ラジオNIKKEI賞はハンデ戦になってから、今回で12回目。ハンデ戦らしく、荒れ傾向のレースだ。過去10年で馬連万馬券が3回。馬券としてはたいへん面白いレースと言えるだろう。
ちょうど10年前の2006年も、馬連が18990円と大きく荒れた年だ。1着には1番人気のロックドゥカンブが入った(ニュージーランド生まれという変わり種だった)。ところが2着に14番人気がきて波乱を呼んだ。その馬がスクリーンヒーロー。後の活躍を思えば夏のGIIIで14番人気とは信じられないが、プリンシパルSで7着、エーデルワイス賞で4着という臨戦過程なら妥当な評価だったのかもしれない。その後はジャパンカップを勝って種牡馬入り。モーリス、ゴールドアクターのGI馬を送り出し、一躍、人気種牡馬となった。
スクリーンヒーロー。netkeiba.comより
レースにいってみたい。
今年は12頭と少頭数。本命は◎クリアザトラック。このレース唯一のディープインパクト産駒だ。ディープインパクトは意外にこのレースと相性がよく、ここ2年連続で勝ち馬を送り出している。直線の長いコースがよさそうに思うが、自身もそうだったように、小回りも得意なのだろう。大外枠はやや誤算だが、少頭数ならそれほど不利にはならないだろう。前につけて押し切ってほしい。
推奨穴馬はロードリベラル。このレース、前走大敗の馬が突然巻き返すケースが見られる。
CBC賞は◎アリンナが本命。すんなりなら。
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