電車の吊り広告で、佐川美術館の
「ボストン美術館 ヴェネツィア展 魅惑の都市の500年」がやっているのを知り、久しぶりに家族みんなで佐川美術館に行ってきた。
わが家から佐川美術館までは車で約10分なのだが、あまり行っていない。今年の正月休みに行きそびれたので、約1年半ぶりの訪問だ。まずは玄関で記念撮影。
いざヴェネツィア展へ。ヴェネツィアにまつわるさまざまな絵が展示されている。1400~1500年代の写実的な絵画から始まり、同時期の宗教画、その後の印象派の絵が、写真も交えつつ展示される。
私は娘とともに鑑賞。娘は
「うわあ、本物みたいやなあ」
「どうすれば、こんなに上手に描けるんやろう」
「きれいやなあ」
と感心しきり。なかでも気に入ったのは、印象派の絵だったそうだ。同感。
一方、息子には妻がついてくれた。予想通り、早々に飽きて「早く行こう~」状態になってしまったらしい。私も子どものころはそうだったので、よく分かる。私が「ゆっくり絵を見るのも、いいものだなあ」と初めて感じたのは、二十歳のときにルーヴル美術館に行ったときだった。息子もおそらくそんな感じだろう。
私と娘は、続いて常設展の佐藤忠良館へ。佐藤氏の、女性をモデルにした彫刻を鑑賞した。上半身が裸で、帽子をかぶった女性の彫刻があった。私はついつい上半身に目がいってしまうのだが、娘は「帽子」がその作品の主題であることがすぐに分かったそうだ。負けました。
お土産を買った後はピエリ守山で昼食。ピエリはそれなりに人がいて、前回のようにすぐに破綻してしまうことはなさそうだ。
昼食はフードコートで。私はステーキ、妻と娘はうどん、息子はカレーラーメンを選んだ。息子は「辛い~」と言いつつ完食。「辛いけど美味しい~」のだそうだ。もう大人向けのカレーでも大丈夫だろう。辛いもの好きになりそうだ。
一方、娘は辛いものがからっきし。カレーはバーモントカレーの甘口専門だ。遺伝子は半分同じなのに、なぜこうも違うのだろうか(笑)。
《番外編 怪しい息子》
家に帰って、プール教室で使っているゴーグルとキャップを身につける息子。あ、あやしい…。
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