以前、GI開幕戦が桜花賞だったころは「いよいよGIだ」と盛り上がったものだが、フェブラリーSがGIに昇格してからは
「え、もうGI? そりゃ、えらいこっちゃ」
と慌ただしい感じになってしまった。今年も例に漏れず「おいおい、もうGIかいな」モードである。
フェブラリーSがGIになったのは1997年のこと。第1回の勝ち馬はシンコウウィンディ。横の馬を噛みつきにいくという気性の激しい馬だった。第2回はグルメフロンティア。前走が中山金杯(1番人気1着)という、いまでは考えられないローテーションだった。
「やはりダートはレベルが低く、芝馬でも十分に勝負になるなあ」
と思ったものだが、それも今や昔。いまでは芝馬が急にこのレースに出てきてもまず通用しない。ダート路線が整備され、レベルが上がったのだろう。
そして、関東馬が勝ったのがこの2回だけ。第3回以降はずっと関西馬がこのレースを制している。今年は1番人気になるであろうノンコノユメが関東馬。18年ぶりの勝利なるか。
レースにいってみたい。
前振りとは関係なく、本命は◎コパノリッキー。ここ2走がひと息だが、いずれも展開面が厳しかった。逃げ馬が負けるときはこんなものか。今回は究極の仕上げでレースに臨む。鞍上が武豊なら、がりがり競ってくる馬もいないだろう。意外にすんなり行けないか。史上初の平地同一GI三連覇を達成してほしい。
推奨穴馬はタガノトネール。前走だけで評価が下がりすぎでは。
小倉のメインは小倉大賞典。今年もメイショウカイドウが誘導馬をつとめるのだろうか。本命は◎デウスウルト。昨年はリズムが悪かったが、立て直して。
京都のメインは斑鳩S。
◎ダイシンサンダーが本命。来週で引退の松田博師にメインレースの勝利を。
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