2016年2月28日日曜日

【予想の回顧】阪急杯、中山記念、アーリントンC(2016)

 今週は阪急杯。
 ◎ミッキーアイルは好スタートからすんなりハナへ。無理に競りかけてくる馬もいず、スイスイと逃げる。こうなれば強い。最後は少し詰め寄られたが、3/4馬身差の勝利。控える競馬を練習していたが、やはりこの形が合うのだろう。
 馬券は2~5着馬がすべて抜けており、ハズレ。

 中山では中山記念。
 ◎フルーキーは中団でドゥラメンテの直後につけた。直線ではしぶとく伸びたが3着とは離された4着まで。このメンバーだと、もうワンパンチが足りない。
 勝ったのはドゥラメンテ。骨折の長期休養明け、仕上がり途上で+18 kgという悪条件をもろともせず、4コーナー手前からマクって押し切った。着差以上の力の差があると見てよいだろう。当分の間、国内では負けることはないだろう。
 馬券はドゥラメンテを切っていたため、ハズレ。

 土曜はアーリントンC。
 ◎レオナルドは逃げたシゲルノコギリザメの番手につけたが、やや行きたがっているよう。直線に入って逃げ馬をかわすと先頭に。ちょっと早いか。残り50 mまで粘ったが、最後は外からドドッとかわされて4着。もう少しだった。タメがきくようになればもっとやれそう。
 勝ったのはレインボーライン。後方待機から外を回して2、3着馬とともに差してきて、最後はハナ、ハナ差の接戦をものにした。小器用だがワンパンチ足りない印象をもっていたのだが、イメージ一新。デムーロが乗りに乗っている。
 馬券は、ボックスに2、3着馬が入っておらず、ハズレ。

 今週は3戦0勝で、頼みの綱の「最終馬連」もチョロ当たりでは、トータルはマイナス。ズルズルいかないよう、巻き返したい。

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2016年2月27日土曜日

【予想と与太話】阪急杯、中山記念(2016)~こんなコメントも珍しい~

 今週から最終馬連がスタート。
「払戻率のアップに勝るファンサービスなし」
が持論の私は大歓迎だ。メインレースの予算を最終レースに回して、恩恵にあずかりたい。最終の馬連にとどまらず、どんどん拡大していってほしいものだ。


 今週は西で阪急杯、東で中山記念が組まれている。
 中山記念は、ひと昔前までは別定GIIの中で最も地味なレースだった(当社比)。しかしドバイに行く馬が増え、それらがここをステップにするため、近年はいいメンバーが集まるようになった。特に今年はまれに見る豪華メンバーが揃った。

 レースにいってみたい。
 注目はなんといってもドゥラメンテ。圧巻の走りで皐月賞とダービーの二冠を制した。しかし今回は、そのダービー以来で骨折明け。調整過程も明らかに慎重。戦前から
「今回は八分」
「先を見据えて」
というコメントがこれほど聞かれるのも珍しい。負けるなら今回か。思い切って馬券から外す。これが来たら仕方ない。

 本命は◎フルーキー。堅実な反面、勝ち味に遅い馬だが、前々走で待望の重賞勝ち。ようやく勝ち方を覚えたか。前走はトップハンデで0.2秒差3着なら悪くない。重賞勝利と同じ舞台でもう一丁。
 本命が人気薄なので、これを推奨穴馬としたい。

 阪急杯は◎ミッキーアイルが本命。番手で折り合いたい。

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2016年2月26日金曜日

【予想と与太話】アーリントンカップ(2016)~毎年恒例のネタ~

 来週からは3月が始まり、競馬も今週から阪神・中山開催。春が近づいてきている。

 そんな開幕週の阪神土曜メインはアーリントンC。毎年、このレースの度に書いているのがMLBネタ。アーリントンは大リーグのレンジャーズの本拠地なのだ。そして、レンジャーズと言えばダルビッシュ投手。昨季は肘の手術で棒に振ったが、今季の前半戦で復帰予定だそうだ。肘を手術してパフォーマンスが上がる例も多いようだし、今季は無理にしても、来季はサイ・ヤング賞を狙ってほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 トライアル直前の時期のマイル重賞なので、ぶっちゃけレベルはそれほど高くない年が多い。今年はどうだろうか。
 15頭のメンバーの中から、本命は◎レオナルド。前走は未勝利勝ち直後の重賞(シンザン記念)挑戦で、0.3秒差の5着なら及第点。前残りの展開の中、2着馬に次ぐ上がりで差してきた。調教でよく動いたように、調子はさらにアップ。前走は出遅れたが、本来は好位で競馬ができる馬。開幕週だけに、あまり後ろにならないように願いたい。
 推奨穴馬もシンザン記念組からシゲルノコギリザメ。すんなりハナを切れれば。

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2016年2月23日火曜日

【映画評】美女と野獣 実写版(2014)

行間はアニメを見て埋めろということか?


 フランスのおとぎ話「美女と野獣」の実写版映画。ディズニーアニメの名作「美女と野獣」が上映されたのが1991年。ディズニー版とは違った角度からストーリーが組み立てられている。
 本作ではベルがなぜ野獣に嫁ぐことになったのか、その描写から話が始まる。並行して、野獣がなぜ野獣になったのか、その経緯が語られる。二人の人生が交錯し、ついには愛へと昇華してハッピーエンドを迎えるのは周知の通り。ディズニーアニメ版のストーリーの背景を説明するような作品になっている。

 しかし背景ばかりに終始し、肝心の「表」の描写が弱いような…。ベルが野獣を愛するようになっていく心の動き、野獣がベルの行為にほだされていく過程。これらが主題であり「表」だと思うのだが、それらが大胆に端折られているのだ。本作のベルの(おそらく)決めぜりふ
「もう愛してるわ」
が私の心には響かなかった。
「いつから愛してたの?」
と聞きたくなった。

 原作のおとぎ話をよく知っている人にはそれでよいのかもしれない。日本人に桃太郎の話をくどくど説明する必要がないのと同じことなのかなあ…。本作を観て、背景知識を得てからディズニーアニメ版を観たら、感動が増すのかも。
 物語の切り取り方には、ディズニーアニメ版に軍配を上げたい。



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2016年2月21日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年2月20・21日~ネバゾーで整腸~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 2月20日(土) 
息子の風邪が治りきらず、まだ咳が残っている。

◆昼ご飯◆
 今日は私が一人で買い物に。選んだ魚は塩鮭。5切れで500円という特価品だったのだが、美味しかった。脂がよくのっており、とろとろの食感。冷凍技術の進歩により、旬の安い時期に冷凍したサケの品質が向上しているのだろう。
 作り置きは煮豆とネバゾー(造語)。煮豆は少し硬かったが、これはこれで美味しいかも。ネバゾーは、ネバネバ食材を刻んで和えた、サラダ風の一品。水溶性食物繊維がたっぷり入った、お腹が緩い人にお勧めのメニュー。めかぶ、オクラ、アイスプラント、春雨を使った。
 他は炊き込みご飯、サラダ、和風スープ。サケ入り炊き込みご飯は、大好評だった。

◇ネバゾーのレシピ◇
1.めかぶ(3株)、オクラ(5本)はさっと茹でて水にとる。めかぶは粗めのみじん切りに、オクラは2 mmの輪切りにする。
2.アイスプラント(3束)は洗って粗みじんに。
3.春雨(10g)は指定の時間で茹でて水にとる。
4.これらを砂糖小さじ1、醤油とポン酢各大さじ1で和えたらできあがり。

ネバゾー

炊き込みご飯、塩鮭、ネバゾー

◆晩ご飯◆
 メインはささみと大根と刻み昆布の煮物。高タンパク、低脂肪の病人向けメニュー。刻み昆布がちょっと多かったが、美味しく完食。
 他は炊き込みご飯、サラダ、和風スープ、煮豆、ネバゾー。娘は煮豆もネバゾーもたいへん気に入ったが、息子は両方ともNG。姉弟でも好みが違うものだ。

アイスプラント。そのままサラダに使える

 2月21日(日) 
今日は肉の日。

◆昼ご飯◆
 メインはスペアリブのうま煮。今週も「みんなのきょうの料理」のレシピ。スペアリブは焼くのが定番だが、煮物もグーだ。子どもは赤トウガラシ抜き。しゃぶるように食べた。
 他は炊き込みご飯、サラダ、和風スープ、煮豆、ネバゾー。炊き込みご飯とネバゾーは食べきった。

みんなのきょうの料理 スペアリブのうま煮

◆晩ご飯◆
 明日のお弁当用と兼用でつくねを作った。今回も「みんなのきょうの料理」から。大豆をつぶさずに混ぜるので、焼くのがやや難しかった。やはりつくねは甘辛ダレが合う。大豆の苦手な息子も
「美味しい。大豆の味がない」
と気に入った。甘辛ダレが大豆の匂いを消すのかもしれない。
 主食はマカロニグラタン。下記レシピを参考にクリームコーンを使ったら、ちょっと甘すぎた。量もちょっと多かったので満腹になった。大好評間違いなしと思っていたのだが、ちょっと当てが外れた。
 他はサラダ、和風スープ、煮豆。

みんなのきょうの料理 大豆つくねの照り焼き
みんなのきょうの料理 アスパラグラタン

大豆つくねの照り焼き

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【予想の回顧】フェブラリーS、小倉大賞典、斑鳩S、京都牝馬S、ダイヤモンドS(2016)

 今週はGI開幕戦、フェブラリーS。
 ◎コパノリッキーは押して押していったが先行できず、中団に控える。直線では馬群を抜けてくるかに見えたが、坂では伸びを欠いて7着に終わった。揉まれていやがっているようには感じなかったが、控えて持ち味の出る馬ではないのだろう。衰えもあるのかもしれない。残念ながら三連覇はならず。
 勝ったのはモーニン。好位につけてグイッと抜け出してコースレコードで完勝。前に行った馬が軒並み失速するなか、一頭だけ次元の違う走りだった。これは強い。
 2着は、いつものごとく最速の上がりで差してきたノンコノユメ。相手が悪かった。またもやデムーロ-ルメールのワンツー。
 馬券は、モーニンを蹴飛ばしていたためハズレ。

 小倉では小倉大賞典。
 ◎デウスウルトは後方から進めたが、たいして伸びず11着。もう8歳。往時の走りを望むのは酷なのかもしれない。
 勝ったのは後方待機から最速の上がりで差しきったアルバートドック。松田博師に最後の重賞勝ちを、師が好みの後方一気で決めた。
 馬券は2着のダコールを切っており、ハズレ。

 京都では斑鳩S。
 ◎ダイシンサンダーは4番手から前を追ったが、勝ち馬には残られ、2、3着馬には差されて4着。もうひと伸びが足りなかった。
 単勝勝負の馬券はハズレ。

 土曜は京都牝馬S。
 ◎ウインプリメーラは中団から。1400 mだと、前にはつけられなかった。4コーナーでは少し外に出して、進路が開くといい脚を使ったのだが、前にいたクイーンズリングには届かず、後ろのマジックタイムには差されて3着。「いいレースはできたけど」という感じだった。やはり1400 mは少し短いのか。
 勝ったのはクイーンズリング。前につけてグイッと抜け出した。着差以上の完勝。一気の距離短縮に加えて馬体減だったので思い切って馬券から外したのだが、返り討ちにあった。
 馬券は、ボックスの最後の一頭にどちらを入れるか迷った2頭が1、2着。どちらを選んでもハズレだったという、惜しいのか惜しくないのかよく分からない結果…。

 東京ではダイヤモンドS。
 ◎ファタモルガーナは中団の後ろあたりでじっくり構える。レースは長距離線には珍しく、けっこう流れた。2週目の3コーナーでトゥインクルが早めのスパート。グイグイと差を広げて見事に1着。ファタモルガーナは最内に切れ込んでこれを追ったが、離される一方で9馬身差の3着だった。2着には外から追い込んだフェイムゲーム。久々で58.5 kgを背負っての結果だけに、力は示した。
 馬券は、ボックスに1、2着馬ともに入っておらず、ハズレ。

 今週は5戦0勝。五つやったら、一つくらいは当てないと…。

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2016年2月20日土曜日

【予想と与太話】フェブラリーS、小倉大賞典、斑鳩S(2016)~18年ぶりの勝利なるか~

 今週はフェブラリーS。
 以前、GI開幕戦が桜花賞だったころは「いよいよGIだ」と盛り上がったものだが、フェブラリーSがGIに昇格してからは
「え、もうGI? そりゃ、えらいこっちゃ」
と慌ただしい感じになってしまった。今年も例に漏れず「おいおい、もうGIかいな」モードである。

 フェブラリーSがGIになったのは1997年のこと。第1回の勝ち馬はシンコウウィンディ。横の馬を噛みつきにいくという気性の激しい馬だった。第2回はグルメフロンティア。前走が中山金杯(1番人気1着)という、いまでは考えられないローテーションだった。
「やはりダートはレベルが低く、芝馬でも十分に勝負になるなあ」
と思ったものだが、それも今や昔。いまでは芝馬が急にこのレースに出てきてもまず通用しない。ダート路線が整備され、レベルが上がったのだろう。
 そして、関東馬が勝ったのがこの2回だけ。第3回以降はずっと関西馬がこのレースを制している。今年は1番人気になるであろうノンコノユメが関東馬。18年ぶりの勝利なるか。

 レースにいってみたい。
 前振りとは関係なく、本命は◎コパノリッキー。ここ2走がひと息だが、いずれも展開面が厳しかった。逃げ馬が負けるときはこんなものか。今回は究極の仕上げでレースに臨む。鞍上が武豊なら、がりがり競ってくる馬もいないだろう。意外にすんなり行けないか。史上初の平地同一GI三連覇を達成してほしい。
 推奨穴馬はタガノトネール。前走だけで評価が下がりすぎでは。

 小倉のメインは小倉大賞典。今年もメイショウカイドウが誘導馬をつとめるのだろうか。本命は◎デウスウルト。昨年はリズムが悪かったが、立て直して。

 京都のメインは斑鳩S。
 ◎ダイシンサンダーが本命。来週で引退の松田博師にメインレースの勝利を。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...