3日間開催最終日は東京でクイーンCが組まれている。
クイーンCはけっこうな出世レースで、ここ2年でも、メジャーエンブレムとアエロリットと2頭のGI馬を送り出している。能力のある馬が、この時期にひと叩きして、クラシックへ直接向かうというローテーションが定着してきたことも理由の一つだろう。
1998年にこのレースを勝ったのが、エイダイクイン。メジロマックイーンの初年度産駒だ。いまやマル外もマル父も死語となってしまったが、当時はマル父の馬が活躍するのは難しかった。そんな時代に、あのマックイーンの子が、東京のマイル戦を1馬身1/4差で完勝。これは種牡馬としての成功は約束されたものと思ったが、産駒の重賞勝ちはこの馬を含めて5頭のみ。GIは一つも勝てずに終わってしまった。
父系がつながらなかったのは残念だが、ドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップの母父として、その血は脈々と受け継がれていくことだろう。
レースにいってみたい。本命は人気でもマウレア。GIで0.2秒差3着の実績は、ここでは1枚上。前日の京都記念(レイデオロ)、共同通信杯(グレイル)が断然の人気を裏切っているのは気がかりだが、いやな流れを吹き飛ばしてほしい。
推奨穴馬はナラトゥリス。前走はマウレアと0.1秒差。侮れない。
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2018年2月11日日曜日
2018年2月10日土曜日
【中央競馬予想と与太話】京都記念、共同通信杯(2018)~共同通信杯とダービーを両方勝った馬~
今週は西で京都記念が、東で共同通信杯が組まれている。まだ寒いが、少しずつ春が近づいてくるのを感じる。
共同通信杯は、いまや弥生賞やスプリングSのトライアルを超えて、春の牡馬クラシックに最も結びつくレースと言ってよいだろう。しかし、このレースとダービーの両方を制した馬は、意外にも2001年を最後に出ていない。その最後の馬がジャングルポケットだ。
ジャングルポケットはここまで3戦で2-1-0-0で、先着を許したのはアグネスタキオンだけ。1番人気に推されたこのレースでは、人気に応えて2馬身差の完勝。しかし、次走の皐月賞はまたもアグネスタキオンに返り討ちに遭った。
そして迎えたダービー。アグネスタキオンが故障でリタイアして、押し出された1番人気に。こういう人気馬は飛ぶことが多いのだが、この馬は違った。角田騎手を背に、大外を豪快に伸びて見事に戴冠。ありそうで、意外にない、ダービーの大外一気を決めた。
その秋には3歳でジャパンCを勝つという快挙を成し遂げた。GI勝利はこの二つにとどまったが、強烈な印象を残した馬だった。種牡馬としていま一歩だったのは意外。ダート馬をけっこう出したのにも驚いた。
レースにいってみたい。
今年も、楽しみな馬が出てきた。本命は◎グレイル。前走は人気のタイムフライヤーを狙い落として、図ったように差しきった。そのタイムフライヤーが、次走でGIを勝ったのは周知の通り。この馬の評価もさらに高まった。ここを勝って、クラシックの主役へ。
推奨穴馬はオウケンムーン。もう少し人気してもよいような。
京都記念も、人気だがレイデオロで仕方なかろう。今年はたくさんレースに出てほしいものだ。
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共同通信杯は、いまや弥生賞やスプリングSのトライアルを超えて、春の牡馬クラシックに最も結びつくレースと言ってよいだろう。しかし、このレースとダービーの両方を制した馬は、意外にも2001年を最後に出ていない。その最後の馬がジャングルポケットだ。
ジャングルポケットはここまで3戦で2-1-0-0で、先着を許したのはアグネスタキオンだけ。1番人気に推されたこのレースでは、人気に応えて2馬身差の完勝。しかし、次走の皐月賞はまたもアグネスタキオンに返り討ちに遭った。
そして迎えたダービー。アグネスタキオンが故障でリタイアして、押し出された1番人気に。こういう人気馬は飛ぶことが多いのだが、この馬は違った。角田騎手を背に、大外を豪快に伸びて見事に戴冠。ありそうで、意外にない、ダービーの大外一気を決めた。
その秋には3歳でジャパンCを勝つという快挙を成し遂げた。GI勝利はこの二つにとどまったが、強烈な印象を残した馬だった。種牡馬としていま一歩だったのは意外。ダート馬をけっこう出したのにも驚いた。
レースにいってみたい。
今年も、楽しみな馬が出てきた。本命は◎グレイル。前走は人気のタイムフライヤーを狙い落として、図ったように差しきった。そのタイムフライヤーが、次走でGIを勝ったのは周知の通り。この馬の評価もさらに高まった。ここを勝って、クラシックの主役へ。
推奨穴馬はオウケンムーン。もう少し人気してもよいような。
京都記念も、人気だがレイデオロで仕方なかろう。今年はたくさんレースに出てほしいものだ。
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2018年2月9日金曜日
【中央競馬予想と与太話】洛陽ステークス、琵琶湖特別(2018)~滋賀においでやす~
今週も冷えた。なかなか寒気が去ってくれず、インフルエンザの流行も拡大するばかりだ。子どもたちの小学校も、学級閉鎖が続出である。
そんな3連休は変則3日間開催。三場×2日の6日間を、二場×3日に分けて開催する。したがって土曜は東京開催はお休みだ。
土曜の京都メインは洛陽Sで、準メインは琵琶湖特別。琵琶湖が見られる場所に住んでいる私としては、琵琶湖特別は取りあげざるを得ない。昨年、一昨年は9Rに格下げされたが、今年から10Rに復活した。嬉しい限りだ。
「日本最大の湖は?」という問いの答えはもちろん琵琶湖。2番目の霞ヶ浦よりも3倍以上も大きいから、ダントツだ。
しかし「琵琶湖は何県にある?」という問いになると、正答率はかなり下がるのではないか。答えは滋賀県。関西で最も知名度の低い県だろう。いっそのこと琵琶湖県にするのも手かもしれない(ちなみに昔から、近江県にすべきという議論がある)。
私が滋賀県に越してから、10年以上が経った。駅近くに住めば、便利で何も不自由しない。ほとんど徒歩ですむので、車も手放した。また、住むところが安いのがいい。
「京都に住みたい(泊まりたい)けど、ちょっと予算が…」
という人は、ぜひ滋賀県においでやす。京都のへんぴなところに住む(泊まる)よりも、よほど便利で安いでっせ。
レースにいってみたい。
芝2400 mの1000万条件戦。土曜の午後は雨予報なので、馬場も考慮したい。本命は◎ショパン。こんなクラスにいてはいけない超良血馬だ。なかなか勝ちきれないが、力は一枚上。3-3-0-1と得意の京都で突き抜ける。馬場が渋っても大丈夫。
推奨穴馬はヒシマサル。懐かしい馬名だ。
洛陽Sは◎カワキタエンカを狙う。シュウジと兼ね合いをつけて、粘りこんでほしい。馬場が悪化するようならキョウヘイに本命を変えるかも。
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そんな3連休は変則3日間開催。三場×2日の6日間を、二場×3日に分けて開催する。したがって土曜は東京開催はお休みだ。
土曜の京都メインは洛陽Sで、準メインは琵琶湖特別。琵琶湖が見られる場所に住んでいる私としては、琵琶湖特別は取りあげざるを得ない。昨年、一昨年は9Rに格下げされたが、今年から10Rに復活した。嬉しい限りだ。
「日本最大の湖は?」という問いの答えはもちろん琵琶湖。2番目の霞ヶ浦よりも3倍以上も大きいから、ダントツだ。
しかし「琵琶湖は何県にある?」という問いになると、正答率はかなり下がるのではないか。答えは滋賀県。関西で最も知名度の低い県だろう。いっそのこと琵琶湖県にするのも手かもしれない(ちなみに昔から、近江県にすべきという議論がある)。
私が滋賀県に越してから、10年以上が経った。駅近くに住めば、便利で何も不自由しない。ほとんど徒歩ですむので、車も手放した。また、住むところが安いのがいい。
「京都に住みたい(泊まりたい)けど、ちょっと予算が…」
という人は、ぜひ滋賀県においでやす。京都のへんぴなところに住む(泊まる)よりも、よほど便利で安いでっせ。
滋賀県においでやす
レースにいってみたい。
芝2400 mの1000万条件戦。土曜の午後は雨予報なので、馬場も考慮したい。本命は◎ショパン。こんなクラスにいてはいけない超良血馬だ。なかなか勝ちきれないが、力は一枚上。3-3-0-1と得意の京都で突き抜ける。馬場が渋っても大丈夫。
推奨穴馬はヒシマサル。懐かしい馬名だ。
洛陽Sは◎カワキタエンカを狙う。シュウジと兼ね合いをつけて、粘りこんでほしい。馬場が悪化するようならキョウヘイに本命を変えるかも。
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2018年2月6日火曜日
【お父さんの週末料理】2018年2月3・4日~いつも大好評の熱々メニュー~
わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。
最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。
今週は日曜にマラソン大会に参加したので、私が担当したのは土・日の晩ご飯のみ。
◆朝・昼ご飯◆
朝は妻が卵焼きを作ってくれた。
昼は娘の得意料理、ホットケーキ。
◆晩ご飯◆
ミートソースをたっぷり作った。みんなのきょうの料理から、落合氏のレシピだ。娘が作るのを手伝ってくれて、ずいぶん助かった。みじん切りなど、ホイホイこなしてくれる。
ずっしりと、食べ応えのある仕上がり。特に息子の大好物だ。今回はレタス、ナス、カボチャを用意し、トッピングして食べた。妻と娘はレタスに、息子はカボチャに、私はナスに軍配。
他は節分の巻き寿司、コンソメスープ、サラダ。巻き寿司は海鮮とトンカツの2種類。両方とも太巻きだ。ちょっと多いと思ったが、食べ尽くした。息子のカツ好きが進んでいる。
◆朝・昼ご飯◆
朝はおにぎりとバナナで済ませた。
昼はマラソン大会会場でうどんやぜんざいを食べた。かなり炭水化物に偏ってしまった。
◆晩ご飯◆
マラソン大会から帰ってくるのが夕方になってしまうので、手軽に作れるドリア。昨日のミートソースとご飯と溶けるチーズを牛乳で和えて、グラタン皿へ投入。ナスと追加のチーズを乗せてトースターでチン。ボリュームたっぷりだったが、娘も息子もあっさり完食。いつも大人気のメニューだ。
他はコンソメスープ、サラダ、カボチャの煮物、鶏ネバー、アジアンチキン。アジアンチキンは前日から漬けていた鶏むね肉をオーブンで焼いたもの。レシピ通りに加熱したのだが、火が通っていないように見えたので、追加で加熱。ところが、まだ十分ではないので、結局フライパンで再加熱した。どうもわが家のオープンレンジは、かなり火力が弱いようだ。古くなってきたことも関係あるのかもしれない。
◆番外編◆
ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
今週のリサイクル炒めはセロリの葉と、ダシを取った後の昆布のみで、少なめ。味付けはりゅうきゅうのタレ。
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家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。
最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。
今週は日曜にマラソン大会に参加したので、私が担当したのは土・日の晩ご飯のみ。
2月3日(土)
朝と昼は妻と娘が担当してくれた。◆朝・昼ご飯◆
朝は妻が卵焼きを作ってくれた。
昼は娘の得意料理、ホットケーキ。
◆晩ご飯◆
ミートソースをたっぷり作った。みんなのきょうの料理から、落合氏のレシピだ。娘が作るのを手伝ってくれて、ずいぶん助かった。みじん切りなど、ホイホイこなしてくれる。
ずっしりと、食べ応えのある仕上がり。特に息子の大好物だ。今回はレタス、ナス、カボチャを用意し、トッピングして食べた。妻と娘はレタスに、息子はカボチャに、私はナスに軍配。
他は節分の巻き寿司、コンソメスープ、サラダ。巻き寿司は海鮮とトンカツの2種類。両方とも太巻きだ。ちょっと多いと思ったが、食べ尽くした。息子のカツ好きが進んでいる。
ミートソース。食べ応えがある
2月4日(日)
◆朝・昼ご飯◆
朝はおにぎりとバナナで済ませた。
昼はマラソン大会会場でうどんやぜんざいを食べた。かなり炭水化物に偏ってしまった。
◆晩ご飯◆
マラソン大会から帰ってくるのが夕方になってしまうので、手軽に作れるドリア。昨日のミートソースとご飯と溶けるチーズを牛乳で和えて、グラタン皿へ投入。ナスと追加のチーズを乗せてトースターでチン。ボリュームたっぷりだったが、娘も息子もあっさり完食。いつも大人気のメニューだ。
他はコンソメスープ、サラダ、カボチャの煮物、鶏ネバー、アジアンチキン。アジアンチキンは前日から漬けていた鶏むね肉をオーブンで焼いたもの。レシピ通りに加熱したのだが、火が通っていないように見えたので、追加で加熱。ところが、まだ十分ではないので、結局フライパンで再加熱した。どうもわが家のオープンレンジは、かなり火力が弱いようだ。古くなってきたことも関係あるのかもしれない。
いつも大人気のドリア
◆番外編◆
ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
今週のリサイクル炒めはセロリの葉と、ダシを取った後の昆布のみで、少なめ。味付けはりゅうきゅうのタレ。
今週のリサイクル炒め
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【目指せサブ4】45歳のオヤジが初のフルマラソンに挑戦した(2018年木津川マラソン)
2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月のフルマラソンでサブ4.5を目標にトレーニングを重ねた。
いよいよ初のフルマラソン挑戦。選んだ大会は、木津川マラソンだ。体調は良好。前日は5 kmのジョグと2 kmのRP走で軽く刺激を入れた。
当初はサブ4.5が目標だったが、予定以上に走力がつき、30 km走で2時間45分を切れたので、サブ4に目標を上げた。さて、吉と出るか凶と出るか…。
家族みんなで参加できたのは嬉しかった。妻と娘(小4)は親子ペア走に、息子(小1)は3 km走にエントリーした。
◆レース前◆
朝食は大きめのおにぎりとバナナ。水分を補給して近鉄で新田辺へ。駅でトイレに行ったら、かなり混んでいた。新田辺駅からは徒歩で会場へ向かった。
受付と荷物預けはスムーズに終了。うまく運営されている。さすが、昔からあるマラソン大会だ。
ただ、困ったのはトイレ。スタート30分前にトイレに行ったら長蛇の列。妻、娘と一緒に比較的空いている大便用トイレに並んで、何とか滑り込んだ。トイレはどの大会でも課題なのだろうが、もう少し何とかならないかなあ。
5分前にスタート場所へ。エントリー当時はサブ4.5が目標だったので、かなり後ろだ。
◆序 盤◆
いざスタート。スタートラインを通過するまでに1~2分かかったが、これは想定内。ネットで4時間を切れればよいと、割り切った。
ところが、スタートラインを通過してからも大渋滞。最初の1 kmは7分かかった。これは想定外だ。河川敷で道幅の狭いコースだけに、仕方ないのだろうか。ちょっと焦ったが、「序盤はゆっくり」と言い聞かせた。
予定のペースである5:40に上げられたのは,2 kmを過ぎてから。このあたりから、ようやくばらけてきて自分のペースで走れるようになった。このペースを25~30 kmまでキープし、できれば少しずつ上げるという計画だ。
サブ4のペースランナーは、影も形も見当たらない。最初の1 kmでかなりおいていかれたようだ…。
◆中 盤◆
風が少々きついが、5:40のペースを維持して中間地点のスタート地点に戻ってきた。家族の応援を期待したが、空振り…。後で聞くと、荷物預け場所の横にあった図書館で読書三昧だったそうだ。
中間地点を過ぎると、風がさらに強さを増した。追い風はほとんどなく、ほぼずっと横風。かなりの強風で、よろめいてしまうほどだ。これはきつい。河川敷コースはこういうことがあるとは聞いていたが、ここまでとは…。
横に踏ん張るという、普段は使わない筋肉を使うため、足の側面に負荷がかかった。致命傷にならなければよいが。
◆エイドとトイレ◆
ブドウ糖と電解質のタブレットをポケットに入れて走った。
前半のエイドは、水分の補給のみ。毎回、ひと口、ふた口ずつ飲んだ。15 kmから電解質の、20 kmからブドウ糖のタブレットをとりはじめ、25 kmからはエイドの食べ物もとることにした。
初めてなので、何を食べるか迷う。バナナを食べるつもりだったが、手袋をしたまま皮をむくのが難しそう。目についたのが、パン。コッペパンを食べた。しかし、これはイマイチだった。やはりカサがあるものは、あまり向かないようだ。胃はなるべく空に近いほうがよい。
次のエイドで見つけたのが、飴湯とチョコ。特に飴湯はよかった。エネルギーが染み渡る。エイドでは、最後までこの二つを中心に利用した。チョコはちょっと食べ過ぎたかもしれない。適正な量を研究しよう。
トイレは中間地点手前で1回入った。ちょうど人が出てきて誰も入らなかったので、さっと駆け込んだ。並ばず入れたのはラッキー。
私は、30 km走でもトイレが保たないことが多い。水分をとって(直前にがぶ飲みするわけではない)走ると、どうしてもいきたくなる。走ることによって膀胱が刺激されている感じもする。トイレ休憩は、仕方ないのかなあ。
◆後 半◆
風にかなり苦しめられつつも、キロ5:40をキープして25 kmに到達。少し早い気もしたが、ペースアップを決断。5:30まで上げた。ややきついが、5:25~35を維持して30 kmに到達。ここからは未知の距離だ。
右足の側部の痛みが少し気になるが、さらにペースアップ。30 kmから、5:20に上げようとした。だが、5:20にはなかなか達せず、5:20台前半のラップが多かった。ただ、まだゼーゼーハーハーまではいかないし、右足も大丈夫そうだ。
中間地点から後は、応援も少なく、風も非常に強く、かなりきつかった。応援のありがたさを実感。
◆終 盤◆
キロ5:20台前半のペースをキープして37 km地点へ。ラスト5 kmだ。
「よし、行けるだけ行こう」
とラストスパート。5:20を切るペースに上げた。さすがにきついが、どんどん抜けるのは気持ちよい。
そして40 kmへ到達。ここで、前に大きな集団が見えた。これはサブ4のペースランナーに違いない。モチベーションが上がる。
「知らない間に抜いていたのかなぁ」
なんて思っていたのだが、大間違いだった。ペースランナーは、1~2分は余裕を見て走っているのかもしれない。
この集団を一気にかわしてグイグイ走る。きついが気持ちよい。競馬も先行・逃げ切りよりも、差し・追い込みのほうが気持ちよいのと同じことだろう(?)。
いよいよラスト1 km。ヒーヒーいいながらも、何とかキロ5分を切るペースでスタート会場へ。最後に二人ほどかわしてゴールイン。見事に初マラソンでサブ4を達成!
さすがにフラフラになって、シューズにつけたチップは係の人に取ってもらった。飴湯をおかわりして、ようやくひと息つき、ストレッチをしていると、家族がゴール地点にやってきた。娘に
「え~、もうゴールしてたん?」
と怒られた。家族には「4~4.5時間でゴールの予定」と伝えていたのだった…。
◆総 評◆
速報タイムはグロス3:56強、ネット3:54半。心配していた右ふくらはぎ痛も出ず、目標タイムで完走できた。
かなりの強風だったので、これがなければ、もう少しつっこめそう。最初の1 kmが7分もかかったのも痛かった。1カ月後の寛平マラソンでは(コンディションにもよるが)、もう少し設定ペースを上げてみようと思う。
◆レース後◆
家族と合流して、うどんやぜんざいを食べて帰路についた。小4の娘が小1の息子より1分以上も遅い(3 km走)のは、なんだかなあだったが、みんなそれなりに楽しんでくれたようだ。つきあってもらって、ありがとうございました。一緒に参加できてよかった。
娘は荷物預け場所の横の図書館が気に入ったらしく
「あそこで本が読めるなら、来年も出る」
のだそうだ(笑)。
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いよいよ初のフルマラソン挑戦。選んだ大会は、木津川マラソンだ。体調は良好。前日は5 kmのジョグと2 kmのRP走で軽く刺激を入れた。
当初はサブ4.5が目標だったが、予定以上に走力がつき、30 km走で2時間45分を切れたので、サブ4に目標を上げた。さて、吉と出るか凶と出るか…。
家族みんなで参加できたのは嬉しかった。妻と娘(小4)は親子ペア走に、息子(小1)は3 km走にエントリーした。
走った後に記念撮影。かなりの強風だった
◆レース前◆
朝食は大きめのおにぎりとバナナ。水分を補給して近鉄で新田辺へ。駅でトイレに行ったら、かなり混んでいた。新田辺駅からは徒歩で会場へ向かった。
受付と荷物預けはスムーズに終了。うまく運営されている。さすが、昔からあるマラソン大会だ。
ただ、困ったのはトイレ。スタート30分前にトイレに行ったら長蛇の列。妻、娘と一緒に比較的空いている大便用トイレに並んで、何とか滑り込んだ。トイレはどの大会でも課題なのだろうが、もう少し何とかならないかなあ。
5分前にスタート場所へ。エントリー当時はサブ4.5が目標だったので、かなり後ろだ。
◆序 盤◆
いざスタート。スタートラインを通過するまでに1~2分かかったが、これは想定内。ネットで4時間を切れればよいと、割り切った。
ところが、スタートラインを通過してからも大渋滞。最初の1 kmは7分かかった。これは想定外だ。河川敷で道幅の狭いコースだけに、仕方ないのだろうか。ちょっと焦ったが、「序盤はゆっくり」と言い聞かせた。
予定のペースである5:40に上げられたのは,2 kmを過ぎてから。このあたりから、ようやくばらけてきて自分のペースで走れるようになった。このペースを25~30 kmまでキープし、できれば少しずつ上げるという計画だ。
サブ4のペースランナーは、影も形も見当たらない。最初の1 kmでかなりおいていかれたようだ…。
◆中 盤◆
風が少々きついが、5:40のペースを維持して中間地点のスタート地点に戻ってきた。家族の応援を期待したが、空振り…。後で聞くと、荷物預け場所の横にあった図書館で読書三昧だったそうだ。
中間地点を過ぎると、風がさらに強さを増した。追い風はほとんどなく、ほぼずっと横風。かなりの強風で、よろめいてしまうほどだ。これはきつい。河川敷コースはこういうことがあるとは聞いていたが、ここまでとは…。
横に踏ん張るという、普段は使わない筋肉を使うため、足の側面に負荷がかかった。致命傷にならなければよいが。
◆エイドとトイレ◆
ブドウ糖と電解質のタブレットをポケットに入れて走った。
前半のエイドは、水分の補給のみ。毎回、ひと口、ふた口ずつ飲んだ。15 kmから電解質の、20 kmからブドウ糖のタブレットをとりはじめ、25 kmからはエイドの食べ物もとることにした。
初めてなので、何を食べるか迷う。バナナを食べるつもりだったが、手袋をしたまま皮をむくのが難しそう。目についたのが、パン。コッペパンを食べた。しかし、これはイマイチだった。やはりカサがあるものは、あまり向かないようだ。胃はなるべく空に近いほうがよい。
次のエイドで見つけたのが、飴湯とチョコ。特に飴湯はよかった。エネルギーが染み渡る。エイドでは、最後までこの二つを中心に利用した。チョコはちょっと食べ過ぎたかもしれない。適正な量を研究しよう。
トイレは中間地点手前で1回入った。ちょうど人が出てきて誰も入らなかったので、さっと駆け込んだ。並ばず入れたのはラッキー。
私は、30 km走でもトイレが保たないことが多い。水分をとって(直前にがぶ飲みするわけではない)走ると、どうしてもいきたくなる。走ることによって膀胱が刺激されている感じもする。トイレ休憩は、仕方ないのかなあ。
◆後 半◆
風にかなり苦しめられつつも、キロ5:40をキープして25 kmに到達。少し早い気もしたが、ペースアップを決断。5:30まで上げた。ややきついが、5:25~35を維持して30 kmに到達。ここからは未知の距離だ。
右足の側部の痛みが少し気になるが、さらにペースアップ。30 kmから、5:20に上げようとした。だが、5:20にはなかなか達せず、5:20台前半のラップが多かった。ただ、まだゼーゼーハーハーまではいかないし、右足も大丈夫そうだ。
中間地点から後は、応援も少なく、風も非常に強く、かなりきつかった。応援のありがたさを実感。
◆終 盤◆
キロ5:20台前半のペースをキープして37 km地点へ。ラスト5 kmだ。
「よし、行けるだけ行こう」
とラストスパート。5:20を切るペースに上げた。さすがにきついが、どんどん抜けるのは気持ちよい。
そして40 kmへ到達。ここで、前に大きな集団が見えた。これはサブ4のペースランナーに違いない。モチベーションが上がる。
「知らない間に抜いていたのかなぁ」
なんて思っていたのだが、大間違いだった。ペースランナーは、1~2分は余裕を見て走っているのかもしれない。
この集団を一気にかわしてグイグイ走る。きついが気持ちよい。競馬も先行・逃げ切りよりも、差し・追い込みのほうが気持ちよいのと同じことだろう(?)。
いよいよラスト1 km。ヒーヒーいいながらも、何とかキロ5分を切るペースでスタート会場へ。最後に二人ほどかわしてゴールイン。見事に初マラソンでサブ4を達成!
さすがにフラフラになって、シューズにつけたチップは係の人に取ってもらった。飴湯をおかわりして、ようやくひと息つき、ストレッチをしていると、家族がゴール地点にやってきた。娘に
「え~、もうゴールしてたん?」
と怒られた。家族には「4~4.5時間でゴールの予定」と伝えていたのだった…。
◆総 評◆
速報タイムはグロス3:56強、ネット3:54半。心配していた右ふくらはぎ痛も出ず、目標タイムで完走できた。
かなりの強風だったので、これがなければ、もう少しつっこめそう。最初の1 kmが7分もかかったのも痛かった。1カ月後の寛平マラソンでは(コンディションにもよるが)、もう少し設定ペースを上げてみようと思う。
◆レース後◆
家族と合流して、うどんやぜんざいを食べて帰路についた。小4の娘が小1の息子より1分以上も遅い(3 km走)のは、なんだかなあだったが、みんなそれなりに楽しんでくれたようだ。つきあってもらって、ありがとうございました。一緒に参加できてよかった。
娘は荷物預け場所の横の図書館が気に入ったらしく
「あそこで本が読めるなら、来年も出る」
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2018年2月4日日曜日
【中央競馬予想の回顧】きさらぎ賞、東京新聞杯、アルデバランS(2018)
今週はきさらぎ賞。
◎カツジは好発を切ったが少し下げ、3コーナー手前から徐々に進出。4コーナーで前を射程圏に入れ、直線で前に並びかけたときは完勝を予感させたが、そこから失速。後ろにも差されて5着に終わった。懸念されていた距離の不安が出たか。
勝ったのはサトノフェイバー。初戦に続く逃げ切り勝ちで重賞制覇。
東京では東京新聞杯。
◎リスグラシューはちょうど中団を折り合いよく進む。直線では馬場の中ほどに出し、前が開くとグイッと伸びて1馬身差の完勝。馬体にも身が入り、今後が楽しみだ。
2着争いはサトノアレス(買ってない)が内から抜け出したところに、ダイワキャグニーが急襲。「差せ~」というかけ声もむなしく、クビ差届かなかった。
土曜はアルデバランS。
◎マイネルオフィールは2番手。いい感じだ。逃げた馬をかわして4コーナーで先頭に立ち、後続との差を広げにかかる。
「そのまま~」
と声を上げたが、最後にどどっとかわされて4着。思ったよりもレースが流れて、差し馬の展開になってしまったのが痛かった。
レースは、サトノアラシが後方一気を決めた。
今週は3戦0勝。トータルは微妙にマイナス。開催が変わってから、調子が落ち気味だ。
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◎カツジは好発を切ったが少し下げ、3コーナー手前から徐々に進出。4コーナーで前を射程圏に入れ、直線で前に並びかけたときは完勝を予感させたが、そこから失速。後ろにも差されて5着に終わった。懸念されていた距離の不安が出たか。
勝ったのはサトノフェイバー。初戦に続く逃げ切り勝ちで重賞制覇。
東京では東京新聞杯。
◎リスグラシューはちょうど中団を折り合いよく進む。直線では馬場の中ほどに出し、前が開くとグイッと伸びて1馬身差の完勝。馬体にも身が入り、今後が楽しみだ。
2着争いはサトノアレス(買ってない)が内から抜け出したところに、ダイワキャグニーが急襲。「差せ~」というかけ声もむなしく、クビ差届かなかった。
土曜はアルデバランS。
◎マイネルオフィールは2番手。いい感じだ。逃げた馬をかわして4コーナーで先頭に立ち、後続との差を広げにかかる。
「そのまま~」
と声を上げたが、最後にどどっとかわされて4着。思ったよりもレースが流れて、差し馬の展開になってしまったのが痛かった。
レースは、サトノアラシが後方一気を決めた。
今週は3戦0勝。トータルは微妙にマイナス。開催が変わってから、調子が落ち気味だ。
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2018年2月3日土曜日
【中央競馬予想と与太話】きさらぎ賞、東京新聞杯(2018)~希代のアイドルホース~
今週は西できさらぎ賞が、東で東京新聞杯が組まれている。
きさらぎ賞は一昨年のサトノダイヤモンドを初め、クラシックへの登竜門となっている。そのサトノダイヤモンドと同様、このレースと菊花賞を制したのがナリタトップロード。このレースと弥生賞を連勝して臨んだ皐月賞では3着に惜敗したが、ダービーでは距離適性を買われて1番人気に推された。人気に応えて直線で先頭に立ったが、最後にアドマイヤベガの強襲にクビ差破れた。
秋は京都新聞杯2着から菊花賞へ。好位から直線で先頭に立ち、今度はテイエムオペラオーの強襲をクビ差しのいでようやくGIを勝利した。結局、GIはこの1勝のみに終わったが、渡辺邦彦現調教師を背に6歳まで走ったアイドルホースだった。
種牡馬としてあまりパッとしなかったのは残念。サッカーボーイの父系をつないでほしかった。
レースにいってみたい。
少頭数ながら、なかなかの好メンバー。本命は◎カツジ。「誰やねん」とツッコみたくなる馬名だが、実力は確か。前走で1馬身以上負かしたケイアイノーテックが、次のGIで2着とクビ、ハナ差の4着に頑張った。距離は保つと見た。
推奨穴馬はニヒンピロタイド。1戦1勝の馬は押さえておくに限る。
東京新聞杯はリスグラシュー。馬体が増え、調教で猛時計。
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きさらぎ賞は一昨年のサトノダイヤモンドを初め、クラシックへの登竜門となっている。そのサトノダイヤモンドと同様、このレースと菊花賞を制したのがナリタトップロード。このレースと弥生賞を連勝して臨んだ皐月賞では3着に惜敗したが、ダービーでは距離適性を買われて1番人気に推された。人気に応えて直線で先頭に立ったが、最後にアドマイヤベガの強襲にクビ差破れた。
秋は京都新聞杯2着から菊花賞へ。好位から直線で先頭に立ち、今度はテイエムオペラオーの強襲をクビ差しのいでようやくGIを勝利した。結局、GIはこの1勝のみに終わったが、渡辺邦彦現調教師を背に6歳まで走ったアイドルホースだった。
種牡馬としてあまりパッとしなかったのは残念。サッカーボーイの父系をつないでほしかった。
レースにいってみたい。
少頭数ながら、なかなかの好メンバー。本命は◎カツジ。「誰やねん」とツッコみたくなる馬名だが、実力は確か。前走で1馬身以上負かしたケイアイノーテックが、次のGIで2着とクビ、ハナ差の4着に頑張った。距離は保つと見た。
推奨穴馬はニヒンピロタイド。1戦1勝の馬は押さえておくに限る。
東京新聞杯はリスグラシュー。馬体が増え、調教で猛時計。
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