2013年9月6日金曜日

有馬温泉、東条湖おもちゃ王国、有馬玩具博物館へ行ってきた(後篇)

 この旅行のメインイベントの東条湖おもちゃ王国も終了。車でホテルに帰る。子どもたちはもちろん爆睡モードだ。

◆二日目夕食 ホテルでバイキング◆

 この日は夕食の前に入浴。大きいお風呂はやはり気持ちいい。
 そして夕食は、ホテルでバイキング
「旅行に来てバイキングもなあ」
と思わないでもないが、子どもがいると、あまり気を遣わなくてよいバイキングはやはり楽チンだ。
 和・洋・中各種が揃っており、対面コーナーに寿司、北京ダック、ローストビーフがある、豪華バイキングだ。アルコール飲み放題が1000円でつくというので、迷わずオーダーする。

エクシブ有馬離宮、バイキング

 もちろんデザートも食べ、たらふくになった。お姉さん、垂れてまっせ…。

エクシブ有馬離宮、バイキング

 そして就寝。寝かしつけがいらないのはありがたい。年々、旅行も楽になっていく。

エクシブ有馬離宮、ネンネ


◆三日目 神戸市立六甲山牧場へ◆
 三日目は神戸市立六甲山牧場へ。ところが、牧場へ向かう途中にけっこうな雨が降ってきた。予定を変更することも考えたのだが、もう近くまで来ているのでとりあえず行ってみることにした。
 六甲山の山道を走る。すごい霧で視界が悪い。ウネウネと走っていると…案の定、子どもたちが酔いだした。山道はビニール袋が必須ですな。到着したら、動物さんたちは小屋の中とのこと。残念だが仕方がない。

 いざ牧場内へ。売店の横に似顔絵コーナーがあったので、お姉さんに描いてもらった(もちろん有料です)。

六甲山牧場、似顔絵

 娘は、どうすればこんなに上手に描けるのか、不思議で仕方ないらしい。答えは「練習あるのみ」だ。
 絵ができあがるまで、レインコートを着てブラブラ。幸い、雨は小雨になってきた。

六甲山牧場

◆三日目午後 神戸市立六甲山牧場で昼食とアイス作り◆
 小屋の中にいる羊や山羊を見学していると、もうお昼。昼食は牧場内の「レストラン神戸チーズ」で食べた。思ったよりも高かったので躊躇したのだが、せっかくだからとチーズフォンデュを注文。値段分の価値はあった。なかなか本格的なレストランだった。

 そして午後はアイスクリーム作り。お姉さんの説明を聞き、いざ開始。まず、氷に塩を混ぜて温度を下げるのだが、これがメチャメチャ冷たい。手を洗うと、水がお湯のように感じた。

六甲山牧場、アイスクリーム作り体験

その氷の上で、材料をクルクルと回転させる。

六甲山牧場、アイスクリーム作り体験

すると、あら不思議。アイスクリーム状になっていくのだ。

六甲山牧場、アイスクリーム作り体験

みんなで美味しくいただきました。
 天気がよければ、乗馬などもできてもっと楽しかったのだろうが、こればかりは仕方あるまい。

 そして有馬をバイバイ。荷物を忘れたり、車酔いをしたりとアクシデントもあったが、楽しい旅行になった。また来よう。今度は天気に恵まれますように。

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2013年9月5日木曜日

有馬温泉、東条湖おもちゃ王国、有馬玩具博物館へ行ってきた(中篇)

 波乱の初日を終え、二日目の朝を迎えた。娘も息子も、旅行先でもお利口に寝てくれるようになった。旅行もずいぶん楽になってきたものだ。

◆二日目 東条湖おもちゃ王国◆
 二日目は、この旅行のメインイベントである東条湖おもちゃ王国へ。ホテルから中国道を使って1時間ほどで到着。天気はあいにくの大雨だが、おもちゃ王国は室内施設も充実しているので十分に楽しめるだろうという判断。乗り物には乗れそうにないので、入園券のみを購入した。
 まずは息子のたっての希望で「トミカ・プラレールランド」へ。息子はここへ行きたくて仕方なかったらしい。家ではとても作れない、大きな路線を作った。

東条湖おもちゃ王国、プラレールワールド

 こちらは備え付けのプラレール・ワールド。カッチョイイ。

東条湖おもちゃ王国、プラレールワールド

 この施設に最初に行っておいてよかった。なかなかの人気スポットで、しかも電車や線路に限りがあるので、競争率が高いのだ。混んできたら、電車や線路は取り合いになってしまいそうだ。

 息子は一日中でもここにいたかったようだが、そういうわけにもいかない。続いてはお隣の「ホビー工房つくるんタウン」へ。別料金になるが、ペタペタ焼きやパーラービーズを作ることができる。工作好きの娘は
「やるやる~」
と張り切っている。娘はプリキュアのアイちゃんを、息子はピカチュウを、それぞれ作った。

東条湖おもちゃ王国、ホビー工房つくるんタウン

東条湖おもちゃ王国、ホビー工房つくるんタウン

 次はお昼ご飯。園内のレストラン「パクパク」で食べた。テーマパーク内のレストランにしてはそれほど高くなく、味もまずまず。周りは子どもだらけなので、少々騒ごうがこぼそうが大丈夫なのもありがたい。
 午後は「ダイヤブロック・ワールド」へ。

東条湖おもちゃ王国、ダイヤブロックワールド

ここは「まなびのハウス」や「木のおもちゃ館」と同じ建物内にある。息子はブロックなどそっちのけで、木の電車に張り付いたまま離れない。

東条湖おもちゃ王国、木のおもちゃ館

息子は、よほど電車や乗り物のおもちゃが好きなようだ。一方の娘は、電車には興味を示さず、ブロックやお絵かきなどで遊んでいる。女の子と男の子は、興味を持つものが違うのだなあと、改めて感じた。
 続いて、アクションゲームワールドへ。

東条湖おもちゃ王国、アクションゲームワールド

 野球盤・黒ひげ危機一髪などの家族みんなで楽しめるいろいろな対戦おもちゃが大集合している施設だ。
 まずは金魚すくいゲーム。単純だが、けっこう面白い。

東条湖おもちゃ王国、アクションゲームワールド

 娘はお母さんと黒ひげ危機一髪へ。これも単純だが面白い。大人と子どもが対等に勝負できるのも魅力だ。一方、息子は一人で黙々と金魚をすくい続けている…。

東条湖おもちゃ王国、アクションゲームワールド

3歳児にしてはなかなかの集中力だ。これがよい方向に発揮されれば、大物になれるかもしれない。頑張れ(笑)。
 こちらは、おなじみサッカーゲーム。おい、ちょっと曲がりすぎやで。

東条湖おもちゃ王国、アクションゲームワールド

家族4人で盛り上がった。お母さんが見事なシュートを決めたところで終了。
 外に出ると雨が上がっていたので、メリーゴーラウンドに乗った。

東条湖おもちゃ王国、メリーゴーラウンド

東条湖おもちゃ王国、メリーゴーラウンド

 娘はジェットコースターにも挑戦。

東条湖おもちゃ王国、ジェットコースター

平気な顔で帰ってきた。

 以上で、東条湖おもちゃ王国は終了。天気には恵まれなかったが、存分に楽しんだ。晴れていたら、一日では回りきれないだろう。天気が悪い分、空いていたので、逆に快適だったかもしれない。
 晩ご飯と三日目へ続く。

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有馬温泉、東条湖おもちゃ王国、有馬玩具博物館へ行ってきた(前篇)

 一昨年昨年と、二年続けてパルケエスパーニャに行ったのだが、さすがに三年連続はいいだろうということで、今年は有馬方面に二泊三日の旅に出た。父(私のこと)、母、娘(もうすぐ6歳)、息子(3歳半)の4人旅行。メインイベントは東条湖おもちゃ王国である。

◆初日午前 女子大生との交流(ハート)
 初日、中国道もほとんど混まず、すんなりと有馬温泉に到着。ちょっと早く着きすぎたので、有馬の温泉街をぶらついていると、女子大生二人組に声をかけられた。もちろん足を止める。
「有馬温泉ゆけむり大学」なるイベントが開催中で、神戸近辺の大学生たちが有馬温泉を盛り上げるべく、奮闘しているらしい。その一環として
「大切な人へ感謝の気持ち“ありまとう”を届けませんか?」
ということで、紙にメッセージを書いてくれということらしい。でも
「母ちゃん、いつもありがとう」
なんてことを家族の前で書くのは恥ずかしくてできない。しかし、女子大生の頼みを断るわけにもいかない。そこで、娘に書いてもらうことにした。

有馬温泉,ありまとう,女子大生

 お姉ちゃんが書いたとなれば、息子も黙っていない。

有馬温泉,ありまとう,女子大生

 二人ともよくできました。

◆初日午後 有馬玩具博物館◆
 女子大生と交流を深めた(?)後は、温泉街をぶらつき「ねがいの泉」やゾウさんを見学。

有馬温泉,ゾウの像

このインド風のゾウさんは、何物なのだろうか。
 続いてゾウさんの近くのそば屋で昼食。「全寿庵ごんそば」で韃靼そばを食べた。確かに独特の風味だ。普通のソバも美味いので、両方が食べられる三乗そばがお薦めである。

 昼食後は有馬玩具博物館へ。木のおもちゃやオートマタ(手作りの機械人形)を展示してある博物館で、1Fには見本のおもちゃが並べられており、自由に遊べる。

有馬温泉,玩具博物館

有馬温泉,玩具博物館


子どもたちは、放っておけばいつまでも遊んでいそうだった。
 そうこうしているうちに、申し込んでおいた時計作りの時間になった。「ワクワクさん」(終わってしまいましたが)が大好きな娘はこの工作教室を楽しみにしていたのだが、その期待を裏切らない体験だった。
 一見したところ無愛想だが(失礼)、実は優しいお姉さんが先生。あれこれ指示するのではなく、材料と大まかな作り方だけ説明して、後は子ども(とその親)の好きにさせてくれる。ついつい口うるさく指図してしまう私は、おおいに見習わなければならない。
 作っている様子はこちら。

有馬温泉,玩具博物館,工作教室

有馬温泉,玩具博物館,工作教室

 糸ノコや絵の具を駆使して、見事に完成。

有馬温泉,玩具博物館,工作教室

 可愛いテントウムシの時計ができた。それにしても、娘は写真用の表情を上手に作るのに、男二人は無愛想ですなあ…。

◆さて、くつろぎタイム…のはずが、大事件勃発◆
 先生のお陰もあり、ご機嫌で時計作りを終え、ホテルにチェックイン。夕食までは、くつろぎタイム…のはずだったが、大事件が発生する。
 私が、車に入れておいた荷物を駐車場まで取りに行った。ところが、車に肝心の荷物がない。着替え一式などを入れたボストンバッグが見あたらないのだ。そういえば、車に入れた記憶がない…。
「いや、これは何かの間違いだ。オレも中年になって、記憶力が落ちたよなあ。荷物はすでに部屋にあるに決まってるやん。フハハ」(大汗)
と期待(妄想)しつつ部屋に帰って妻に報告すると
「………。ワタシも記憶にない…」
どうやら大失態をおかしたようだ。海外旅行に行くのにスーツケースを忘れていくようなものだ。こうなればもう
「アハ、、…」
と、二人で力なく笑うしかない。通常ならここで口論となるパターンだが、今回ばかりは暗黙の了解で、夫と妻で一致協力してトラブルを乗り越えることにした。美しい家族愛である(?)。とはいえ、やることはただ一つ。
「買い出し」
だ。タブレットでそれらしき店を検索し(便利な世の中ですなあ)、三田のイオンに突撃。必要なものを買いそろえた。
 タブレットとカーナビという二種の神器(なんやそれ)がなければ、さらに悪戦苦闘していたに違いない。IT社会の恩恵をおおいに受けた。

 買い物を終え、その足で夕食へ。予約時間に遅れて申し訳なかったが、アランチーノというイタリアンレストランへ向かった。食後は車でホテルに帰らなければならないため
「この期に及んで、まだビールを飲めないとは」
と悄然とする私に付き合って、妻もノンアルコールビールを注文してくれた。二人でノンアルコールで乾杯。久々に、妻の優しさが身にしみた。
 さらに、アランチーノの料理が私の心を癒してくれた。サラダと前菜は、ちょっとオシャレな、シンプルだがシャンとした味付け。ゴージャスではないが、手がかかっているのが分かる。

アランチーノ,イタリアンレストラン,岡場

 続いてピザとパスタ。一見、豪快だが、味はしっかりと決まっている。量は多めで
「お腹いっぱいになって帰ってください」
という、店主のメッセージが聞こえるような料理だった。ワインと一緒に味わいたかったなあ…。

 店を後にしてホテルに帰り、大きいお風呂とアルコールで疲れを癒して大波乱の一日目は終了。
 二日目に続く

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2013年9月4日水曜日

書評 柳広司『パラダイス・ロスト』(角川文庫)

 人気スパイサスペンスシリーズ第三弾。今回も、超クールなイケメン(想像)スパイたちが暗躍する。

 いまや柳氏の代名詞ともいえる、D機関シリーズの第三弾。D機関で養成されたイケメンスパイたちが、世界中で諜報活動を繰り広げる。
 時代は日中事変のさなか。今回の舞台は、ドイツに占領されたフランス、シンガポールのラッフルズ・ホテル、日本、そしてアメリカから日本へ向かう豪華客船。世界を股にかけた、スパイたちのシュールな活躍ぶりが堪能できる。

 本作も短編集である。第一話は記憶を失ったスパイが登場。任務中に記憶を失うという、スパイとしては最悪の状況の中でどう立ち回るのか。スパイとしての本能が試される。
 第二話はシンガポールのラッフルズ・ホテルでの殺人事件を扱った短編。いったい誰がスパイなのか。そのスパイはどういうかたちで事件に絡んでいるのか。謎が謎を呼ぶ。
 第三話は、D機関のボスである結城中佐の過去に迫る一作。イギリスの新聞記者が結城の過去を追う。結城中佐の、謎に満ちた半生が明らかに!?
 最後の一話は、前篇と後篇に分かれた、ちょっと長い短編。アメリカから太平洋を渡り日本へ向かう豪華客船。そこで、イギリスのスパイが殺害される。ところが、手を下したのはD機関のスパイではない。出し抜けを食らったD機関のスパイは、自らの正体を隠しつつ、事実を明らかにできるのか。

 こんな短編が収められている。

「殺すな、そして、死ぬな」
という掟を課されたスパイたちの活躍ぶりは、何度読んでも面白い。スパイものにありがちな派手な活動が一切ないのが、本シリーズの特長だ。スパイたちの地味で、知的で、渋くて、クールな活動ぶりが、各話それぞれ斬新な切り口で語られる。
 ひとたび読み始めれば
「地味なスパイの話なんて面白いの?」
という疑問など吹っ飛んでしまうだろう。

 本作に刺激を受けて
「オレもスパイに転職できないか」
と思った私は、マイナビやリクナビで検索してみたのだが、スパイは募集されていなかった。残念。



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2013年8月30日金曜日

2013 札幌2歳S、北九州短距離S オレの予想を聞いてくれよ

 今週は土・日・月と家族旅行に行くのだが、雨予報。あまり激しく降らないようにお願いしたいものだ。競馬も馬場状態を考慮した予想が必要になりそうだ。

 そんな土曜は、函館で札幌2歳S、小倉で北九州短距離Sが行われる。この時期の2歳戦はワケワカメなので、小倉を中心に予想する。
 北九州短距離Sは、昨年調べたように、2007年にオープン特別から準オープンに格下げになったレースだ。なくなるレースはあっても、格下げは珍しい。この屈辱をバネにスターホースを輩出してほしいものだ。

 今年のレースは18頭のフルゲートとなった。
 本命は◎ビキニブロンド。1200 mのスペシャリストで、牝馬なのに調子の波の少ない、堅実に駆ける馬だ。やや重馬場で1-2-0-0の成績を残している。重馬場は経験がないが、得意であることを期待したい。
 推奨穴馬はサザンブレイズ。重馬場はよさそう。

 札幌2歳Sの本命は◎ハイアーレート。前走の勝ちっぷりがよかった。

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2013年8月25日日曜日

書評 蓮見恭子『女騎手』(角川文庫)

 現在のJRAを舞台にした、競馬ミステリー。日本中央競馬会の裏話的うんちくが、これでもかと盛り込まれている。競馬界の裏側を覗いてみたい人にお勧めの一冊。

 JRAのあるレースで、一頭の馬が暴走。あおりを食った騎手が重傷を負う。その夜、その暴走した馬を管理する調教師が、スパナで殴打される。この二つの事件は、関連があるのか、それとも何かの偶然なのか。女性騎手の夏海がその謎を追う。
 話を彩るのが、競馬界の暗部。ヤラズ、名義貸しなどの違法行為から、生産者や調教師の苦境、さらには騎手どうしの生き残りをかけた足の引っ張り合いなど、JRAの暗い面が散りばめられつつ、話は進む。
 真相に近づいていく夏美を待ち受けるのは、苦渋に満ちた結末だった。

 というのが粗筋。競馬界のディープな裏世界をチラ見できる小説だ。ただ、本書はフィクションであり、どこまでが本当の話なのかは分からない。たとえば、騎手にはグループがあって、そのグループに目をつけられた騎手は、レースで邪魔をされてなかなか勝てないとか、預託料を払えなくなった馬主が名義貸しをして乗り切るとか、そんな例が次々に出てくる。
「ホンマにこんな話があるんやろか」
と思いながら読むのが、本書の正しい読み方である(独断)。

 これまで、いろいろな競馬小説を読んできたが、ここまで暴露系というか、オタク系というか、ディープなものは初めてだった。出てくるレースも、ダービーや有馬記念などではなく、「秋月特別」など(ありそうで、実はない)架空の条件戦ばかりだ。オタク心をくすぐる設定である。

 正直、ミステリーとしてはさらなる向上を望みたいが、それを割り引いても、競馬好きには楽しめる一冊だった。



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予想の回顧 2013 キーンランドC、新潟2歳S、エルムS、釜山S

 キーンランドCの本命は◎パドトロワ。好発から先団の外目につける。予定通りの位置取りだ。ところが、4コーナー手前から激しく手が動き始め、直線は失速。14着に終わった。揉まれ弱い馬ではあるが、ここまで惨敗するとは。人気の馬を本命にして惨敗すると、ヘコみますなあ…。

 新潟では新潟2歳S。◎マーブルカテドラルは2番手でレースを進める。それほど速いペースには見えない。シメシメだ。馬なりで直線を向き、残り400 m手前から追い出すと、先頭に立つ。
「よし、そのまま」
と思ったところへ、大外をハープスターが突き抜けていった。それでも2、3着はありそうな手応えだったのだが、最後はドドッとかわされて5着。もう一踏ん張りがきかなかった。残念。

 土曜は函館でエルムS。◎クリールパッションは中団の後方から。予定通りの位置取りか。3コーナーから外をマクっていったが、前が残る流れでは5着まで。もう少しハイペースになると思ったのだが。

 土曜小倉メインは釜山S。◎タイセイシュバリエが抜け出したところを、最内からマーチャンテイマーがスクって差しきった。マークするほうとされるほうの差が出たか。とはいえ、ここは決めてほしかった。

 今週は4戦4敗。他のレースも散々で、新潟の最終が当たって「大」惨敗を免れて惨敗に持っていくのが精一杯だった。トホホ。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...