2016年3月20日日曜日

【予想と与太話】フラワーカップ(2016)~美味しい重賞~

 3日間開催最終日は、中山でフラワーCが組まれている。
 ひと昔前は、ダンスインザムードやキストゥヘヴンがここをステップに桜花賞を制したが、最近はほとんど結びつかない。NHKマイルCとの関連も薄く、なんだか中途半端な重賞になってしまった。ダートにするとか、距離を縮めるとか、何かを考える時期にきているのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 頭数は揃ったが、2勝馬は2頭のみ。実質、500万条件戦と言って差し支えなかろう。私が1勝馬の馬主なら、ぜひ出走させたい。
 本命は、2勝馬のうちの一頭、◎ゲッカコウ。このメンツなら実績上位で、中山にも良績がある。好枠から抜け出してほしい。
 推奨穴馬はゴッドカリビアン。堅実。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年3月19日土曜日

【予想と与太話】阪神大賞典、スプリングS(2016)~時代で変わる、レースの雰囲気~

 3日間開催の中日の日曜日は、西で阪神大賞典が、東でスプリングSが行われる。
 阪神大賞典は、ここ3年はゴールドシップが3連覇を達成し、その1年前はオルフェーヴルが3角逸走というトンデモハップンなレースを見せるなど、何かと話題の多いレースになっている。
 昔は、メジロマックイーンやナリタブライアンなどの横綱が出てきて、普通に勝って天皇賞へ、という格の高いレースだったのだが。レースの質、というか雰囲気も、時代によって変わっていくということなのだろう。

 レースにいってみたい。
 ゴールドシップが引退し、案の定、メンバーがかなり小粒化した。それなら◎アドマイヤデウスで足りないか。昨秋はGI三連戦で跳ね返されたが、ひと息入れた前走で3着と力のあるところを見せた。父のアドマイヤドンは意外に長距離指向の種牡馬。3000 mでも。
 推奨穴馬はカムフィー。前走だけで見限れない。

 スプリングSは◎ドレッドノータス。大外枠は誤算だが、前に壁を作れれば。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年3月18日金曜日

【予想と与太話】ファルコンS、若葉S(2016)~いい加減な予言~

 今週は三場×2日=6日分の開催を3日間に分散するという変則3日間開催。ちょっとややこしいが、三場よりも二場のほうが落ち着いて馬券を検討できるし、3日間も競馬が楽しめると、前向きに捉えたい。

 そんな土曜は中京でファルコンSが、阪神で若葉Sが組まれている。
 ファルコンSは距離が1400 mに延びてから今回で5回目。数年前に
「距離が延びたことによりレースのレベルが上がり、NHKマイルCとの関連も深くなるだろう」
と予言したのだが、今のところ全くの外れ。過去2年の勝ち馬は、ともにこのレースの後、一つも勝っていない。この2頭の名前をすぐに思い出せる人は、相当の記憶力の持ち主か、馬券を取った人かだろう。正解は2年前がタガノグランパで、昨年がタガノアザガル。
 今年は、私の予言を後押しするような馬が出てきてくれるだろうか。

 レースにいってみたい。
 18頭とフルゲートになった。「500万条件は勝ったが、その後が厳しい」という馬が多く、かなりの混戦模様。
 本命は◎シュウジで仕方なかろう。距離短縮はもちろん好材料で、左回りも克服済み。転厩初戦だが、須貝師なら心配なかろう。実績を信頼。
 推奨穴馬はモンスターキング。かなりの降雨が見込まれ、ダート馬の出番があるかも。

 若葉Sは、こちらも人気だが◎アドマイヤダイオウで。重馬場適性あり。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年3月17日木曜日

【書評】床丸迷人『四年霊組こわいもの係』(角川つばさ文庫)

娘から「面白いから読んでみて」と言われたら、読まないわけにいかないよね


 小学2年の娘から「面白いから読んでみて」と薦められた本。本を薦められるようになるとは、娘も頼もしく成長したものだ。
 娘は、この本をサンタからプレゼントしてもらった。これがツボにはまったらしく、続編も買って何度も読み返している。プレゼントした本を気に入ってくれて、サンタさんも喜んでいます(笑)。

 では拝読。「30分くらいで読めるかな」と思っていたら、思いのほか時間がかかった。いつの間にこんなに長い本を読めるようになったのだろう。子どもの成長は早い。
 また、文章表現も高度である。
「時代劇のセリフでタンカをきってみた」
「しどろもどろ」
のようなレベルの表現があちこちに出てくるのだ。娘はすでに、新しい単語や表現を、文脈から身につけることができる段階に入っているようだ。子どもの成長は早い。

 娘の自慢ばかりになってすみません。
 内容は、謎あり、恋あり、涙ありと盛りだくさん。主要人物たちもキャラが立っており、躍動感たっぷり。連作集的な構成になっていて、話が途中で細切れになっているのも小学生にとっては読みやすいだろう。オチもよかった。
 最後にあとがきを読んで、まあビックリ。なんと本書は、元々は床丸氏が娘さんのために書いたものだというではないか。そのため、主人公の名前は娘さんの名前になっているのだそうだ。
 さっそく、私も娘を主人公にした小説を書いてみようと思う。

【粗筋】
 友花は新4年生。始業式の日に四年霊組へ連れて行かれ、代々続く「こわいもの係」に就任した(させられた?)。霊組の仲間である花ちゃん(座敷わらし)、鏡子さん(鏡の精霊)、ドクパン(理科室の人体標本)とともに、怪しい事件を次々と解決していく。



四年霊組こわいもの係 [ 床丸迷人 ]
四年霊組こわいもの係 [ 床丸迷人 ]
価格:691円(税込、送料込)

2016年3月15日火曜日

【書評】三浦綾子『氷点』上・下(角川文庫)

「罪を背負わせた者」と「罪を背負わされた者」。この対比が描く、ひたすらに重いストーリー


 何と重いストーリーだろう。過酷な運命を背負いながらも、前向きに健気に生きる少女の姿が心を打つ。周囲の大人たちは、ドロドロワールドにはまり込み、さらに少女を傷つける。

「罪を背負わせた者」と「罪を背負わされた者」。このキリスト教的な対比が本作の骨子を貫いている。背負わせた側と背負った側、それぞれの苦悩が積み重なり、ページをめくる手も、どんどん重くなってゆく。
 人生の苦悩を描いた作品はたくさんあるが、それを「背負わせた」側にむしろ焦点が当てられているのが恐ろしい。苦悩を背負った側がそれを克服してハッピーエンド、ではないのだ。苦悩を背負わせた側の醜い生き様、すなわち「罪」が晒されているところが重い。
 罪、罰、償い。これらが見事に描かれている名作。

【粗筋】
 1964年に書かれた、三浦氏の処女作にして代表作。愛娘を殺害された父親が、妻への腹いせに、妻には秘密でその殺人犯の娘を養女に迎える。しかし、その秘密が妻にばれてしまう。
 迎えられた養女は、父からは距離をおかれ、母からは憎まれ、過酷な少女時代を過ごす。しかし、血筋や血統が何よりも重要だった時代に、前向きで明るく生きていく養女の様子が健気で心を打つ。
 ついに少女の気持ちが「氷点」に達したとき、すべては終わりを迎える。



氷点(上)改版 [ 三浦綾子 ]
氷点(上)改版 [ 三浦綾子 ]
価格:691円(税込、送料込)
氷点(下)改版 [ 三浦綾子 ]
氷点(下)改版 [ 三浦綾子 ]
価格:691円(税込、送料込)

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2016年3月14日月曜日

お祭り(蓮如忌)に行ってきた~小2の娘と年中組の息子~

 日曜日に近くのお寺で蓮如忌が行われた。浄土真宗の中興の祖である蓮如さんを追悼する催しである。お寺でお粥(有料ですが)が振る舞われ、屋台もいくつか出る。お祭りではないのだが、子どもたちはお祭り感覚で参加した。

【まずはお粥】
 家で軽く昼ご飯をとって、自転車で出発。息子と私は電動自転車に二人乗り。娘は自分の自転車でついてくる。上手に乗れるようになったものだ(前日はこけてたけど…)。
 お寺に到着し、まずはメインのお粥をいただく。息子は
「なんで(ジャンキーなものではなく)お粥なん?」
と不満げだった。3人で2人前を食べた。
 このとき隣でお粥を食べていたのが、息子のクラスメイトだと判明。お互い恥ずかしいのか、あまり言葉を交わさなかった(笑)。

お粥。少し堅めで美味しかった

【お待ちかねの屋台へ】
 ちょっと多いかなあと思ったのだが、子どもたちに1000円ずつ渡して好きに使わせた。
 まずは二人ともスーパーボールすくい(300円)へ。子ども向けにかなり丈夫に作ってあり、どんどん取れる。何個すくっても、もらえるのは五つと決まっているのだが、たくさんとれるほうが面白いよね。

たくさんとれて満足

 息子は次にクジ引き(300円)へ。ガラガラ回すと、白い玉がぽとり。
「3等賞おめでとう!」
と言われて喜んでいたが、1~3等までしかないクジだった…。息子は珍しく、剣ではなくビニールのボールをチョイス。

 その間に、娘は水あめ(100円)を堪能。安いものをたくさん買いたいというよりも、思い切って高いものを買えない性格のようだ(笑)。お金を貯め込むタイプかもしれない。
 水あめは想像以上に美味しかったようで、帰ってからも
「あんなに美味しいものが100円なんて、めっちゃお得やったわ」
と妻に報告していた。そこまでか?…。

【外のお店へ】
 お寺の外にも店があるので、そちらも見に行った。
 娘は和菓子屋さんに突撃。
「いちご大福が2個入りのしかないから、半分ずつお金を出し合って1個ずつ分けへん?」
と私に提案してきた。頭が回るようになってきたものだ。しかし、残念ながら人気のいちご大福は売り切れ。店から出てきて、珍しく娘が真剣に考え込んでいる。何なのだろうと思っていると、おもむろに
「やっぱりもう1回行ってくる」
と店に入り、桜餅(130円)を買ってきた。頭の中がアンコでいっぱいだったのだろう(笑)。

 娘が桜餅を食べている間に息子とブラブラしたのだが、めぼしい店はなかった。娘のところに戻ると
「ソフトクリームも買っていい?」
と、抹茶とバニラのミックス(260円)を購入。好きに使ってよいと言った手前、好きにさせたが、食べすぎやろ…。

【再びお寺へ】
 再びお寺に戻った。息子は
「もう1回スーパーボールすくいがしたい」
と再チャレンジ。息子はお腹いっぱいで、今日は食い気よりも遊び気がまさったようだ。

 娘はさらに食い気に走り、小サイズのリンゴ飴(200円)を食べた。リンゴ飴は初体験。
「え、本物のリンゴが中に入ってるんや?」
と驚いた様子。たしかに食べてみるまでは分からないかもしれない。これで娘は990円を使い、終了。しかし、まさかここまで食べ物に走るとは想定外だった。

リンゴ飴

 息子は姉の勧めで最後の100円を水あめに使い、こちらも終了。口と手がベトベトになったが、美味しかったらしい。

水あめ。ネバ~

 その後、娘は同じ祭りに来ていたクラスメイトと鬼ごっこなどで遊んだ。こういうことがきっかけで、仲良くなったりするのかもしれない。
 思いのほか楽しいイベントだった。

にほんブログ村 子育てブログ 一姫二太郎へ
にほんブログ村

2016年3月13日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年3月12・13日~グー(いいね)×百億兆回の高評価~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 3月12日(土) 

◆昼ご飯◆
 今日は久しぶりに息子とバローへ。一匹で約1000円の立派なハマチによだれが出たのだが、土日の2日間で使い切れるかどうか微妙だったので断念。替わりに息子が選んだ、というか私が選ばせた「今週の魚」はタラ。切り身をバターで焼いた。安くて美味しかった。娘も息子も骨を上手に取って、美味しく完食。
 他は白ご飯、五目豆、ネバ三、サラダ、和風スープ。

ひじき入り五目豆

◆晩ご飯◆
 子どもたちとあんパンを作った。以前から「いつか作ろう」と楽しみにしていたのを、ついに実行したのだが、何と失敗。うまく膨らまなかった。オーブンレンジの取説のレシピ通りに作ったつもりだったんだけど…。また機会を見てリベンジしたい。
 メインは生春巻き。子どもたちも一緒に巻いてくれたのだが、これがなかなか難しい。ついつい具をたくさん入れすぎてしまう。
 他は白ご飯、五目豆、ネバ三、サラダ、和風スープ。

不揃いな生春巻きたち

 3月13日(日) 

◆昼ご飯◆
 今日はお祭り(蓮如忌)に行くので、軽めに。昨日の生春巻きの残りと、食パン、スープ、五目豆。軽めと言いつつ、それなりに食べた。

生春巻きをパクつく息子

◆晩ご飯◆
 娘、息子とギョウザを作った。娘はキャベツのみじん切りを担当。もう、任せておけば完遂してくれる。頼もしいものだ。息子はコネコネ係と包み係を担当。こちらも上手にやってくれる。ホットプレートで焼いて、美味しく食べた。特に息子はオヤツが控えめだったので、モリモリ食べた。
 もうひと品、ハンガリー料理のジャガイモの重ね焼き(Rakott krumpli)を作った。先日、娘がハンガリー料理教室に行き、レシピを持って帰ってきたので、作ってみた。ジャガイモとミンチとトマトを重ね、サワークリームでとじてオーブンで焼くという料理。パルマンティエに近いが、サワークリームとトマトの風味で、かろやかな仕上がり。こちらも息子がたいへん気に入り
「グー(いいね)が百億兆回やな」
と異例の高評価。作った甲斐もあったというものだ。
 他はサラダ、五目豆、ネバ三、即席わかめスープ。

ギョウザとハンガリー料理

にほんブログ村 子育てブログ 一姫二太郎へ
にほんブログ村

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...