2017年6月2日金曜日

【中央競馬予想と与太話】鳴尾記念(2017)~25年ぶりの牝馬の勝利へ~

 梅雨入り前の過ごしやすい時期だ。わが家ではカブトムシがサナギになった。

 中央競馬は今週から阪神・東京開催がスタート。その初日の阪神メインは鳴尾記念である。鳴尾記念は、かつては2500 mで行われていた。阪神競馬場の改修に伴い、今はなくなってしまった距離だ。
 2500 m時代の勝ち馬の一頭がタケノベルベット。ちょうど25年前の1992年の優勝馬である。(今でいう)3歳の2月にデビューし、夏までに3勝をあげた。秋には準オープンの立場で、当時は3歳限定だったエリザベス女王杯に出走。前哨戦を使っていなかった各上挑戦馬が人気するはずもなく、ブービーの17番人気だった。しかしレースでは、藤田伸二騎手を背に鮮やかにマクりを決めて、3馬身半差の完勝劇。単勝90倍超の大穴をあけた。
 そして次に選んだレースが、当時は冬に行われていた鳴尾記念。ここでも古馬の牡馬を蹴散らして勝利をあげたのだった。これが最後の勝利となってしまったが、当時は牝馬が古馬中長距離戦線で活躍するのは珍しく、印象に残る馬だった。

タケノベルベット。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 鳴尾記念がこの時期に移ってきたのが5年前。過去5回のうち、昨年を除く4回で、ここをステップにした馬が宝塚記念で馬券に絡んでいる。今年はどうだろうか。
 本命は、人気でも◎スマートレイアー。少頭数でスローペース見込み。しかも開幕週の内回りコースなら、前に行けるこの馬に有利だ。武豊騎手にふられたのはやや気がかりだが、デムーロ騎手なら不足なし。タケノベルベット以来、25年ぶりの牝馬の勝利へ。
 少頭数なので推奨穴馬はナシ。相手を絞りたい。

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2017年5月29日月曜日

【お父さんの週末料理】2017年5月27、28日~食べるのが可哀相なくらい可愛い魚~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。


 5月27日(土) 
昼は歯医者があったので妻がうどんを作ってくれた。

◆晩ご飯◆
 切り身の鯛をメインにする予定だったのだが、鯛を見ているうちに鯛飯が食べたくなったので、メインは市販のかき揚げに変更。トースターでチンした。
 他はハマチの刺身、サラダ、和風スープ、鯛飯、作り置きのレバーの煮物。鯛飯はそれなりに上手にできたのだが「うまい!!」というほどではなかった。もうひと手間必要なのだろうか。子どもたちも「まあまあかな」程度の反応。

鯛飯とかき揚げとレバー

 5月28日(日) 

◆昼ご飯◆
 土曜に歯医者のついでに娘と二人で買い物に。選んだ「今週の魚」は金目鯛。可愛い金目鯛が2匹で400円とお買い得。塩焼きにした。娘は
「食べるのが可哀相なくらい、可愛い~」
だそうだ。その割には隅々までほじって食べ尽くし、鯛の鯛を見つけて喜んでいた。
 他はサラダ、和風スープ、鯛飯、作り置きのレバーの煮物。娘は納豆も食べた。

可愛い金目鯛

◆晩ご飯◆
 餃子を作ろうと思って皮を買おうとしたら、娘がその横に置いてあったシューマイの皮を発見。「今日はシューマイにしよう」となった。子どもたちが肉をこねて皮に詰めてくれたのだが、詰めるのは少し難しかった。
 蒸したらぺしゃっと崩れてしまった。詰め方の問題か、トマトを乗せたためか。次は包み方を研究しよう。チーズとレンコン入りで、味はグー。もりもり食べたので、翌日の晩ご飯分は残らなかった。
 他はサラダ、和風スープ、トマトパスタ、作り置きのレバーの煮物。

シューマイ。崩れてしまった

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2017年5月28日日曜日

【中央競馬予想の回顧】ダービー、目黒記念、朱雀S、京都ハイジャンプ(2017)

 今週はダービー。
 ◎スワーヴリチャードは中団のやや前のインをキープ。レースはかなりのスロー。
「包まれそうだなあ…」
と思っていると、向こう正面でレイデオロがスーッと前に上がっていく。人気の馬でこういう動きができるのが、ルメールの怖いところだ。
 いざ直線へ。スワーヴリチャードはうまく外に出して進路を確保。四位騎手の好騎乗だ。直線ではレイデオロと併せ馬の形で伸びたが、最後は突き放されて4分の3馬身差の2着。もう一歩だったが、力は見せた。
 勝ったのはレイデオロ。上にも書いたように、3コーナー手前で前につけたのが勝因だろう。大一番での思い切った騎乗。さすがルメール。
 馬券は馬連をとった。本線だったので、そこそこ浮いた。

 最終レースは目黒記念。
 ◎カフジプリンスは-8 kgと絞ってきた。いい気配だと思ったのだが、レースでは後方から差を詰めただけの7着。現状は、重賞では敷居が高いということなのだろう。
 勝ったのはフェイムゲーム。1番人気のヴォルシェーブが抜け出して勝ったと思ったところに飛んできた。58 kgを背負って、この切れ味。参りました。

 土曜は京都で朱雀S。
 ◎ワントゥワンは1番人気。レッドアヴァンセよりも人気するとは思わなかった。レースではなんと最後方から。後ろからとは思っていたが、ここまでとは…。案の定、大外から最速の上がりで追い込んだが5着まで。もう少し前につけたかった。
 勝ったのはロードセレリティ。まんまと逃げ切った。

 この日は京都ハイジャンプもあった。
 ◎スズカプレストは逃げた1番人気のマドリードカフェをぴったりマーク。最終周に並びかけにいったが、突き放された。最後はテイエムオペラドンにも差されて3着。勝ちにいっての結果だけに仕方なかったか。
 勝ったマドリードカフェは5馬身差の圧勝。入障して3連勝。ジャンプ界にニューヒーローが登場した。

 今週は4戦1勝。他もぼつぼつでトータルはマイナスだったが、久しぶりにダービーをとったのでよしとしておきたい。

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2017年5月27日土曜日

【書評】東野圭吾『レイクサイド』(文春文庫)

いかにもミステリーらしいミステリー


 東野氏の初期の作品。中学受験を絡めた家族問題が話の主軸。四つの家族が集い、中学受験の合宿を行う。その宿舎で女性が殺害されるというストーリー。現在の東野氏の作風よりもミステリー色が強く、いかにも「何か裏があるに違いない」という展開が続く。
「ははーん、なるほど。だいたい読めたぞ」
と思わせておいて、最後にどんでん返し。何度、このパターンでやられているのだろうか…。
 最後は「家族の絆」的な終わり方だが、それはエピローグのようなもの。「いかにもミステリー」な謎解きを楽しむ作品だと言えるだろう。

《あらすじ》
 舞台はとある湖のほとりの別荘地。そこに四つの家族が集まり、中学受験の合宿を行っていた。そこに乗り込んできたのは、四家族の一人である男の女性部下。忘れ物を届けに来たというが…。案の定、女性部下は合宿所で殺害される。男の妻が
「わたしが殺した」
と言うのだが、何かが怪しい。
 誰が、何のために、何を隠しているのか。その動機が明らかになったとき、浮かび上がる犯人の姿とは。



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【中央競馬予想と与太話】ダービー、目黒記念(2017)~皐月賞が荒れた年~

 今週はいよいよダービー。皐月賞が荒れた結果だったので人気は割れ気味だ。最近で皐月賞が荒れたのは2009年。ロジユニヴァースが単勝1.7倍の圧倒的人気を集めたが14着に沈み、アンライバルド(3番人気)-トライアンフマーチ(8番人気)の1、2着で馬連は万馬券になった。
 そしてその年のダービーはというと、泥んこ馬場でロジユニヴァースが見事に巻き返した。2着のリーチザクラウンに4馬身の差をつける圧勝劇だった。

ロジユニヴァース。netkeiba.comより

 今年は皐月賞で人気を裏切った馬が巻き返すのか、皐月賞の上位馬が再び来るのか、それとも別路線組が台頭するのか。馬券的にはたいへん面白いレースになった。

 レースにいってみたい。
 本命は◎スワーヴリチャード。皐月賞でも本命にした馬だ。その皐月賞では好発を切ったがガッチリ抑えて後方へ。それなりに伸びたが、前が残る展開では6着までという、馬券を買っている側からすると
「なんでやねん」
なレースだった。しかし、そういうレースをしたのも、このダービーへの布石か。皐月賞の分もまとめて返してもらおう。
 推奨穴馬はダイワキャグニー。4戦3勝の馬が軽視されている。

 目黒記念は◎カフジプリンスをもう一度狙う。オープン昇級後は歯がゆい競馬が続いているが、絞れてもうひと押し。

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2017年5月26日金曜日

【中央競馬予想と与太話】朱雀S、京都ハイジャンプ(2017)~ディープな京都を体験できる商店街~

 今週はいよいよダービー。まれに見る混戦模様だ。
 その前日の京都メインは朱雀S。8Rには障害重賞の京都ハイジャンプも組まれている。「ダービー前日なのに、地味だなあ」と思うのは私だけだろうか。

 朱雀ステークスは、ここ数年、ダービー前日の京都メインに定着している。朱雀とは平安京の朱雀門のあったあたりの地域名だ。「壬生」と呼ばれる地域と重なっているので、サイン馬券が好きな人は、壬生特別とのかかわりを調べてみるとよいかもしれない。
 朱雀と壬生が重なっている証拠に、壬生朱雀町という町がある(朱雀は壬生の一部なのかもしれない)。調べてみると…千本三条の南側であり、三条商店街の終点にあたる。錦市場もよいが、ディープな京都を体験したい方は三条商店街もお勧めだ。

 レースにいってみたい。
 芝1400 mの準オープン戦。本命は◎ワントゥワン。前走は距離が長かった。得意の1400 mに戻って真価発揮。軌道に乗ってきた良血馬に期待。
 推奨穴馬はスマートカルロス。4走前にワントゥワンを下している。

 京都ハイジャンプは◎スズカプレストを狙う。距離延長で前進。

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2017年5月24日水曜日

小4の娘と小1の息子の授業参観

【小学1年の息子】
 わが子たちの通う小学校では、毎年この時期に土曜参観がある。「今年はこんな先生で、こんなクラスですよ」というのを親に見てもらうことが目的なのだろう。

 まずは1年生の息子のクラスへ。担任の先生は一昨年、昨年と娘の担任だった先生なので、どんな先生かはおおむね分かっている。女性のベテラン教師で、うまくクラスをまとめてくれる安心感がある。3年連続でお世話になります。
 授業は算数。1から順に数を数えたり、簡単な足し算をしたり、(当たり前だが)まだお試し期間中の内容だ。一人、調子乗りの男子がいて、授業中もなかなか騒がしい。こういう子の扱い方が、先生の腕の見せ所なのかもしれない。

ピカピカの1年生

 息子はものを準備したり片付けたりするのが早く、褒められているそうだ。一方、忘れ物が異常に多い。毎日どこかに何かを必ず忘れてくる。先のこと先のことを考えてしまう性格なのだろう。イラチの傾向は父親似なのかもしれない…。

【小学4年の娘】
 続いて、妻と入れ替わりで4年生の娘のクラスへ。こちらは今年からこの小学校に赴任してきた、若い女性教師が担任。生徒とは、ため口の関西弁で友だちのように話している。
 授業は道徳。「おつりが足りないとき」と逆に「おつりが多いとき」の二つの場面を並べ、「おつりを返すべきかどうか」を考える。「正しい答えはない」が、「一生懸命考えないとダメ」がルールなのだそうだ。

4年生ともなると慣れたものだ

 娘は以前ほど「はい、は~い」と手を上げてアピールすることはなくなり、ずいぶん落ち着いてきた。女の子はこういうところの成長が早いなあ。友だちの体験談を食い入るように聞いていたように、授業には積極的に参加できているようだ。
 教室の後ろには娘の作った学級新聞が貼ってあった。将来の夢は友だちと一緒にお菓子屋さんを開くことなのだそうだ。
 このクラスにもお調子者の男子がいて、なかなか賑やかだ。一人こういう子がいると、それにつられて騒ぐ子が出てきて、どんどん騒がしくなっていくのだろう。若い先生がコントロールするのはたいへんそうだが、頑張ってほしい。

 娘も息子も、勉学面でも交友面でも問題なく過ごしてくれているのは、親としてありがたい。楽しいクラスになるといいね。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...