2016年4月23日土曜日

【中央競馬予想と与太話】マイラーズC、フローラS(2016)~予言はハズレ~

 今週は京都でマイラーズカップが、東京でフローラステークスが行われる。

 マイラーズCは京都に移ってから今回で5回目。そろそろ傾向も出るころだ。京都に移ったときに私が予言したのは
「京都金杯組との結びつきが強くなるのでは」
ということ。いざ検証してみると…結果は微妙。過去4年間の1~3着馬の全12頭のうち、その年の京都金杯を使っていた馬は4頭。しかも4頭中2頭は、このレースで3着の馬。どうも、私の予言は外れたといってよさそうだ…。

 レースにいってみたい。
 この時期のGII戦にしては、メンバーが軽い印象。それなら◎フィエロが断然か。昨年、一昨年のマイルCSで連続2着の実績は、ここでは1枚も2枚も上。重賞未勝利という不名誉な看板を下ろす大チャンスだ。デムーロの騎乗停止は痛いが、普段調教をつけている鮫島良太騎手に手綱が回ってきた。またとない好機を生かせるか。
 推奨穴馬はアルバートドッグ。前走はスタートで挟まれたもので、度外視できる。

 フローラSは◎ゲッカコウが本命。前で立ち回りたい。

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2016年4月22日金曜日

【中央競馬予想と与太話】彦根S、福島牝馬S(2016)~5年ぶりの抜擢~

 まさに春満開の気持ちのよい週末になりそうだ。
 競馬も京都・東京開催がスタート。大レースも迫ってきたが、今週はGIはお休みである。

 そんな土曜の京都メインは彦根ステークス。一方、福島では福島牝馬ステークスが行われる。
 彦根Sは、過去4年は7日目の10Rに組まれており、5年ぶりのメイン復帰となる。では昨年のメインレースは何だったのだろうと思って調べてみると、ここ数年は錦ステークスがメインだった。今年はこの二つのレースの日程が入れ替わったようだ。両方とも芝の準オープン戦。何か入れ替える理由があったのだろうか。

 彦根と言えば、彦根城とひこにゃんで有名な滋賀県の都市だ。伝統のある都市であり、大津よりも彦根のほうが県庁所在地にふさわしいという声が根強く残っている。江戸幕府の重鎮である井伊家の本拠地であったため、明治政府がこちらを県庁所在地にすることを嫌ったのだとか。

 レースにいってみたい。
 芝1200 mの準オープン戦。フルゲートの18頭が揃った。
 本命は◎オウノミチ。開幕週の京都の芝レースは、前に行く馬を狙うのが定石。1200 mならなおさらだ。前走は昇級初戦で0.1秒差の4着と、あわやの場面を作った。直線平坦の京都ならさらに。
 推奨穴馬はヴィクタープライム。ここ2走は差のない競馬をしている。

 福島牝馬Sは◎リーサルウェポンが本命。ここ2走が二桁着順だが、時計的にはそれほど負けていない。3走前だけ走れば好勝負。

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2016年4月20日水曜日

【書評】伊藤計劃・円城塔『屍者の帝国』(河出文庫)

伊藤氏と円城氏の個性がぶつかり合う、異色のコラボ作品


 伊藤氏の未完の遺作を、円城氏が書き継いで完結させた、異例のかたちのコラボ作品。どこまでを伊藤氏が書き、どこからを円城氏が引き継いだのかは知らないが、それぞれの個性がよく出ているにもかかわらず、破綻せずに一つの物語として完結している。

 舞台設定は分かりやすい。死者に魂をインストールして「屍者」として蘇らせる手法が確立することに成功した、近世のイギリスが舞台。人間と非人間の境目、生と死の境目を、違和感なく物語の主軸に据える舞台設定のうまさは、伊藤氏によるものだろう。
 中盤以降は、「屍者」の秘密に迫る冒険譚。屍者とはいったい何なのか、人なのか人ではないのか。屍者を追うことにより「生きているとはどういう状態なのか」をえぐり出す。難解だがなぜか惹きつけられる描写の連続は、円城氏の筆致だ。
 現在日本SF界の二大巨頭の世界観をいちどに楽しめる、一粒で二度美味しい(古い…)作品だ。




屍者の帝国 [ 伊藤計劃 ]
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2016年4月19日火曜日

新小学3年生と新年長組の子どもの様子【2016年度が始まった】

 4月も、はや半分を過ぎた。子どもたちの新年度の様子を書いておこうと思う。

【新3年生の娘】
 娘は小学3年生になった。クラス替えがあったのだが、なんと担任は2年生のときと同じ先生。親としては、どんな先生か分かっているので「ヘンな先生だったらどうしよう」という心配はしなくてすんだ。しかし娘は「ちょっとがっかり」だったらしい。そりゃそうだよな…。

 4月からは児童クラブ(学童保育)をやめ、その代わりに塾に入った。塾の授業は週1回なのだが、自習にはいつ行ってもよいのだという。家でずっと留守番させておくのも何なので、児童クラブ替わりに利用させてもらおうという魂胆だ。
 しかし娘は友達と遊ぶほうが楽しいらしく、まだ自習に行ったことがない。それなら、塾なんて入らなくてもよかったような気が…。

 ピアノはついにバイエルを卒業して、次の段階に入った。プール教室もベネッセのチャレンジもよく頑張っている。順調な新年度のスタートと言ってよいだろう。

梅の木の下でチーズ

【新年長組の息子】
 一方、息子は保育園の年長組に昇級した。今年から年長組が2クラスに増えたため、新築のまっさらな教室を使っているそうだ。「新しい教室でラッキーやな」というと
「そうやねん。でも、さっそく鼻血で汚れてたで」
との報告…。まあ、保育園の様子をいろいろ正確に報告できるようになってきたのはよいことだ。
 また、保育園で行うスポーツクラブにも入会した(もちろん月謝が必要)。夕方に体操の先生が保育園に来て、希望者に体操を教えてくれる。これが楽しみで仕方ないらしい。

 息子は4月生まれなのでそろそろ誕生日。先日はひと足早く焼き肉で誕生祝いをし、プレゼントも買った。息子が選んだプレゼントは、仮面ライダーゴーストのアイコン。アイコンとは変身のための道具で、過去の偉人の魂が封じ込められているという設定。グリム、卑弥呼、三蔵の3点セットを買った。さっそくガンバライジング(ゲーム)でアイコンを使い、満足したようだ。

アイコン3点セット

 そして、褒めてやりたいのが毎日のドリル。いろいろ経緯があって「毎日少しでもいいからドリルをしよう」ということになった。当初はグズグズしてやらなかったり、やりはじめてもノロノロでなかなか終わらなかったりしたのだが、最近は夕食後にササッと済ませられるようになった。やろうと決めたことを実行しているのは偉い。

【お小遣い制】
 娘、息子とも、4月からお小遣い制にした。息子の
「あれ買って~」「これ買って~」(ほとんどがキャラクター関連)
「今日はゲームしていい?」
などの要求がエスカレートしてきていることが理由の一つだ。当然、そんな要求はほとんど即却下である。しかしたまにはガシャポンくらいやってもよいのだが、何の理由もなくOKするのはよくなかろう。そこで、ちょっと早いかなと思いつつ、お小遣い制を導入した。
 娘は月に500円、息子は月に300円。少し多いようにも感じるが、今までゲームやカードにこれ以上の金額を使っていたことを考えると、減額とも言えるだろう。
 ちなみに、娘はため込む(使えない)性格で、まだ1円も使っていない。一方、息子は使いたくて仕方ないのだが、「少しは我慢しなさい」と怒られてウズウズしている状態。4/19現在、使ったのはまだ100円だけ。両極端で面白い。
 浪費はもちろん困るが、かといって全く使わないのもこれまたちと困る。お金の使い方は難しい。

仲良く工作

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2016年4月17日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年4月16・17日~ナッツを見て驚く子どもたち~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 4月16日(土) 
夜は妻と娘は外食。息子と二人の晩ご飯だった。

◆昼ご飯◆
 本日は娘と二人で買い物に。娘が選んだ本日の魚はカマス。3匹を開いてもらった。今が旬なのか、塩焼きが美味しかった。ただ、カマスは開くよりも、丸のまま焼くほうが食べやすいように思った。
 ところで、買い物のときにスーパーの魚屋さんに「今日は僕ちゃんは?」と、息子のことを聞かれた(笑)。いつの間にか、覚えてもらっていたようだ。
 他は、サラダ、中華風スープ、ネバ三、煮豆、白ご飯。

カマスとネバ三丼

◆晩ご飯◆
 妻と娘は、ママ友の集まりで外食。息子も行くはずだったのだが、風邪を引いたのでやむなく欠席した。可哀想だったので、息子の食べたいものを聞いてみたところ「オムライス」という返事が。ネギ好きの息子のために、ケチャップライスにも卵にもネギを入れた、ネギスペシャルオムライスを作った。モリモリ完食。
 他は、サバ缶のみそ煮、サラダ、中華風スープ。サバ缶のみそ煮は「みんなのきょうの料理」のレシピ。簡単で栄養満点のお勧めメニューだ。息子はサバの骨に苦戦したが「ネギは美味しい」とのコメント。

みんなのきょうの料理 さば缶とねぎのみそ煮

 4月17日(日) 

◆昼ご飯◆
 メインは鶏むねカシューナッツ炒め。今回もみんなのきょうの料理のレシピから。ピーマンの変わりにキュウリを使ってこりこり感を出した。子どもたちはナッツとキュウリが炒め物に入っているのを見て
「ええ~!?」
と驚いたが、モリモリと完食。甘辛い味付けが気に入ったようだ。
 他はサラダ、中華風スープ、煮豆、ご飯。

鶏むねカシューナッツ炒め

みんなのきょうの料理 鶏むねカシューナッツ炒め

◆晩ご飯◆
 メインは前回大好評だったハンガリー料理「Rakott krumpli」。ジャガイモ、ゆで卵、豚ミンチを重ねてサワークリームで閉じ、トマトとチーズを乗せてオーブンで焼く、グラタン風の料理だ。今回はヨーグルトが多かったのか、ちょっと水っぽくなってしまったが、気にせずモリモリと完食。
 他は、焼きコロッケ、サラダ、中華風スープ、ネバ三。コロッケは明日のお弁当分も。

Rakott krumpli。息子だけネギ入り

焼きコロッケ

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【中央競馬予想の回顧】皐月賞、アンタレスS、中山GJ(2016)

 今週は皐月賞。雨で馬場の悪化が予想されたが、朝から良馬場。すごいぞ日本の競馬場。◎マカヒキには好都合だ。
 レースは意外に速いペースで流れ、マカヒキは後方2番手。ここまで後ろとは思っていなかった。3、4コーナーでの加速も、前走ほどの迫力がないような。しかし、直線ではさすがの切れ味を見せ、最速の上がりで2着まで浮上した。強さは見せたが、もう一頭前にいたということか。
 勝ったのはマカヒキの一歩前でレースを進め、先に抜け出したディーマジェスティ。8番人気とは盲点だった。大外枠を引いた時点で馬券から外したのだが、恐れ入りました。
 馬券はハズレ。

 土曜は京都でアンタレスS。
 ◎アウォーディーは中団の外を追走。3コーナー過ぎから徐々に仕掛けて、前を射程圏に。前にいたアスカノロマンの手応えがよく
「これは、残られるかも」
と危惧したが、追い出すとグイッと伸びて半馬身差をつけてゴール。着差以上の完勝だった。今回は出たなりの競馬だったが、ポジションを取りに行けるようになれば鬼に金棒か。まだまだ伸びしろがありそうだ。
 馬券は珍しく3連単で勝負したが、3着のサージェントバッジが抜けており、ハズレ。

 中山では中山GJ。
 ◎サナシオンは予定通りハナを切ったが、前走のような軽快さはなく、抑えながらの逃げ。終始ブライトボーイにプレッシャーをかけられながらの競馬だったが、最終の3コーナーでこれを突き放した。
 そこにやってきたのがオジュウチョウサン。3番手で前の2頭を見ながら、虎視眈々と追走していた馬だ。最後はオジュウチョウサンが外をグイグイ伸びて見事に優勝。スタミナが明暗を分けたように見えた。
 馬券はサナシオン頭の3連単で買っていたため、これまたハズレ。

 今週は3戦3敗。本命馬は1-2-0-0なのに的中レースがゼロとは…。馬券は難しい。

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2016年4月16日土曜日

【中央競馬予想と与太話】皐月賞(2016)~ついに15年~

 今週は皐月賞。皐月賞が4月でよいのかという気がしないでもないが、いまさら名前を卯月賞にするわけにもいかないし、仕方ないということにしておきたい。

 毎年、書いているのだが、このレースとは相性が悪い。最後に当たったのはおそらくアグネスタキオンが勝ったときだから、ちょうど15年前だ。15年間も当たっていないとは…。
 アグネスタキオンは皐月賞まで3戦3勝。皐月賞では単勝1.3倍の断然人気に応えて圧勝した。しかし、レース後に故障が判明。このレースを最後に引退することになってしまった。河内騎手が
「壊れないようにソッと乗ってたんだけど」
とコメントしていたのには驚いた。あれだけのパフォーマンスを見せながら、まだ余裕があったということなのだろう。

 レースにいってみたい。
 本命は◎マカヒキ。アグネスタキオン同様、ここまで3戦3勝。前走で弥生賞を勝ってここに臨むというのも同じだ。その前走はまくり気味に4コーナーを上がっていき、2歳GIの1、2着馬を一気に差しきった。この加速力はむしろ小回りで生きるのではないか。同厩の先輩であるアンライバルドやドリームジャーニーがそうだったように、3、4コーナーでビュイーンとマクっていってほしい。雨はちょっと心配。あまり降らないでほしい。
 推奨穴馬は、アドマイヤダイオウ。イカを連想する馬名でもあり(?)、雨は歓迎。

 サトノダイヤモンドが1番人気になりそうだが、先週のメジャーエンブレムと同じ危惧を感じる。今まで戦ってきた相手が、ちょっと軽かった可能性がある。といいつつ、相手には押さえるのだが…。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...