2018年3月24日土曜日

【中央競馬予想と与太話】高松宮記念、マーチS~マル外の全盛時~

 今週は高松宮記念。スプリントGIになってから、もう20年以上になる。
 1200 mのGIに昇格して2、3回目(97、98年)を連覇したのがシンコウの馬。2回目をシンコウキングが、3回目をシンコウフォレストが制した。両馬ともアイルランド生まれのマル外馬。当時はタイキシャトルやシーキングザパールなどマル外が全盛の時代で、特に短距離線では幅をきかせていた。
 いまやマル外という表記もほぼ意味がなくなり、シンコウの馬も見なくなった。時代も変わったということなのだろう。

 レースにいってみたい。
 GI馬が複数出てくるが、確たる軸馬は不在。本命は◎セイウンコウセイ。昨年のこのレースを制した後は未勝利で、2桁着順も2回とスランプに陥ったが、前走のシルクロードSで2着に入って復調気配を示した。昨年に続き、最終週だけBコースを使用するので、インを通れる先行馬が有利。1番枠からすんなり先行したい。揉まれなければ。
 推奨穴馬はシャイニングレイ。前走は度外視。

 マーチSは思い切って◎メイショウウタゲを狙う。重賞でも。

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2018年3月23日金曜日

【中央競馬予想と与太話】毎日杯、日経賞

 出張帰りにスマホでこれを書いている。便利な世の中になったものだ。
 そんな土曜は阪神で毎日杯が、中山で日経賞が組まれている。今日は簡単に予想だけ。

 毎日杯は◎ギベオンが本命。絶好調藤原厩舎から大物登場。
 日経賞は◎トーセンバジルを狙う。藤原厩舎祭りを期待。

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2018年3月19日月曜日

【お父さんの週末料理】2018年3月17、18日~から揚げと竜田揚げの食べ比べ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 土曜の昼は外食した。

 3月17日(土) 

◆朝・昼ご飯◆
 土・日は朝をしっかり食べるのが習慣化。朝は妻が鶏肉と鮭を出してくれた。いつもありがとうございます。
 私の野球チームの練習に息子を連れて行ったので、帰りに昼食をココイチで食べた。息子はソーセージカレー、私はアサリとエビのカレー。
 妻が「遅い時間にガッツリ食べると晩ご飯が入らないから少なめに」というのでその通りにしたら、晩に「昼が少なすぎたんやんな」と嫌味を言われた。よう分からん。

◆晩ご飯◆
 楽天でジンギスカンを取り寄せた。500 gのラム肉があっという間になくなった。タレが絡んだ野菜も大好評。しかし、息子が気に入りすぎたあまりに
「もっともっと~」
と他の人のことを考えず取ろうとするので叱られた。どうして子どものやることは、こう極端なのだろうか…。
 他はサラダ、スープ、カボチャの煮物、鶏ハナー、白ご飯。鶏ハナーは先週と同じく、ダシを取った後の鶏むね肉を菜の花で和えたもの。娘が好んで食べている。


 3月18日(日) 

◆朝・昼ご飯◆
 この日は息子の野球が朝からあったので、前日に作りおいた鰤(ブリ)の焼き浸し。ちょっと酢をきかせたタレに漬け込んだのだが、チンして食べたためか、酢の酸味はあまり感じなかった。好評。
 昼はサンドイッチを作った。息子は弁当として持っていった。
 朝も昼も、他はサラダ、スープ、カボチャの煮物、鶏ハナー。朝は白ご飯も食べた。

鰤の焼き浸し。魚の焼き浸しはいつも好評

◆晩ご飯◆
 今週は給食がなく、弁当ウィークなので、揚げ物大会。弁当用にたくさん作った。子どもたちが竜田揚げを食べたことがないというので、から揚げと竜田揚げを食べ比べた。同じ味とは言わないが、はっきり違うほどではなく、ちょっと拍子抜。今度は市販品で比べてみようか。
 もう一つ、半熟卵のから揚げも作った。みんなのきょうの料理のレシピだ。肉を巻いて衣をたっぷりからめるところで、肉がはがれてしまってやりにくかった。とろける半熟卵に歓喜の声…のはずだったのだが、スープや鶏ハナーもあり、から揚げと竜田揚げも食べた後だったので
「ちょっとお腹いっぱいや…」
だったのはガッカリ。最初にこれを出すべきだったか。
 他はサラダ、スープ、カボチャの煮物、鶏ハナー、白ご飯。

から揚げ

竜田揚げ。あまり違いが分からなかった

半熟卵のから揚げ

◆番外編◆
 ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
 今週の材料は大根の皮、セロリの葉、ブロッコリーの茎、ダシを取った後の昆布とネギ。ピザソースとウスターソースで味付けした。

今週のリサイクル炒め

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2018年3月18日日曜日

【中央競馬予想の回顧】阪神大賞典、スプリングS、若葉S、フラワーC、ファルコンS

 今週は阪神大賞典。
 ◎トミケンスラーヴァは好発から前へ。逃げ宣言のヤマカツライデンが引っ張り、人気のクリンチャーがかかり気味にそれを追走。長距離線のわりには速い流れになった。4コーナーで前の馬の手応えが悪くなり、トミケンスラーヴァも例外ではなく脱落。ブービーの10着に終わった。流れも向かなかったし、相手も強かった。
 勝ったのはレインボーライン。後方待機から差しきった。本番でも楽しみだ。

 中山ではスプリングS。
 ◎ステルヴィオは後方から外へ持ち出すと、粘るエポカドーロをハナ差かわしたところがゴール。強い勝ち方だった。この馬とダノンプレミアムの評価ばかりがどんどん上がっていく。
 馬券はエポカドーロを切っていたのでハズレ…。

 土曜は阪神で若葉S。
 圧倒的人気の◎タイムフライヤーは後方待機から大外を回すという大味なレース。逃げた馬が勝つ流れではさすがに届かず、5着が精一杯。本番を見据えた仕上げ、レースだったのだろうが、それなら事前に教えてほしかった。
 勝ったのはアイトーン。まんまと逃げ切った。

 中山ではフラワーC。
 ◎メサルティムは先行集団のインでジッと我慢。4コーナー手前から手綱が動き始めた。直線ではしぶとく伸びたが6着まで。馬体減もよくなかったか。
 勝ったのはカンタービレ。1勝馬が好位から抜け出した。

 中京ではファルコンS。
 ◎テンクウは後方のイン。外に出せず内を狙ったが開かず、結局、直線なかばあたりで大外に持ち出す羽目に。そこからは最速の上がりで鋭く伸びたが8着まで。スムーズに外に出せていれば。
 勝ったのはミスターメロディ。芝初挑戦の馬が抜け出した。3番人気とは驚いた。

 今週は5戦0勝。他も散々で久々のぼろ負けを喫した…。

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2018年3月17日土曜日

【中央競馬予想と与太話】阪神大賞典、スプリングS~メジロの横綱・大関~

 今週は西で阪神大賞典が、東でスプリングステークスが組まれている。
 阪神大賞典は伝統の長距離重賞。レース当日はフリーパス(入場料無料)で、先着15000名に「阪神大賞典優勝馬オリジナルクリアファイル」がもらえる。その優勝馬の選び方が実にシブい。「オールメジロ」なのだ。選ばれた馬はメジロマックイーン、メジロパーマー、メジロブライトの3頭。今はなきメジロ牧場の大横綱と大関2頭といったところか。
 長距離重視で天皇賞・春を勝つことに力を注いだ名門、メジロ牧場が、なくなってしまって寂しいが、これも時代の流れか。ぜひクリアファイルをゲットしたいが、家庭の事情などで行けないのは残念。競馬をやらせてもらえるだけでもありがたいので、文句は言えないが。

 レースにいってみたい。
 ここ数年はオルフェーヴル、ゴールドシップ、サトノダイヤモンドなどのGI馬が出てきて連に絡んだので、堅く収まったが、今年はGI馬が不在。ひと昔前の、荒れ模様のレースに戻りそうな予感がする。
 本命は◎トミケンスラーヴァ。2勝目をあげて500万条件を卒業したが6歳のときという遅咲きの馬だ。昨秋に芝の長距離を使われると適性を見せ、準オープン、オープンを連勝した。母父デヒア、父タイキシャトルの馬が長距離で勝つのだから血統は分からない。前々での粘り込みを期待。
 本命が人気薄なので、これを推奨穴馬としたい。

 スプリングSは◎ステルヴィオが本命。先々週のダノンプレミアムの勝利で、この馬の評価もさらに上昇。

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2018年3月16日金曜日

【中央競馬予想と与太話】若葉S、フラワーC、ファルコンS~謎のローテーション~

 今週は気温が上がり、上着がいらないくらいのポカポカ陽気になった。週末は少し寒さが戻ったが、三寒四温で暖かくなっていくのだろう。
 そんな土曜は阪神で若葉ステークスが、中山でフラワーカップが、中京でファルコンステークスが組まれている。例年同様、三場のメインが3歳戦という、珍しい日だ。

 若葉Sは関西で行われる唯一の皐月賞トライアル。2000年に中山から阪神に移ってきた。
 いまからちょうど15年前、2003年の勝ち馬がアドマイヤグルーヴ。父サンデーサイレンス、母エアグルーヴの、日本ではこれ以上は望めない超良血馬で、エリザベス女王杯を連覇した名牝である。
 デビュー2連勝で迎えた3戦目に選んだのが、桜花賞トライアルではなくなぜかこのレースだった。たしかマイルは短いという理由でこのレースを選択したという記憶があるが、トライアルではないので、勝って賞金を加算しなければ桜花賞には出られない。物議を醸したローテだった。結果はハナ差で辛くも勝利。事なきを得たのだった。
 早世してしまい、5頭の産駒しか残せなかったのは残念。しかし、最後の産駒であるドゥラメンテが皐月賞とダービーを勝って鳴り物入りで種牡馬となった。ダイナカール、エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴの血は、脈々と受け継がれてくことだろう。

 レースにいってみたい。
 GI馬が登場。かなり特殊なローテーションのように書かれた記事を見かけるが、長距離輸送なしで定量で出られるのだから、普通の選択肢だろう。本命はその◎タイムフライヤー。前走のGIでもお世話になった。もう一度本命に推す。前走、前々走のレベルが若干疑問だが、この相手なら。前につけたい。
 推奨穴馬はビービーデフィ。底を見せていない馬は押さえるに限る。

 フラワーCはメサルティム、ファルコンSは◎テンクウが本命。

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【書評】王銘エン『棋士とAI─アルファ碁から始まった未来─』(岩波新書)

改めて問われる「人間らしさ」


 著者の王銘エン九段(エンは王+宛)は台湾出身で、六つのタイトルをとったことのある一流囲碁棋士。囲碁の実力もさることながら、その解説の明快さでも定評がある理論派だ。数年前から、囲碁ソフトの開発に力を貸していたそうだ。
 その王九段が囲碁ソフトの実力を高めるために試行錯誤しているときに現れたのがアルファ碁。突如現れたこのソフトが、世界有数の実力を持つ李世ドル九段(イ・セドル、ドルは石の下に乙)との五番勝負で4勝1敗と勝ち越して、世界に衝撃を与えた。私も「ソフトがどこまでやれるか楽しみ」程度に考えていたので、度肝を抜かれた。初戦で敗れた李九段の、焦りと苦悶に満ちた表情が忘れられない。

 囲碁はチェスや将棋に比べて場合の数が圧倒的に多く、ソフトが人間を超えるのは、早くても数年先と考えられていた。それが一気に覆ったのだから、大騒ぎになったのだ。そしてクローズアップされたのが、アルファ碁に搭載された、ディープラーニングというシステム。自律的に学習するという機能を備えたこのAIによって、ソフトの実力が飛躍的に上昇したのだ。
 さらに、ディープラーニングがうたっているのが「汎用性」。すなわち、ディープラーニングは囲碁専用のシステムではなく、あらゆることに応用可能だというのだ。実際、ディープラーニングは1年も経たずに囲碁からの「卒業」を宣言した。ディープラーニングの囲碁バージョンといえるアルファ碁の開発・研究は終了し、次の目的へと進んでいる。

 いったい、何が衝撃的だったのか。それは「人間にしかできない」と思われていたことも、AIのほうが上手くやるであろうことが明らかになった点だ。たとえば執筆、作曲などの創作にかかわることも、AIが人間を上回る可能性が高いことが示されたわけだ。近い将来、多くの分野で「人間よりも上手くやる」AIが登場するだろう。
 そのときに改めて問われるのが「人間らしさ」だ。AIの書く小説のほうが面白いなら、もう人間は小説を書く必要はないのだろうか。AIの提示する打順が最も勝率が高いなら、もう監督はスタメンで頭を悩ませる必要はないのだろうか。
 そういうことを考えるときには、AIの知識が必要だろう。それを分かりやすくまとめたのが本書だ。近い将来にくるに違いないAI社会。その波に飲まれるだけでよい人には、本書は必要ない。その波を、自らの力で泳いでいくためには、ぜひ読んでおきたい一冊だ。

 一つ苦言を。ぶっちゃけ、文章が分かりにくい。日本語としておかしい表現が散見される。王九段は台湾出身なのでやむを得ない面はあるだろう。しかし、それをフォローするのが編集の役目ではないだろうか。王九段がディープラーニングやAIのことをよく分かっていることは伝わるのだが、王九段の知識や洞察がこちらに伝わりきっていないもどかしさを感じる。



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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...