2020年11月21日土曜日

【中央競馬予想と与太話】アンドロメダステークス(2020)~ゾウゲブネとマンジュデン~

 週後半は気温が上がり、関西は何と夏日に。日本列島は熱帯気候になってしまうのだろうか…。
 土曜に重賞がなく、今週の重賞はマイルCSだけなのかと思ったら、月曜に東スポ杯2歳Sが組まれていた。3日間開催が珍しくなくなり、あまり報道されなくなったのか、先ほどまで月曜に競馬があることを知らなかった。

 そんな土曜の京都メインはアンドロメダSで、その前の準メインは瀬戸内海特別だ。瀬戸内海特別を1986年に勝ったのがゾウゲブネレディ。そういえば、いつの間にかゾウゲブネの冠名を見なくなった。
 当時から「ゾウゲブネってなんやろう」と思っていたので、今さらながらググってみると…なんと飲食店の名前で、象牙船という店と萬寿殿という店を同じオーナーが経営しており、馬にも店名をつけていたそうだ。萬寿殿も「マンジュデン」の冠名で古い競馬ファンにはおなじみ。同じ馬主さんだったとは知らなかった。
 ちなみに、飲食店の象牙船は閉店したが、萬寿殿は神戸三宮でまだ元気に営業中だそうだ。

 レースにいってみたい。予想はアンドロメダSを。
 本命は◎カセドラルベル。前走は大敗したが、京都大賞典では仕方なかった。阪神内回りは内枠の先行馬が有利。前につけてほしい。
 推奨穴馬はワイプティアーズ。前走だけで見限れない。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2020年11月18日水曜日

【読書メモ】柚月裕子『盤上の向日葵』(中公文庫)

 柚月氏が将棋をテーマに大作を書いたというではないか。しかも本屋大賞で2位になるなど、評価も高い。文庫化を待っていた。

 これが期待に違わぬ名作だった。歴史的な将棋の駒とともに葬られた白骨遺体。誰が、何のために埋めたのか。一方で、将棋に魅了された一人の少年の生い立ちが並行して語られる。
 駒の謎と、少年の成長。その両輪が絡まり合い、あっという間にラストシーンへ。異才の青年の怒濤の半生を見事に描ききった。

 将棋の知識は一切無用。盤上に向日葵が咲くとき、いったい何が起きるのか。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2020年11月17日火曜日

【読書メモ】原尞『天使たちの探偵』(ハヤカワ文庫)

 現在のところ、沢崎シリーズ唯一の短編集。大金にも、権威にも、女にもなびかない沢崎のハードボイルドぶりは、短編でも健在。いや、むしろ凄みを増しているようにさえ感じる。

 文庫版に収められているのは七つの短編。いずれも、探偵の沢崎に、依頼人から仕事が持ち込まれるというストーリーだ。
 依頼人がさまざまなら、依頼内容もさまざま。変わらないのは、沢崎のハードボイルドぶりだけだ。各話とも、あっと驚くオチで華麗に幕を閉じる。

 テンポがよく、ページをめくる手を止めさせないのは、長編も短編も同じ。あっという間に読み終えてしまった。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

【お父さんの週末料理】2020年11月11・14・15日~激旨 豚肉のバックリブ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 今週は外食はナシ。水曜日は会社を休んだので、私が晩ご飯を作った。

 11月11日(水) 

 晩ご飯だけ私が作った。

◆晩ご飯◆
 鮭を使ってほしいとのことだったので、サッと煮込んだ。鮭は塩焼きが定番だが、たまには煮物もグー。
 他はサラダ、スープ、ご飯。

鮭のさっと煮とご飯

◆作り置き◆
 ひじきも使ってほしいというので、ベーコンを買って煮物にした。ベーコンの残りは厚揚げと煮込んだ。ベーコンはよいダシが出る。

厚揚げとベーコンの煮物

ひじきと昆布とベーコンの煮物

 11月14日(土) 

 娘は朝から夕方まで部活の試合。どんな試合をしているのだろうか。
 息子はいつも通り午後から野球。

◆朝・昼ご飯◆
 珍しく妻が寝坊。妻に起こしてもらうつもりで目覚ましもかけていない娘も、当然寝坊…。自分で起きましょう。
 急遽、牛肉の炒め物を作って娘の朝ご飯にし、卵を焼いてパンに挟んで昼ご飯に持たせた。何とか遅刻せずに間に合ったそうだ…。
 息子と私は朝にパンを、昼に牛肉の炒め物を食べた。

◆晩ご飯◆
 取り寄せた豚のベイビーバックリブを焼いた。200 ℃で40分、こんがり美味そうにできた。娘も息子も運動後でお腹が減っており、モリモリ食べた。大好評。豚さんも喜んでいることだろう。
 バックリブは、普通のスペアリブとは違い、背中側のあばら骨なのだそうだ。そのためスペアリブより小さいが、脂は控えめ。とても美味しかった。
 他はカンパチ刺身、無限サラダ、スープ、アサリご飯。アサリご飯は市販の素を使った。息子の好物だ。

焼く前

こんがり焼けた

切ったらこんな感じ

 11月15日(日) 

 息子は朝から夕方まで練習。相変わらずの長時間だ。娘は昼から座学。二人とも行き先は近所なのだが、時間が違うので一緒に送っていけないのはしんどい…。

◆朝・昼ご飯◆
 朝はカンパチの残りを塩焼きにした。あっさりで美味。朝ご飯にちょうどよい。他は簡単サラダとアサリご飯。
 昼は妻が作ってくれたものを、息子はグランドで、娘は家で食べた。ありがとうございます。
 私はいつ昼ご飯が食べられるか流動的だったので、作ってもらわなかった。結局、スーパーでサンマを買って焼いた。他は簡単サラダ、おにぎり、スープ。

カンパチの塩焼きとアサリご飯

サンマをフライパンで焼いたら曲がってしまった

◆晩ご飯◆
 スーパーで鶏もも肉の大パックを発見。息子にから揚げが食べたいか聞くと
「食べたい!」
と即答。月に一度のから揚げ大会を開催した。3分の2は衣は粉だけ(水なし)、残り3分の1は水を加えた。両方とも好評。この日も2人とも空腹でモリモリ食べた。娘が
「今日のから揚げは美味しいな」
と合格点の評価。娘は衣に水を加えないほうが好みなのかもしれない。
 上手にできたのだが、温度計がおかしいのか、IHが弱ってきているのか、揚げ油の温度の上がりが悪かった。何なのだろう。たくさん作ったので、明日からも食べてください。  他は豚レバー、サラダ、スープ、ご飯。

から揚げ。これで3分の1ほど

2020年11月15日日曜日

【中央競馬予想の回顧】エリザベス女王杯、福島記念、デイリー杯2歳S、武蔵野S(2020)

 今週はエリザベス女王杯。
 ◎ノームコアは2番人気。レースでは、何と逃げの手に出て、向こう正面では後続を3馬身ほど引き離した。そのまま残れば神騎乗だったが、そうは問屋が卸さず、直線は馬群に飲み込まれて16着に惨敗。距離も長かったのかもしれない。
 勝ったのはラッキーライラック。大外枠を克服し、見事に連覇達成。

 福島では福島記念。
 ◎バイオスパークも2番人気。道中は中団に待機し、直線は馬群に突っ込んだ。「大丈夫かいな」という心配をよそに、馬群を抜けて見事に1着。池添騎手の好騎乗だった。
 2着に1番人気のヴァリアントが入り、馬単が的中。2番人気→1番人気の組合せで20倍以上ついたのは美味しかった。

 土曜はデイリー杯2歳S。
 ◎ホウオウアマゾンも2番人気。レースでは逃げ馬を行かせて番手につけた。予定通りだ。直線入り口で先頭に立ったところに伸びてきたのが1番人気のレッドベルオーブ。最後はこの2頭の叩き合いになり、アタマ差でレッドベルオーブに軍配。
 馬券は馬連をとったが、2.7倍ではトントン。

 東京では武蔵野S。
 ◎モズアスコットも2番人気。道中はいつも通り後方待機。しかし、直線ではいつもの伸びが見られず、7着に破れた。斤量が堪えたか。がっかり。
 勝ったのはサンライズノヴァモズアスコットと同じような位置から、こちらはズバッと伸びた。

 今週は4戦1勝。4戦とも2番人気の馬を本命にしていたとは気づかなかった。1勝はそこそこついたが、トータルはマイナス。連敗ストップならず…。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

【中央競馬予想と与太話】エリザベス女王杯、福島記念(2002)~二冠馬の全妹~

 今週はエリザベス女王杯。今年は阪神で行われる。これは1979年以来、41年ぶり2回目のことだ。
 その1979年の勝ち馬がミスカブラヤ。皐月賞、ダービーを制したカブラヤオーの全妹という良血馬だ。知らなかったが、母の名がカブラヤだったそうだ。どういう名前の由来なのだろうか。
 ミスカブラヤは、クラシックには乗れなかったが、3歳の秋にエリザベス女王杯に挑戦すると、1番人気のアグネスレディを差し切って勝利を飾った。その後は目立った活躍をせず、引退してしまい、繁殖としても不発に終わったそうだ。牝系は途絶えてしまったのだろうか。

 レースにいってみたい。牝馬の東西横綱こそ不在だが、なかなかの好メンバーといってよいだろう。
 本命は◎ノームコア。昨年のヴィクトリアマイルを制してGI馬となった後は、掲示板を外したのは距離不足の高松宮記念だけ。4着も海外GIと強敵相手の安田記念のみで、他はすべて3着以内。力は確か。父がハービンジャーなら距離延長も大丈夫だろう。内でうまく立ち回ってほしい。
 推奨穴馬はシャドウディーヴァ。ここ2走は復調気配。侮れない。

 福島記念は◎バイオスパークが本命。安定感抜群。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2020年11月14日土曜日

【中央競馬予想と与太話】デイリー杯2歳S、武蔵野S(2002)~昭和40年代の名馬~

 11月も、すでに半分が過ぎた。あっという間に年末となるのだろう。
 そんな土曜は阪神でデイリー杯2歳ステークスが、東京で武蔵野ステークスが組まれている。

 デイリー杯は今年で55回目を迎える。第2回の1967年から77年までは阪神で行われていたので、実に43年ぶりに古巣に戻ってきたことになる。
 1969年に阪神で勝ったのがタニノムーティエ。函館でデビューし、3-1-0-0でこのレースを迎えた。当時は1400 mだったレースを勝利。その後も勝利を重ね、3歳になってきさらぎ賞、弥生賞、スプリングS、皐月賞と4連勝。NHK杯こそ2着に破れたが、ダービーでは巻き返して見事に体感した。
 菊花賞は喉鳴りの影響もあり惨敗し、三冠馬とはなれなかったが、昭和40年代を代表する馬の一頭と言えるだろう。

タニノムーティエ。覇王の馬券密議より

 レースにいってみたい。8頭立ての少頭数。
 本命は◎ホウオウアマゾン。初戦こそ2着に敗れたが、その後は2連勝。初の良馬場での競馬となった前走も、逃げて2馬身差をつけた。ハナにこだわる馬ではないので、逃げなくても大丈夫。うまく立ち回ってほしい。
 推奨穴馬はスーパーウーパー。音引き(ー)が多くて目がチカチカする。

 武蔵野Sは◎モズアスコットが本命。実績を信頼。推奨穴馬はエアスピネル。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...