2017年9月25日月曜日

【中央競馬予想の回顧】神戸新聞杯、オールカマー、大阪スポーツ杯(2017)

 今週は神戸新聞杯。
 ◎レイデオロは3、4番手でピタッと折り合う。前を射程圏に入れつつ、ジッと我慢。直線で仕掛けられると、難なく前をかわして2馬身差の完勝。人気に応えた。JCは楽しみだが、菊花賞に出てほしかったなあ。
 キセキが最速の上がりで2着に入った。馬連をとったが、1-2番人気の組合せでは少しプラス。

 中山ではオールカマー。
 ◎アルバートは後方から。3コーナーから仕掛けられてグイグイ上がっていったが、4コーナーで大きく外に振られては7着まで。大外を回らされたのはこたえたのだろうが、前残りの流れでは不利がなくても厳しかったか。
 勝ったのは好位から抜け出したルージュバック。周りに迷惑をかけたが、内を突いたのは好判断。女王杯で悲願のGI奪取なるか。

 土曜は大阪スポーツ杯。
 ◎サトノファンタシーは3番手につけると、ギリギリまで追い出しを我慢。仕掛けるとグイッと伸びてカネトシビバーチェの追撃を振り切った。単勝1.6倍にふさわしい楽勝。
 馬券は馬連を本線でとり、まずまず浮いた。

 今週は3戦2勝。他もまずまずでトータルも久々のプラス。よい形でGIを迎えられそうだ。

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2017年9月23日土曜日

【中央競馬予想と与太話】神戸新聞杯、オールカマー(2017)~「オールカマー」の意味~

 今週は西で神戸新聞杯、東でオールカマーが組まれている。
 オールカマーのレース名の由来は、読んで字のごとく「みんな来い」である。みんなというのは「地方馬も含めたみんな」という意味で、昔はそれなりに地方馬も参戦していたのだが、いまやほとんどなくなってしまった。
 過去に地方馬が勝ったことがあるのか調べてみると…いたいた。1991年にジョージモナークという大井の馬が優勝していた。名前からも分かるように、父はミルジョージ。母のレッドシグナルはフランスからの輸入馬だから、それなりの血統だったと思うのだが、なぜか地方で走った。揉まれるとダメな馬だったようだ。
 オールカマーで、再び地方馬が活躍することはあるのだろうか。

 レースにいってみたい。
 17頭が揃ったが、GIで勝ち負けできそうな馬は少なく、やや小粒な印象。それなら◎アルバートで足りる。ステイヤーの印象があるが、最近は走っていないだけで、2200 mあれば大丈夫だろう。重賞3勝の実績はここでは一枚上。石橋騎手はチャンスを生かしてほしい。
 推奨穴馬はモンドインテロ…と思っていたら、けっこう人気しているようだ。

 神戸新聞杯は◎レイデオロで仕方なかろう。ダービー上位馬が出てきたら素直に信頼してよいレースだ。

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2017年9月22日金曜日

【中央競馬予想と与太話】大阪スポーツ杯(2017)~なぜ秋の季語~

 土曜はお彼岸。「暑さ寒さも彼岸まで」の格言通り、過ごしやすくなってきた。
 そんな土曜の阪神メインは大阪スポーツ杯、準メインは夕月ステークスである。「なんで阪神で夕月?」と思ったので、例によってJRAの特別レース名解説で調べてみた。

夕月(ゆうづき)は、秋の宵月のこと。一般に、夕方西の空に見える月を指し、俳句では秋の季語として使われる。

というわけで、阪神とは関係がなかった…。しかし、夏でも冬でも夕方に月が見える日はあるだろうに、なぜ夕月と言えば秋なのだろうか。少し調べてみたのだが、分からなかった。十五夜も秋だし、秋は月を愛でる季節だということにしておきたい。

 レースにいってみたい。予想は大阪スポーツ杯を。
 ダート1400 mの準オープン戦。フルゲートの16頭が揃った。本命は◎サトノファンタシー。ここまでの戦績は4-3-2-0で馬券圏内を外していない。かなり人気するだろうが、逆らう必要もなかろう。前走も勝ち馬にはちぎられたが、3着には2馬身半差をつけて2着を守った。クラス2走目でさらに前進。
 推奨穴馬は、穴と言うほどではないがサクラフローラ。すんなり先行できれば。

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2017年9月19日火曜日

【書評】小林雅一『ゲノム編集とは何か―「DNAのメス」クリスパーの衝撃―』

いよいよ「遺伝子組換え人間」が現実に


 ゲノム編集という分子生物学の技術が、いかに画期的であるかを語った本である。この技術が開発されたことで、ついに人の遺伝子(DNA)を書き換えることができるようになりつつある。近い将来「遺伝子組換え人間」の実現が、技術的には可能になるだろう。

 いままでも遺伝子を書き換える技術は存在した。それを使って作られたのが遺伝子組換え作物だ。しかし、従来の技術では、遺伝子をDNA上の狙った場所に入れることはできなかった。また、遺伝子を運ぶためにウイルス等を用いる必要があり、成功率も非常に低かった。

 そこに登場したのがゲノム編集である。この技術を用いれば、狙った場所に遺伝子を入れることができる。しかも技術的にも熟練の必要はなく、学生レベルでも十分に行える簡単さなのだ。
 いまはまだ安全性が証明されていないので、遺伝子組換え作物には使われていないが、間違いなく、近い将来、遺伝子組換えにはこの技術が使われるようになるだろう。その結果、遺伝子組換え作物だけでなく、遺伝子組換え動物や薬物も登場することはほぼ確実だろう。
 次に来るのは、当然、人間の遺伝子組換えだ。遺伝子を書き換えて、頭脳明晰、運動神経抜群、容姿端麗な人間を作ることができる時代が、いよいよ到来するだろう。

 本書は、このように画期的な技術であるゲノム編集について、どういう技術かをまず簡単に説明する。続いて、それが社会に与える影響や、どういう方向で研究が進められているかなどが解説される。ゲノム編集がどういうものかをひと通り知り、何が画期的で何が問題なのかを理解するにはうってつけの本である。
 ただし、日進月歩の技術を解説した本なので、刊行して1年が経ち、早くも少し古くなっていることは述べておきたい。




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【お父さんの週末料理】2017年9月16~18日~台風の3連休~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 せっかくの3連休だったが、台風が日本を縦断した。

 9月16日(土) 
野球の練習が中止になり、ヒマ人になった息子と買い物にいった。

◆昼ご飯◆
 みんな大好き皿うどん。いつものように、具だくさんにして食べた。そろそろ、2人前を4人で分けるのでは足りなくなりつつある。
 他はサラダ、ベーコンスープ。スープは贅沢にもベーコンでダシを取ったところ
「今日のスープは美味しいで~」
と気づいてもらえた。

◆晩ご飯◆
 息子と選んだ「今週の魚」はサンマ。ただし、今年の新物ではなく、昨年の冷凍物。今年は不漁のため値が上がっている。早期の回復を願いたいものだ。
 他はサラダ、スープ、白ご飯、ナスの肉巻き。皿うどん用の豚肉が余ったので、ナスを巻いて味噌で炒めた。ちょっと味が濃くなりすぎた。

冷凍のサンマ。新物ではないが十分に美味

 9月17日(日) 

◆昼ご飯◆
 「今週の魚」第2弾はサワラの味噌漬け。サワラと赤魚の味噌漬けが売っていて、息子にどちらか選ばせたところ、サワラをチョイス。旬なのか、身が厚くて美味しかった。娘が
「これ美味しい~」
と高評価。
 他は他はサラダ、スープ、白ご飯。

サワラの味噌漬け。身が厚くて美味しかった

◆晩ご飯◆
 3連休のスペシャルメニューは鉄板焼き。大きなステーキをどーんと焼いて、もりもり食べた。息子が
「100億個でも食べられるで~」
とバカ食いモードに入り、豚肉も追加で食べた…。肉食化が進んでいる。
 ナス、ピーマン、モヤシなど、野菜もたっぷり焼いた。焼きうどんで締めて大満足。

 9月18日(月・祝) 

◆晩ご飯◆
 昼は出かけたので、前日にローストポークを作っておいた。まずまず上手に焼けたが、少し火を通しすぎたかもしれない。肉の塊を焼くのは火加減が難しい。柚子胡椒がよくあった。
 他はサラダ、コンソメスープ、ナスの肉巻き、ベーコンのパスタ。パスタはシンプルだが美味しくできた。

ローストポーク。若干、火を通しすぎたかも

ベーコンパスタ。シンプルだが美味しくできた

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2017年9月18日月曜日

【中央競馬予想の回顧】セントライト記念、仲秋S、ローズS、オークランドRCT、阪神ジャンプS(2017)

 今週は3日間開催で、最終日にセントライト記念が行われた。
 ◎アルアインは単勝1.7倍。1番人気だろうとは思っていたが、ここまでとは。レースでは4、5番手から4コーナーで前に並びかける、王道のレース運び。抜け出したと思ったところに飛んできたミッキースワローにかわされたが、2着を確保してメンツを保った。次走は上積みが見込めそうだが、課題は距離か。
 勝ったのはアルアインの直後にいたミッキースワロー。ひと呼吸おいてスパートをかけると、アルアインを一気にかわして1馬身3/4差をつけた。菊花賞の、東の代表馬はこの馬か。
 馬券は馬連をとったが、2-1番人気の組み合わせでは、ちょいプラス。

 阪神のメインは仲秋S。
 ◎エスティタートは後方待機から外を回したが、ほとんど伸びず9着に沈んだ。この日は、外を回す馬には厳しい馬場だったような。
 勝ったのはエスティタートの一つ後ろにいたサングレーザー。インの先行馬有利の馬場も何のその、外から一気に差しきった。着差以上の強さ。重賞戦線に乗ってきそうだ。

 日曜は阪神でローズS。
 ◎モズカッチャンはインの6、7番手から。いつものように内をするすると抜け出して4コーナーで進路を確保したときは「やった」と思ったが、そこから失速して7着。+14 kgが応えたか、それとも左回りのほうがいいのか。
 勝ったのはラビットラン。後方から豪快に差して1馬身1/4差をつけた。これで芝は2戦2勝。大物なのかもしれない。

 土曜の阪神メインはオークランドRCT。
 ◎ドラゴンバローズは中団から徐々に順位を上げて、4コーナーでは前を射程圏に。直線では手応えの通り突き抜けて1馬身半差の完勝。期待に応えてくれた。
 2~4着のクビ、ハナ差の接戦を制したのはロイヤルバンプ。お陰様で馬連をちょろっととった。ありがとうございました。

 阪神ジャンプSは◎ソロルが故障で競走中止。これも競馬だ。無事であることを祈りたい。

 今週は5戦2勝。オークランドRCTがけっこうついたのだが、他がちょろちょろでトータルはトントン。ライブ観戦も楽しめたし、よしとしておきたい。

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2017年9月17日日曜日

【中央競馬予想と与太話】セントライト記念、仲秋S(2017)~ジンクスは破れたが~

 3日間開催最終日は中山でセントライト記念が組まれている。一方、阪神は仲秋ステークスがメイン。指定席券が当たったので、当日は阪神でライブ観戦の予定。大丈夫とは思うが、台風には早めに通り過ぎてほしいものだ。

 セントライト記念は長らく本番(菊花賞)には結びつかなかったのだが、一昨年にキタサンブラックがついにジンクスを破った。しかし、昨年はディーマジェスティが菊花賞で人気を裏切り、また元の状態に戻ってしまったような。今年はどうなるだろうか。

 レースにいってみたい。
 今年は古馬相手に1000万条件を勝ち上がってきた馬がいない。となれば本命は◎アルアイン。皐月賞馬だ。ダービーでは二冠はならなかったが、0.3秒差の5着なら悪くない。調教が軽く、まだ仕上がり途上の感じだが、この相手なら。
 推奨穴馬はスティッツフェリオ。荒れた馬場はよさそう。

 仲秋Sはハイレベルなメンバーが揃った。本命は◎エスティタート。重馬場も大丈夫。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...