2015年5月1日金曜日

【予想と与太話】天王山S、青葉賞(2015)~着順ほどには~

 今日は遅くなったので、簡単に。

 天皇賞前日の土曜日は、京都で天王山Sが、東京で青葉賞が行われる。
 天王山Sの本命は、◎サウンドガガ。ここ2走は人気を裏切っているが、あと一歩のところまで粘っている。前がそれほど速くなりそうにないここはチャンス。
 青葉賞は思い切ってミュゼダルタニアンが本命。かなりスローになりそう。前残りを見込む。

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2015年4月29日水曜日

映画評『ゴールデンスランバー』

珍しく、原作を読むよりも先に映画を見た


 旧友に呼び出され、車の中で眠っていると、首相暗殺の犯人になってしまった男の逃亡劇。元カノや昔の仲間にかくまわれつつ逃亡する青柳雅春に、不思議な協力者が次々と現れる。いったい誰が、何の目的で青柳をスケープゴートに仕立て上げたのか。窮地に追い込まれた青柳は逃げ切れるのか。冤罪事件の謎と、追いつ追われつの大活劇のバランスが絶妙。

 伊坂幸太郎のベストセラー小説を映画化したもの。私は、原作を読んでから映画を見ることがほとんどなのだが、今回はまず映画から鑑賞した。本屋大賞など、さまざまな賞を勝ち取っている原作が面白いことはほぼ確定だが、果たして映画はどうなのか。
 結論を述べると、違和感なく楽しめた。逃亡劇のスリルと、謎解きのドキドキ感が、見事に表現されていた。細部には
「なぜ、この人がここで出てくるの?」
という背景が分からない場面も出てくるが、時間の制約のある映画では仕方ない面があるのだろう。上手く処理されていると思う。原作を読めば
「ははあ、なるほど、そういうことだったのね」
と、その背景が理解できるのだろう。記憶の新しいうちに読んでみたい。

 現在の邦画は、人気の小説を映画化したものがほとんどだが、どうしても端折らざるをえず、話が「閉じない」部分が出てきてしまう。邦画界の事情もあるのだろうが、原作に頼らない映画の復権を期待したい。




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2015年4月26日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年4月25日・26日~タケノコが送られてきた~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小1)、息子(年少)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 日曜日の昼は外出したので3食分。実家から立派なタケノコが送られてきた。

 4月25日(土) 

◆昼ご飯◆
 メインは手羽中の甘辛焼き。

<手羽中の甘辛焼き>
 まずは皮目から焼く。焼き目がついたら弱火に落としてフタをして蒸し焼きにして、しっかり火を通す。骨付き肉はしっかり火を通さないと、中が半生になってしまう。最後に醤油とみりんを絡めてできあがり。

<具だくさん中華風スープ>
 ささみ、タマネギ、ハムでダシを取り、豚ミンチの肉団子を加えた。

<タケノコご飯>
 タケノコがたくさん来たとなれば、この一手。具はシンプルにタケノコのみ。

<カツオのなめろう>
 日経新聞のレシピを見て、美味しそうだったので作ってみた。刺身がなかったので叩きで代用したのだが、それほど違和感はなかった。
日経新聞簡単レシピ

<サラダ>
 キャベツ、キュウリ、茎ワカメ、菜の花。

―評 価―
 おおむね好評。手羽中は子どもたちの好物の一つ。骨付き肉にかぶりつくというのは、本能が刺激されるのだろうか。

◆晩ご飯◆
 メインは塩サケ。

<塩サケ>
 焼いただけ。付け合わせはタケノコ、エノキ、ピーマンのバター炒め。

<カツオのたたき>
 なめろうの残り。

<具だくさん中華風スープ>
 昼と同じ。

<タケノコご飯>
 昼と同じ。

<サラダ>
 昼と同じ。

―評 価―
 塩サケは中辛の表示だったが、けっこう辛かった。今日はおやつが少し多めだったのか、息子がやや進まなかった。可もなく不可もなく、といった感じ。

 4月26日(日) 

◆晩ご飯◆
 メインは昨日の作り置きのうまうま鶏肉ハム。

<うまうま鶏肉ハム>
 ササミが安かったので、今週もこれを作り置きメニューに。今回はマヨ醤油味と、チヂミのタレ味の2種類。作り方は下記参照。
3月7日

<タケノコと春キャベツの和風パスタ>
 タケノコご飯が残り少なかったので、炭水化物を補うために作った。4人で100 g。フライパンにタケノコを敷き、山盛りにキャベツを乗せて、フタをして加熱。蒸し焼きにした。ダシの素と醤油で味付けして、パスタに絡めてできあがり。

<サヨリの刺身>
 旬のサヨリが美味しそうだったので、ちょっと贅沢した。

<具だくさん中華風スープ>
 昨日と同じ。

<タケノコご飯>
 昨日と同じ。

<サラダ>
 昨日と同じ。

―評 価―
 不評というわけではないのだが、昼が外食で腹一杯に食べたせいか、それほど反応はよくなかった。ただ子どもたちは刺身は大好物で、一瞬で平らげた。

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【予想の回顧】マイラーズC、フローラS、錦S、福島牝馬S(2015)

 今週はマイラーズC。
 ◎フルーキーは中団の内から。4コーナーでは最内を突くが開かず、外に進路を切り替えたが4着まで。その後ろにいた人気のフィエロ(3着)には力負けだった。もう一列前で競馬をしたかった。
 1、2着は前にいたレッドアリオンサンライズメジャーが占めた。逃げると思われていたテイエムタイホーが控えたため、かなりスローになった。ちょっと参考外のレースと言えそうだ。

 東京ではフローラS。
 ◎ディアマイダーリンは3番手で折り合いをつける。いい感じだ。直線ではなかなか前が開かなかったが、進路を見つけるとしぶとく伸びて2着に頑張った。2番手につけたシングウィズジョイが1着で、行った行ったに近いレースだった。このレースも本番との結びつきは微妙。

 土曜は京都で錦S。
 ◎ウインプリメーラは予定通り逃げ馬を見る位置取りから。直線では前の馬をかわして先頭に立ったが、外から人気のトーセンソレイユが襲いかかる。馬体が合うと再び伸びる勝負根性を見せたが、最後はカバーストーリーが2頭をまとめてかわして、アタマ、ハナ差の3着。もうひと息だった。

 福島では福島牝馬S。
 ◎パワースポットは1番人気。道中は最後方をのんびり進み、3コーナーあたりから進出するが、4コーナーでは大きくかたまった馬群の大外を回さざるを得ず、7着まで。上がりは最速だったが、あまりにゆっくり構えすぎたか。
 勝ったのは中団から抜け出してきたスイートサルサ。2着には1000万条件を勝ったばかりのリラヴァティが入った。本番(ヴィクトリアマイル)には結びつかなさそうだ。

 今週は4戦1勝で、1勝も人気の決着だったが、そこそこついたのでほぼトントンにとどまった。

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2015年4月25日土曜日

【予想と与太話】マイラーズC、フローラS(2015)~まだ違和感が~

 今週はGIはお休み。京都でマイラーズカップ、東京でフローラステークスが行われる。
 マイラーズCは京都に移ってから4回目。まだ違和感がぬぐえないなあ。この歳になると、慣れるまでにかなり時間がかかりそうだ…。

 レースにいってみたい。
 京都の開幕週なので前が残るかと思いきや、意外に差しが決まっている。本命は◎フルーキー。昨秋にオープンに昇級後は、人気ほど走っていないとはいえ、重賞で2、4、3着。ここで賞金を加算して、堂々とGIに向かいたい。
 推奨穴馬はサンライズメジャー。休み明けが嫌われているのか、人気がない。

 フローラSは◎デイアマイダーリンが本命。1勝馬がほとんどのここ、実績上位のこの馬を信頼。

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2015年4月24日金曜日

【予想と与太話】錦S、福島牝馬S(2015)~錦通りの終点は~

 今週は久しぶりに好天に恵まれた。競馬も京都・東京開催が開幕し、競馬観戦には最適の時季である。馬券も気持ちよく的中させたいものだ。

 そんな土曜は京都で錦ステークスが、福島で福島牝馬ステークスが行われる。
 錦とは京都の錦通りのこと。京都の台所と呼ばれる錦市場がある通りなのだが、実は錦通りはその先も伸びていて、堀川通を超えて壬生川通が終点である。こういう裏通りを、端から端までプラプラと歩くと、新しい発見があるかもしれない。
 ちなみに、錦通ではなく錦小路通というのが正式名らしい。

 レースにいってみたい。
 8頭立てと寂しいメンバーになった。本命は◎ウインプリメーラ。京都は前回こそ崩れたが3-1-0-1と得意。開幕週で前につけられる脚質も有利。2、3番手から早めに抜け出してほしい。
 少頭数なので推奨穴馬はナシ。点数を絞って勝負したい。

 福島牝馬Sは◎パワースポットが本命。前走でお世話になった馬をもう一度狙う。差しが決まる展開・馬場になりそう。

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2015年4月21日火曜日

【書評】東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川文庫)

過去と未来の間でやりとりされる人生相談。いい味を出している。


 ナミヤ雑貨店に悩み事を投函すると、翌日に回答が返ってくる。そのアドバイスによって人生が変わった人たちの物語が五つ収められている。

 本書のキモは、回答者が二人(2グループ)いること。一人はナミヤ雑貨店の店主。流行らない雑貨店の老店主が人生の悩みに真摯に答えるという、ありがちな設定だ。
 しかし、回答者がもう一つ設定されているところが面白い。それが無職の若者3人のグループなのだが、彼らは未来にいるのだ。過去から送られてくる悩みに、傍若無人に、しかし真剣に回答する。過去と未来の間に築かれた絆に、心がじんわりと暖かくなる。浅田次郎氏の作品に似た雰囲気を感じた。

 この2種類のアドバイスによって影響を受けた五つの人生が、互いに絡み合い、一つの物語を織りなしていく。最後は五つの人生、いや十の人生が見事につながる。単なる短編集に終わっていないところが、さすが東野作品。月並みだが
「上手いこと考えるなあ」
としか言いようがない。




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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...