2016年9月11日日曜日

【中央競馬予想の回顧】セントウルS、京成杯オータムH、紫苑S、エニフS(2016)

 今週はセントウルS。
 ◎ビッグアーサーはポンとスタートを切ると、何とそのままハナへ。スノードラゴンが競りかけてきても譲らず、先頭をキープ。直線入り口で後続との差を広げ、最後は余裕を持って押し切った。今日のところは完勝だったが、抑えが効かなかった(ように見えた)のは気がかり。
 馬券は2着のネロをちょろっと押さえていたが、1-2番人気の決着ではトリガミ。

 中山では京成杯オータムH。
 ◎ダンスアミーガは4、5番手につけたが、4コーナー手前で手綱が動き始め、直線では完全に脱落。見せ場なく、11着に終わった。乗り替わりの影響もあっただろうが、完敗。

 土曜は中山で紫苑S。
 ◎パールコードは狙い通り+16 kgの馬体。レースでは中団から進めたが、3コーナーで不利を受けたこともあり、5着まで。とはいえ、不利がなくても勝つまでは厳しかったか。休み明けの分か、こんなものなのか。本番(秋華賞)での取捨選択が難しい。
 勝ったのは1番人気のビッシュ。大外枠をものともせず、4角で馬なりで前に取りつき、一気に突き抜けた。楽勝。
 馬券は1、2着馬ともに買っておらず、ハズレ。

 阪神ではエニフS。
 ◎メイショウウタゲは、課題のゲートはポンと出たが、行き脚がつかず後方から。大外を回すコースロスを避け、うまく乗られて鋭く追い込んだが、3着まで。中距離に戻すのか、もう一度短距離を使うのか、悩ましい結果になった。
 人気の馬で収まるという見立て通り、キングズガード(1番人気)、ゴーイングパワー(2番人気)で決まったが、馬券は単勝勝負でハズレ。

 今週は4戦1勝で1勝もトリガミではトータルはマイナス。開催が変わってもスランプは脱せなかった…。

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2016年9月10日土曜日

【中央競馬予想と与太話】セントウルS、京成杯オータムH(2016)~今年も張り切って参加~

 秋競馬の開幕に合わせて、今年も秋の最終馬連が行われる。6週間、全場の最終レースの払戻金が上乗せされる。こういうイベントの度に書いているが、私は
「払戻金の上乗せに勝るファンサービスなし」
が持論なので、今年も張り切って参加したい。
 先週まで行われていた夏の2歳単勝にもできるだけ参加したのだが、ほとんど恩恵を受けられなかった。要するに、馬券がほとんど当たらなかったということである…。今回は雪辱を果たしたい。


 今週は阪神でセントウルステークスが、中山で京成杯オータムハンデが組まれている。セントウルSはサマースプリントの最終戦とスプリンターズSの前哨戦との二つの顔をもつレース。しかし今年は、最終戦を待たずしてベルカントのサマースプリント連覇が確定している。快挙と言ってよいだろう。

 レースにいってみたい。
 春のスプリントチャンピオンが登場。高松宮記念は見事だったが、それまでは人気を裏切って惜敗を繰り返していた馬。まだ全幅の信頼はおけない。と言いつつ、本命は◎ビッグアーサー。前述の不安はあるものの、相手にも恵まれたここは格好をつけてくれるだろう。最内枠も好材料。
 推奨穴馬はアットウィル。オープン昇級後も堅実。

 京成杯オータムHは◎ダンスアミーガが本命。ここ2走が上出来。

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2016年9月9日金曜日

キッザニア甲子園に行ってきた~小3の娘と年長組の息子~

 今年の夏休みはイベント盛りだくさん。福井旅行、祖父母の家にお泊まり、映画、キャンプに加え、先日は友人と一緒にはじめてUSJに行ってきた。その後は私の誕生日を挟み、最後の土曜日は恒例の保育園夏祭り。とどめはその翌日にキッザニア甲子園へ。
 こんな夏休み、もう二度とないだろうなあ。子どもたち、うらやましいぞ。

《きっかけ》
 キッザニア甲子園には、息子が保育園の遠足で行って、とても楽しんできた。とはいえ滋賀県のわが家からはちょっと遠いし、かなり混んでいると聞いていたので、わざわざ行くつもりはなかった。
 しかしなんと、ダイワハウスのキャンペーンで見事に入場券が当選。大人2人、子ども2人のチケットが当たった。「こうなったら、行かなしゃあないな」ということで、家族4人で行ってきた。

《噂以上の人気》
 車でキッザニアに向かったところ、1時間と少々で到着。意外に早く着いた。
 しかしまだ入場まで1時間以上あったのに、すでにこの行列。

開場1時間前から長蛇の列

多くの家族が、ガイドブック(攻略本?)を持っている。噂以上の人気施設のようだ。
「並んでばっかりでほとんど楽しめなかった」
なんてことにならないか、不安がよぎる。
 しかし、行列はつねに少しずつ進んでいき、じーっと待っている時間はほとんどなかった。これは精神衛生上、とてもよかった。うまく運営されているなあ。

《二手に分かれて》
 姉弟が一緒に行動すると「わたしはこれやりたい」「僕はそんなんイヤや」とケンカになることは目に見えていたので、二手に分かれた。娘も息子も、相手の言うことに乗るのが悔しいのだ。もうちょっと仲良くしてくれんかなあ…。親としては姉弟仲良く楽しんでもらいたいが、姉弟げんかの仲裁にイライラするよりはよかったかも。
 父と娘、母と息子の二組に分かれた。父・娘チームはまずはソフトクリーム作りへ。係のお姉さんの話に耳を傾ける娘。親の話もこれくらい真剣に聞いてほしいものだ…。

ソフトクリーム作り

《息つく暇なし》
 その後は昼ご飯もそこそこに大使館員、銀行、声優、マヨネーズ作り、新聞記者、水道管工事、テレビ番組スタッフを体験。娘は、空いていそうなところを狙ってサクッと楽しむ作戦だ。これがまずまず当たったように思う。それほど並ぶこともなく、いろいろな職業を体験した。

大使館員。ブレザーがきまってます

マヨネーズ作り。とにかく混ぜるのが大事だそうだ

 あまり混雑していない職業が、意外に面白かったのもよかったようだ。小3ともなると
「みんながあまり注目してないのに、実は面白い」
という、穴場を見つけ出す楽しさも分かってきたようだ。このあたりは父親似なのかもしれない…。
 娘の最も楽しかったのは水道管工事。キッザニア内の壊れた水道管を見つけて修理するという、RPG的なプログラムがよかったようだ。

水道管工事。なかなか似合ってます

 親が見ていて面白かったのは、最後に体験したテレビ番組スタッフ。アナウンサー、コメンテーター、カメラマンなどに分かれ、一つの番組を作る。娘は画像や音声を切り替える内部スタッフを担当した。表に出てくる人だけでは番組は作れないことを学んだのはよいことだ。
 下の写真は、天気予報の画面の前で記念撮影する娘とそのパートナー。娘の後ろには緑色のカーテンがあるのに、右のモニターでは背景が世界地図になっていることにお気づきだろうか。天気予報をはじめとする実際のテレビ番組も、このような合成画面で作られているそうだ。親も勉強になりました。

テレビ番組スタッフ。背景に注目

《一方、息子は》
 一方の息子は、ホテル従業員、マンガ家、ガソリンスタンド従業員、バスガイド、銀行員、マジシャンを体験。こちらもそれほど並ぶことなく、いろいろ楽しんだようだ。
 息子の1番人気はマジシャン。観客にはタネの分からないマジックを見せるのは、子どもながらに快感に違いない。

 そんなこんなで、あっという間に退館時間の3時に。怒濤の6時間だった。これほどの長い時間、子どもを(大人も)食いつかせたまま離さないとは恐れ入った。攻略本が出るほどの人気施設なのも納得だ。
 また行きたいが、次はできれば平日がいいかなあ…。小学生にも有給休暇があればよいのだが。

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【中央競馬予想と与太話】エニフS、紫苑S(2016)~今年もハナ差?~

 そんな土曜の阪神メインはエニフステークス。中山では重賞に格上げされた紫苑ステークスが組まれている。
 レース名のエニフは星の名前で、ペガスス座を構成する恒星の一つ(←座布団一枚)。馬(ペガスス)の鼻にあたる星だそうだ。ハナ差の決着が多いのはそのためかもしれない(ウソです)。

 レースにいってみたい。
 ダート1400 mのオープン特別。本命は◎メイショウウタゲ。1400 mは初めてだが、以前ほど極端な追い込み脚質ではなくなっているし、血統的にはむしろ歓迎。ゲートさえ決まれば対応可能と見た。藤岡康太騎手に乗り替わり、新味が出ることも期待したい(幸四郎はどうしたんだろう?)。
 推奨穴馬はナシ。人気どころで収まりそう。

 中山では紫苑S。なぜだか分からないが今年から重賞になった。それにふさわしいレベルのレースになってほしいものだが。
 有力馬が外枠に回り、きな臭い雰囲気が漂っている。
 本命は◎パールコード。馬体増なら。

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2016年9月7日水曜日

【お父さんの週末料理】2016年9月4日~新物の意味は?~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 今週は土曜は不在にしていたので日曜のみ。

 9月4日(日) 

◆昼ご飯◆
 この日は妻、息子と3人で買い物に。選んだ「今日の魚」は塩サンマ。新物と書いてあるわりには安い。昨年の冷凍物を今年になって塩サンマにしたという意味なのだろうか。表記はともかく、味はグー。
 他はサラダ、味噌汁、パスタ。パスタはカルボナーラの缶詰を使った。カルボナーラは食べはじめは美味しいのだが、急に満腹になる。

◆晩ご飯◆
 メインはブタブロックの焼き浸し。ブタの肩ロースを塊のまま焼いて、スライスしてからニンニク醤油のタレに浸す。ニンニクの香りが食欲をそそる。ピーマン、パプリカ、ゴーヤも一緒に漬け込む、意外にヘルシーなメニュー。
 他は野菜たっぷり皿うどん、味噌汁。わが家はみんな皿うどん好きだ。2人前を4人で分けた。

野菜たっぷり皿うどん

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2016年9月5日月曜日

【書評】筒井康隆『時をかける少女』(角川文庫)

SFをお茶の間に登場させた名作


 1976年に文庫版の初版が刊行された、筒井氏の代表作。設定はSFだが読み口は軽く、いまで言うラノベ的なノリだ。コアな読者だけを対象にしていたSFを、一般読者にも広めたのが、この作品なのかもしれない。SFをお茶の間に登場させたとは言いすぎだろうか。いや、むしろSFの枠は超えてしまった名作であり、SFの普及には役立っていない可能性も(笑)。

 本作が、実写映画、マンガ、アニメ映画などに転用されたのはご存じの通り。私はそのうち、細田守監督のアニメ映画を観たのだが、これもよくできている。舞台設定は原作を忠実に守りつつ、しかしストーリーは完全に別物。原作のエッセンスを損なうことなく、新たな21世紀版としてリメイクされている。リメイクのお手本とも言える良作だ。
 両作品ともお勧め。私は、いつもは「原作→スピンアウト(リメイク)」という順を推奨しているのだが、本作は例外である。どちらを先に読んでも(観ても)、両方とも存分に楽しめるだろう。ぜひ、ダブルで堪能してもらいたい。



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2016年9月4日日曜日

【中央競馬予想の回顧】小倉2歳S、新潟記念、札幌2歳S、北九州短距離S(2016)

 今週は小倉2歳S。
 ◎カシノマストは逃げ馬を見る位置取り。4コーナーでは先に抜け出したレーヌミノルの外に出したが差は詰まらず、突き放された。最後はダイイチターミナルに内をすくわれて3着に惜敗。もうひと踏ん張りしてほしかった…。
 勝ったのはレーヌミノル。4コーナー手前で馬なりで先頭に立ち、直線でも突き放す一方。レコードに迫る好タイムで6馬身差の圧勝。
 馬券は2着のダイイチターミナルを押さえておらず、ハズレ。

 新潟では新潟記念。
 ◎アデイインザライフは後方2番手から。向こう正面で早くも外に出し、直線では外を通った馬群のそのさらに外へ。ほとんど外ラチ沿いをグイグイ伸びて見事に差しきった。3連勝で見事に重賞制覇。
 馬券は2着のアルバートドックを蹴飛ばしていたため、ハズレ…。

 土曜は札幌2歳S。
 ◎コリエドールは中団から進めたが、3コーナーですでに手が動き始め、直線ではズルズル後退。ブービーの12着に終わった。見せ場も何もなく、まったくガッカリ…。

 土曜の小倉メインは北九州短距離S。
 ◎マルヨバクシンはスムーズにハナを切り、快調に飛ばして直線へ。いい手応えだったのだが、最後の最後に差されてクビ-クビ差の3着。もう少し粘ってほしかった。

 今週も泥沼の4戦0勝。夏競馬のことは忘れて、秋競馬に向けて気持ちを切り替えよう…。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...