2019年11月23日土曜日

【中央競馬予想と与太話】ジャパンカップ、京阪杯(2019)~どうしたものか~

 京都・東京は今年の最終日。西では京阪杯が、東ではジャパンカップが行われる。
 ジャパンカップは39回目にしてついに外国馬がゼロになってしまった。一時期は凱旋門賞馬が2年連続で参戦するなど盛り返しの兆しを見せていたが、それも続かず、この事態となってしまった。
 岐路にきたと言わざるを得ない。原因はいろいろあるのだろうが、外国馬の来ないジャパンカップなど、意味がないだろう。天皇賞と有馬記念で十分だ。どうしたもんかねえ。

 解決策は示せないが、レースにいってみたい。
 天皇賞・秋の1~3着が不在。JRA最高賞金額のレースにしては、レベルは高くないと言ってよいだろう。
 本命は◎ワグネリアン。枠順を見て、本命に決めた。そういうファンが多いのか、前日時点では1番人気。押し出された人気馬は買いづらいが、人気に応えてほしい。1年以上勝っていないのは、そもそもレースをあまり使っていないから。ここはピークの仕上げと見た。
 推奨穴馬はダンビュライト。道悪得意で。

 京阪杯は◎アイラブテーラーが本命。同枠のアウィルアウェイも怖い。

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2019年11月22日金曜日

【中央競馬予想と与太話】京都2歳ステークス(2019)~息子から天才へ~

 ずいぶん気温が下がってきたが、まだ上着がいらない日も多い。暖冬になるのだろうか。
 中央競馬も、今週で京都・東京開催が終了。あと4週で有馬記念とは早いものだ。

 そんな土曜の京都メインは京都2歳S。重賞としてはまだ6回目だが、それ以前は長らくオープン特別として行われており、数々の名馬を輩出してきた。
 昭和最後の1988年の勝ち馬がシャダイカグラ。若き武豊騎手を鞍上に迎えて2戦目がこのレースだった。当時は京都3歳Sという名前だったこのレースを、逃げて4馬身差の圧勝。
 その後も勝ち星を二つ重ねて桜花賞へ。当時の阪神1600 mは外枠が不利だったが、何と痛恨の8枠18番を引いた。しかし、これが伝説の始まりだった。レースでは出遅れ。先行力が武器の馬が出遅れては万事休すかと思いきや、鬼脚で差しきって見事に戴冠。武豊騎手が「武邦彦の息子」から「天才」へと評価を変えたレースだった。
 出遅れは、わざとだったのか、偶然だったのか。印象に残るレースの一つだ。

シャダイカグラ。競馬予想ブログ竜太◎競馬ラボより

 レースにいってみたい。
 9頭立ての少頭数。本命は、人気でも◎マイラプソディ。それほど速くなりそうになく、前2走と同様にスローから用意ドンの流れになりそう。瞬発力勝負はお手の物。
 推奨穴馬はヒシタイザン。調教が動いた。叩き2走目で。

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【お父さんの週末料理】2019年11月9、10、16、17日~月に一度のから揚げ大会~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 出張が重なり多忙につき、2週間分をまとめて書いた。

 11月9日(土) 
息子は朝から野球の試合。1日仕事だ。

◆朝・昼ご飯◆
 妻が、朝は卵焼きを、昼は牛すじの弁当を作ってくれた。お陰でランニングがはかどった。娘も一人留守番で自由時間を満喫したらしい。

妻が作った弁当。これは違う日の写真かも

◆晩ご飯◆
 鮭が旬だ。というわけでちゃんちゃん焼きを作った。前に作ったときは、昼に集まりがあっておやつをたらふく食べた日だったので全く進まなかった。今回は2周して、用意した材料は食べきった。よく食べた。
 魚がそれほど好きではない息子も「食べやすい」と気に入った。骨が少ない鮭は食べやすい。味噌味もよかったのだろうか。
 他はサラダとご飯。

ちゃんちゃん焼きの鮭。ご飯とよく合う

 11月10日(日) 
娘は昼からびわ湖博物館へ。息子はいつも通り野球の練習。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は前日に作り置いた鯖トマト。鯖をトマトピューレで軽く煮込んだ。評価は普通。他はサラダとご飯。
 朝と昼の間隔が短いので、昼は軽め。納豆卵ご飯で済ませた。簡単で栄養満点。

鯖トマト。評価は普通

◆晩ご飯◆
 久しぶりにたこ焼き。数少ない、娘も息子も二人とも大好きなメニューだ。この日からは息子もひっくり返すのに参加。やや手間取ったが、そのうちできるようになった。ある程度固まると返しやすいようだ。

たこ焼き。息子も返した

◆作り置き◆
 作り置きは五つ。一つ目はソーセージと厚揚げの煮物。豊潤というソーセージが特売になっていたので、買った。
 二つ目は豚の生姜焼き。生姜をすって自家製ソースを作った。生姜の風味がグー。息子は、今回はこれが最も美味しかったそうだ。

ソーセージと厚揚げの煮物と生姜焼き

 三つ目は豚とグリーン豆の炒め物。春日井のグリーン豆を豚肉と炒めた。娘の好物。

グリーン豆の炒め物。娘の好物

 四つ目は豚のデミ煮込み。豚肉をデミグラスソースでふわふわに煮込んだ。
 五つ目はリサイクル炒め。大根の季節になるとリサイクル材料が出る。

リサイクル炒めとデミ煮込み

 11月16日(土) 
娘は午前にピアノの臨時レッスン。息子は普通に野球の練習。

◆朝・昼ご飯◆
 妻が、朝はニラ納豆を、昼はパスタを作ってくれた。お陰でしっかり走れた。

◆晩ご飯◆
 今季初の鍋。魚にしようと思ってスーパーへ行くと、白口(しろぐち)という魚を発見。息子と「買ってみようか」と意見が一致。後から調べると鱸(すずき)の親戚らしい。なるほど似たような味だった。さらにサンマも加えて、たっぷり魚を食べた。
 息子が骨に苦戦したのはお約束。もう少しお箸を上手に使えるようになりましょう。

白口とサンマの鍋

 11月17日(日) 
娘は朝から船でびわ湖へ。息子は普通に野球の練習。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は練り物。かまぼことはんぺんで済ませた。他はレバー、塩キュウリ、五穀米。今回の塩キュウリはほどほどの塩加減だった。
 昼は娘の弁当用にサンドイッチ。いつもの卵とハムチーズの2種類だ。家で食べた息子はレバーも。今回のレバーはいつもより1枚が大きく、息子がブーイング(笑)。他は塩キュウリ。

◆晩ご飯◆
 決めているわけではないが、月に一度のから揚げ大会。鶏むね肉4枚を揚げた。揚げ足りないと衣が緩いし、揚げすぎると衣が硬くなりすぎる。なかなか奥が深い。
 息子が「今日はから揚げや~」とおやつも少なめにして張り切って食べた。15個ほど食べた。娘も10個くらい食べたそうだ。これだけもりもり食べてくれると、作った甲斐もあるというものだ。たくさん作ったので、明日も食べてください。
 他はサラダ、スープ、五穀米。

から揚げをいっぱい作った。これで半分

◆番外編◆
 東京出張土産のあんみつ。東京は和菓子が美味しい。

東京土産のあんみつ。季節限定の柚子バージョン

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2019年11月21日木曜日

【読書メモ】吉川英治『黒田如水』(オリオンブックス)

 黒田如水、すなわち黒田官兵衛の壮年期を吉川氏が描いた。
 播磨の小国の配下でしかなかった黒田家の当主が、秀吉と出会って人生を拓いていく様子がすがすがしい。その後、荒木村重に捕らえられ、救出されるまでが書かれた一冊だ。
 さあ、いよいよこれから毛利を攻め、本能寺の変があり、中国大返しを経て、秀吉とともに天下統一を成し遂げていくというところで話が終わってしまう。続編がないのが残念。
 この小説がなければ、もしかすると大河ドラマもなかったかもしれない。

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2019年11月17日日曜日

【中央競馬予想の回顧】マイルCS、東京スポーツ杯2歳S(2019)

 今週はマイルCS。
 ◎ダノンキングリーは予定通り2番人気。レースでは枠なりに中団のインを追走。いいポジションだ。直線では内へ突っ込んだ。いったんは先頭を伺う勢いだったが、外の馬には伸び負けて5着。インに押し込められたのが痛かった。
 勝ったのはインディチャンプ。先に抜けたダノンプレミアムをかわして見事に春秋連覇を達成。

 土曜は東京スポーツ杯2歳S。
 ◎マイネルデステリョは8頭立ての7番人気。来たらデカい。スタートはひと息だったが、二の脚でハナへ。スローへ落として、そのまま4コーナーへ。ひょっとするかも?
 直線では後続を突き放し、残り400 mまで先頭を走ったが、最後はドドッとかわされて6着まで。夢は見たが重賞の壁は厚かった。
 勝ったのはコントレイル。終わってみれば、3頭出走していたディープ産駆が1~3着を占めた。

 今週は2戦0勝だったが、土曜の京都メインのマイネルサーパスや、日曜の新馬戦のディアマンミノルやシャイニーズランのお陰でトータルはプラスになった。
 年末に向けて、負けを減らしたいものだ。

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2019年11月16日土曜日

【中央競馬予想と与太話】マイルCS(2019)~ペリエマジック~

 今週はマイルチャンピオンシップ。今年で36回目と、意外に歴史が浅い。

 ちょうど半分の、第18回の勝ち馬がゼンノエルシド。マル外全盛時代のカーリアン産駒だ。藤沢厩舎×ゼンノといえばゼンノロブロイが思い浮かぶが、その3年先輩のGI馬だ。
 クラシックの出走権がなかったこともあり、藤沢流で3歳時は無理使いされなかった。4歳夏に1000万条件戦を勝つと、格上挑戦の京成杯AHを1番人気で勝利。続くスプリンターズSは1番人気で10着に惨敗して迎えたのがマイルCSだった。
 前走の凡走で4番人気に下げたが、レースでは2番手から抜け出して見事に勝利。テン乗りのペリエ騎手が勝利に導いた。マル外馬という区分はいまやほとんどないに等しいが、短期免許の外国人騎手はいまも大活躍だ。真逆で面白い。

ゼンノエルシド。厩戸より

 レースにいてみたい。
 GI馬を複数含む、好メンバーが揃った。本命は、GI馬を差し置いて、◎ダノンキングリー。ダービー、毎日王冠と続けて馬券を取らせてもらった馬を、本命に推さないわけにはいかないだろう。
 前走は出遅れも何のその。一頭だけ次元の違う脚で一気に差しきった。差しの決まり始めた京都の馬場で、末脚一閃。
 推奨穴馬はフィアーノロマーノ。ダービー卿CTの勝ちっぷりは強烈だった。右回りに戻って大駆けが。

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2019年11月15日金曜日

【中央競馬予想と与太話】東京スポーツ杯2歳S(2019)~90年代の名脇役~

 11月半ばになり、ようやく秋めいてきた。そろそろおでんを作ろうか。

 そんな土曜は東京で東京スポーツ杯2歳ステークスが行われる。
 東京スポーツ杯2歳Sは1966年に作られたオープン特別を原点とするレースで、1996年に重賞になった。
 重賞になる前、1991年の勝ち馬がマチカネタンホイザ。当時は府中3歳Sというレース名だった。ホソカワミクロンの細川益男氏の持ち馬で、この頃は「マチカネ」の馬がたくさん走っていた。
 2戦1勝で迎えたこのレースでは、1勝馬にもかかわらず単勝1.4倍の断然人気を集めた。素質が高く評価されていたのだろう。レースは岡部騎手を初めて鞍上に迎え、3馬身差の楽勝。
 これ以降、岡部騎手のお手馬となり、翌年のクラシックを戦ったが、3歳時は未勝利に終わった。古馬になり、ダイヤモンドS、目黒記念、AJCC、高松宮杯の四つの重賞を勝ったが、GIは未勝利に終わった。90年代前半の、名脇役の一頭に数えてよい馬だろう。

マチカネタンホイザ。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 本命は◎マイネルデステリョ。前走は好位から抜け出して2馬身半差をつけた。時計も優秀。もう一丁を期待したい。
 推奨穴馬はリグージェ。底を見せていない馬は押さえるに限る。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...