2019年9月4日水曜日

【読書メモ】当原珠樹/文、酒井以/絵『かみさまにあいたい』(ポプラ社)

 小3の息子が読書感想文を書くために買った、2019年の夏の課題図書。

 クラスで一番の悪ガキが神様に会いたがっていることを知ったのをきっかけに、なぜか仲良くなっていく少年が主人公。優等生と悪ガキが徐々に友情を深め合っていくという、少年小説の王道だ。
 反抗期を迎え、学校や親に反発する悪ガキの気持ちがよく描かれている。おばあちゃんへの懺悔のシーンと、カステラの出てきた場面にはウルッときてしまった。子ども向けの本で涙がにじむとは、私の涙腺も緩くなってきたものだ…。

 感想文を書くためもあったのだろうが、息子が何度も読み返していた。思うところがあったのかもしれない。

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2019年9月2日月曜日

【読書メモ】村上春樹『1Q84』(新潮社)

 ご存じ、村上氏の長編小説の一つ。そのうち読もうと思っていたら、出版から10年が経っていた。二つの時系列の話が重層的に語られ、それが一つに交わるところが終着点という、村上小説のいつもの手法だ。

 私が読んだ村上小説の中では、最もミステリー色の濃いストーリーだった。ただし、ミステリーではないので、謎や伏線のほとんどは回収されない。
 少ない登場人物でこれだけの大作を描ききる手腕は、相変わらずお見事。どこからどこまでが、どの世界なのか。その微妙な境界と曖昧さを愉しんだ。

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2019年9月1日日曜日

【目指せサブ3】45歳でランニングを始めました(2019年8月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月の初マラソンでサブ4を、3月の2度目でサブ3.5を、翌シーズン2018年11月の3度目でサブ3.1(3時間10分)を達成。現在はサブ3を目標にトレーニング中。
 猛暑の月に、月間最長距離を記録した。幸い、故障(腸脛靱帯炎)も再発せず、走り込めている。

◆総 評◆
 月間走行距離は252 km。昨年10月の251 kmをちょっとだけ超える、最長記録だ。クロストレーニングの水泳(1回だけだが…)やトレラン(距離が稼げない)もやって、スピード系のトレーニングも減らしていないので、かなり距離は踏めたと言ってよいだろう。休みの日を減らして「つなぎのジョグ」を増やしたのが大きかった。ロングジョグを室内(ジム)で2回やったのも疲労を残さず走れた要因かも。
 ただし、走りすぎには注意。少なくとも週に2日は走らない日を、月に1週は「抜く週」を作り、疲労を溜めないようにしたい。距離を伸ばしすぎて腸脛靱帯炎が再発しないようにも、注意が必要だ。
 ポイント練習は週3回で、ハイペースのインターバル走と、閾値走と、ロングジョグ。

◆つなぎのジョグ◆
 上記のように、つなぎのジョグを増やした。言い方を変えれば、走らない日を減らした。本や雑誌を読むと、サブ3レベルの練習では、休みは週に1または2日だ。それにならって、なるべく週休1、2日を実践した。
 結果は、確かに走行距離は増えたが、効果は微妙。そもそも、つなぎのジョグにどういう効果があるのか、あまり分かっていない。そこから勉強する必要がありそうだ。週休は2~3日にして、よりフレッシュな状態でポイント練習をするほうが、むしろよいような気がしないでもない。
 来月までの課題としたい。

◆インターバル走◆
 「抜く週」以外は毎週できた(3回)。2回はキロ3:55を切るペースで追い込めたが、1回はちょっと追い込みきれなかった。いつもと違うところで走ったからかもしれない。いずれにしろ、一人で追い込むのは難しい。
 雑誌「クリール」の10月号で、インターバルトレーニングが特集されていた。勉強になったのは「インターバル走≠追い込む」だということ。とことんまで追い込むのではなく、ちゃんと後傾ラップになるように、最後にペースを上げられるくらいの強度で走るのがよいそうだ。
 といいつつ「心拍数はMax近くまで上げる」とか「5 kmのレースペースが基本」とも書いてある。かなり追い込まないと心拍数はMaxに上がらないし、5 kmのレースペースで走ると、最後にペースアップする余裕はない。まだ気温が高いから、このあたりのさじ加減がずれているのだろうか?
 インターバル走はのペースと本数の設定は奥が深い。また、故障にも注意。

◆閾値走◆
 心拍数の強度が80~90%(ガーミンで言うところのゾーン4)で10 km走っている。今月は4回実施したのだが、タイミングが悪く、直射日光がきつい時間に走ってしまうことが多く、あまり上手く走れなかった。ケチらずに、ジムを利用すべきだったか。
 気温が高く、直射日光がきついと、同じ心拍数を保っていてもどんどんペースが落ちていく。暑い時期に、最も向いていないトレーニングだ。
 設定心拍数を少し落とすほうがよいのだろうか。90%に近い心拍数で走りすぎているのかもしれない。

◆ロングジョグ◆
 ロングジョグは2時間。今月は4回やったが、そのうち2回はジムのトレッドミル。室内は快適だ。最高気温35 ℃を超えるような危険な暑さの日は特にありがたい。雨の日にも重宝しそうだ。
 外を走った日は、行ったことのない道を走ってみた。近所に、意外にまだ知らない地域や道があるものだ。探検ランはなかなか楽しい。
 来月は一度、2.5時間で30 km近くを走ろうと思う。

◆クロストレーニング◆
 あまりに暑い日は、トレランや水泳を入れた。トレランは標高100 m程度の山を縦走。だいたい15分で山の反対側に抜けられる。もしくは公園のクロカンコース。木陰はありがたい。
 水泳は、子どもたちの通っている水泳教室の開放時間。25 m泳いで、25 m歩いて戻るのを、25往復やった。600 m以上も泳いだのは、いつ以来だろうか。

近所のプチトレランに使っている山の山頂。ヤマレコより

◆まとめ◆
 酷暑の月に、よく走り込めたと言ってよいだろう。9月に入ると、徐々に走りやすくなっていくはず。怪我には注意しつつ、ペースも距離も上げていきたい。
 9月後半に30 km走をやりたいが、時間と気力が確保できるだろうか…。練習会に出るのもよいかもしれない。

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【中央競馬予想の回顧】小倉2歳S、新潟記念、札幌2歳S(2019)

 今週は小倉2歳S。
 ◎ヒバリは好スタートから徐々に押し上げて3コーナー手前でハナに立った。どこまで粘れるかと思っていたら、4コーナー手前で早くも失速し、大差のしんがり負け。故障か。
 勝ったのはマイネルグリット。3連勝で重賞制覇。血統的には距離が伸びても楽しめそうだ。

 新潟では新潟記念。
 ◎カヴァルは後方のまま、見せ場なく沈んで11着。論ずるに値しない走りだった。
 勝ったのはユーキャンスマイル。距離不足の懸念も何のその。地力の違いを見せた。2着にジナンボーが入り、金子馬のワンツー。

 土曜は札幌2歳S。
 ◎エイリアスは後方から。直線は内を突く構えを見せたが、結局は外に出し、流れ込んだだけの11着。内をズバッと突いていたところで、勝ち負けには絡めなかっただろう。完敗。
 勝ったのはブラックホール。2着にサトノゴールドが入り、新種牡馬ゴールドシップ産駒のワンツーとは驚いた。

 今週は3戦0勝。小倉開催はさっぱりのまま終わってしまった…。

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2019年8月31日土曜日

【中央競馬予想と与太話】小倉2歳S、新潟記念(2019)~前回のぞろ目は超大穴~

 今週は小倉2歳ステークスと新潟記念が組まれている。

 新潟記念は、今回で55回目のぞろ目を迎える。前回のぞろ目だった2008年の勝ち馬が、アルコセニョーラ。前走まで6走連続で馬券に絡んでいない牝馬が人気するはずもなく、18頭中の16番人気。しかし、レースでは後方一気を決め、2馬身差の快勝。3連単は100万円を超えた。
 母としては今のところ目立った活躍馬は出していないが、2歳、1歳の子がいるようなので、これからのブレイクに期待したい。

 レースにいってみたい。
 フルゲートの18頭が揃った。本命は◎カヴァル。今年に入って3連勝し、オープン入りを果たしてここに駒を進めてきた。間隔を空けて使われており、疲れは心配なし。エイシンフラッシュの代表産駒となってほしい。
 推奨穴馬はブラックスピネル。すんなりならしぶとい。

 小倉2歳Sは◎ヒバリを狙う。今年は新種牡馬の当たり年か。エピファネイア産駒の初重賞制覇に期待。

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2019年8月30日金曜日

【中央競馬予想と与太話】札幌2歳S(2019)

 本日は予定があるので簡単に。
 小倉・新潟・札幌開催もあっという間に最終週。日曜日からは9月だ。時の過ぎるのが早い。

 そんな土曜は札幌で札幌2歳Sが組まれている。
 札幌2歳Sは1800 mに距離が延びた当初から、ジャングルポケットやアドマイヤムーンを輩出するなど、出世レースだったが、近年はしぼみ気味。今年はどうだろうか。

 レースにいってみたい。
 本命は◎エイリアス。前走の新馬戦は、着差こそクビ差だったが、後方から34.7秒の上がりで差しきった。距離が延びて、さらに切れ味が生きないか。

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2019年8月28日水曜日

【お父さんの週末料理】2019年8月24・25日~恒例のから揚げ大会~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 土曜日の夜は外食して楽をさせてもらった。

 8月24日(土) 
いつも通り、午後に息子の野球があった。

◆朝・昼ご飯◆
 妻が、朝は鯖を、昼はオムライスを出してくれた。土曜の午前が楽だ。

◆晩ご飯◆
 妻と私の誕生会ということで、近所の居酒屋へ。昼は行ったことがあったが、夜は初めてだ。大衆居酒屋的な店と思っていたら、思ったよりも高級店だった。魚も肉もたいそう美味しかったが、食べ盛りの子どもと行くにはコスパが悪いかも。

近所の居酒屋。魚も肉も美味しかった

 8月25日(日) 
この日も午後は息子の野球。娘と妻はオリックス戦を見に行った。

◆朝ご飯◆
 小鯵が1パックなんと58円。内臓を取ってじっくり揚げて、南蛮漬けにした。酸味がグー。子どもたちは酸っぱいものはわりと平気だ。息子は「まあ、普通」の評価。
 他はサラダとご飯。

鯵の焼き浸し。コスパ最高

◆昼ご飯◆
 息子と私の二人メシ。通販で買ったレトルトのスープカレーを食べた。それほど辛くないカレーだった。朝食と昼食の間隔が短いので、量はそれほど多くなかったが満腹になった。
 他はサラダ。

レトルトのスープカレー

グルメぼーのより

◆晩ご飯◆
 月曜からは、娘と息子で留守番。昼ご飯が必要なので、から揚げ大会にした。むね肉2枚と、もも肉1枚を揚げた。もも肉はちょっと塩味がきつかったかも。息子と妻はむね肉に、娘はもも肉に軍配。
 他はサラダ、シチュー風スープ、南蛮漬けの残り。ホワイトソースが残っていたのでスープをシチュー風にしたら、息子が気に入った。また作ろう。

むね肉のから揚げ。息子と妻はこちらに軍配

こちらはもも肉。娘はこちらが好み

◆作り置き◆
 旬のゴーヤを牛肉と炒めて、そばの実も加えた。月曜から食べてください。

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【読書メモ】深木章子『殺意の構図』(光文社文庫)

 初めて読んだ深木作品。なるほどよく組み立てられたストーリーだ。「構図」という言葉をタイトルに使いたくなるのも頷ける。  一人称を変えることにより、さまざまな角度から事件に光が当たる。 「なるほどそうか」「確かにそうだよね」「そうか、この人だったか」 と納得しているうちに...