そんな土曜は阪神で毎日杯が、中山で日経賞が行われる。新聞名の重賞が同じ日に組まれているのも珍しい。
毎日杯が1800 mになってから10年が経った。その10年間の勝ち馬のうち、ディープスカイ、ダノンシャンティ、キズナの3頭がその春にGIを制している。外回りになって、より実力が試されるレースになったと言えるだろう。
上記3頭で印象に残っているのがディープスカイ。初勝利を挙げるまでに6戦を要したが、アーリントンCで10番人気ながら3着に好走した。そこからこのレースに直行し、6番人気の評価を覆して2馬身半差をつける快勝。返す刀でNHKマイルCとダービーを連勝し、一躍、トップホースに躍り出た。
軌道に乗ったら一気に力をつけた馬だった。四位騎手のダービー2連覇も見事だった。種牡馬としてイマイチなのは残念。大物が出るとすればダート路線かもしれない。
ディープスカイ。JBIS-サーチより
レースにいってみたい。
8頭立ての少頭数ながら、よいメンバーが揃った。本命は◎クリアザトラック。新馬勝ち直後の2戦目こそGIの壁に跳ね返されたが、適鞍に戻った前走はきっちり勝った。スローペースの瞬発力勝負はディープ産駒の得意舞台。鞍上の四位騎手にはスワーヴリチャードというお手馬がいるが、どちらに乗るか迷わせてほしい。
少頭数でもあり、推奨穴馬はナシ。相手を絞りたい。
日経賞は◎ゴールドアクターが本命。昨春の天皇賞以外は、一流馬相手に大きく負けていない。得意の中山で。
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