2014年5月3日土曜日

天皇賞・春 予想と与太話2014

 今週は天皇賞・春。菊花賞とともに、京都の誇る伝統の長距離GIだ。京都には他にもいろいろGIがあるが、この二つはやはり別格である。
 ところが格の高さとは裏腹に、近年、天皇賞・春は荒れ気味である。イングランディーレが横山典騎手の口笛とともに逃げ切ったのがちょうど10年前。それから昨年まで、馬連万馬券が5回、しかもそのうち2回は5万円超えだから、最も荒れるGIと言えるだろう。昨年も、2、3番人気の馬で決まったが、1番人気のゴールドシップに人気が集中していたため、馬連は30倍を超えた。
 強い馬が強い勝ち方をするレースであってほしい気持ちもあるが、馬券的には非常に面白い。

 レースにいってみたい
 現時点で単勝10倍以下が3頭。4、5、6歳の代表が1、2、3番人気となっている。その中から本命は◎ウインバリアシオン。6歳、すなわちオルフェーヴル世代の代表だ。屈腱炎を患った馬だが、先週の追い切りでは超抜時計を叩き出した。再発の不安もあるだろうが、陣営も勝負に出ているのだろう。乗り替わりと追い込み一手の脚質は不安材料だが、他の人気馬も同様の不安は抱えている。悲願のGI奪取のチャンス。
 人気馬ですんなり収まるとは思えないので、相手は手広く流したい。推奨穴馬はちょっと多めの3頭。前走の負けで2、3走前がすっかり忘れられているサトノノブレス、前走で◎の2着だったホッコーブレーヴ、相手が軽かったとはいえ前走の長距離レースで強い勝ち方を見せたフェイムゲーム

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...