2015年4月12日日曜日

【予想の回顧】桜花賞、阪神牝馬S、NZT(2015)

 今週は桜花賞。
 まずはパドックをチェック。本命予定のキャットコインは-12 kg。かなり脾腹が巻き上がって見える。心配が現実になってしまったようだ。というわけで、予想の段階でも書いていたように本命を◎レッツゴードンキに変更した。
 レースではレッツゴードンキが抑えられない感じでハナに立ってしまった。阪神1600 mを逃げ切るのは至難の業。「こりゃいかん」と諦めモードだ。ところがレースはかなりのスローで流れ、レッツゴードンキは手応えよく直線へ。すると、後続をグイグイ引き離して4馬身差で圧勝のゴールイン。驚いた。
 外から飛んできたクルミナルが2着。ディープ産駒の巻き返しがあると思っていたので、きちんと抑えており、馬連を取った。久々に気持ちよく的中。

 土曜は阪神牝馬S。
 ◎ウリウリはうまく内に潜り込み、ラチ沿いを追走。ただ、昨年よりは少し後ろの位置取りだ。直線では馬群をさばいてきたが、前が開いたときには時すでに遅し。前の2頭には届かず、3着に終わった。もう少し前につけたかったのだろうが、外枠では難しかったか。
 勝ったのはカフェブリリアント。3連勝で重賞勝ちを決めた。ブライアンズタイム産駒最後の重賞勝ち馬になるかもしれない。

 中山ではNZT。
 ◎アルマワイオリは後方をかかり気味に進む。直線ではいつも通り大外へ。いい脚で追い込んできたのだが、前には届かず後ろには差され、3着。かかった分、切れなかったか。
 勝ったのはヤマカツエース。中団から、早め先頭で押し切った。少し時計のかかる馬場が合うのかもしれない。
 驚いたのは2着のグランシルク。大きく出遅れたときは「シメシメ」と思ったのだが、大外から1頭だけ桁の違う脚で伸びてきた。次走のGIが楽しみだ。

 今週は3戦1勝だったが、桜花賞のお陰でプラス収支を計上。来週もこの調子でいきたい。

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2015年4月11日土曜日

【予想と与太話】桜花賞(2015)~過去の無敗の桜花賞馬~

 今週は桜花賞。すでに二つのGIが終わっているが「いよいよ始まるぞ」と感じるのは私だけではないようで、岩田騎手がコラムに同じことを書いていた。

 今年は3戦0勝の馬が3頭いるなど、ハイレベルという前評判だ。そこで、無敗の桜花賞馬はいつ以来だろうかと調べてみた。
 2004年のダンスインザムードが最も新しい無敗の桜花賞馬だ。桜花賞が4戦目で、単勝1番人気に応えての勝利だった。
 その前はというと、何と1991年のシスタートウショウまでさかのぼる。この馬も桜花賞が4戦目。3戦無敗でチューリップ賞の勝ち馬だったのだが、なぜか4番人気。その低評価(?)をあざ笑うかのように、4角先行から押し切った。阪神が改修中だったのか京都で行われた桜花賞だったようだ。
 シスタートウショウと角田晃一のコンビは覚えているが、桜花賞の詳細はあまり記憶にないなあ。約25年も前のことだから当たり前か。

 レースにいってみたい。
 ルージュバックがかなりの人気を集めている。本当に怪物なのかどうか、今回ではっきりするだろう。上記1991年のイソノルーブルの例もあるし、他の馬から入りたい。この馬が来たらしゃーない。
 本命は◎キャットコイン。3戦無敗のうちの一頭だ。今年はクイーンカップのレベルが高かったと独断。その勝ち馬を本命に推す。好成績をあげている関東馬の栗東留学なのも心強い。ただ、馬体を減らしているようなのが少し心配。大幅に減っているようなら本命変更も。
 そのときは、○レッツゴードンキが繰り上がりの本命候補。これもハイレベルだったと独断している阪神JFの最先着馬。折り合えば。
 キャットコインが意外に人気がない(現在6番人気)なので推奨穴馬はナシ。

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2015年4月10日金曜日

【予想と与太話】阪神牝馬S、ニュージーランドT(2015)~残念な重賞?~

 新年度が始まったが、わが家は生活スタイルに大きな変化はナシ。娘も息子も、新しいクラスを楽しんでいるようだ。

 そんな土曜は阪神で阪神牝馬ステークスが、中山でニュージーランドトロフィーが行われる。ニュージーランドTは今回で33回目を迎える、中堅どころ(?)の重賞。かつてはクラシックに出られないマル外馬たちが鬱憤を晴らすレースだった。勝ち馬にはオグリキャップ(マル外ではないが、クラシックには出られなかった)やヒシアマゾンなどの名が見られる。
 その後、NHKマイルCのGI化に伴いそのトライアルとなったが、近年は本番との結びつきもイマイチで、残念な感じの重賞になってしまった。今年はどうだろうか。

 予想は阪神牝馬Sを中心に。
 別定GIIにしては、やや手薄なメンバー。今年は、ヴィクトリアマイルとはあまり結びつかないかもしれない。
 本命は◎ウリウリ。昨年、本命の期待に応えて2着に頑張ってくれた馬だ。その後の結果がパッとしないが、GI(ヴィクトリアマイル)意外はそれほど大きく負けていないし、このメンバーなら昨年の再現がないか。
 推奨穴馬はダンスアミーガ、と思っていたらそこそこ人気しそうだ。それならもう一頭、コナブリュワーズ。昨夏以降、7戦4勝と軌道に乗ってきた。

 ニュージーランドTは◎アルマワイオリが本命。実績を信頼。

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2015年4月9日木曜日

【書評】佐藤健太郎『ふしぎな国道』(講談社現代新書)

国道とマニアが、これほど相性がよいとは


 本書に出会うまで、国道マニアという存在すら知らなかったのだが、なるほど奥が深い。そして面白い。国道がオタク心をそそるのも、おおいに納得だ。

 日本全国に張り巡らされた国道。
「国の管轄下にあるからには、しっかり管理された道ばかりであるに違いない」
という固定観念、思い込み、妄想(?)は、木っ端みじんに打ち砕かれた。奇妙な国道が次々に紹介され、国道の概念を覆していく。
 車が走れないなんてのは当たり前。階段やエレベーターの国道もあれば、落石が放置されている国道もある。中には
「通るな、危険」
と警告されている国道まであるらしい。なんてこった。ちなみに、こういう酷い国道のことを、マニアは「酷道」というそうだ。

 そういう奇妙な国道や酷道の紹介から始まり、国道の歴史やレコード(最長、最短、最も急な坂など)を解説し、国道標識のうんちくがそれに続く。国道とマニアの相性がこれほどよいとは…。日本には多数の国道マニアが生息しているというのも頷ける。

 本書を読んだ理由の一つが、著者の佐藤氏が化学出身のライターだからなのだが、本書と化学は何の関係もなかった。きっと佐藤氏が研究者だった頃は
「学会に行ってきます」
とか言って、周辺の国道を散策していたに違いない。うらやましいぞ(?)

 本書を読んで、私もマニア心が動かされた。まずは軽く、通った国道を写真に収めることから始めてみようか。旅行の楽しみが一つ増えた気がするが、家族には嫌がられそうだなあ…。




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2015年4月8日水曜日

【書評】東野圭吾『天空の蜂』(講談社文庫)

東日本大震災の前に書かれた原発小説


 敦賀の原発上空に、突如、無人運転の巨大ヘリコプターが飛来。犯人は原発を人質に、日本全国の原発を破壊することを要求する。ヘリは落ちるのか、落ちないのか。原発はヘリの落下に耐えられるのか、耐えられないのか。逃げまどう周辺住民と、うろたえる日本政府。ハラハラドキドキのパニック小説…と思わせておいて、それが主題ではないのが東野氏らしい。

 では何が主題なのか。それは、原発の是非だ。東日本大震災後は原発の是非が改めて議論されたが、本作品はその前に書かれたものである。そして、本作品で最も糾弾されるのは「沈黙する群衆」なのだ。
 原発に反対するわけではなく、電気をジャブジャブ使う。原発がなぜお台場や大阪湾にないのか、その意味は考えようともしない。そのくせ、敦賀湾で海水浴をした人が白血病になれば、原発のせいだと断じる。まさに大震災前の、典型的な日本人ではないだろうか。
 スリーマイル、チェルノブイリ、東海村、東日本大震災。いずれまた、原発は事故を起こす。それでも原発に頼るのか、それとも別の道をいくのか。そういう問いを、改めて突きつけられた。東日本大震災前に書かれた作品だということが、逆にリアルである。

 震災後直後こそ原発について盛んに議論されたが、われわれはまた「沈黙する群衆」に戻ってはいないだろうか。




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2015年4月5日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年4月4・5日~天然ブリが安い~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小1)、息子(年少)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 先週は私がご飯を作る機会がなかったので、2週間ぶり。大漁だったのか、天然ブリが安かった。

 4月4日(土) 

◆晩ご飯◆
 夕方に帰宅したので、切るだけのカツオたたきがメイン。

<カツオたたきのカルパッチョ風>
 カツオは冷凍物なのだろうが、安くて美味い。それにワカメ、ミニトマト、スナップエンドウ、オニオンスライス、ゴボウを添えて、ポン酢をかけた。

<タマネギスープ>
 タマネギがたくさん残っていたので、スープに。鶏ガラスープ味。

<豆腐ステーキ>
 豆腐も残っていたので、バターで焼いた。

<おにぎり>
 ご飯を炊く時間がなかったので、市販のおにぎりを買った。

―評 価―
 息子は豆腐が大の苦手なのだが、バターで焼いたら食べられるかもと作った。しかし、まったくの裏目で、何とかひと口食べただけでギブアップ。残した。保育園の給食の豆腐は食べているらしいのだが、本当なのだろうか…。息子以外は、みんな美味しく食べた。息子も豆腐以外はサラッと完食。

 4月5日(日) 

◆昼ご飯◆
 メインは手羽元の煮物。

<手羽元の煮物>
 するめでダシを取って、手羽元を醤油とみりんで煮込んだ。少々面倒だが、手羽元は下茹でして火を通しておき、煮汁ではゆらゆら程度の火加減で煮込む。ゆで卵を加えたのだが、これはヒットだった。

<ブリの刺身>
 天然ブリの短冊が格安だった。

<テキトーポタージュ>
 タマネギをたくさん使いたかったので、また作った。レシピはこちら。
2月15日

<サラダ>
 ワカメ、スナップエンドウ、ブロッコリー、サニーレタス、かまぼこ。

<ご飯>
 普通の白米。

―評 価―
 天然物のブリの刺身は活け締めではないせいか、ややワイルドな味わい。悪く言うと、少し血の臭いが気になる。わが子たちは刺身好きなので気にせず美味しく食べたが、好みは分かれるかも。
 息子が手羽元を1本残した。妻(と息子)は息子には量が多いというのだが、少し多い量を娘は軽く完食しているし、そんなことはないと思うんだけどなあ…。女の子よりも男の子のほうが、また年齢が低いほうが基礎代謝は高いことを考慮すると、7歳半の女児と、5歳の男児の食事量の差は、10%程度で適切なのでは。もう少し調べたい。

◆晩ご飯◆
 メインはブリの照り焼き。

<ブリの照り焼き>
 天然ブリの切り身も安かった。少し臭みがあるので、やや濃い味付けの照り焼きにした。

<ブリの刺身>
 昼と同じ。

<テキトーポタージュ>
 昼と同じ。

<サラダ>
 ワカメ、スナップエンドウ、ブロッコリー、サニーレタス、かまぼこ、ミニトマト。

<ご飯>
 普通の白米。

―評 価―
 天然ブリは養殖物とはまた違った風味だったが、気にすることもなく美味しく完食。

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【予想の回顧】大阪杯、ダービー卿CT、コーラルS(2015)

 今週は大阪杯。
 ◎キズナは後方3番手から。3コーナー過ぎから進出を始め、4コーナーでは前にとりつき確勝かと思いきや、内のラキシスに競り負けて2着。確かに少し物足りなかった気もするが、ラキシスを褒めるべきか。
 馬券はラキシスを押さえておらず、ハズレ。

 中山ではダービー卿CT。
 ◎コスモソーンパークは中団から内を突いたが、モロに前が壁になり、試合終了。ただ、外を回った差し馬が上位を占めたので、スムーズでも厳しかったかもしれない。
 勝ったのはモーリス。2番目の馬よりも0.4秒も速い上がりで突き抜けた。次が楽しみだ。

 土曜は阪神でコーラルS。
 ◎ローブデソワは最内枠スタートから、先団の内を追走。直線では逃げた馬の内をついて抜け出しをはかったが、外から次々とかわされて7着。差し馬の流れだったにしろ、物足りなかった。

 今週は3戦0勝。他のレースもイマイチで、収支は当然マイナス。来週からのGIで取り返したい…。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...