2016年3月12日土曜日

【予想と与太話】フィリーズR、中山牝馬S(2016)~ずっとこの時期なのに~

 今週は西でフィリーズR、東で中山牝馬Sが行われる。
「中山牝馬Sってこんな時期だったっけ?
と思って調べてみると、1983年に重賞になってから、ずっとこの時期だった…。レースの時期がころころ変わるので、動いていないレースまで動いているように感じてしまったようだ…。

 レースにいってみたい。
 ルージュバックが人気と注目を独り占めしているが、本命は◎リーサルウェポン。前走は重馬場のうえにスタートも悪く、リズムに乗れなかった。良馬場見込みのここなら巻き返し可能。ハンデも恵まれた。二走前を見直す。
 本命が人気薄なので、これを推奨穴馬としたい。

 フィリーズRは◎ダイアナヘイローを狙う。

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2016年3月11日金曜日

【予想と与太話】中日新聞杯、仁川S(2016)~韓国ではありません~

 今週は寒の戻りで少し冷えたが、週末から週明けにかけては気温が上昇し、来週は春の陽気とのこと。馬券も春といきたいものだ。

 そんな土曜は中京競馬が開幕。阪神・中山の3週目から中京が始まるという変則日程だ。私が何度言ってもJRAは聞いてくれないが、言わずにはいられない。気持ち悪いので、やめてほしい。
 中京のメインは初日から重賞の中日新聞杯。一方、阪神メインは仁川Sである。
 仁川は宝塚市内の地名で、阪神競馬場がそこにある。また仁川という名の川があり、宝塚市と西宮市の境界になっているのだそうだ。韓国の仁川市のことではないので注意が必要だ。

 レースにいってみたい。
 仁川Sは、阪神改修後の2007年から2000 mになったオープン特別。この距離になってから、今回でちょうど10回目となる。10年など、あっという間だなあ…。
 12頭立てと少し寂しいメンバー構成。本命は◎アポロケンタッキー。前走は人気に応えて2着馬を0.7秒ちぎり、オープン入りを果たした。このメンバーなら昇級でも。
 推奨穴馬はキングノヨアケ。すんなり行ければしぶといのは前々走が示す通り。

 中日新聞杯は◎ケツァルテナンゴが本命。じりじり伸びるこの馬にとって、中京は向きそう。

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野球賭博問題を考える【告白者に対するメリットが必要】

罪を憎んで人を憎まず


 笠原、福田、松本竜の3名に続き、高木京も賭博に手を染めていたことが発覚した。私見を述べておきたい。

【身内調査の限界】
 いまごろになって4人目が発覚したことで、改めて身内調査の限界が明らかになった。マスコミもコミッショナーも文部科学大臣もスポーツ庁長官も、揃って「徹底的な調査を」と言う。私もそう思う。
 でも「どうやって」徹底的な調査をすればよいのだろう? 調査しているのは身内。しかも捜査ではなく調査であり、強制力はない。
「できれば話してください」
と言われて、正直に
「やってました」
と話すアホがいるだろうか。
 強制力を持った第三者、できれば警察権力が出てこないと、全貌は明らかにならないだろう。
※3/11の報道で、NPBの第三者委が徹底調査に乗り出すことが明らかになった。たしかに身内(巨人)の調査よりはマシだろうが、強制力がないことには変わりない。笠原や胴元の「協力」など得られないだろう。

【それでも身内で何とかしたいなら】
「でも、警察も動いてくれないし、(NPBも含めた)身内で何とかしないといけないんです」というなら、司法取引的な策を実行するしかないだろう。
 現状では、勇気を奮って自ら告白したところで、何のメリットもない。無期限の資格停止処分がくだされるだけでなく、「怖い人」から報復を受ける恐れもある。それなら
「黙っていれば、ばれないかも」
という可能性に賭けるのが普通の発想だ。ばれたところで、自ら告白した場合と状況は同じである。

 そういう状況を打破するには、勇気を出して告白した人にはメリットを与える必要がある。具体的には「無期限ではない処分に軽減する」「退職金を出す」などが考えられる。もう一つ大事なのは「怖い人からの報復行為からは守ってあげる」と約束することだ。
 罪を憎んで人を憎まず。個人を罰することが目的ではなく、全容を明らかにすることが目的なら、考慮に値する策ではないだろうか。

【不可解な点】
 この事件が発覚した当初から、不可解な点がある。なぜ胴元側を強制的に捜査できないのかということだ。胴元側である「飲食店経営のB氏」を調べ上げれば、ほぼ全容が明らかになるだろうに、なぜしないのか。それとも、できないのか。
 警察は「慎重に捜査を進めている」そうだが、なんのこっちゃよく分からない。違法な賭博の胴元をしてたんだから、罪は明らかなのでは? さっさとしょっ引いて、吐かせればいいのに。
 この疑問に答えてくれる報道は、私の知る限り、ない。

【黒い霧事件との比較】
 これは事件そのものではなく、報道への批判である。黒い霧事件を引き合いに出す報道が目立つが、それには但し書きが必要だろう。
「黒い霧事件では八百長行為があったが、今回の事件では八百長行為はなかった(ことがほぼ確実)」
ということである。そこを書かずに「過去には黒い霧事件があった」などと引き合いに出すのは、意図的にミスリーディングを誘っているとしか思えない。

 もう一つ報道に対して苦言を示すなら、高木京の関与が発覚したことは「再発」ではないということだ。高木京の件は、再発ではなく、前回の続きである。それを「再発防止うんぬん」などの記事と並べるのも、ミスリーディングを狙っているとしか思えない。意地が悪い。

【着地点はどこに】
 いったんは収まったと思われた事件が、再び掘り起こされた。さて、どう着地するのだろうか。
 賭博をしていた選手が、もう何人かいる可能性は高い。また、「これ以上いません」ということをを証明するのは難しい。「存在する」ことよりも「存在しない」ことを示すほうが、よほどハードルは高いのだ。
 そのためにも(話は戻るが)B氏の徹底追求が必要だろう。警察がB氏を調べ上げ
「これ以上の選手の関与は認められませんでした」
と結論しない限り
「助かった奴がいるに違いない」
と思われても仕方ない。私もそう思うだろう。
 一日も早い、警察権力による捜査を願いたい。

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2016年3月10日木曜日

【書評】永江朗『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)

現在の出版業界、なかでも書店の苦境を語ったエッセイ


 書店員、出版社員、フリーライターなどとして、長年、出版業界に携わってきた永江氏が、現在の出版業界の苦境、特に書店の苦境について思いを巡らせた本。

 いま、出版業界はたいへん厳しい状況にある。売り上げは全盛期(1990年代後半)のほぼ半分近くまで落ち込んでいるのに、新しく出る本の数は大きく増えている。これが何を意味するかというと、一つの本の売り上げは、最盛期の半分を大きく下回るということなのだ。

「なぜ、こんなことになったのか」、「その解決策やいかに」について、永江氏が考察する。
 よく言われるのは「活字離れ」だ。しかし永江氏はこれを否定する。現代人は、むしろ活字をよく読んでいる。それが新刊書籍や雑誌ではなくなっただけだと。新刊本を買うのではなく図書館やブックオフで調達し、雑誌を読むのではなくネットで情報を収集するようになっただけというのだ。なるほど、これは身に覚えがある。
 その他にも、取り次ぎの見計らい配本、書店の新刊ベストセラー偏重、出版社の自転車操業などに異を唱え、出版業界を立て直せないかと策を練る。現在の出版業界の苦境が、しみじみと伝わってくる一冊である。出版業界の現状を知りたい人の入門書にちょうどよい。

 一つ注意したいのは、永江氏の主張には数字的な根拠がないものも散見されるところである。永江氏個人の印象や思い入れに拠って書かれた部分が少なくないように感じた。だから「エッセイ」なのである。
 でも、エッセイだから読みやすく、心に響く。そういう本だと思って読んでほしい。



「本が売れない」というけれど [ 永江朗 ]
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2016年3月9日水曜日

小2の娘の最近の様子【ウィンターキャンプ、6年生とのお別れ会、など】

 小学2年生の娘の3学期の様子を書いておく。息子(5歳、年中組)は、映画を観にいったり、発表会があったりとブログに書けることがいろいろあったのだが、娘は適当なのがない。といってもヒマだったわけではなく「親が不要なイベントが増えている」のだ。だんだんと親離れしているのだろう。頼もしいような、寂しいような。

【ウィンターキャンプ】
 お友達の誘いで、びわこ成蹊スポーツ大学の先生が主催のウィンターキャンプに参加した。一泊二日で雪遊びを楽しむというイベントで、定員は20名。
「定員に入れるかなあ」
と心配していたのだが、ふたを開けてみれば参加者は8名…。しかも、そのうち4名は娘の関係者という状態である。先生、もう少し宣伝してください。

 まずは買い出し。必要なものを買い揃えに、ピエリのヒマラヤスポーツに行った。娘と二人で出かけるのは久しぶりだ。スキーウェア、スノーブーツなどを買い込んだ。せっかく買ったんだから、何回も使ってくださいよ。
 私は「ブラブラ買い物する」ことができないので、娘はもう少しゆっくりと買い物したかったかもしれない。すみません。そういうお買い物はお母さんと一緒に行ってください。


 いよいよ当日。湖西線の蓬莱駅に集合し、その近くに宿泊。そこから車で箱館山まで行って雪遊びを楽しんだそうだ。夜もへっちゃらで、よく眠れたらしい。
「楽しかった。また行きたい」
とは何より。大きな問題もなく楽しんできた。


【学校行事:6年生を送る会ほか】
 卒業シーズンだ。小学校では6年生を送る会があり、2年生は劇をしたそうだ。娘は「劇中の1年生」の役を担当した。
 その他、なわとび大会、マラソン大会、百人一首大会など、さまざまな大会があった。私の小学校では、こんなに次々と大会はなかったなあ。この小学校の方針なのだろうか。それともいまの教育はこういうものなのだろうか。
 4月からは3年生。児童クラブはやめる予定だ。うるさい親のいない家で、一人でのびのびと留守番するのが楽しいそうだ。私も親のいない日は何だかウキウキしたなあ。

【習い事:ピアノなど】
 習い事はピアノとプール。ピアノはほぼ毎日欠かさず練習している。偉い。継続してコツコツと頑張るのが娘の偉いところだ。プール教室も、ついに平泳ぎのレベルに到達した。本人いわく、1級まで頑張るらしい。いいことだ。
 4月からは児童クラブの代わりに塾に行かせることになった。授業は週に1回なのだが、自習には毎日行ってもよく、オヤツもおいておけるらしい。それで週1回分の月謝なのだから、たしかにお得だ。塾としても、早い段階から囲っておけるというメリットがあるのだろう。

 今月は、娘、息子、私の3人で映画(ドラえもん)に行く予定。こういうお出かけもだんだん減っていき、いずれは友達と、そしていずれは恋人と行くようになるのだろうか…。むむぅ。

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2016年3月8日火曜日

【年中組の息子の生活発表会と音楽発表会】ダンスと大太鼓

 年中組(5歳)の息子の保育園で、生活発表会と音楽発表会があった。毎年この時期に行われている催しだ。気づけば息子も上から2番目の学年。今回が終われば、残りはあと1回だけだ。早いなあ…。

【生活発表会】
 まずは2月の末に生活発表会。年中組の出し物は三つあったが、そのなかから息子は「雷神花火」に参加。黄色のポンポンを持って、ビシッと踊っていた。こういう発表会のときなどは、ふざけずにキチンと行動するタイプのようだ(いまのところは)。
 息子は4月生まれ。つい1、2年前までは月齢のアドバンテージが大きく、お友達よりもずいぶん上手だったのだが、その差も縮まってきている。これからは、それなりに努力しないといけなくなっていくのだろう。頑張れ。


【音楽発表会】
 それから10日ほど後には音楽発表会。こちらは平日だったので私は行けなかったのだが、妻が仕事を休んでおばあちゃん(私の母)と一緒に見に行ってくれた。いつもありがとうございます。
 息子は大太鼓を担当。大太鼓は一人だし、大きな音がするのでけっこう目立つのだが、そつなくやり終えた。リズム感はよいほうなのかもしれない。


 発表会のあとは、お母さん、おばあちゃんと一緒にケーキを食べて、ご満悦だったそうだ。
 最近はドリルも毎日するなど、「イヤなこと」を頑張ることを覚えてきた。日々の食事でも、口に合わないものが出てくると
「うげー」
などと不快なリアクションをとっていたのが、黙って我慢して食べるようになった。ついついイヤなことを先送りしてしまう私も、見習わなければならないなあ…。
 4月からは年長組。保育園もあと1年だ。来年はどんな姿を見せてくれるだろうか。

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2016年3月6日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年3月5・6日~芝山カニを堪能~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 3月5日(土) 
娘はデンマーク料理教室へ参加。ポテトをたくさん使った料理をみんなで作り、美味しかったそうだ。それに伴って、息子は父の野球の練習につきあったため、昼は外食。

◆晩ご飯◆
 実家から立派な芝山カニ(タグ付き!)を頂戴した。身がずっしり詰まっており、ミソもたっぷり。カニ好きの私は大満足。みんなで堪能したが、昼が外食でお腹が重めだったのはちょっと残念。
 他は和風スープ、ささみとピーマンのマヨサラダ、サラダ、ネバ三(ネバゾー)、白ご飯。今週もネバゾーを作った。主に娘と私で食べた。

ささみとピーマンのマヨサラダ。高タンパクメニュー

 3月6日(日) 

◆昼ご飯◆
 塩サバを焼いた。「骨なしサバ」の表示通り、まったく骨がなかった。魚が苦手な子どもたちによさそうだ。味もよかった。
 他は和風スープ、ささみとピーマンのマヨサラダ、サラダ、ネバ三、白ご飯。娘と私はご飯にネバ三をかけて食べた。美味。

◆晩ご飯◆
 娘は友達と遊びに行ったので、息子とハンバーグを作った。明日の弁当分も作ったのでけっこうな量だったが、息子が頑張ってコネコネしてくれた。タマネギを炒めるのにバターをたっぷり使ったら、ふんわりと仕上がった。上手にできました。
 他は即席のワカメスープ、ささみとピーマンのマヨサラダ、サラダ、白ご飯。

ハンバーグ。ちょっと焦げたが、ふんわり仕上がった

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...