2013年8月17日土曜日

2013 札幌記念、北九州記念 オレの予想を聞いてくれよ

 今週は札幌記念。JRAに二つしかない(らしい)「定量」のGIIだ。GIを何勝している馬でも、他馬と同じ斤量で出走できるというわけだ。こういうのをスーパーGIIということもあるらしい。ちなみに、もう一つのスーパーGIIは、冬の阪神カップである。

 今回は札幌競馬場が改装中のため、函館で行われる。何でも、函館でGIIが行われるのは初めてのことらしい。
 その函館初のGIIレースに、夏競馬としては豪華なメンバーが揃った。本命は◎ロゴタイプ。GI 2勝の馬が54 kgで出てくるのだから逆らう必要はなかろう。2歳のときから完成度の高い馬だったので早熟の可能性もあるかもしれないが、その心配を跳ね返すようなスケールアップした走りを期待したい。
 推奨穴馬はタッチミーノット。休み明けは走る。

 小倉では北九州記念。本命は◎サドンストーム。函館、福島を転戦してきた馬よりも、フレッシュな状態の馬を狙いたい。

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2013年8月16日金曜日

2013 TVQ杯 オレの予想を聞いてくれよ

 今日は、高校時代の部活仲間の集まりがある。しかし、五山の送り火の日だということに全く気づいていなかった。送り火の全く見えない居酒屋で、オッサンが集まって昔話をサカナにグダグダ呑むのもよいものだが、何だか間抜けな感じがしなくもない。混むだろうし、別の場所にすればよかったなあ…。
 たまたまだが、昨年もTVQ杯の週に友人と飲みに行ったらしい。

 そんな土曜の小倉メインはTVQ杯。昨年調べたとおり、土曜競馬を放送しているテレビ局だ。KBS京都制作の「馬DOKI」を放送しているのだろう。

 さてレースにいってみたい。小倉のメインレースが、久々にフルゲートになった気がする。
 本命は◎プルーフポジティブ。二桁着順を続けていた馬が、今年の春から500万条件戦を連勝し、続く前走は昇級戦で2着に入った。
「オレの人生(馬生?)こんなんではイカン」
と思ったのかどうか知らないが、突如やる気になったのだろう。今回もその勢いで激走を期待したい。
 推奨穴馬はドリームハヤテ。距離さえ保てば面白い。

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2013年8月11日日曜日

予想の回顧 2013 関屋記念、マレーシアC

 今週は関屋記念。本命は◎ジャスタウェイ。+10 kgだったが、さほど太くは見えなかった。
 レースでは後方を追走。これは予定通りだったのだが、8枠なのになぜか内を走っている。大外を突っ込んでくるイメージだったので、ちょっと想定外だ。4コーナーから直線半ばにかけて、案の定、少し窮屈になる場面が。外に持ち出して進路を確保してからは矢のように伸びてきたのだが、レオアクティブをハナ差でかわすのが精一杯。前のレッドスパーダに残られてしまった。
 馬券は、前を行く馬を軽視しており、レッドスパーダを蹴飛ばしていたためハズレ。もう少し速いペースになると思っていたのだが…。

 土曜の小倉メインはマレーシアC。
 本命の◎シゲルササグリはポンとハナを切ると、直線入り口でロードエアフォースを振り切り、単独先頭に。
「よしっ」
と思ったのも束の間、ラスト200mで脚色が鈍ると、最後は2頭に差されて3着。ずっと競られるかたちだったのが響いたか。

 今週は本命馬が1、2着にはポツポツ来たのだが、相手がことごとく抜けて、惨敗。人気の馬を本命にしたため相手を絞ったのが、完全に裏目に出た。
 予想の流れは悪くないということにしておきたい。

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2013年8月10日土曜日

2013 関屋記念 オレの予想を聞いてくれよ

 今週の重賞は関屋記念のみ。夏競馬やなあ。
「関屋」とは地名で、昔、新潟競馬場がそこにあったということを、昨年初めて知った。今年で48回目を迎える伝統のGIIIだ。

 レースにいってみたい。
 真夏のローカルGIIIらしいメンバーが揃った。GI級の馬が夏休みの間に、何とか賞金を加算したいメンツという印象だ。
 このメンバーなら、◎ジャスタウェイが一歩抜けている。前走は久々にこの馬らしい切れ味を見せた。差しの決まるいまの新潟は絶好の舞台だ。ズバッと差してほしい。
 推奨穴馬はムクドク。近走は着順ほど負けていない。

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2013年8月9日金曜日

2013 マレーシアカップ オレの予想を聞いてくれよ

 今日は午後半日外回りをしていたのだが、ホンマに倒れそうになった。基本的に内勤の私は恵まれているとつくづく実感。外で仕事をしている方は、くれぐれも健康にはご留意いただきたい。
 そういえば、競馬関係者も、そしてお馬さんも、外で仕事をする人(馬)だ。暑い中、彼らが外で頑張ってくれるお陰で、真夏でも競馬が楽しめるというわけだ。ありがたい。

 そんな土曜の小倉メインはマレーシアC。今週の小倉はアジアウィークで、この他にもフィリピンT、インディアTなどが組まれている。
 このアジアウィーク、たしか中京でやっていたはずだ。いつから小倉に移ったのか、例によってグーグル先生に聞いてみた。
 それによると、1994年に中京でスタート、2000年からは小倉と中京で交互に行うことになり、2010~12年は札幌で開催された。そして今年、札幌が改装中なので小倉に戻ってきた、というわけだ。けっこう転々としていたらしい。知りませなんだ。

 さてレースにいってみたい。
 10頭立てと、やや寂しい頭数。今年の小倉は出走頭数が例年より少ないように感じる。
 本命は◎シゲルササグリ。スッと前につけられる脚質、最内枠と、いまの小倉の馬場に有利な状況が揃った。ハンデ頭でも56 kgなら克服できる。
 人気サイドだが、相手はロードエアフォースは押さえざるをえない。
 推奨穴馬はサカジロロイヤル。いきなりの距離延長だが、これが吉と出れば怖い。

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2013年8月8日木曜日

書評 宮内悠介『盤上の夜』(東京創元社)

 異能のボードゲーマーたちの、ある種、狂気の物語。囲碁、将棋をはじめとするボードゲームを扱った短編集である。

 囲碁、将棋、麻雀など、ボードゲームに関する六つの短編が収められた一冊。なぜ古来からボードゲームは人を魅了し、現在でもプロがいるほどの興隆を保っているのか。異能のボードゲーマーたちの物語を紡ぐことにより、その魅力を語った本である。

 囲碁、チェッカー(チェスの簡易版)、麻雀、チャトランガ(将棋やチェスの起源)、将棋を主題にした五つの物語と、最後にまとめの物語があり、あわせて六つの短編が収められている。
 それぞれの物語には、ボードゲームに魅入られた異能のプレーヤーが登場する。四肢のない女流囲碁棋士、42年間無敗のチェッカーチャンピオン、牌が透けて見えているとしか思えないシャーマン雀士、チャトランガを考案したとされる古代インドの若き王、統合失調症に冒されながらもそれを力に勝ちを重ねる将棋棋士という、異能のプレーヤーたちが主人公だ。
 彼らの異次元的な能力や尋常ではない生い立ちなどが、ボードゲームの神秘性と絡み合い、独特の雰囲気のストーリーとなる。とはいえ、決してオカルトではない。
 彼らを通じて、ボードゲームの魔力的な魅力が伝わってくる。月並みな言い方だが
「圧倒的な迫力」
という言葉を使いたくなる。囲碁や将棋の一対一の勝負の緊張感や、麻雀の賭博的なドキドキ感にどっぷりと浸ることができた。読んでいて「至福」を感じた小説は、久しぶりだったかもしれない。

 本書を読んで、頭の痺れるような勝負がしたくなってきた。そこで、さっそく「どうぶつしょうぎ」をダウンロードしたのだが、娘(5歳)にルールを教えるのがこんなにたいへんだったとは…。頭の痺れるような勝負は、ずいぶん先のようだ。ゲームは奥が深い(何か違うような…)。
 ちなみに「どうぶつしょうぎ」は面白いです。ハマった。



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2013年8月5日月曜日

書評 青野由利『宇宙はこう考えられている ビッグバンからヒッグス粒子まで』(ちくまプリマー新書)

 毎日新聞の科学記者である青野氏が、ホットな宇宙理論を分かりやすくまとめた本。科学のプロではなく、書くこと・伝えることのプロの手により、難解な宇宙理論がわれわれにも理解できるように解きほぐされている。

 昨年(2012年)「ヒッグス粒子発見、ほぼ間違いなし」と発表されたように、宇宙の成り立ちや仕組みが、このところ急速に解明されつつある。何だかワクワクする話である。
「どんな発見があったのか、何が分かったのか、理解したい」
と思うのは私だけではないだろう。
 しかし、それらの発見は、素粒子論、相対論、量子論など、難解な理論の上に立つものである。素人のわれわれがワクワク感を共有しようと思っても、なかなか難しい。

 そんなわれわれのために、青野氏が筆を執った。青野氏は科学者ではなく、宇宙論に関しては、いわば素人である。しかし素人だからこそ、素人である読者の気持ちや、「どこが分かりにくいか」のツボをよく心得ている。さらに青野氏は、書くことにかけてはプロである。分かりやすくないはずがない。

 本書はヒッグス粒子の解説(第1章)から始まり、ビッグバンの現在の理解(第2章)、暗黒物質(第3章)、暗黒エネルギー(第4章)を順に説明し、最後に今後の展望を述べる(第5章)という構成になっている。まさに本書のタイトル通り
「宇宙はこう考えられている」
が要領よくまとめられている。現在のホットな宇宙理論を簡潔に概観したい方には是非勧めたい一冊だ。

 私は、科学者が啓蒙書を記すときの最大のネックは
「科学者たる以上、不正確なことは書けない」
などの理由で、分かりやすくかみ砕けないことだと思う。読者にとっては、少々不正確であろうと、身近な比喩などで説明してくれるほうが分かりやすいのだが、なかなかそういう書き方はしてくれないのだ。
 だが、青野氏には科学者のようなヘンな気負いがない。本書では、厳密な正確さよりも「読者へのわかりやすさ」が優先されているのがよく分かる。入門書としては、こちらのほうがありがたい。

 一つ気になったのは
「こういう比喩は必ずしも正しくなく、科学者には認めない人もいるかもしれないが……」
などという但し書きが、たびたび付け加えられていることである。
「自分は宇宙理論をきちんと理解しているわけではない」
という負い目(?)や、取材して名前も出している科学者への配慮から、こういう記述が目立つのだろう。だが、それがあまりにたびたび出てくるので、やや目についた。
「厳密には正しくない比喩も出てきます」
などと最初に断っておき、後は但し書きなしに書いてもよかったのではないか。
 とはいえ、内容が損なわれるわけではないし、これもあげあし取りか。

 最近のこの分野(宇宙理論や素粒子論)の一般書の充実ぶりには目を見張るものがある。他分野の研究者も、ぜひ続いてほしいものだ。



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【お父さんの週末料理】2024年10月26・27日<small>~焼き芋の季節~</small>

 わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。  家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(高2)、息子(中2)の4人。  10月26日(土)   娘は部活の掛け持ち。相変わらず忙しい。息子は通常練習。 ◆朝...