2018年3月2日金曜日

【中央競馬予想と与太話】チューリップ賞、オーシャンS(2018)~懐かしの黄金トリオ~

 今週から3月。気温が上がると同時にトライアルレースも始まり、春めいてきた。そんな土曜は阪神でチューリップ賞が、中山でオーシャンステークスが組まれている。
 チューリップ賞のときに、毎年書いていたのが
「なんでGIIIやねん」
ということ。JRAがこの私の声に耳を傾けたのか(違うと思う)、今年からGIIに昇格した。代わりに、来週のフィリーズRはGIIIにしてもよいような気もするが、下げるというのはなかなか難しいのかもしれない。

 このチューリップ賞、今回で25回目と意外に歴史は浅いが、これは重賞になってから25回という意味で、それ以前はオープン特別だった。
 重賞に昇格して初めてのレースは、中京で行われた。その1994年の勝ち馬がアグネスパレード。アグネス-長浜厩舎-河内騎手の黄金トリオの一頭だ。アグネスの馬も見かけなくなり、長浜師も引退したいまとなっては、懐かしい。
 アグネスパレードは、2戦1勝で迎えたチューリップ賞で、後の桜花賞馬オグリローマンを破って見事に勝利。しかしその後は、GIや重賞で善戦はするものの勝ちきれず。このレースが最後の勝ち鞍になってしまった。産駒が2頭しか残っていないので、早世したのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 10頭立ての少頭数だが、まれに見る豪華メンバー。前年の2歳GIの1~3着馬が勢揃いした。記憶にないパターンだ。
 本命は◎リリーノーブル。そのGIで2着した馬だ。レースでは、中1週の厳しいローテをものともせず、3/4馬身差の2着に頑張った。500 kg近い大型馬だが、先週に坂路で好時計を出したように、態勢は整ったと見た。逆転へ。
 推奨穴馬はサラキア…と思っていたら、人気のようだ。堅く収まりそう。

 オーシャンSは◎ビップライブリーが本命。中山は合いそう。内を抜けてきてほしい。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2018年3月1日木曜日

【目指せサブ3.5】45歳のオヤジがランニングを始めました(2018年2月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月の初マラソンでサブ4を達成。次はサブ3.5を目標にトレーニング中。

◆総 評◆
 月間走行距離は237.4 km。12月に続く200 km超えだ。28日間しかなかったことを考えると、上々の結果と言ってよいだろう。しかしこれは、フルマラソンを完走したことと、ロングジョグ(LSD)を取り入れたことが大きいので、負荷としてはそれほどかかっていないかもしれない。

◆フルマラソン◆
 2月初旬に、初のフルマラソンをサブ4で完走。詳しくはこちらを。

【目指せサブ4】45歳のオヤジが初のフルマラソンに挑戦した(2018年木津川マラソン)

 特に大きなダメージも受けず、無事に目標を達成した。3日後に軽く流してほぐしたら、週末にはほぼ回復。トレーニングを再開できた。

◆ペース走◆
 フルマラソン後の週末に5 kmを走ったら、サラッとキロ4:46で走れた。フルマラソンを走ったこと自体がトレーニングになり、走力が上がったようだ。
 2日後の祝日に、キロ5分のペースでどこまで走れるか、試してみた。まずはハーフが目標だ。琵琶湖岸を往復したら、かなりの強風。追い風には助けられたが、向かい風はめちゃめちゃキツかった。この悪条件の中、1時間45分を切れた。
 そこで、3月初旬の2度目のフルマラソン(寛平マラソン)では、ペースをキロ5:00に設定することにした。今季の目標(サブ4)は達成したし、止まるのを覚悟でサブ3.5を狙ってみる。

◆長めのジョグ(LSD)◆
 長めのジョグ(LSDと言ってもよいのかもしれない)を取り入れた。小出義雄氏を初めとして、LSD不要派は多い。小出氏が指導するようなプロ選手は、時間を潤沢にとれるため、回復目的でLSDを行えるので、トレーニングとして組み込む必要はないのかもしれない。また、あるレベルまで持久力と遅筋が発達すれば、それ以上はあまり効果がない可能性もある。
 このように効果があいまいなことに加えて、小学生二人をかかえる父としては、長時間走るのはなかなか難しい。そのため、いままでほとんどやってこなかったのだ。
 しかし、どうもスピード(5 kmのタイムは公道で20:54)を生かすだけの持久力がない気がする。また、2時間以上走ってグリコーゲンを使い尽くし、脂肪を燃焼させることによるスタミナ増強効果もありそうに思う。というわけで、2回ほどやってみた。
 息子の野球があったりするので、2~3時間をいちどに走るのは難しい。そのため、午前と午後の2回に分けて実施。直接的な効果は感じられないが、持久力がついていると信じたい。

◆全力走(インターバル走)◆
 短い距離の全力走も2回やった。そのうち1回は1 kmのインターバル走を初めてやってみた。5本やる予定だったが、3本でギブアップ。次は5本やります…。
 もう1回は京都御所で5 km全力走をやったのだが、これは失敗だった。ペース走程度なら気にならないが、全力走だと起伏が気になるし、砂利道も走りにくい。案の定、ふくらはぎに張りが出てしまった。前回の反省をふまえ、よく冷やすなどケアをしたら、すぐに治まったのはよかった。

◆レース前の調整◆
 レース2週間前から、徐々に距離を落としていった。
 2週間前の週末は、1 kmインターバル走3本と、ダブル山越え18 kmのペース走。1週間前はロングジョグ2時間半(2回に分けた)と10 kmのペース走。レース4日前に5 kmのペース走も入れた。
 「重い足を作れ」というのがどういうことなのかよく分からないが、「あまり負荷を落としすぎないように」という意味だと解釈。スピードは落とさず、距離を縮めていった。
 あとは前日に2~3 kmをレースペースで走って終了の予定だ。ふくらはぎを痛めた前回よりも、順調に調整できた。

◆シューズ◆
 前回のレースは、ふくらはぎの故障明けでもあり、まずは完走が目標だったので、ゲルカヤノで走った。
 今回は目標タイムもかなり上げたので、アディダスのジャパンブーストで走る予定だ。この1カ月は、ペース走はだいたいジャパンブーストで走っている。とても軽く、地面をはじいている感じがする。ただ、軽くてスピードが出る代わりに、足の裏が少し痛むこともある。私にはまだ早いのかもしれないが、少々足を痛めたところで次は当分先だし、チャレンジしてみよう。

ジャパンブースト。いいシューズだ

◆本番へ向けて◆
 本番はもう3日後だ。気温がかなり上がりそうなのは気がかり。水分補給には気をつけたい。エネルギーは、エイドはあまり頼らず、ゼリーを二つ持って走ろうと思う。
 キロ5分のペースでどこまでいけるだろうか。30 kmを過ぎてからが勝負。そこまで、どれだけ力を残しておけるかがカギになりそう。
 前回に続き、今回も家族が来てくれるのは嬉しいことだ。芸人さんもたくさんくるそうだし、楽しいイベントになりますように。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2018年2月26日月曜日

【お父さんの週末料理】2018年2月24、25日~珍しく、連日大好評~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 今週はずっと家で食べた。

 2月24日(土) 
朝・昼は妻と娘が作ってくれた。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻がオムレツを、昼は娘がホットケーキを焼いてくれた。助かります。

◆晩ご飯◆
 ホットプレートでいつも鉄板焼きばかりでは能がないので、ひとひねりきいたメニューを探すと、よいのが見つかった。Nadiaというサイトにホットプレートチーズダッカルビのレシピを発見。ナスとアスパラも加え、具だくさんに。チーズが大好評で、モリモリと平らげた。締めの焼きそばも2玉を完食。よく食べました。
 他はサラダ、ブリの刺身、和風スープ、カボチャの煮物、鶏こん。鶏こんはダシを取った後の鶏むね肉を塩昆布で和えたもの。高タンパク、高鉄分メニューだ。

チーズダッカルビ。大好評

 2月25日(日) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は前日に作りおいた鰯(いわし)のマリネ。「酸っぱ~」とか「小骨が~」とか苦情が出るかと思いきや、思いのほか好評。昼に残るかもと思っていたが、平らげてしまった。
 他はサラダ、和風スープ、カボチャの煮物、鶏こん、白ご飯。
 昼は肉まんとピザまんが主食。他はサラダ、ブリの刺身、和風スープ、アサリとわかめの煮物。

鰯のマリネ。意外にも好評

アサリとわかめの煮物。とろろ昆布入り

◆晩ご飯◆
 美味しそうな豚の薄切りを見つけたので、豚肉マッキー(造語)を作った。薄切り肉でいろんなものを巻き巻きした。巻いたのはネギ、チーズ、エノキ、エリンギ、チートマ、卵焼き、アスパラ、納豆。チートマはプチトマトと溶けるチーズ。これが1番人気だった。他も想像以上に好評。娘が作るのを手伝ってくれて、ずいぶん助かった。
 他はサラダ、和風スープ、カボチャの煮物、鶏こん、白ご飯。

豚肉のマッキー。たくさん作った

1番人気のチートマ

◆番外編◆
 ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
 今週は大根の皮、ダシを取った後の昆布とネギ。味付けはトンカツソース。

今週のリサイクル炒め

にほんブログ村 子育てブログ 一姫二太郎へ
にほんブログ村

2018年2月25日日曜日

【中央競馬予想の回顧】阪急杯、中山記念、仁川S(2018)

 今週は阪急杯。
 ◎ディバインコードは中団から。もう少し前と思っていたが、意外に後ろの位置取りだ。4コーナーで前に並びかけて抜け出しを図ったが、最後は外の差し馬にドドッとかわされて8着。これが重賞の壁か。
 勝ったのはダイアナヘイロー。休み明けの-8 kgを見て軽視していたが、引退する福島調教師が有終の美を飾った。

 中山では中山記念。
 ◎ペルシアンナイトは出足がつかず、後方2番手。不安がよぎる。4コーナーでは大外へ。開幕週の中山で、前が残る展開では届かず、5着まで。いくら何でも外を回しすぎた。人気の馬でこういう結果だと、ガッカリが3倍だ…。
 勝ったのはウインブライト。好位から抜け出して重賞初勝利。先行集団の3頭が1~3着を占める、典型的な前残りのレースだった。

 土曜は仁川S。
 ◎サンライズソアは予定通り前を見る位置取り。直線でもしっかり伸びたが、ナムラアラシの鬼脚に屈して2着。相手を褒めるしかなかろう。
 勝ったのはナムラアラシ。馬群の中を抜けてきた。もう本物か。
 馬券は安かったが馬連をとった。

 今週は3戦1勝。他もイマイチでトータルはマイナス。開幕週からつまずいた…。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2018年2月24日土曜日

【中央競馬予想と与太話】阪急杯、中山記念(2018)~なんと92回目~

 今週は阪神で阪急杯が、中山で中山記念が組まれている。
 中山記念は少頭数ながら豪華メンバーが揃った。ドバイへのステップにちょうどよいため、近年、非常にレベルが上がった印象だ。
 このレース、今回で92回目なのだが、92年前から行われているわけではなく、年に2回やっていた時期があったのだ。他では京都記念、目黒記念、鳴尾記念、中山大障害がそのパターンなのだそうだ。

 レースにいってみたい。
 上にも書いたように、豪華なメンバー。本命は◎ペルシアンナイト。昨秋は休み明けの富士Sで凡走したが、次走のマイルCSではがらり一変で見事にGI勝ち。皐月賞2着だから、200 mの距離延長は心配なかろう。休み明けの富士Sで凡走しているのが気がかりだが、3カ月半なら大丈夫ということにしておきたい。
 推奨穴馬はショウナンバッハ。追い切りで好時計。右回りをこなせれば一発が。

 阪急杯は◎ディバインコードを狙う。阪神1400 mは先行有利。開幕週ならなおさら。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2018年2月23日金曜日

【書評】辻村深月『冷たい校舎の時は止まる 上・下』(講談社ノベルズ)

10代の若者たちの瑞々しい感性


 辻村氏のデビュー作。8人の高校生を巡る物語だ。10代の若者たちの、青臭くも瑞々しい感性が見事に表現されている。大人になってもこういう感性を持ち続けることは難しいが、辻村氏は若い頃の思いを忘れずに保っているのだろう。これが、次々と青春小説をヒットさせる秘訣に違いない。
 読み口は軽くなく、むしろ重さを感じるが、それが瑞々しさを際立たせるのかもしれない。独特の雰囲気の小説だ。

 また、青春の機微にミステリーがうなく絡まっているところも見事。『そして誰もいなくなった』を連想させる、クローズドサークルが舞台設定になっている。アッと驚く結末もよく練られていて、ちゃんと話が閉じるのも気持ちよい。
 ただ、最後のシーンはいらなかったような。デビュー作なので、ハッピーエンドにこだわったのかもしれない。

《あらすじ》
 8人の高校生が校舎に閉じ込められる。自殺したクラスメートの記憶をなくした状態で、冷たい校舎に拘束される。いったい誰が8人を閉じ込めたのか。自殺したのは誰なのか。8人は順に姿を消していき、最後に残ったのは…。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) [ 辻村深月 ]
価格:918円(税込、送料無料) (2018/2/23時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫) [ 辻村深月 ]
価格:918円(税込、送料無料) (2018/2/23時点)

楽天ブックス

【中央競馬予想と与太話】仁川ステークス(2018)~有村架純の映画デビュー作~

 今週から阪神・中山開催がスタート。気温も少しずつ上がってきて、春の訪れを感じる。
 そんな土曜は重賞は組まれておらず、阪神のメインは仁川Sである。

 仁川は阪神競馬場のある地名で「にかわ」ではなく「にがわ」と読む。六甲山から流れてくる仁川という川もあり、武庫川に合流するそうだ。
 阪神競馬場に最寄りの駅が、阪急今津線の仁川駅だ。そして、その今津線を舞台にした小説が、有川浩氏の『阪急電車』。映画化もされ、有村架純がこの映画でデビューしたことでも知られる。
 クスッと笑えたり、ホロッときたり、人間の機微がうまく描かれた良作だ。短編の連作集になっているので、読みやすいのもよい。普段、あまり本を読まない人にもお勧めしたい一冊だ。

 レースにいってみたい。
 ダート2000 mのオープン特別のハンデ戦。フルゲートの16頭が揃ったが、近走が冴えない馬が多く、混戦模様だ。
 本命は◎サンライズソア。前走の大敗の原因がいまいちはっきりしないが、それまでは堅実に走っていた馬。前々走では、まだ本調子ではなかったとはいえ、ノンコノユメにも先着した実力は、ここでは1枚上。もう一度、本命に推す。前につけたい。
 推奨穴馬はアドマイヤロケット。すんなりなら前々走の再現が。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...