2014年10月3日金曜日

【予想と与太話】シリウスステークス(2014)~単騎で行けそう~

 ついこの前、秋競馬が始まったと思ったら、今週で阪神・新潟開催は終了。日曜はGIがあり、来週からは京都・東京開催が始まる。早いものだ。

 そんな土曜の阪神メインはシリウスS。星の名前シリーズの一つだ。一昨年に調べたように、シリウスは地球から見える最も明るい星(太陽は除く)だそうだ。
JCダート(今年からチャンピオンSに名前が変わるが)の前哨戦としてこの時期に移ってきたのだが、本番とはあまり結びついていない。時期が早すぎることと、ハンデ戦であることがその理由だろう。それならいっそ、暮れの阪神に戻すほうが、冬の大三角形らしくてよいかもしれない。

 レースにいってみたい。
 ハンデ57 kg以上の馬が5頭もいるように、けっこうな実績馬が集まった。しかし休み明けだったり展開が不向きだったりと、それぞれ不安を抱えている。
 それなら本命は◎サトノプリンシパル。オープンに再昇級後のここ2走は人気を裏切っているが、そのお陰でハンデには恵まれた。単騎で逃げられそうなここは、重賞初制覇のチャンス。クリノスターオーにはゆっくり来てほしいところ。
 推奨穴馬はマイネルバイカ。ここ2走が不甲斐ないが、もっと走れる馬のはず。

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2014年9月28日日曜日

【予想の回顧】神戸新聞杯、オールカマー、大阪スポーツ杯(2014)

 今週は阪神で神戸新聞杯。
 ◎ワンアンドオンリーは予定通り後方から。3コーナーからマクって直線入り口で先頭に並びかけると、最後はサウンズオブアースの追撃を退けて貫禄を見せた。早めに動いて強引にねじ伏せにいった分、接戦になったが、着差以上の強さだったと言ってよいだろう。
 あまりゆっくりしていると前が残るし、今日のように早めに動くのもちょっと怖いし、本番での乗り方に注目したい。

 中山ではオールカマー。
 本命は◎フラガラッハだったが、馬券はボックスで勝負した。
「マイネル2頭が怖いなあ」
と思いつつそこまで手が伸ばせなかったが、そういう馬はたいてい来てしまう。マイネルラクリマが直線で抜け出して、見事に1着。
 ボックスで買った5頭の成績は、2、4、6、14、16着だった。パッとしないなあ。
 本命のフラガラッハは、ラスト1ハロンで怒濤の追い込みを見せたが4着まで。14番人気だったので頑張ったと言えるのだろうが、馬券には結びつかなかった。

 土曜の阪神メインは大阪スポーツ杯。
 本命の◎グレイスフルリープは単勝1.8倍の抜けた1番人気。1番人気だろうとは思っていたが、ここまでとは。
 レースでは2番手をガッチリキープ。直線に向いても手応え十分。後ろを確認して追い出す余裕があった。これは確勝かと思いきや、手応えほどは伸びず、ホクセツキングオーに差されて2着。勝った馬を褒めるべきなのかもしれないが、勝ちきれないなあ。
 馬券はホクセツキングオーを押さえておらず、ハズレ。

 今週は3戦0勝で、他のレースも散々。惨敗でした…。

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2014年9月27日土曜日

【予想と与太話】神戸新聞杯、オールカマー(2014)~夏の登り馬は絶滅寸前~

 今週は阪神で神戸新聞杯が、新潟でオールカマーが行われる。
 神戸新聞杯は、阪神が改装されて距離が2400 mに伸びた2007年以降、ダービーで掲示板に乗った馬が必ず連対している。対照的に、前走が条件戦だったのは昨年のマジェスティハーツのみ。その昔のメジロマックイーンやマンハッタンカフェのように、夏に条件戦を勝ち上がり、トライアルで権利を取り、その勢いで菊花賞を制して、その後もGI戦線で活躍するという馬がめっきり減ってしまった。少し寂しいが、時代の流れなのかもしれない。育成・調教技術の進歩によって、素質馬が2歳時から順調に使われるようになってきたのだろう。
 また、オルフェーヴル、ゴールドシップ、エピファネイアと、ここ3年連続して、このレースの勝ち馬が菊花賞も制していることも見逃せない。

 レースにいってみたい。
 今年はダービーで掲示板に乗った馬は1頭のみ。とはいえその1頭は、1着馬の◎ワンアンドオンリー。無理に逆らう必要はなかろう。ここは貫禄を見せてくれるはず。
 相手も春の実績馬を中心に。○ウインフルブルームが相手筆頭。ダービーは残念ながら取り消したが、出ていたらいい勝負をしていたはず(独断)。何度好走しても人気薄な馬がいるが、まさにその典型だ。この馬を推奨穴馬としておきたい。
 もう1頭はトーセンスターダム。ダービーではラチに突っ込んで自爆したが、そんなにクセのある馬ではないはず。まともに走れば勝ち負け。
 最後にヴォルシェーブを加え、ワンアンドオンリーからこの3頭に流す予定。

 オールカマーはどこからでも狙えそう。
 本命は◎フラガラッハ。前走はハンデが堪えたし、距離も短かった。調教で好時計を出したこの馬に期待。

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2014年9月26日金曜日

【予想と与太話】大阪スポーツ杯(2014)~人面魚や宇宙人が懐かしい~

 暑さ寒さも彼岸までというが、彼岸の中日を過ぎ、めっきり秋めいてきて、運動会シーズンの到来だ。今週は娘の、来週は息子の運動会が催される。よい場所とまでは言わないが、普通に見られる場所が確保できますように。
 お馬さんの運動会は年中行われているが、これからがシーズン本番だ。

 そんな土曜の阪神メインは大阪スポーツ杯。ご存じ(?)大スポを冠したレースである。昔は(半分エロ欄目当てで)よく買った。たまに思い出したように「人面魚」や「宇宙人」のネタが1面を飾っていた(けっこう好きだった)。いま思えば、ネタがないときにこれらの記事が1面に来ていたのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 ダート1400 mの準オープン戦。けっこうハイレベルなメンバーが揃ったように思う。
 その中から本命は◎グレイスフルリープ。今春はオープンでも善戦していた馬で、降給初戦の前走は人気を裏切ったが、先行勢には厳しい流れの中、よく2着に踏ん張った。人気しそうだが、逆らえない。
 推奨穴馬は叩き2走目のフルヒロボーイ

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2014年9月24日水曜日

書評 梶よう子『一朝の夢』(文春文庫)

朝顔を媒介にした、架空の下級武士と歴史上の大人物との友情


 数々の変わった朝顔と、それを育てる主人公がいい味を出している。
 時代は江戸末期。主人公の中根は北町奉行に勤める下級武士だ。ひっそりと朝顔を作っていたい中根にも、時代の波は押し寄せる。中根もまた、幕末という激動の時代に翻弄される。
 中根の朝顔と人柄に惹かれ、さまざまな人物が集まってくる。時代を動かす志士たちと庶民との対比が面白い。激動の時代と言えども、そこに生きるのはほとんどが庶民であり、彼らの生活はどんな時代でもそれほど変わらないのかもしれない。

 物語の骨子を貫くのは、小学校の教科書にも載っている「桜田門外の変」。しかし、その事件を直接取り扱うのではないところが、普通の時代物とは違う。
「桜田門外の変の結末はみんな知っているのだから、オチの分かったミステリーを読むようなもんじゃないの?」
と思うかもしれないが、そうではない。教科書では「井伊直弼が殺害された事件」でしかないが、その背後にはさまざまな経緯があったことが分かる。歴史の勉強で丸暗記した知識が、生き生きとした物語として再生されるのだ。

 そして、その物語を支えるのが朝顔。江戸時代には朝顔栽培が大流行していたらしい。変わった朝顔が次々に登場して、ストーリーに色を添える。実はわが家でもちょっと変わった朝顔を育てており、たいへんタイムリーな小説だった。
 本書によると、ずっと頑張っていると、ご褒美に一生に一度だけ黄色い朝顔が咲いてくれるそうだ。娘が朝顔の観察(夏休みの宿題)を無事(?)に提出したので
「来年くらい、黄色い朝顔が咲かないかなあ」
と子どもと話していると
「頑張りが足りません」
と朝顔に叱られる夢を見た…。もっと頑張ります。



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2014年9月23日火曜日

健保組合の運動会に行ってきた~小1の娘と年少の息子を連れて~

 昨年に続いて、今年も健保組合の運動会に行ってきた。私の会社の入っている健康保険組合が、毎年、運動会を催しているのだ。

【今年は電車で】
 車の調子が悪いので、今年は電車でレッツゴー。電車を3本乗り継いで、最後はバスと、けっこう面倒くさい。それほど遠くはないのだが、アクセスが悪いのだ。
 そして最後のバスで、降りる場所を間違えた…。目指す場所は万博公園中央口である。バスは、まずは東口(日本庭園前)に停車。結果的にはここで降りておけばよかったのだが
「東口じゃなくて中央口やんなあ」
と思ってもう一つ次の停留所まで行くと、そこは西口(記念公園西口)。なぜ中央口にバスが停まらないのか…。近鉄バスには改善を望みたい。
 仕方なく西口で降りたのだが、その西口がどこか分からない。あれれと思っているうちに、何と北口に着いてしまった。あとから調べると、どうやら西口を通り過ぎていたようだ。入り口が分かりにくいよ。万博公園には改善を望みたい。
 などと、いろいろ悪条件が重なり、北口から中央口まで30分ほど歩く羽目になった。娘は
「ちゃんと調べといてよ(怒)」
とキレているが、すべて任されておいて一つ間違えたら「お前のせい」にされるこっちの身にもなってくれ。私も「もう勝手にせい」とキレて帰ろうかと思ったが、何とか我慢して中央口に向かった。

【まずは駆けっこ】
 手続きを済ませて運動会場へ。開会式は終わっていたが、ちょうどちびっ子駆けっこに間に合った。これに出られなければ、せっかく来た意味がない。
「よーい、ドン!」
スタートダッシュを決める娘と、のんびり立っている息子。年の差なのか、それとも性格の違いなのか。


この駆けっこは、途中にオモチャが置いてあり、一つ選んで持って帰れるのだ。今日の大きな目的の一つがこのオモチャをゲットすることだったので、何とか間に合ってよかった。しかし今年はちょうどオモチャの追加直前に当たってしまい、めぼしいオモチャがなかったのは、ちょっと残念だった。


【次はフワフワ】
 しばらくは参加できる競技はないので「ふわふわ」へ。子どもたちのためにふわふわが設置してあり、無料で楽しめるのだ。


家のベッドやソファーで飛び跳ねては怒られている子どもたちは、存分に飛んで楽しんだようだ。

【昼食後は障害物競走】
 昼食を食べて、少し遊んだ後は障害物競走。参加券を得るために並んだ。今年は私も参加するつもりで張り切っていたのだが、何とわが家の一つ前に並んでいた人で
「券がなくなりました」
とのこと…。あと二人のところでアウトになってしまった。十分に間に合うと思っていたのだが……。子どもたちも私も、ガッカリだった。残念。

【気を取り直して玉入れ】
 最後は気を取り直して玉入れに参加。これは受け入れ人数が多いので無事に参加できた。後ろに写っている着ぐるみが背負うカゴに玉を入れていく競技だ。


人数が多いので、投げる玉を確保するだけでもたいへんだった。息子は一球も投げられなかったらしい。
 参加賞の図書カードをもらった。

 以上で終了。今年は会場に着くまでに時間がかかったり、ギリギリで競技に参加できなかったり、何だかアンラッキーな展開だった。
 しかし無料でお菓子(参加賞)、オモチャ(駆けっこ)、図書カード(玉入れ)をいただけたのだから、文句は言えまい。タイミングが合えば、また行こう。

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2014年9月21日日曜日

【予想の回顧】ローズS、セントライト記念、オークランドRCT、阪神ジャンプS(2014)

 ローズSの本命は◎レッドリヴェール。道中は中団の前あたりにつけると、直線でもスムーズに前が開き
「どれだけ伸びるか」
と思っていたのだが、不発に終わり6着。本番を見据えた仕上げということだったのか、それとも成長がないのか。本番での取捨選択が難しい。
 勝ったのはヌーヴォレコルト。3番手からスイッと抜け出して1馬身4分の1差の完勝。本番の1番人気は確定か。
 2着のタガノエトワールには驚いた。こりゃとれん。

 新潟ではセントライト記念。
 ◎イスラボニータトゥザワールドを見る位置どり。直線では少し窮屈になりかけたが、外の馬をはじいて前が開くと、グイグイ伸びてこちらも1馬身4分の1差で完勝。次は菊か盾か。
 馬券は馬連をとった。いちおうプラスになった。

 土曜の京都メインはオークランドRCT。◎ノボリドリームは7番人気。美味しく映った。レースでは逃げたブルーチッパーを積極的に追走し、直線半ばまで食い下がったが、最後はドドッとかわされて9着。強い馬を追いかけただけに、やむを得なかったか。
 勝ったのはブルーチッパー。好位の馬が失速するのを尻目に、危なげなく逃げ切った。揉まれたときにどうかだが、自分の競馬ができればオープンでも通用しそうだ。

 阪神ジャンプSは◎アラタマユニバースが後ろから差を詰められず、6着。相手が強かったというしかないのか。

 今週は4戦1勝で、その1勝も大本命馬券ではトータルはマイナス。調子が上向かない…。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...