2014年5月24日土曜日

オークス、烏丸S 予想と与太話2014

 今週はオークス。ご存じ、牝馬No.1決定戦だ。
 レースの傾向は掴みづらい。ブエナビスタやシーザリオ、古くはエアグルーヴやベガなど、人気馬が期待に応える年もあれば、昨年のメイショウマンボや3年前のエリンコートのような穴馬が激走するときもある。そのエリンコートが穴を開けたときの1番人気がマルセリーナ。同厩舎ということもあり
「ブエナビスタ級の馬に違いない」
「いったいどこまで強いのか」
と人気を集めたのだが、4着に敗れた。その後も芳しい成績は残せず、オークスでの評価は結果的にはかなりインフレだったことになる。

 レースにいってみたい。
 今年はハープスターが断然の人気を集めている。またしても松田博厩舎だ。さてこの馬はブエナビスタなのかそれともマルセリーナなのか。今回で明らかになるだろう。
 本命は◎ハープスター。ブエナビスタ級の馬になってほしいという期待を込めての◎印だ。ただ、あまりにも人気しすぎの感はある。マルセリーナのように、この先しぼんでしまう可能性も少なくないと思うのだが。
 本命が人気馬なので相手は絞りたい。ヌーヴォレコルトフォーエバーモアが相手本線。
 推奨穴馬はディルガ。オークスの格言は「忘れな草賞を忘れるな」だ。
 サングレアルは短期間で2回目の輸送が心配。評価を下げる。

 京都のメインは烏丸S。オークスの裏番組が条件戦とはちょっと寂しい。
 本命は◎サフランディライト。堅実に走る。

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2014年5月23日金曜日

平安ステークス 予想と与太話2014

 先週の予想の回顧で「来週から開幕も変わるので、ツキも変わることを期待したい」と書いたのだが、何と今週も京都で競馬が行われる。今開催は6週間開催だったのだ。ツキは変わらないということなのか…。ちょっといやな感じだが、それを吹き飛ばすようなホームランを飛ばしたいところ。

 そんな土曜の京都メインは平安S。東海Sと入れ替わりでこの時期に来たのが昨年のこと。その昨年のレースをさっそく本線で的中した。相性のよいレースにしていきたいものだ。
 そういえば今年の春の甲子園は平安高校が優勝した。京都の高校が甲子園で優勝したのは、大昔に京都で高校球児をしていた私の記憶にもない。調べてみると、1956年の夏の大会を平安高校が制して以来のことだそうだ。サイン馬券がお好きな方は、このあたりから狙ってみるのもよいかもしれない。

 レースにいってみたい。
 本命は人気でも◎ナムラビクター。前走、前々走で馬券を取らせてもらった馬だし、今回も本命に据えない理由が思い当たらない。しいて重箱の隅をつつけば、京都が久々なことくらいか。ここはGIへの通過点にしてほしい。
 推奨穴馬はソロルドコフクカゼ。両馬とも前走の敗戦だけで評価が下がりすぎていないか。

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2014年5月20日火曜日

娘(小1)と息子(4歳)を連れて海遊館へ行ってきた

 会社が入っている健康保険組合で、海遊館のチケットが無料でもらえるというイベントがあったので行ってきた。
 わが家は滋賀県なので、海遊館まで4本の電車を乗り継いで約2時間。かなり遠いが、京都-大阪間の電車(新快速)で座れたのはラッキーだった。


 ようやく到着。子どもたちは2時間程度の移動ではへこたれることもなく、娘(小1)も息子(4歳)もやる気満々だ。二人ともずいぶん体力がついてきた。親のほうが先にダウンするようになるのも時間の問題かもしれない。


 好天の日曜日ということもあり、館内はかなりの混雑。ただ、全く魚を見られないほどではなかった。子どもたちは空いた隙間にスッと入っていき、うまいこと水槽の前をキープしていた。子どもだから許される技か。


 カワウソ、カピバラ、ペンギン、イルカなど、かわいい魚や哺乳類がたくさん。カピバラの大きさにはちょっとビックリした。

 その後も、カラフルな魚、美味しそうな魚、ちょっと怖い魚などが登場し、子どもたちも大喜び。最後はクラゲコーナーで終了である。なかでも特に美味しそうに見えたのは、これ。


アオリイカである。いつもはいないのだが、特別展示中だったらしい。
 最後に「体感・熱帯雨林」という企画展示もやっていたのだが、体力がもたず、パスした。ナマケモノが見られるなど面白そうだったのだが、仕方ない。

 後で調べると、入館料はけっこう高い。それを無償で与えてくれるのだから、健康保険組合も大盤振る舞いだなあ。こんなことにお金を使うなら保険料を下げ…いえ何でもありません。

 唯一の失敗は、ジンベイザメを見逃したことだ…。上下に長い(深い)「太平洋」の水槽のどこかにいたのだが、見逃してしまったらしい。ただ、いま太平洋のページを見てみると、ジンベイザメがいない。もしかすると、昨日は展示されていなかったのかもしれない。

 海遊館を出た後は、お昼を食べて大道芸を見て帰路に。子どもはもちろん、大人も大満足だった。

 私自身は約20年ぶり、2回目の海遊館だった。当時は開業して間もない時期であり、お隣のサントリーミュージアムも絶賛営業中だった。海遊館は最先端の水族館というふれこみで、海中トンネルや大型水槽などは、当時としては画期的だったという記憶がある。その後、同じコンセプトの水族館が各地にできたが、いまだに人気施設なのは何だか嬉しい。
 ただ、20年前に誰と行ったのかよく覚えていない。覚えていないということは、おそらくデートではなかったのだろう。それとも、ひどいフラれ方をして、記憶から抹消されているのだろうか…? うーん、思い出せん。何だか気持ち悪いなあ。

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2014年5月18日日曜日

予想の回顧 ヴィクトリアマイル、京王杯スプリングC、都大路S 2014

 ヴィクトリアMの本命は◎スマートレイアー。懸案のスタートを決めると、中団に待機し、持ったままで4コーナーへ。ここから前走、前々走と同じ脚を使えば圧勝だ。残り400 mで先頭を射程圏に捉える。
「よし、もらった」
と、もう勝ったつもりでいたのだが、そこからジリジリになり、8着に沈んだ。左回りがよくないのか、馬群の外に出さないと伸びないのか。スタートの悪い馬がスタートを決めると、逆にリズムを崩す場合がある。先週(サトノルパンが本命)も同じことを書いた。そういえば両馬とも武豊騎手だ。スタートが上手なことがあだになったか。
 勝ったのはヴィルシーナ。ハナを叩いたのにも驚いたが、まさかそのまま逃げ切るとは。それほど前有利の流れでもなかっただけに、恵まれた勝利ではないだろう。逃げたのがよかったのかもしれない。

 京王杯SCは◎クラレントが本命。前につけ、直線は内に潜り込むといういつもの競馬。ジリジリ伸びたのだが、前のレッドスパーダを捉まえきれず惜しくも2着。馬券は単勝で勝負していたため、ハズレ。
 勝ったレッドスパーダには驚いた。展開に恵まれた面はあったにしろ、見事な復活。揉まれなければこれくらいは走るということか。

 都大路Sは◎ディサイファが中団から鋭く追い込んだが、グランデッツァに5馬身差の2着。グランデッツァの日本レコード更新の大復活劇には驚いた。思えば皐月賞、ダービーでともに本命に推した馬だ。鞍上が秋山騎手だったことも嬉しい。
 馬券はグランデッツァを押さえておらず、ハズレ。グランデッツァが出走していることに気づいていなかった。馬柱はよく見ないと…。

 今週は3戦0勝の惨敗。今開催はサッパリだった。来週から開幕も変わるので、ツキも変わることを期待したい。

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2014年5月17日土曜日

ヴィクトリアマイル 予想と与太話2014

 今週はヴィクトリアマイル。ついこの前できたGIだと思っていたら、今回でもう9回目。早いものだ。ところで「ヴィクトリア」とはどういう意味なのだろうか。ヴィクトリア朝は関係なさそうな…。ということで、昨日に続いてJRAの特別レース名解説で調べてみると。

競走名のヴィクトリア(Victoria)は、ローマ神話に登場する勝利の女神のこと。

だそうだ。知りませなんだ。勉強になりました。

 レースにいってみたい。
 1番人気は9回のうち5回で連対しているからまずまず頑張っているのだが、ヒモがよく荒れる。また、連対した5回のうち4回はウオッカとブエナビスタが2回ずつ。このレベルの馬でないと人気に応えるのは難しいということなのだろうか。

 今年は面白いメンバー構成になった。昨年と一昨年の覇者、昨年の最優秀3歳牝馬、登り馬、前走でGIで1番人気の馬など、どこからでも狙えそうだ。
 本命は◎スマートレイアー。1番人気になりそうだが、その期待に応えられるだけの馬だと見た。前走と前々走が圧巻の内容。出遅れも何のその、豪快に差しきった。着外の2走がいずれも左回りなのは少し気がかりだが、東京は勝鞍もあるし、問題ないということにしておきたい。
 相手は8枠の2頭。馬券でたびたびお世話になっている馬が同じ枠に入った。フーラブライドウリウリは厚く押さえたい。
 推奨穴馬はエクセラントカーヴ。前走だけで評価が下がりすぎていないか。

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2014年5月16日金曜日

京王杯スプリングC、都大路S 予想と与太話2014

 もう5月も半分が終わった。早すぎる…。娘、息子とも、五月病とは無縁で、楽しく小学校と保育園に通ってくれるのはありがたい。
 来週はオークス、再来週はダービーと、競馬界が最も盛り上がる時期だ。その前に、資金を調達したいところ。

 そんな土曜の京都メインは都大路S。都大路とは京都の大通りを指す言葉だが「都大路通り」という名前の大通りがあるわけではない。京都の大通り一般を指す言葉だ。確認のため、久しぶりにJRAの特別レース名解説を見てみると

都大路は、京都市内を縦横に走る通りの総称。都の大通り、都の幅広い主要な道路のこと。京都は碁盤の目状に区別された平安京を基に発達した町で、現在でも三条通、四条通といった当時を偲ばせる呼び名の通りが残っている。

ということらしい。

 レースにいってみたい。近走でオープンクラスで好走した馬がほとんどおらず、登り馬にもチャンスがありそうだ。
 このメンバーなら◎ディサイファが抜けている。昨秋に1600万クラスを卒業すると、三走前はGIIIで0.1秒差、二走前もGIIIで0.2秒差、前走は明日のGIでおそらく1番人気になるであろうスマートレイアーから0.2秒差の2着。惜しい競馬が続いているが、相手に恵まれたここは鬱憤を晴らしてほしい。
 推奨穴馬はシャトーブランシュ。前走以外はそれほど大きく負けていない。

 東京では京王杯SC。本命は◎クラレント、対抗は○コパノリチャード。近年荒れ気味なのは気になるが、今年はこの2頭が抜けている。

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2014年5月12日月曜日

書評 東野圭吾『新参者』(講談社文庫)

下町情緒あふれる連作ミステリー


 東京の人形町を舞台にした、加賀刑事物の連作集。人形町のアパートで、中年女性が殺害される。その殺人事件を巡る短編が九話収められており、読み進めていくにつれて事件の真相が徐々に明らかになっていく。
 1~5章は、煎餅屋、料亭、瀬戸物屋、時計屋、洋菓子屋という、人形町の店が舞台。下町情緒あふれる小話を読んでいくと、殺人事件の輪郭が浮かび上がっていく。相変わらずお見事。
 後半の6~9章は、いわば解決編。加賀刑事が事件の核心に迫る。

 得意のどんでん返しこそないが、人間味にあふれた下町の様子にしみじみとさせられる。加賀刑事物の真骨頂だ。初めてでも楽しめるが、加賀刑事物をいくつか読んでいると、さらに味わいがアップすること間違いなし。
 また加賀刑事の描写が、阿部寛を意識したものになっているところにはニヤッとしてしまった。東野氏はこういうところもうまいなあ。

 本書は妻が買ってきたのだが
「しんざんしゃ、しんざんしゃ」
と連呼していたので、最初は何の本のことやらさっぱり分からなかった。指摘すると逆ギレされそうなので、そのまま放置しているのだが、教えてあげるほうがよいのだろうか…。



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 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は52歳。  2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆  土曜に、福知山マラソンを走ってきた。果たして結果はいかに。キロ...