2011年11月11日金曜日

2011アンドロメダステークス  オレの予想を聞いてくれよ

 土曜は東京で重賞(京王杯2歳S)があるのだが、この時期の2歳戦は予想しづらいので、京都メインのアンドロメダSの予想をエントリーする。

 ところで、レース名の「アンドロメダ」は「アンドロメダ星雲」の「アンドロメダ」だと思われるのだが、なぜレース名に採用されているのだろうか。カシオペアSやシリウスSと同様に、天体シリーズの一つということなのかもしれないが、「星雲」の名がレース名となっているのは、おそらくこのアンドロメダだけだろう。貴重なレースということにしておきたい。
 と、このまま流してしまってもよかったのだが、何だか間違っている雰囲気が濃厚なので調べてみると…なんと、こんなページを発見。

JRAウェブサイト  特別レース名解説

さすがJRA、いろいろなサービスをやっておられますなあ。
 さっそく、このページの2011年6回京都をポチッとクリックすると…あったあった。

アンドロメダ(Andromeda)ステークス
 アンドロメダは、ペガスス座の北東にある晩秋の代表的な星座。トレミーの48星座のうちのひとつ。名前は、ギリシア神話に登場するエチオピア王ケフェウスと王妃カシオペイアの娘アンドロメダに由来する。

なんと、アンドロメダは星雲の名前ではなく星座の名前だったのか…。でも、アンドロメダ星雲もあると思うのだが、星座のアンドロメダとはどういう関係なのだろうか。気になるところだが、これ以上の調査は脱線しすぎということで、予想に戻りたい。

 閑話休題。アンドロメダSの予想にいきたい。本命◎は、人気になりそうだがダノンバラードとする。休み明けはやや不安だが、ラジオ日経杯2歳Sで1着、皐月賞で3着した馬が55 kgで出てくるのだから、何とかしてくれるだろう。ノリノリの池江厩舎というのも心強い。
 ◎が人気馬なので、相手を絞りたい。2、3番人気はユニバーサルバンクとアドマイヤメジャーになるのだろうが、アドマイヤメジャーを相手としたい。ユニバーサルバンクは、重賞2着2回とはいえ、その二つのレースのレベルがちょっと低かったように思う。あまりつかないだろうが、2-6を厚く押さえる。
 推奨穴馬は7枠の2頭。馬も怖いが、鞍上がもっと怖い。

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2011年11月9日水曜日

書評 東野圭吾『ダイイング・アイ』(光文社文庫)

 これも母から借りた東野本(何冊借りてんねん)。『天使の耳』と同様、交通事故を題材にしたストーリーである。
 『ダイイング・アイ』は長編で、『天使の耳』は短編集という違いはあるものの、通底する主張は同じである。それは、交通事故の不毛さ、やるせなさである。

 ある女性が交通事故で亡くなるシーンから話は始まる(のっけからかなりグロい描写あるので、そういうのが苦手な方はさっさと読み進めることをお勧めする)。
 主人公は、とあるバーテンダー。暴漢に襲われ、記憶の一部をなくしてしまう。襲った暴漢は冒頭で亡くなった女性の夫。そして、襲われたバーテンダーはその女性を死なせた男、すなわち交通事故の加害者だ。
 暴漢に襲われたことにより、事故の記憶をなくしてしまったバーテン。何だか釈然としない気持ちから、事故の記憶を取り戻そうと調査を始める。そして、亡くなった女性の亡霊が現れ、事故の全貌が徐々に明らかになり…というのがストーリーの概要である。

 しかし、事故の部分だけ都合良く記憶が消えてしまったり、催眠術が話のカギを握っていたり、死者の怨念が出てきたりと、正直、ミステリーとしてはあまり入り込めなかった。

 とはいえ、東野さんの交通事故に対する思いは伝わってくる。便利さに引きずられ、車の怖さや交通事故の悲惨さから目を背けてはいないだろうか。そういうメッセージをこの小説から感じた。東野さんの、そういう思いを受け止める小説ということにしておきたい…。

 東野さんはきっと「車がもっと減ればいいんや。そうすれば事故も減る」と言いたいのだと勝手に類推したい。東野さんのように影響力が大きい人が「車を減らせ」などと公言するといろいろ問題があるので、なかなかはっきりとは言いにくいのだろう(ホンマか)。

 ということで、私が勝手に代弁しておく。
 車をもっと減らして、事故を減らすべきだ。方法は簡単。車両税やガソリン税をドンと値上げすればよい。車検にドカンと税金をかけるのもいいかもしれない。
「でも、車がないと生活できない」
という声が聞こえてきそうだ。しかし、本当だろうか。自動車産業に洗脳されていませんか?



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2011年11月6日日曜日

2011ファンタジーS、みやこS  予想の回顧

 土曜はファンタジーS。本命◎のタガノルミナーレは中段後方を追走。揉まれたのが応えたのか、4コーナーではすでに手応えがなく、15着の惨敗。こういう結果も想定内とはいえ、実際にこうなるとヘコみますなあ…。勝ったのは8番人気のアイムユアーズ。函館2歳S 2着のわりには人気がなさ過ぎた(結果が分かってからなら、誰でも言えるんだよなあ…)。距離が伸びてファインチョイスを逆転したということなのだろう。

 日曜はみやこS。本命◎エスポワールシチーは道中3番手に控え、直線を向いて抜け出す横綱相撲。JCダートで2強に割って入ることができるか、楽しみになってきた。
 しかし、2頭軸のもう1頭である○インバルコは、後方をおっつけながらの追走。もともと、こういうズブい面のある馬だが、それにしても手綱が動きっぱなしだった。差し馬だが、ハイペースは不得手な馬なのだろう。特にこれといった見せ場もなく、8着に終わった。

 ◎は見事に1着だったということで、前向きに来週からのGIに備えたい(反省せんのか)。

 とことで、馬券の調子が悪い。毎週「大きく負けはしないのだが、なんだかなあ…」という成績が続いていたところ、ついに今週、大負けを喫した。トホホ。年末へ向け、巻き返したいところである。

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2011年11月5日土曜日

2011みやこステークス  オレの予想を聞いてくれよ

 日曜の京都メインは、みやこステークス。JCダートのステップレースとして、昨年から行われているレースだ。第1回から、さい先良くトランセンドという勝ち馬を輩出した。今後は、JBCクラシックと並びJCダートへのメインステップレースとなるのか、それとも本番とは結びつかないトホホな重賞となっていくのか、気になるところである(そんなのが気になるのは、私だけですか…)。

 今年も面白いメンバーが揃った。実績十分のエスポワールシチーに、トウショウフリークやニホンピロアワーズといった新興勢力が挑む。そこに、インバルコやダイシンオレンジなど、ダート重賞の常連メンバーも名を連ねるという構図。

 本命◎はエスポワールシチー。58 kgでもこの相手なら負けられないだろう。得意の京都で復活し、本番へ駒を進めることができるか。◎が大本命馬なので、2頭軸で勝負したい。もう1頭の軸○はインバルコ。ここしばらく、オープン特別で人気を背負っては裏切るというレースを続け伸び悩み気味だったが、前走が58 kgの斤量で鮮やかな勝ちっぷり。ついに目覚めたと独断したい。
 馬券はこの2頭を軸に、3連複で勝負する。
 推奨穴馬はヒラボクキング。連勝で勢いに乗っており、京都も得意。1コーナーまでにインを取れれば面白い。

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2011年11月4日金曜日

2011ファンタジーステークス  オレの予想を聞いてくれよ

 土曜の京都メインはファンタジーS。GIがお休みの週の土曜に行われる地味な重賞で、KBS競馬中継だけが局地的に盛り上がるのもお約束である(このレースはKBS京都賞なのだ)。

 このレース、過去の連対馬にはシーイズトウショウ、スイープトウショウ、ラインクラフト、アストンマーチャンなど、後にGIで勝ち負けするような名牝が名を連ねていた。しかし、ここ4年は非常に荒れており、それに伴ってその後に活躍する馬もいなくなってしまった。何だかちょっと寂しい気分である。KBS京都の方々も同じ気持ちに違いない(ホンマか)。

 この時期の2歳戦、ましてや近年荒れ気味のレース。何が来てもおかしくない。積極的に穴を狙っていきたい。
 本命◎は、タガノルミナーレ。データ的には、新馬勝ち直後の馬は狙いづらいというのは承知のうえで、この馬から入りたい。その新馬戦は、今回と同じ京都の1400 mで好時計勝ち。鞍上もノリノリの謙一クンだ。イン有利の傾向はまだ続きそうなので、スタートを決め、ファインチョイスの直後あたりから内をスクって…というのが理想的な展開だろう。激走を期待したい。◎が穴なので、馬券は手広く流す。
 推奨穴馬は◎と同枠のサヴァーレ。このレース、未勝利勝ち直後の馬が穴を開けるケースが目立つ。

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2011年11月3日木曜日

書評 紅玉いづき『毒吐姫と星の石』(電撃文庫)

 同じ著者による『ミミズクと夜の王』がたいへんよかったので、もう一冊紅玉さんの本を読んでみようと思い「どれにしようかなあ」と探していると、何と『ミミズクと夜の王』の続編を発見。さっそく読んでみた。
 続編もよかった。涙が出そうになり、ビールを持つ手が震えた(アル中かっ)。前著『ミミズク』が「愛する」物語なら、この本『毒吐姫』は「愛される」物語だ。

 一国の姫であるにもかかわらず、星占いによって捨て子となった、ある女の子。その女の子は、愛されることを知らず育ち、「毒吐姫」となった。「毒吐」とは、文字通り毒を吐くわけではなく「毒舌を吐く」という意味だ。
 その毒吐姫が『ミミズク』にも登場したレッドアークの王子であるディアに嫁ぐことになった。一度は捨てられたのに、また政争の道具にされ、怒り狂う毒吐姫。嫁ぎ先でも毒舌をふるいまくるのだが、ディアをはじめ、さまざまな人たちが毒吐姫を大きな愛で、優しく、しかしときには厳しく、包み込む。徐々に心を開く毒吐姫。

 ちょっと小難しく書くとこんな感じなのだが、平たく言うと「愛を知らずに育った娘が、嫁ぎ先で大きな愛に包まれて心を開いていく」という、ありふれたストーリーである。
 しかし、ありふれた、使い古されたテーマなのに、なぜ涙腺がゆるむのだろうか。その秘密は登場人物、特に毒吐姫の台詞にある。『ミミズク』でも感じたことだが、紅玉さんの台詞のつむぎ方には脱帽だ。
「そろそろ来るでー」
と分かっているのに、いざ台詞が放たれると、ズキーンと心を打たれてしまう。
 紅玉さんには「平成の台詞女王」の称号を与えてしまうことにしたい(もうちょっと、いいネーミングはないのか…)。



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びわ湖こどもの国へ行ってきた

 先日、娘が4歳の誕生日を迎え「じゃあ、文化の日はどっか面白いところでも行くか」ということで、びわ湖こどもの国へ行ってきた。
 びわ湖こどもの国は、滋賀県の誇る(?)超大型児童館で、高島市安曇川のびわ湖沿いにある。児童館なので、何と入場料は無料!(駐車料金は500円)。バーベキュー、宿泊、キャンプなどもできる素晴らしい施設なのだ。
 本館の外観はこんな感じ。この中に宿泊施設や遊具がある。


グランドも広い。奥に見えるのがすべり台で、さらに奥の木立の向こうはびわ湖である。ナイスなロケーションだ。


その左手に、また別のすべり台、アスレチックなど、さまざまな遊具がある。


今日は特別に、電車も走っていた(有料)。息子(1歳半)は大喜び。


室内はこんな感じ。


これ以外にも、トランポリン、ロッククライミング、オモチャ作りなど、さまざまな遊戯が用意されている。
 さらに、家族で乗れる自転車(お勧めです)や、フワフワもある。


食堂がもう一歩なのが残念だが(食べさせてもらっておいてスミマセン)、この他にもいろいろな遊具やイベントがあり、一日では制覇しきれない。たとえば今日は、フラダンスの発表会が催されていた。


 お近くの方はもちろん、京都、大阪からも行く価値ありだ。小学校低学年までの子どもなら大喜び間違いなし!(万が一、喜ばなくても責任は取れませんが…)

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...