2014年11月24日月曜日

【予想の回顧】マイルCS、東京スポーツ杯2歳S、醍醐S(2014)

 日曜はマイルCS。
 本命◎ミッキーアイルは1番人気だった。いつものように二の脚でスーッと上がっていくが、ハナは切らず、ホウライアキコの後ろに収まる。しかし、かなり行きたがっている様子で、我慢できずに3コーナー過ぎに先頭に並びかける。前走もこんな感じだったので、何とか押し切ってくれないかと期待したのだが、4コーナーで引き離すどころか、後続に被せられると早々に失速して13着に惨敗。控える競馬の練習が足りなかった。結果論だが、ハイペースになってもハナを切ったほうがよかったのかもしれない。
 勝ったのは内を抜けてきたダノンシャーク。メンバーに恵まれた感はあるが、6歳にして念願のGIを取った。2着には先に抜け出していたフィエロ。今週も内をシュッと抜けてきた馬が上位を占めた。

 月曜は東京スポーツ杯2歳S。
 ◎クラージュシチーは中団のやや後ろ。スローで馬群がダンゴになる展開のなか、直線ではうまく外に出して進路を確保したが、伸びそうで伸びきれず、5着まで。力は出し切ったか。上位の馬とは決め手の差があった。
 1、2着は最後の最後に馬群をこじ開けてきたサトノクラウンアヴニールマルシェ。両馬ともいい切れ味を持っている。

 京都では醍醐S。
 本命◎シゲルカガは+26 kgで少し心配したのだが、休み前は馬体を減らしていたので許容範囲内と判断。予定通りこの馬から勝負した。
 レースでは好発を切り、すんなりハナを切る。競りかけてくる馬もいず、絶好の展開だ。直線でもリードを保ち逃げ混みを図ったが、寸前で人気の2頭にかわされて3着。展開が向いたのは確かだが、よく頑張ってくれた。
 馬券はワイドで勝っていたのが正解で、1-3着、2-3着のワイドをとった。人気馬との組み合わせだったのでそれほどつかなかったが、競馬は当たってナンボ。よしとしておきたい。

 今週は3戦1勝で、トータルもややマイナス。今年も残り5週。スカッと当てたい。

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2014年11月23日日曜日

【予想と与太話】東京スポーツ杯2歳S、醍醐S(2014)~追い切りで猛時計のこの馬で~

 今週は土・日・月の3日間開催。最初は目新しい感じもしたが、近頃はあまりニュースにもならなくなった。ローカルの開催を削ってこちらに充てているのだろうが、効果はどうなのだろう。短期的には馬券の売り上げは多少増えるのかもしれないが、ローカル開催を盛り上げる方策を練るほうが、長期的にはファン開拓に結びつくのではないだろうか。

 そんな月曜は、東京で東京スポーツ杯2歳ステークスが、京都で醍醐ステークスが行われる。この時期の2歳戦は難しいので、予想は醍醐Sを中心に。
 醍醐は京都府宇治市の地名。その昔、この地で湧いていた水を「醍醐味だ(最高に美味い)」と飲んでいた神様に出会った僧が醍醐寺を開いたのが地名の由来だそうだ。

山科・醍醐の歴史

 いま調べてみると、醍醐寺は世界遺産だそうだ。かなり由緒のあるお寺らしい。長年、京都周辺に暮らしながら知りませなんだ。

 レースにいってみたい。
 準オープンの芝1200 m戦。好メンバーが揃った。その中から、本命はシゲルカガ。今年の3歳はかなりレベルが高そう。4歳のレベルが低いこともあり、条件戦では3歳勢が幅をきかせている。休み明けは少し心配だが、前に行けそうな組み合わせなら。
 推奨穴馬はシゲルアセロラ。シゲル丼がないか。

 東京スポーツ杯2歳Sは、追い切りで好時計をマークしたクラージュシチーを狙う。

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2014年11月22日土曜日

【予想と与太話】マイルCS(2014)~アグネスデジタル以来~

 昨日は予想をアップできなかった。

 日曜は京都での今年最後のGI、マイルCSが行われる。京都の1600 mは紛れの少ないよいコースだと思うのだが、GIはこのレースだけ。もったいない気がしないでもない。
「紛れが少ない」ことを示すように、このレースはここ10年で1~3番人気が揃って連を外したのは1回だけ。しばしば穴馬が激走するが、人気馬が総崩れすることはない。今年もその傾向は続くと見た。
 本命は◎ミッキーアイル。現在1番人気だ。今年の3歳はレベルが高く(というか、4歳のレベルが低く)、ここでも勝負になると見た。外枠を引いたときは本命から外そうと思ったのだが、すんなりハナを切れそうなこの組み合わせなら何とかならないか。アグネスデジタル以来の3歳馬の戴冠を期待したい。
 推奨穴馬はホウライアキコ。3歳がレベルが高いのは牝馬も同様。春はパッとしなかったが着順ほど負けていない。ミッキーアイルとの行った行ったがないか。

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2014年11月16日日曜日

【予想の回顧】エリザベス女王杯、福島記念、デイリー杯2歳S、武蔵野S(2014)

 京都のメインはエリザベス女王杯。本命◎ショウナンパンドラはポンと出たが後ろからになってしまった。スローペース見込みだったので
「後ろすぎないか…」
と心配していると、4コーナーでは馬群がダンゴに。浜中騎手は内を突きたかったのだろうが、これでは無理。スムーズに外には出せたのだが、内を走った馬が上位を占める流れでは6着まで。前につけたかった。
 ラキシス、ヌーヴォレコルトと、内をスイッと抜けてきた馬が1、2着を占めた。今年のGIは「内を通る」ことが勝利の条件になる展開が多い。来週も頭に入れておきたい。
 そういう意味では、外から追い込んで3着に入ったディアデラマドレは強い競馬だった。もう目が離せない。

 福島記念は◎アロマカフェの末脚が不発に終わり、6着。見せ場がなかった。

 土曜は京都でデイリー杯2歳S。◎ケツァルテナンゴが折り合いを欠き、6着。気性の成長が待たれる。

 東京では武蔵野S。こちらは◎エアハリファが好位追走から直線半ばで抜けだして勝利をものにした、と思ったところに飛んできたのがワイドバッハ。最後はワイドバッハが半馬身かわしたところでゴール。
 馬券は馬連を厚めに押さえていたのでけっこう浮いた。

 今週は4戦1勝だが、そこそこついたのでトータルもトントンだった。

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2014年11月15日土曜日

【予想と与太話】エリザベス女王杯、福島記念(2014)~今年も再び~

 今週は、7週連続GIの初戦、エリザベス女王杯。その昔、エリザベス女王が来日したのを記念して、このレース名になった。女王は大の競馬好きで、昨年、所有馬がGIを制したのは記憶に新しいところ。女王の馬が日本に遠征してきたら盛り上がるだろうなあ。

 レースにいってみたい。
 例年通り、3歳か古馬か、どちらを取るか悩ましい。普通に考えれば、ここを一番の目標にしている古馬が有利だ。しかし実際は、秋華賞でピークに仕上げた3歳馬が、疲れをものともせずここでも激走するパターンが多い。昨年、もう上がり目はないと見られていたメイショウマンボが勝ったのが代表例だ。
 今年もこのパターンになると見て、本命は◎ショウナンパンドラ。前走のGI勝利がフロックなのかどうか、今回で明らかになるだろう。休み明け4走目だが、月に一度の出走ペースを守っており、まだ上積みが見込めそうという中間のコメント。2年連続での秋華賞馬の戴冠を期待したい。課題は距離延長と長い直線か。
 推奨穴馬は1枠の2頭、ラキシスフーラブライド。ともに叩き2走目の実力牝馬が怖い。もう一頭、大穴ならオメガハートロック。長期休養明け2走目で激走があるかも。

 福島記念は◎アロマカフェ。3歳時にラジオNIKKEI賞を制したこの地で、最後にひと花咲かせたい。

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2014年11月14日金曜日

【予想と与太話】デイリー杯2歳S、武蔵野S(2014)~初重賞制覇なるか~

 今週から有馬記念まで、GI七連戦。好スタートを切りたいところだ。
 そんな土曜の京都メインはデイリー杯2歳ステークス、東京メインは武蔵野ステークスである。

 デイリー杯は長い間、その世代の最初のGIIだったのだが、2歳戦線の番組変更に伴い、京王杯にその座を譲ることになった。何だか残念だが、こんなことを残念に思っているのは私だけかもしれない。
 デイリー杯は「デイリースポーツ」の名前を冠した競争である。デイリースポーツは神戸新聞の発行するスポーツ紙で、阪神タイガースを応援するための新聞である。シーズンオフも連日、阪神の話題で紙面が埋まっている。このレースに、ぜひトラキチシャチョウに出てもらいたかった。

 この時期の2歳戦はワケワカメなので、予想は武蔵野Sを中心に。
 今年から東京中日の冠がついたこのレース。チャンピオンズCの前哨戦のわりには手薄なメンバー構成か。それなら本命は◎エアハリファ。左回りのダートは2-1-0-0で休み明けも得意。最内枠はちょっと誤算だが、このメンバーなら。初重賞制覇を期待。
 推奨穴馬はトウショウフリーク。前走の大敗で人気を下げそうだが、休み明けは大の得意。

 デイリー杯2歳Sは◎ケツァルテナンゴが本命。

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2014年11月10日月曜日

書評 落合博満『采配』(ダイヤモンド社)

オレ流采配は、実は普通の采配だった


 落合氏がドラゴンズの監督を退任直後に、8年間の監督生活を振り返りつつ、選手の育成法や常勝チームの作り方などについて語った本である。
 落合氏の指導法や采配は「オレ流」と呼ばれ、慣例にとらわれない斬新な発想によるものだと思われている。しかし本書を読むと、このオレ流が突飛な発想ではなく、むしろ当たり前のことのように思えてくる。
 川崎投手の開幕投手抜擢、完全試合目前の山井投手の交代劇などなど、オレ流の例はいくらでも出てくるが、それぞれにちゃんとした根拠があるのだ。本書でその根拠がていねいに説明されているので
「なるほどなあ」
と感じると同時に
「オレ流って、むしろ普通じゃん」
と思えてしまうのだ。

 オレ流の人の育て方の極意は
「自分で考えることのできる選手にする」
ということに尽きる。当たり前といえば当たり前のことなのだが、かといってなかなかできることではない。指導者はえてして、自分の成功手法を持ち出して、選手に手をさしのべてしまいがちだ。人を育てる(率いる)立場の人には思い当たる節があるだろう。
 しかし落合氏は「自分で考えさせる」ことを徹底する。そのため「冷たい」という印象を持たれてしまうのだろう。だがこれは反対で、手取り足取り指導することはむしろスポイルであり、突き放して自分で考えさせることが本当の愛情なのだということがよく分かる。
 この指導法は、最近読んだ森繁和氏の『参謀』に書かれていることと全く同じである。監督である落合氏と、その腹心である森氏の考え方に全くズレがないのだ。こういう組織は強い。部長と課長の考え方が違う組織などは、歯が立たないだろう。8年間で4回優勝という圧倒的な実績が、その証拠である。

 しかし私が最も印象に残ったのは、指導法や采配ではなく、最後の節に書かれていることだった。
「仕事の成果と幸せにに生きることは、別軸で考える」
というタイトルの最終節が心に響いた。
「自分の人生、自分で責任を持って、自分で考えろよ」
と言われたような気がした。



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【お父さんの週末料理】2024年4月26~29日<small>~GWのから揚げ大会~</small>

 わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している、そのメニューを絶賛(?)公開中、  家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(高2)、息子(中2)の4人、  GW前半の3連休。金曜に休みを取ったので4日分の料理記録。  4月26日(金)   昼...