ラ・フォル・ジュルネびわ湖の一週間後には、敦賀へ行った。
◆5月4日(日)敦賀観光◆
一週間後の5月4日には私の希望で福井県敦賀市に行った。わが家から敦賀まで、電車一本で行けるのだ。
敦賀行きの目的は、採れたてのホタルイカ。いちど、スーパーのものではなく、新鮮なホタルイカを食べてみたかったのだ。ホタルイカといえば富山なのだが、そこまで行くのは無理だ。そこで敦賀で代替しようとしたのだが、これは失敗だった。結論をいうと、敦賀ではホタルイカを食べることができなかった。残念。
朝の8時過ぎに出発。電車に乗ること約1時間半、敦賀駅に到着。
ぐるっと敦賀周遊バスに乗り換えて
「敦賀きらめき温泉 リラ・ポート」を目指す。バスの運転が荒く、娘が酔うという誤算はあったが、何とか無事に到着した。
リラ・ポートとは、プールも併設された温泉施設である。大浴場とプールを両方利用して700円と、料金も良心的だ。まずはプールへ。あまり期待していなかったのだが、泡プールや露天プールなどいろいろな仕掛けがあり、子どもたちはかなり楽しかったようだ。想像以上の大当たりだった。
続いて大浴場へ。大浴場には露天風呂もあり、ちょっとした旅館の大浴場並みだ。それほど混んでいないのもよかった。息子と二人でゆっくりと湯船に浸かることができた。
2階の待合室はこんな感じ。仮眠どころか、爆睡可能な広々とした座敷が自由に使える。風呂→昼寝→風呂なんていう贅沢な時間の使い方もできそうだ。
次は、再び周遊バスに乗り、
日本海さかな街へ。敦賀港直送の魚介が並ぶ鮮魚店をはじめ水産加工の店、昆布、珍味、銘菓の専門店など50数店と海鮮丼・寿司・焼き鯖・特産品の専門店やレストランなど16の飲食店が軒を連ねる巨大海鮮市場である。
周遊バスで、今度は息子が酔った。何とか耐えて無事に到着できたのだが、どうも運転が荒いような…。車に弱い人は要注意である。
いざ到着したら…、何と大混雑。こんなに人気のある施設だとは知らなんだ。1時を回っていたのだが、飲食店はどこも満員。30分ほど待って、ようやく昼食にありつけた。味はまずまずといったところか。ただ値段もそれなりなので、コストパフォーマンスはそれほど高いとはいえないなあ。
昼食後はホタルイカを初めとする鮮魚を買いたかったのだが、最初にも書いたようにホタルイカは不在。ホタルイカだけでなく、地元の魚はほとんどなく、どの鮮魚店も判で押したように同じ品揃え。マグロとサーモンとイクラである。今日は漁が行われなかったのか、それとも午前中に地の魚は売り切れるのか。いずれにしろ、がっかりだった。仕方なくマグロ、サーモン、イクラを買って帰路についた。
その日の夕食は、買ったマグロ、サーモン、イクラなどを使って「にぎり寿司大会」を行った。家族4人のうち、二人がお寿司屋さん役に、二人がお客さん役になり、寿司を握るのだ。楽しくて美味しかったのだが、寿司を握るのは意外に難しかった。4歳の息子が大将役をやったときは、手をペロペロと舐めていた。大将、そんなお寿司はお客さんには出せまへんで…。
敦賀で買ったマグロ(中トロ)、サーモン、イクラはどれも美味しかった。お寿司屋さんごっこも楽しかったし、大満足の晩ご飯だった。
おごと温泉湯元館へ続く。
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