2017年3月11日土曜日

【中央競馬予想と与太話】フィリーズR、中山牝馬S~後ろからはなんにも来ない~

 今週は西でフィリーズレビューが、東で中山牝馬ステークスが行われる。
 フィリーズRは1967年の創設以来、改修時以外はずっと阪神の1400 mで行われてきた…と書こうと思ったら、1975年からの4回だけは1200 mで行われたらしい。どういう事情だったのだろうか。
 初めて1200 mで行われた1975年のこのレースを勝ったのが、テスコガビー。カブラヤオーと同期(私と同じ年の生まれ)の女傑である。このレースまで5戦4勝で、先着を許したのはカブラヤオーのみ。レースでは単勝支持率88%という一本かぶりの人気に応えて、レコードで逃げ切り勝ちを収めた。
 そして圧巻だったのが本番の桜花賞。杉本アナの
「後ろからはなんにも来ない、後ろからはなんにも来ない」
の名実況で知られるレースだ。桜花賞を大差勝ちで制したのは、後にも先のもこの馬だけである。

最強の逃走ヒロイン テスコガビー(JRAウェブサイトより)

 レースにいってみたい。
 横綱級こそ出てこないものの、その次のランクの馬が登場。登り馬も出走し、多士済々のメンバーと言ってよいだろう。
 本命は◎ジューヌエコール。前走はGIでかかってしまっては惨敗も仕方ない。距離短縮は好材料。内目の枠からスムーズに運びたい。内回りの1400 mは最適の舞台。
 推奨穴馬はフラウティスタ。前走は消化不良

 中山牝馬Sは◎クイーンズミラーグロを狙う。内枠を利して。

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2017年3月10日金曜日

【中央競馬予想と与太話】金鯱賞、仁川S、阪神スプリングJ~慣れたと思った頃に~

 三寒四温で春が近づいてきている。
 そんな土曜は中京で金鯱賞が、阪神で仁川ステークスと阪神スプリングジャンプが組まれている。

 金鯱賞は今年からこの時期に移った。ずっと春に行われていたのが、2012年に冬に移り「そろそろ慣れてきたかなあ」と思ったところに今回の変更。GIに昇格した大阪杯の前哨戦に位置づけるためということらしいが、それなら中日新聞杯を定量戦にすればよかったような。

 文句はこれくらいにして、レースにいってみたい。
 フルゲートの16頭が勢揃い。本命は◎プロディガルサン。強い4歳世代の一頭だ。前走は予定外のマイル戦投入だったそうだが、上がり32.0秒という鬼脚を繰り出して2着に入った。普通なら
「もう一度マイルに使おうか」
となるところなのだが、陣営は
「中距離がベスト」
という考えなのだそうだ。陣営の見立てを信じたい。
 推奨穴馬はフルーキー。まだやれる。

 仁川Sは◎コスモカナディアン、阪神スプリングJは◎オジュウチョウサンが本命。

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2017年3月6日月曜日

年長組の息子の生活発表会~保育園もあとわずか~

 もう1カ月ほど前なのだが、息子の生活発表会があった。息子は年長組なのでこれが最後の発表会だ。
 今年の演目は「いくぜよ龍馬」。浴衣を着て袴をはいて坂本龍馬になりきり、剣を使ったダンスを披露した。

坂本龍馬になりきった

 年長組の男子の出し物は2種類あったのだが、息子は仮面ライダーゴーストで坂本龍馬のことを聞きかじっていたので、こちらに入れて嬉しかったそうだ。しかし
「龍馬って何した人なん?」
という保育園児の質問に答えるのは難しい。
「仲の悪かった国どうしをくっつけた人だ」
的な説明をしたのだが、あまりピンとこなかったようだ。そりゃそうだろうな。

 最後は全員で歌を披露して無事に終了。かなりの人数だ。

かなりの人数

 息子は4月生まれでもあり、園ではリーダー格なのだそうだ。家で毎日のように姉に泣かされているのとは大違いなのが面白い(笑)。先日はお別れ遠足+謝恩会もあり、残る行事もあとわずか。よい思い出を作ってください。
 先生方には長い間お世話になった。楽しく通わせてもらい、ありがとうございました。

 なお、小3の姉は工作教室に参加して欠席。弟の発表には興味なしなのだそうだ…。

工作教室で作った万華鏡

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【お父さんの週末料理】2017年3月4、5日~激安マグロ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 

 3月4日(土) 

◆昼ご飯◆
 歯医者のついでに、家族4人で買い物に。みんなで選んだ「今週の魚」はブリ。天然ブリがお買い得だった。照り焼きにして、美味しく食べた。旬のブリを堪能。
 ちょっと心配なのは、お気に入りのバローの魚屋さん。以前は土曜の朝一番にはずらりと丸物が並んでいたのだが、最近は冷凍物の切り身がほとんど。うまくさばいてくれるのは相変わらずなのだが、魚の種類が減っているのは気がかりだ。
 他はサラダ、ハムメカブスープ、たこ飯。たことシイタケと油揚げで作ったたこ飯は大好評。息子がおかわりした。

大好評のたこ飯

ブリの照り焼き。ピンぼけですみません

◆晩ご飯◆
 キャベツがたくさんあったので「しゃきしゃきキャベツのホイコーロー風」を作った。例によってみんなのきょうの料理のレシピ。下味をつけたキャベツに油をかけておくのがポイントだ。倍量を作ったらちょっと辛かったが、モリモリと完食。倍量を作るときは、調味料は2倍よりも控えめでよいのかもしれない。
 他はサラダ、ハムメカブスープ、たこ飯。ハムメカブスープは、ハムとネギでダシを取ったスープに、たくさんあったメカブをどばっと加えたもの。
「何が入ってるか分かる?」
と聞くと、息子が「メカブ?」とすぐに正解。よい味覚をしている。

しゃきしゃきキャベツのホイコーロー風。たしかにしゃきしゃき

みんなのきょうの料理 しゃきしゃきキャベツのホイコーロー風

 3月5日(日) 
昼は外食した。

◆晩ご飯◆
 前回は息子が熱を出して食べ損なったので「たっぷりねぎのポークジンジャー」をもう一度作った。最近は市販のタレも十分美味しいが、生のショウガの風味はやはり格別。子どもたちは
「美味しいけど、ショウガがいまいちやなあ」
と不思議な評価。ショウガなしではこういう味にはならないんですが(笑)。ショウガの風味はよいが、すりおろしたショウガをモリモリ食べるのは抵抗があるということなのだろうか。
 他はサラダ、カレーうどん、味噌煮込みうどん、マグロの刺身。カレーうどんと味噌煮込みうどんは名古屋出張のお土産。マグロの刺身は、大きい短冊が300円という台湾産の激安品。少しスジはあったが、普通に美味しかった。これはお買い得。

激安マグロ。思いのほか美味

たっぷりねぎのポークジンジャー。たくさん作った

みんなのきょうの料理 たっぷりねぎのポークジンジャー

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2017年3月5日日曜日

【中央競馬予想の回顧】弥生賞、大阪城S、チューリップ賞、オーシャンS(2017)

 今週は弥生賞。
 ◎コマノインパルスは後方から。超スローペースに我慢できず、向こう正面でじわじわと順位を上げていく。4コーナーでは人気のカデナと並ぶように外を回したが、カデナには置き去りにされて6着まで。京成杯とは相手が違ったということなのだろうか。切れ味勝負も向かないようだ。
 勝ったのはカデナ。スローペースの展開をものともせず、大外から差しきった。皐月賞でも人気になりそうだ。

 土曜はチューリップ賞。
 ◎ソウルスターリングは+4 kg。もっと増えていると思っていたので案外だ。イレ込んではいないのだが、パドックの時点ですでに燃え尽きているのではという心配もあり、馬券はボックスで買うことにした。
 レースでは4、5番手から進め、4コーナーで馬なりで外から並びかけると、軽く追ってあっさり勝負をつけた。最後は流して2馬身差の完勝。強い。短期間での2度の輸送さえ問題なければ、本番も確勝か。それとも栗東に滞在するのだろうか。
 2番手争いは、人気を分けたリスグラシューがいったんは抜け出したが、そこに飛んできたのが推奨穴馬のミスパンテール。最速の上がりでリスグラシューをかわして2着に食い込んだ。
 馬券は馬連をとった。40倍を超えるとは嬉しい誤算。このところ、推奨穴馬がよく走る。本命馬が走ってくれるほうが嬉しいのだが、悪いことではないと、前向きに解釈しておきたい。

 中山ではオーシャンS。
 ◎ナックビーナスは、枠なりに4、5番手のイン。直線では窮屈になったが、ラスト200 mで馬群を割って進路を確保すると、グイッと抜け出す。最後は3着馬に迫られ、テレビ画面ではかわされたように見えたが、アタマ差で残していた。ありがとうございました。
 勝ったのは、2着争いを尻目に外を一気に差したメラグラーナ。相手は一気に強化されるが、本番の高松宮記念が楽しみだ。

 今週は3戦2勝。チューリップ賞がけっこうついたお陰でほぼトントンだった。

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2017年3月4日土曜日

【中央競馬予想と与太話】弥生賞、大阪城S(2017)~完勝、逆転負け、再逆転勝ち~

 今週は中山で弥生賞が組まれており、阪神メインは大阪城ステークス。
 弥生賞は、かつては最もハイレベルのGIIと言ってもよい、クラシックへの登竜門だった。いまでも、かつてほどの勢いはないにしろ、昨年はマカヒキが、3年前はワンアンドオンリーがここをステップにダービーを制した。

 印象に残るのは1993年の弥生賞。柴田政人のウイニングチケットと武豊のナリタタイシンが激突し、人気を分け合った。同じような位置取りから、同じようなタイミングでスパートしたのだが、結果はウイニングチケットが2馬身差をつけて完勝。
 勝負付けは済んだと思われたのだが、次の皐月賞ではナリタタイシンの末脚が炸裂して逆転勝利。ユタカマジックが炸裂した。しかしダービーではウイニングチケットが再逆転し、柴田政人騎手が念願のダービー勝利を果たした。

 レースにいってみたい。
 今年もなかなかのメンバー。重賞勝ち馬のカデナが人気を集めそうだが、本命はもう一頭の重賞勝ち馬のコマノインパルス。ここ2走は中山2000 mで2、1着で、負けたのもレイデオロ。庭とも言えるこのコースで、重賞連勝を期待。
 推奨穴馬はテーオーフォルテ。前日のチューリップ賞でも1戦1勝馬が穴を開けた。

 大阪城Sは◎マキシマムドパリが本命。ハンデが1 kgの増量にとどまったのは恵まれた。

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2017年3月3日金曜日

【中央競馬予想と与太話】チューリップ賞、オーシャンS(2017)~チューリプの歌はどの国の歌?~

 今週から3月。気候が緩むとともに、クラシックのトライアルもスタート。春が近づいている。

 そんな土曜は阪神でチューリップ賞が、中山でオーシャンステークスが組まれている。
 チューリップ賞は桜花賞のメインステップレースであることに異論はないだろう。今年も阪神JFの1、2着馬が登場するなど、毎年豪華なメンバーが集まるレースだ。なのに、なぜかGIII。なんでやねん。

 チューリップと聞けば「チューリップの歌」が脳内で再生される人も多いだろう。さて、この歌のルーツはどの国にあるのか調べてみると…なんと日本の歌なのだそうだ。

世界の民謡・童謡 チューリップ

 1932年(昭和7年)に「エホンショウカ ナツノマキ(絵本唱歌 夏の巻)」に発表されたのだそうだ。チューリップは、カタカナで書くように西洋のイメージの花なので、1932年にはすでにメジャーだったとは意外だ。

 レースにいってみたい。
 上にも書いたように、東西の両横綱が早くも激突。本命は東の横綱◎ソウルスターリング。阪神JFのときにはリスグラシューを本命にした。レースではソウルスターリングに敗れたが、大外をグイグイ伸びてきた脚には
「負けて強し」
を感じた。血統的にも馬体的にも伸びしろが大きそうだったので、この時点では春もリスグラシュー本命で考えていた。しかし馬体の成長が思いのほかで、調教も軽め。ソウルスターリングのほうが順調度で勝ると見た。
 推奨穴馬はミスパンテール。大物かも。

 オーシャンSは◎ナックビーナスをもう一度狙う。中山に戻って。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...