2014年6月1日日曜日

【予想の回顧】ダービー、目黒記念、安土城S、朱雀S、欅S(2014)

 ダービーの本命は◎トゥザワールド。普通にスタートを切ったように見えたのだが、下げて後方へ。馬群の外を回る。なんでやねん。先行集団の内につけてほしかった。
 対照的にワンアンドオンリー、イスラボニータ、トーセンスターダムの有力馬が先行集団を形成。なぜここにトゥザワールドがいないのか…。
 3コーナー過ぎに、逃げたエキマエが故障で後退。押し出されるように先頭に立ったのは何とトーセンスターダム。ところがこれも直線半ばで内に刺さってラチに激突して失速。ここで先頭に出たイスラボニータに襲いかかったのがワンアンドオンリー。先行策から押し切って、見事にビッグタイトルを手にした。ここ一番でノリマジックが炸裂。前に行くと教えてくれていれば本命にしたのに…。横山典騎手にも橋口調教師にも涙はなく、満面の笑顔だったのが印象に残った。
 4コーナーを先行集団にいた馬が1~4着を占めたように、今年も内を通った先行馬が上位を占めた。トゥザワールド向きの展開になると思ったのだが、後方から外を回しては5着が精一杯。不完全燃焼だった。序盤の位置取りが悔やまれる。

 目黒記念は◎ラブリーデイが持ったままで残り400 mで先頭に立つ。満を持して追い出して突き放して完勝…のはずだったのだが、ジリジリとしか伸びず、最後はドドッとかわされて5着に沈んだ。それほど速いペースにも思えなかったが…。

 安土城Sは◎レッドアリオンが直線で失速し、9着に惨敗。気分屋なのか、たまにこういうレースがある。

 土曜の京都メインは朱雀S。
 本命◎シェルビーは単勝1倍台の断然人気。道中は後方の内目で待機。直線入り口で外の進路を探ったが開かず、内を突く。ラチ沿いをグイグイ伸びてフォーチュンスターをいったんはかわしたように見えたが、最後は競り負けてアタマ差の2着。外に出せていれば突き抜けていたかも。
 馬券は1着のフォーチュンスターを蹴飛ばしており、ハズレ。

 東京では欅S。
 本命◎ワイドバッハは後方から。4コーナーでも後方3番手だったが、そこから大外に出すと最速の上がりで2着に突っ込んだ。差しの決まる展開なら重賞でもやれそうだ。
 馬券は安かったが馬連をとった。

 今週は5戦1勝で、1勝も本命サイドの馬券。来週からは開催も変わることだし、巻き返したい。

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2014年5月31日土曜日

【予想と与太話】ダービー、目黒記念、安土城S(2014)~展開が鍵を握る今年のダービー~

 さあ、今週はダービー。競馬界の盆と言えばいいのか、正月と言えばいいのか。ともかく、競馬カレンダーの節目となる日がやってきた。

 JRAのCM(今年のCMの主旨はよく分からないが…)で取り上げられたのはディープインパクト。強い勝ちっぷりだった。ダービーには、やはり大外一気が似合う…のだが、忘れてはいけないのが、2着のインティライミ。CMにも内ラチ沿いで粘っている姿が映っている。実は、ダービーは案外、前の馬が残るのだ。
 イメージ的には大外一気なのだが、ここ10年でそういう勝ち方をしたのは上記のディープインパクト、ディープスカイ、キズナ程度ではないだろうか。ウオッカもオルフェーヴルも、大外ではなく馬群を抜けてきた(間違ってたらすみません)。
 また、前に行ったアサクサキングスが穴を開けたように、4コーナー3番手以内の馬が、ほぼ毎年馬券に絡んでいる。昨年の3着馬アポロソニックも4コーナーを真っ先に回った馬だ。

 このように、イメージとは裏腹に、前に行ける馬や内から抜け出してこれる馬が有利なのだ。特に今年はどの馬が逃げるかも分からず、かなりのスローが見込まれる。
 それをふまえて、本命は◎トゥザワールド。スッと前につけて速い上がりを使えるこの馬向きの流れになると見た。いい枠も引いた。
 他の有力馬に触れておきたい。レッドリヴェールは力の比較が難しい。バウンスシャッセをを物差しにすると、皐月賞11着→オークス3着だから、牝馬のレベルはそれほど高くないことになる。ところがハープスターを物差しにすれば、これに新潟2歳Sで完敗したイスラボニータが皐月賞を制したのだから、ハープスターと接戦してきた馬なら十分通用することになる。怖いが、外枠でもあり評価を下げる。
 イスラボニータは、距離も心配だが外枠が痛い。ワンアンドオンリートーセンスターダムは流れが向きそうにない。ワンアンドオンリーは内をズバッと抜けてくる可能性があるかもしれないが、トーセンスターダムはかなり厳しそう。

 推奨穴馬はウインフルブルーム…のはずだったのだが、無念の回避。本命に推すことも考えていただけに、残念だ。代わりに挙げたいのがサウンズオブアース。内で死んだふりをして、うまく進路が開けば怖い。

 目黒記念は人気でも◎ラブリーデイ

 京都のメインは安土城S。ダービーの裏番組が安土城って…もう少し何とかならんのか。
 本命は◎レッドアリオン。前々走の惨敗の原因が不明だが、前走はまずまず走った。オープン特別の今回はもうひと押し。

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2014年5月30日金曜日

【予想と与太話2014】朱雀S、欅S~ダービー前日がこれでいいのか~

 今週は久しぶりに東京方面に出張があり、数年ぶりに友人と会った。会っている本人たちはあまり変わらないのだが、子どもができたり、引っ越したり、周辺事情はめまぐるしく変わっていく。
「時が経つのが早くて仕方がない」
という意見で一致。次に会うのはいつになるだろうか。

 そんな土曜の京都メインは朱雀S、東京メインは欅Sである。ダービー前日にしては、えらく寂しい。朱雀Sにも欅Sにも罪があるわけではないのだが、ダービーウィークをもっと華やかに盛り上げられないものだろうか。ダービー前日のワクワク感を刺激するようなレース名をつけてほしいものだ。
「ダービー・イヴ ステークス」
なんてどうだろうか。なかなかオシャレでいい感じだ(自画自賛)。

 レースにいってみたい。
 朱雀Sは芝1400 mの準オープン戦。昨年、一昨年も、ダービー前日のメインレースだったようだ。ハンデ戦だったのが今年から定量戦になり、今回は好メンバーが揃った印象。
 本命は◎シェルビー。人気しそうだが、安定感を買う。もう順番。
 推奨穴馬は◎と同枠のロンド。着順ほど負けていない。もう一頭挙げるならニシノカチヅクシ。前々走は◎とアタマ差。

 欅Sは◎ワイドバッハ。展開が向いてほしい。

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2014年5月25日日曜日

予想の回顧 オークス、烏丸S、平安S 2014

オークスの本命は人気の◎ハープスター。五分のスタートから、定位置の後方へ。4コーナー手前から仕掛けはじめ、予定通り大外へ。ところが、期待されたような爆発的な末脚は発揮できず、クビ差の2着まで。
 まあ、こんなもんだろう。前走の桜花賞も、勝ちっぷりこそ劇的だったが3着までの着差はクビ、3/4馬身だったのだから辛勝の部類だ。ちょっと期待が大きすぎた。桜花賞とチューリップ賞の回顧でも書いたのだが、後方一気の脚質では厳しい。おそらく秋は(ブエナビスタと同じく)脚質転換を図ることになるだろう。
 勝ったのはヌーヴォレコルト。中団で折り合いをつけ、直線半ばで一気に抜け出して後続の追い上げをしのぎきった。距離適性と自在性のある脚質で桜花賞の借りを返した。展開などに恵まれた印象はない。同じメンバーで何回走っても、半分はこの馬が勝つのではないか。
 馬券は安かったが馬連を本線で取った。最後は◎ハープスターが3着馬をよくかわしてくれた。お疲れ様でした。

 京都のメインは烏丸S。
 本命◎サフランディライトは3、4番手。持ったままで4コーナーを回り、直線では内を突いたがジリジリとしか伸びず、4着まで。切れる馬ではないだけに、もう少し早めに仕掛けたかったのだろうが、4コーナーまでは馬群に包まれていたのでそれもできなかったか。

 土曜の京都メインは平安S。
 ◎ナムラビクターは前走同様3コーナー手前からジワジワ仕掛けていくが、前はかわせず、後ろには差されて5着。京都は合わないのか。

 今週は3戦1勝。1勝も本命馬券だが、GIを本線で取ったということでよしとしておきたい。

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2014年5月24日土曜日

オークス、烏丸S 予想と与太話2014

 今週はオークス。ご存じ、牝馬No.1決定戦だ。
 レースの傾向は掴みづらい。ブエナビスタやシーザリオ、古くはエアグルーヴやベガなど、人気馬が期待に応える年もあれば、昨年のメイショウマンボや3年前のエリンコートのような穴馬が激走するときもある。そのエリンコートが穴を開けたときの1番人気がマルセリーナ。同厩舎ということもあり
「ブエナビスタ級の馬に違いない」
「いったいどこまで強いのか」
と人気を集めたのだが、4着に敗れた。その後も芳しい成績は残せず、オークスでの評価は結果的にはかなりインフレだったことになる。

 レースにいってみたい。
 今年はハープスターが断然の人気を集めている。またしても松田博厩舎だ。さてこの馬はブエナビスタなのかそれともマルセリーナなのか。今回で明らかになるだろう。
 本命は◎ハープスター。ブエナビスタ級の馬になってほしいという期待を込めての◎印だ。ただ、あまりにも人気しすぎの感はある。マルセリーナのように、この先しぼんでしまう可能性も少なくないと思うのだが。
 本命が人気馬なので相手は絞りたい。ヌーヴォレコルトフォーエバーモアが相手本線。
 推奨穴馬はディルガ。オークスの格言は「忘れな草賞を忘れるな」だ。
 サングレアルは短期間で2回目の輸送が心配。評価を下げる。

 京都のメインは烏丸S。オークスの裏番組が条件戦とはちょっと寂しい。
 本命は◎サフランディライト。堅実に走る。

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2014年5月23日金曜日

平安ステークス 予想と与太話2014

 先週の予想の回顧で「来週から開幕も変わるので、ツキも変わることを期待したい」と書いたのだが、何と今週も京都で競馬が行われる。今開催は6週間開催だったのだ。ツキは変わらないということなのか…。ちょっといやな感じだが、それを吹き飛ばすようなホームランを飛ばしたいところ。

 そんな土曜の京都メインは平安S。東海Sと入れ替わりでこの時期に来たのが昨年のこと。その昨年のレースをさっそく本線で的中した。相性のよいレースにしていきたいものだ。
 そういえば今年の春の甲子園は平安高校が優勝した。京都の高校が甲子園で優勝したのは、大昔に京都で高校球児をしていた私の記憶にもない。調べてみると、1956年の夏の大会を平安高校が制して以来のことだそうだ。サイン馬券がお好きな方は、このあたりから狙ってみるのもよいかもしれない。

 レースにいってみたい。
 本命は人気でも◎ナムラビクター。前走、前々走で馬券を取らせてもらった馬だし、今回も本命に据えない理由が思い当たらない。しいて重箱の隅をつつけば、京都が久々なことくらいか。ここはGIへの通過点にしてほしい。
 推奨穴馬はソロルドコフクカゼ。両馬とも前走の敗戦だけで評価が下がりすぎていないか。

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2014年5月20日火曜日

娘(小1)と息子(4歳)を連れて海遊館へ行ってきた

 会社が入っている健康保険組合で、海遊館のチケットが無料でもらえるというイベントがあったので行ってきた。
 わが家は滋賀県なので、海遊館まで4本の電車を乗り継いで約2時間。かなり遠いが、京都-大阪間の電車(新快速)で座れたのはラッキーだった。


 ようやく到着。子どもたちは2時間程度の移動ではへこたれることもなく、娘(小1)も息子(4歳)もやる気満々だ。二人ともずいぶん体力がついてきた。親のほうが先にダウンするようになるのも時間の問題かもしれない。


 好天の日曜日ということもあり、館内はかなりの混雑。ただ、全く魚を見られないほどではなかった。子どもたちは空いた隙間にスッと入っていき、うまいこと水槽の前をキープしていた。子どもだから許される技か。


 カワウソ、カピバラ、ペンギン、イルカなど、かわいい魚や哺乳類がたくさん。カピバラの大きさにはちょっとビックリした。

 その後も、カラフルな魚、美味しそうな魚、ちょっと怖い魚などが登場し、子どもたちも大喜び。最後はクラゲコーナーで終了である。なかでも特に美味しそうに見えたのは、これ。


アオリイカである。いつもはいないのだが、特別展示中だったらしい。
 最後に「体感・熱帯雨林」という企画展示もやっていたのだが、体力がもたず、パスした。ナマケモノが見られるなど面白そうだったのだが、仕方ない。

 後で調べると、入館料はけっこう高い。それを無償で与えてくれるのだから、健康保険組合も大盤振る舞いだなあ。こんなことにお金を使うなら保険料を下げ…いえ何でもありません。

 唯一の失敗は、ジンベイザメを見逃したことだ…。上下に長い(深い)「太平洋」の水槽のどこかにいたのだが、見逃してしまったらしい。ただ、いま太平洋のページを見てみると、ジンベイザメがいない。もしかすると、昨日は展示されていなかったのかもしれない。

 海遊館を出た後は、お昼を食べて大道芸を見て帰路に。子どもはもちろん、大人も大満足だった。

 私自身は約20年ぶり、2回目の海遊館だった。当時は開業して間もない時期であり、お隣のサントリーミュージアムも絶賛営業中だった。海遊館は最先端の水族館というふれこみで、海中トンネルや大型水槽などは、当時としては画期的だったという記憶がある。その後、同じコンセプトの水族館が各地にできたが、いまだに人気施設なのは何だか嬉しい。
 ただ、20年前に誰と行ったのかよく覚えていない。覚えていないということは、おそらくデートではなかったのだろう。それとも、ひどいフラれ方をして、記憶から抹消されているのだろうか…? うーん、思い出せん。何だか気持ち悪いなあ。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...