2018年2月10日土曜日

【中央競馬予想と与太話】京都記念、共同通信杯(2018)~共同通信杯とダービーを両方勝った馬~

 今週は西で京都記念が、東で共同通信杯が組まれている。まだ寒いが、少しずつ春が近づいてくるのを感じる。

 共同通信杯は、いまや弥生賞やスプリングSのトライアルを超えて、春の牡馬クラシックに最も結びつくレースと言ってよいだろう。しかし、このレースとダービーの両方を制した馬は、意外にも2001年を最後に出ていない。その最後の馬がジャングルポケットだ。
 ジャングルポケットはここまで3戦で2-1-0-0で、先着を許したのはアグネスタキオンだけ。1番人気に推されたこのレースでは、人気に応えて2馬身差の完勝。しかし、次走の皐月賞はまたもアグネスタキオンに返り討ちに遭った。
 そして迎えたダービー。アグネスタキオンが故障でリタイアして、押し出された1番人気に。こういう人気馬は飛ぶことが多いのだが、この馬は違った。角田騎手を背に、大外を豪快に伸びて見事に戴冠。ありそうで、意外にない、ダービーの大外一気を決めた。
 その秋には3歳でジャパンCを勝つという快挙を成し遂げた。GI勝利はこの二つにとどまったが、強烈な印象を残した馬だった。種牡馬としていま一歩だったのは意外。ダート馬をけっこう出したのにも驚いた。

 レースにいってみたい。
 今年も、楽しみな馬が出てきた。本命は◎グレイル。前走は人気のタイムフライヤーを狙い落として、図ったように差しきった。そのタイムフライヤーが、次走でGIを勝ったのは周知の通り。この馬の評価もさらに高まった。ここを勝って、クラシックの主役へ。
 推奨穴馬はオウケンムーン。もう少し人気してもよいような。

 京都記念も、人気だがレイデオロで仕方なかろう。今年はたくさんレースに出てほしいものだ。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...