来たときはもっと混んでいたし、屋外ではなかったように思うのだが。当時は双子が生まれた直後で混んでいたのかもしれない。今回は、外でパンダがグータラしていた。

アドベンチャーワールド、パンダ

 パンダと聞けば最初はワクワクするのだが、実は見ていてそれほど楽しい動物ではない。「白と黒」というよりも「茶色と黒」だし、モシャモシャ笹を食べているか、ゴロゴロ寝ているかのどちらかなので「ちょっと、なんだかなあ」なのだ。
 それほど繊細なようには見えないが、飼育は難しいのだろう。アドベンチャーワールドには、これからも日本有数のパンダ飼育施設として成果を上げてほしい。

【これは外せない「ケニア号」】
 続いて、無料で乗れるケニア号へ。サファリパークに来たからには、これに乗らない手はないだろう。事前に
「ライオンとかチーターが襲ってきたら、どうする?」
と娘をからかっていたら、本当に怖がってしまったのは、ちょっとやり過ぎだったかもしれない。すんません。
 しかし、サファリパークの動物が襲ってくるはずもなく、ライオンもクマものんびりしたものだ。

アドベンチャーワールド、ライオン

アドベンチャーワールド、クマ

【結局、これが一番よかった】
 お次はマリンウェーブへイルカショーを見に行った。

アドベンチャーワールド、イルカ、イルカショー

ジャンプしたり、人を乗せて泳いだり、よく訓練されている。イルカは哺乳類だということがよく分かる。やっぱ、イルカショーは鉄板ですな。結局、今日の中で、私はこれが一番よかった。

【ヤル気がないのが丸見えですよ…】
 その後は、動物ショーやホッキョクグマを見て、昼食をとって(まあ、普通でした)、イヌと写真を撮って、ふれあいコーナーへ。

アドベンチャーワールド、イヌ、写真撮影

上は、イヌとの写真。イヌたちは飼育員さんたちが言うから、仕方なく写真に収まっているのが丸見えだ。全くヤル気なしですな…。お仕事、ご苦労様です。

【最後はお馬さん】
 そしてペンギンの行進を見た後は、お馬さんに乗った(別料金)。競馬好きの私の影響(悪影響?)を受けてお馬さん好きな娘と息子は、ニコニコだ。娘はサラブレッドに、息子はポニーに乗った。

アドベンチャーワールド、馬

アドベンチャーワールド、ポニー

 以上でアドベンチャーワールドを後にした。昨晩に熱を出した娘も、ぶり返すことなく楽しんだし、いい思い出になっただろう。

 アドベンチャーワールドは、大人も子どもも楽しめる、いいテーマパークだ。パンダで有名だが、実のところは、パンダで客を呼んでおいて、他で楽しませるということなのかもしれない。
 和歌山じゃなく、滋賀にあったらよかったのになあ。

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【予想と与太話】エニフS(2014)~ペガサスかペガススか~

 今週から秋競馬が開幕。中山が工事中のため東は引き続き新潟開催だが、西は阪神に競馬が帰ってきた。今週末は天気も良さそうだし、久々の中央開催で盛り上がってほしいものだ。

 ところで、今週から10月19日までの6週間、また「最終馬連」が行われる。私の持論は「払い戻し率アップに勝るファンサービスなし」なので、今回も張り切って参加する予定だ。とはいえ馬券購入金額は増やせないので、各場のメインレースの馬券代を最終レースに回すことになる。競馬をさせてもらえるだけでもありがたいので、贅沢は言えません。

 そんな秋競馬初日の阪神メインはエニフステークス。ダートのオープン特別だ。
 エニフは星の名前で、ベガスス座で最も明るい星である。あまりメジャーな星ではないと思うのだが、ペガススが馬(の親戚)だからレース名に抜擢されたのかもしれない。
 でもなぜ、星座の名前はペガサス座ではなくペガスス座なのだろうか。

 レースにいってみたい。
 オープンで実績のある馬やイキのいい登り馬がおらず、難解な一戦。本命は◎ワイドバッハ。前走は重賞の壁に跳ね返されたが、着順ほど負けていない(0.4秒差)。追い込み一手の脚質がやや心配だが、この相手なら突き抜けてくれないか。流れが向いてほしい。
 推奨穴馬は、ピンとくる馬がいないが、しいて挙げるならメイショウノーベル

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2014年9月11日木曜日

白浜でアドベンチャーワールド、エネルギーランド、魚釣りに行ってきた 一日目~小1(6歳)と年少(4歳)の子どもと一緒に~

 今年の夏の家族旅行は、白浜へ行ってきた。
 娘が1歳のときにも行ったのだが、娘(いまは小1の6歳)はそのときのことは覚えていないと言うし、当時はまだ生まれていなかった息子(いまは年少で4歳)もパンダを見てみたいと言うし、5年ぶりに再訪した。

【出鼻をくじかれる】
ほぼ予定通りの時刻に出発。高速道路を乗り継いで、約3時間の予定だ。ところが出発してすぐ、ラジオで交通情報が入った。
「阪和道で火災が発生。渋滞10 km」
とのこと…。いま、まさにそこを目指して走っているのに、何てこった。後で調べると、トラックが炎上し、阪和道が通行止めになっていたらしい。

阪和道下り線で車両火災 和北IC~和歌山IC間が一時通行止め

 そこへ着くまでに渋滞が解消されていることを期待したのだが、そうは問屋が卸さず、見事に渋滞に巻き込まれた。久しぶりに大きな渋滞に巻き込まれた。小学生以来かもしれない。火災現場では、真っ黒なトラックが横たわっていた。いったい、何が原因だったのだろう。

【海の幸で昼食】
 30分以上ロスしたが、ようやく白浜に到着して昼食。海鮮問屋丸長という店で寿司や刺身を堪能した。値段はそれなりにしたが、さすが白浜、海の幸が美味い。
娘が選んだのは手巻き寿司セット。


 自分で手巻き寿司を作って食べるという、なかなか楽しそうなメニューだ。ところが、娘のテンションがいまいち上がらず、食が進まない。申し訳なかったが、少し残して店を後にした。

【エネルギーランドへ】
 続いて、白浜エネルギーランドへ。関西電力関連のミニテーマパークなのだが、ここがなかなか面白い。まずは「トリックアートハウス」へ。


 板の上を歩いているように見えないだろうか。でも実はこれ、すべて平面なのである。落ちそうになっている息子が平然としているのも、そのためなのだ。立体的に見えるのは目の錯覚なので「トリックアート」というわけだ。

 続いて体力測定コースへ。写真のような遊具(?)をいくつクリアできたかで、体力を測定するというもの。



体力測定というよりも、アスレチックに近い感覚だった。10歳くらいの子どもなら存分に楽しめるだろう。4歳の息子には、ちと早かったようだ。

 そしてミステリーゾーンへ。写真はわが家のものではなく、エネルギーランドのウェブサイトに載っていたもの。


人が傾いているように見えるだろうが、そうではなく、建物のほうが傾いているのだ。写真の人は笑っているが、これがなかなか気持ち悪い。平衡感覚が狂わされて、フラフラしてしまう。娘は
「もうイヤや~」
と半泣きだったし、息子はバランスを失って派手に転んでいた。また行きたいとは思わないが、人には
「けっこう面白いで。行ってみたら?」
と勧めたくなる施設である。

【夕食はホテルでコース料理】
 たっぷり遊んだ後はホテルへ。さっそく大浴場で気持ちよく汗を流した。
そして夕食。当初は外で夕食の予定だったのだが
「ホテルで食事をしてくれる方を優先的に予約します」
ということだったので、渋々ホテルのレストランを予約していた。足下を見てるなあ(怒)。
 ただ食事は美味しかった。フレンチとイタリアンをミックスさせたコース料理で、前菜からメインまで、どれも絶品。特にエビを使ったパスタは美味だった。もし近辺に住んでいたら、間違いなく行きつけにするのになあ。ご馳走様でした。


【最後にまたアクシデントが】
 一日目も無事に終了し、ネンネタイム…と思っていたら、どうも娘の様子がおかしい。熱があるようだ。昼食が進まなかったのも、エネルギーランドで「もう帰りたい」とか言い出したのも、このせいだったようだ。気づかなくて悪かったね。
 明日はメインイベントのアドベンチャーワールドなのに、娘はホテルで静養かも…。

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2014年9月9日火曜日

書評 佐々木譲『人質』(ハルキ文庫)

携帯電話OK、トイレも自由に行けるという、ちょっと変わった監禁もの


 札幌のレストランで起きた人質監禁事件と、政治家が不法に得た大金を奪い取ろうとする恐喝事件。この二つの事件が背後で絡み合いつつ、息詰まる駆け引きが繰り広げられる。
 人質事件を担当するのは、北海道警の佐伯や津久井のチーム。佐々木氏の作り出した名キャラクターたちが、今回はどのように事件を解決するのか。佐々木氏お得意の、緊迫スリルサスペンス。

 人質事件では、犯人たちが人質に携帯やスマホを使わせるのが、本作品の特徴。武器や暴力で威嚇するわけでもなく、人質にはあくまで「協力」という形を取らせるのだ。しかし、決してユルイわけではない。現場の緊張感がビシバシ伝わってきて、ページをめくる手が止まらない。謎解きやどんでん返しがあるわけではないが、あっという間に読み終えてしまった。
 限定された空間を設定し、そこで起こる事件の緊迫感を書ききる手腕には「毎度お見事」としか言いようがない。

 今回も、佐伯の「男っぷり」がいい味を出している。初期の頃よりも、ハードボイルド指数がかなりアップしているように感じるのは私だけだろうか。




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映画評『四十九日のレシピ』

共感できないシーンや、ストーリーのつながらないところはたくさんあるのに、なぜかポロポロと涙がこぼれてくる


 威張っているくせに、妻にはおんぶに抱っこだった初老の男。その妻とは血のつながっていない娘。そこへ天然ボケのメイド風ギャルと、日本語のあまり話せない日系ブラジル3世の青年が加わって、奇妙な共同生活が繰り広げられる。なんとなく、ありがちな設定なのだが、そこがいい。

「これはないやろう」
「なんか話がよくわからないなあ」
と思っていると、突然、不意を突かれて涙がポロポロ落ちてしまう。ありがちな設定で油断させられるため、そうなってしまうのかもしれない。
「こんな太陽のような、すべてを包んで背後から優しく見守ってくれる人なんているわけないやん」
と思いつつ、その女性の生前の姿が蘇ってくる度に、涙腺が熱くなってしまうのだ。
 普通なら「ありがちやなあ…」としらけてしまうのに、そうならないところが不思議な映画だった。

 一つ苦言を呈しておきたい。見る前には知らなかったのだが、本作は原作小説を映画化した作品である。なるほど、だから腑に落ちない展開がたびたび見られるのだろう。時間の制限もあるのだろうが、そこはもう少しうまく処理するなり、割愛するなりして、ストーリーに整合性を持たせてほしかった。




2014年9月7日日曜日

【予想の回顧】小倉2歳S、新潟記念、札幌2歳S、北九州短距離S(2014)

 日曜の小倉メインは小倉2歳S。◎セカンドテーブルは後方から。逃げるとは思っていなかったが、ここまで後ろとも思わなかった。3コーナーから差を詰めて、馬群を縫うように差してきたが7着まで差を詰めるのが精一杯だった。結果論だが、外を回したほうがよかったのかもしれない。
 勝ったのは大外を回ったオーミアリス。15番人気で単勝万馬券。やはりこの時期の2歳戦は難しい。国分優作騎手は重賞初制覇だったらしい。まだ勝っていなかったとは意外だった。

 新潟では新潟記念。◎マーティンボロは1番人気。人気するだろうとは思っていたが、1番人気とは…。このレース、1番人気が10年以上勝っていないのだ。
 マーティンボロは好発を切るが、スッと下げて中団から。直線入り口では内に押し込められ、直線半ばではかなり窮屈になったが、狭いところを抜けてきて見事に差しきった。なかなかの勝負根性だ。ローウィラー騎手の手綱さばきも冴えた。欧米の騎手は狭いところでも強引に抜けてくる。1番人気連敗のジンクスもストップさせた。
 馬券は2着のクランモンタナを押さえており、馬連を取った。

 土曜は札幌で札幌2歳S。
 本命◎ミュゼエイリアンは行き脚がつかず、後方から。しかしこれは想定内だ。3コーナー過ぎから仕掛けて、4コーナーでは大外へ。
「いくら何でも外を回しすぎやろ」
と諦めかけていたら、グイグイ伸びてきた。
「差せ~」
という声とともに突っ込んできたのだが、アタマ差の4着。ワイドで流していたので惜しかった。
 勝ったのはミュゼエイリアンと同じようなコースを走ったブライトエンブレム。2着争いを尻目に、1馬身4分の1差の完勝。今後が楽しみだ。

 北九州短距離Sは◎ロードガルーダがいい位置で直線を向いたのだが、前にはつき離され、後ろには差されて6着。人気(3番人気)の馬でこういう結果だと、ヘコみますなあ…。

 今週は4戦1勝だが、他がまずまずだったのでチョロ負けで済んだ。札幌2歳Sが惜しかったなあ…。

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2014年9月6日土曜日

【予想と与太話】小倉2歳S、新潟記念(2014)~新人騎手の重賞制覇へ~

 小倉の最終日を飾るのは、例年通り小倉2歳S。同じ頃に行われる新潟2歳Sや札幌2歳Sがクラシックにつながるレースなのに対し、こちらはさっぱり結びつかない。1200 mという距離のためだろう。
 しかし、小倉2歳Sはそれでよいのだ。クラシックには結びつかない、夏の2歳チャンピオン決定戦として、これからも続いていってほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 本命は◎セカンドテーブル。前走は2番手につけて、直線で抜け出すと、0.8秒差をつける圧勝劇。血統的にも早熟の短距離馬で、まさにこのレース向け。今回は減量の恩恵がなく、斤量が3 kg増えるのは心配だが、新人である義騎手の重賞初制覇に期待したい。
 推奨穴馬はタムロダイチ。前走で馬券を取らせてもらった。

 新潟記念は◎マーティンボロが本命。前々走、前走と続けて馬券を取らせてもらった。ハズれるまでは追いかけるのが筋だろう。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...