2016年8月10日水曜日

恐竜博物館と芝政ワールドに行ってきた その2~小3の娘と年長組の息子~

 今年の夏の旅行は恐竜博物館と芝政ワールドの豪華2本立て。恐竜博物館の後は芦原温泉へ。
 恐竜博物館編(その1)はこちら。

《芦原温泉へ》
 永平寺行きを断念し、宿泊地の芦原温泉へ。えちぜん鉄道あわら湯のまち駅近くに行けば、お店やら何やらあるだろうと向かったのだが、意外に閑散としていた…。
 猛暑の中、ヘロヘロと歩いていると湯けむり横丁を発見。まだ店が開いていなかったが、なかなか楽しそう。次回は旅館ではなくここで晩ご飯を食べるのもよいかもしれない。
 その横には芦湯という名の足湯があった。入浴料は無料。「男女混浴」とわざわざ書いてあるのが面白い。水風呂もあり、とても気持ちよかった。

芦湯という名の足湯

《今回の宿は芦原温泉 美松》
 少し早かったが、旅館へ向かった。今回の宿は芦原温泉 美松。娘が選んだ旅館だ。お世辞にも新しいとは言えないが、清潔に保たれており、お風呂もきれいで気持ちよかった。

さっそくお菓子をパクり

 JTBの特典でゲームが借りられると聞いて、子どもたちは超ワクワクしていたのだが、残念ながらテレビゲームではなくボードゲームだった(笑)。ジェンガを借りたら新品だった。ゲーム貸し出しサービスは、ほとんど誰も利用していないようだ。

浴衣でジェンガ

 中庭には大きな池があり、たくさんのコイが泳いでいる。子どもたちは、コイにエサをやるのが思いのほか楽しかったらしい。こうして見ると、仲のよい兄弟のようだ(笑)。

意外に好評だったコイのエサやり

 食事も夜・朝ともそれなりに豪華で、温泉宿を満喫した。大きなお風呂に入って、浴衣でご飯を食べて、布団を敷いて寝るのもよいものだ。
 ただ大浴場で、明らかにその筋の団体さんがいたのにはビックリ(刺青を入れた人が数名いた)。酔っ払ったおじいさんに少し絡まれてちょっとビクビクしたが、何事もなかったのはよかった。それほど悪い人たちではなさそうだったし、そりゃそういう人たちも温泉旅館に泊まりたいだろうが、一緒になって嬉しい団体さんではないよねえ…。

《二つ目のメインイベント 芝政ワールド》
 二日目は、いざ芝政ワールドへ。旅館からは車で10分ほどだ。プールに行く前に、すいているうちに乗り物に乗ってしまおうということになり、まずはジェットコースター 海賊島タイフーンへ。息子は乗る前は「楽しみやなあ~」と余裕たっぷりだったのだが、乗ったら固まっていた(笑)。

海賊島タイフーン

 続いてゴーカート、モーターボートクルーズ、クレー射撃を楽しんだ。クレー射撃は大人と子どもがペアになり、わが家は二組に分かれた。男子中学生二人組と相席させてもらったので、合計四つの銃が的を狙う。結果は、何と私と息子のペアが15点満点を叩きだした。一方、男子中学生たちは5点以下の低得点。
「おれたち、クソだな…」
と自虐していたが、これにはタネがあった。銃には大人用と子ども用があり、われわれが使ったのは子ども用。おそらく、かなり当たりやすくできているのだろう。中学生たち、落ち込まないでくれ。

クレー射撃。満点を叩きだした(自慢)

《プールへ》
 芝政ワールドのウリは、なんといってもプール。流れるプールから屋内プールまで、いろいろなプールがある。「日本最大級」の看板に偽りなしだ。その中でも超目玉は、スライダー(滑り台)。何種類ものスライダーがあり、歓声が上がっていた。スライダーの充実ぶりは日本有数だろう。
 わが家もさっそくアドベンチャースライダーへ(私は財布の見張りのためパス)。娘は
「めっちゃ楽しかったで~。お父さんも行けばよかったのに~」
と大喜び。一方、母と一緒に滑った息子は、ジェットコースター同様、滑る前はワクワクしていたが、いざスタートすると固まっていたらしい…。

アドベンチャースライダー。1時間待ちはきつかった

 それほど並んでいないように見えたのだが、それでも1時間ほどかかった。これでは何度も滑るわけにはいかず、結局1回しか滑れなかったのは残念だった。改善してもらえればありがたいが、難しいかな。
 昼食をはさんで、流れるプールや屋内プールなどを満喫。こんなに長い間プールにいたのは何年ぶりだろうか。私は足の甲が真っ赤に焼けてしまった。子どもたちが喜んでくれたので、よしとしておこう。

《カブトムシとバイキング》
 プールを後にし「世界のカブト・クワガタふれあい王国」へ。期間限定の出し物だ(ただし、有料)。懐中電灯を持って、暗い室内へ。おお、いるいる。カブトやクワガタがぞろぞろと出てきた。
 出口付近におじさんがいて、ヘラクレスオオカブトを触らせてくれた。世界最大のカブトムシだが、意外にも貴重な種ではないらしい。

ヘラクレスオオカブトを触らせてもらった

 最後は、朝に乗り損ねたバイキングへ。息子はまたもや「乗る前は余裕→乗ったら固まる」のパターン…。いい加減、学習しようや…。

バイキング。息子はこれが最も怖かったらしい

 たっぷり遊んだ後は、かき氷を食べてお土産を購入して帰路についた。
 恐竜博物館と温泉旅館と芝政ワールド。楽しいだろうとは思っていたが、ここまで楽しいとは想像以上だった。子どもたちも
「ホンマに楽しかったなあ~」
と大大満足。近所の家族に聞いても「ハズレ」という声は聞いたことがない、鉄板の旅行先だ。小学生を連れた夏の旅行にはぜひお勧め!

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2016年8月8日月曜日

恐竜博物館と芝政ワールドに行ってきた その1~小3の娘と年長組の息子~

 今年の夏の旅行は恐竜博物館と芝政ワールドの豪華2本立て。まず初日は恐竜博物館へ。

《いざ出発》
 朝7時に出発。湖西道路と北陸道を経て、渋滞もなく、スムーズに恐竜博物館に到着。それでも2時間半かかった。もうちょっと早く着くかなあと思っていたのだが。
 まずはゲートで缶バッジ作り。

缶バッジを作って、はいチーズ

《まずは特別展へ》
 いざ館内へ。まずは特別展「恐竜の大移動 ティラノサウルス類と角竜の起源と進化」コーナーへ。恐竜の代表選手とも言えるティラノサウルス類と角竜(トリケラトプスなど)がどこで発生して、どのように進化して、どのように広まっていったかがよく分かった。

特別展「恐竜の大移動」。勉強になりました

 両者とも起源はアジアで、そこからベーリング陸橋(当時は陸でつながっていた)を通ってアメリカ大陸に渡り、そこで独自の進化を遂げたのがティラノサウルスとトリケラトプスなのだそうだ。大人気恐竜のティラノサウルスとトリケラトプスは進化の最終形であり、ルーツはアジアだったとは知りませなんだ。勉強になりました。
 子どもたちはそういう説明はそっちのけで、化石、動く恐竜、クイズラリーなどの展示に夢中。特に下のビスタヒエヴェルソルのロボットは非常に精巧にできていて怖かった。娘は「こーわーいー」と本気でビビリ気味。

大迫力のロボット

動画はこちら ビスタヒエヴェルソル復元ロボット動画公開

《続いて常設展へ》
 続いて常設展へ。恐竜の進化や生態から恐竜研究の歴史まで、恐竜にまつわるさまざまな展示が満載。子どもたちは化石や標本に興奮。親はパネルの説明を読んで「ほほぅ」と知的好奇心を満たせる。親も子も大満足で、飽きずに見て回ることができる。人気施設なのも、なるほどだ。
 そして、館内の広さには驚いた。よくこれだけの化石や標本を集めたものだ。最後は疲れて1フロアはパスして館を後にした。1日で見て回るのはかなりたいへんだ。

 館を出た後は、勝山のそば屋で昼食を取り、次の目的地、永平寺へ。

《永平寺へ行くつもりが…》
 カーナビの指示通りに永平寺に向かっていたのだが、左折の指示があるのに道がない。どうも新しいバイパスができて、道が変わってしまったようだ。何度か行ったり来たりしたのだが、どうもバイパスの出入り口がよく分からない。三度目で、私の心が折れた。
「なあ、永平寺はやめて、別のところでいい?」
 妻は永平寺に行きたそうだったが、子どもたちはお寺には興味なし。
「別にいいで~(むしろ、そのほうがいいで~)」
というわけで、妻には悪かったが、宿泊地の芦原温泉へ向かうことになった。

 その2へ続く。

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2016年8月7日日曜日

【中央競馬予想の回顧】小倉記念、レパードS、九スポ杯(2016)

 今週は小倉記念。
 ◎サトノラーゼンは後方のインを手応えよく追走。3コーナーから内を突いて差を詰め、4コーナーでは前を射程圏に。いい感じだと思ったのだが、そこからサッパリ伸びずに7着。もう終わってしまったのだろうか。しばらく馬券を買う必要はなさそうだ。
 勝ったのはブービー11番人気のクランモンタナ。スッと2番手につけ、そのまま粘りこんだ。何回予想しても、買えそうにない…。

 新潟ではレパードS。
 1番人気の武豊騎乗、ケイティブレイブが軽快に逃げたが、◎グレンツェントがズバッと差しきった。中央の馬場では、こちらが一枚上手ということなのだろう。
 馬券は馬連をとったが、2.6倍ではトリガミ。

 土曜は小倉で九州スポーツ杯。
 ◎ハピネスは中団から外を回して前を追ったが、さほど伸びず6着。前で流れに乗れるレースのほうがあうのだろうか。
 1、2着はロイヤルストリート-シルヴァーグレイスの差し馬で決まった。馬券はボックスで買っていた馬連が的中し、少し浮いた。

 今週は3戦2勝だが、他がいまいちでトータルはマイナス。馬券も夏バテ傾向だ。

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2016年8月6日土曜日

【中央競馬予想と与太話】小倉記念、レパードS(2016)~第2回の勝ち馬はあの馬の母~

 今週は小倉で小倉記念が、新潟でレパードSが組まれている。
 小倉記念は今年で52回目を迎える、小倉の名物重賞だ。歴代勝馬を眺めていると、第2回(1966年)のところにワカクモの名が見えた。
「この馬名には何か見覚えがあるような」
と思ってグーグル先生に聞いてみると…、おお~、何とテンポイントのお母さんでした。ワカクモは桜花賞を制した年の夏に小倉に遠征し、このレースを勝った。その後、いまでいう6歳まで走ったが、重賞勝ちはこのレースが最後になったそうだ。
 この馬の出生については、ドラマチックな事件があったのは有名な話。詳細を知りたい人は「クモワカ事件」で検索してほしい。

 レースにいってみたい。
 12頭とやや寂しい頭数。秋につながるメンツではなさそうだ。
 本命は◎サトノラーゼン。ダービー2着の後がサッパリだが、調教の動きを見ると、ようやく立ち直ってきたようだ。昨春の走りが戻れば力は1枚上。今回走らなければ、しばらく買わなくてよいだろう。
 推奨穴馬はテイエムイナズマ。ひと息入れて立て直された効果があれば。

 レパードSは◎グレンツェント。ユニコーンS最先着馬を信頼。

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2016年8月5日金曜日

【中央競馬予想と与太話】九州スポーツ杯(2016)~準メインは~

 とにかく暑い。これから1~2週間が暑さのピークだろう。この酷暑の中、お馬さんも関係者もお疲れ様です。
 そんな土曜の小倉メインは九州スポーツ杯。例年、メインに抜擢されているレースだ。
 そして、その一つ前の準メインレースは指宿特別。指宿市は鹿児島県の薩摩半島の南東端に位置する、砂むし温泉で有名な観光都市である。私が幹事をしていたときに社員旅行で行ったところなので、よく覚えている。
 砂むし温泉とはいわゆる砂風呂で、砂を体にかけて蒸し風呂(サウナ)状態にするというもの。蒸されている間も気持ちよいのだが、砂をどけてもらったときの爽快感がたまらない。もちろん、その後に飲むビールは最高だ。また行きたいなあ。

 レースにいってみたい。予想は九州スポーツ杯を取りあげる。
 フルゲートの18頭が揃った。今年は7月下旬の暑さが比較的マシだったためか、小倉競馬の出走頭数が例年より多いような気がする。
 本命は◎ハピネス。降級馬、3歳馬ともにいまいち頼りないとなれば、近6走で1-3-1-1と安定しているこの馬で足りる。ここまで18回出走したうちの、実に16回が芝1200 mというスペシャリスト。好位追走から抜け出してほしい。
 推奨穴馬はシルヴァーグレイス。差しが決まれば。

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2016年8月4日木曜日

「びわ湖大津 マザレ祭り」に行ってきた~小3の娘と年長組の息子を連れて~

 7/29、30の両日、マザレ祭りという催しが浜大津で行われていることを発見。この日はちょうどプール教室もお休みだったので、子ども二人とともに行ってきた。妻は女子会のため不参加。

マザレ祭りののぼり

《ジャズがいい感じ》
 浜大津の駅に到着。すぐに会場が見えてきた。思ったよりもこぢんまりした感じだ。

会場全景

 会場に入ると、いい感じのジャズが流れている。高校生たちが軽快なジャズオーケストラを奏でていた。しかし
「おお、ええ感じやなあ」
と思ったのは私だけで、子どもたちは早くかき氷を食べたり、ボールすくいをしたりしたくて仕方ないらしい。どうも、文化的な血は流れていないようだ…。

高校生たちの軽快なオーケストラジャズ

《お面作りのワークショップ》
「まずは何する~?」
と物色していると、お面作りのワークショップが目についた。子どもたちは、うきうきとお面作りに参加。
 その間、私はワインの無料試飲コーナーで3種類のワインを試飲。スペインの赤がグーだった。申し訳ないが購入はせず、サヨナラした。6本単位と言われると、なかなか手が出ないなあ…。
 私がタダ酒を飲んでいる間に、子どもたちのお面が完成。親がつきっきりではなくても大丈夫なり、ずいぶん楽になった。

お面を作った

《予算は1000円》
 子どもたちに、ちょっと多いが1000円ずつ与えて、好きなことに使わせた。
「お昼ご飯のために、少し残すこと」
という(セコい)条件付きだったので、子どもたちも使い道を熟考したようだ(笑)。
 まずは二人でボールすくい。しかし、これが通常のスーパーボールではなく、水に沈むタイプの、ぶよっとしたボール。結局、二人とも一つもすくえなかった。確かにこれは難しそうだ。
 残りの予算を娘は綿菓子に、息子は当て物に使った。

ボールすくい。難しかった

《昼食》
 いざ昼食。娘はしじみラーメンを、息子は大津米カレーをチョイス。それにから揚げとフライドポテトを加えた、超ジャンキーなメニューになった。たまにはこういうのもいいよね。

ジャンキーな昼食

《そそくさと退却》
 われわれがウロウロしている間、ステージでは、幼稚園児の音楽発表や、高校生のジャズ演奏が行われていたのだが、わが子たちはまったく興味なし。
「ちょっと音楽でも聴いてから帰ろうか?」
と誘っても
「いや、いいわ~」
とノーリアクション。やはり、文化的な血は流れていないようだ…。
 というわけで、祭り会場を後にした。子どもたちは楽しかったようなので、よしとしておこう。音楽に興味があれば楽しさ倍増だったのだろうが、私も子どものころは
「いや、いいわ~」
な人だったので、文句は言えまい。
 お祭りは楽しいよね。また行こう。

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2016年8月3日水曜日

【書評】松井今朝子『円朝の女』(文春文庫)

大落語家・三遊亭円朝を通して見る、江戸末期から明治初期の世相


 江戸末期から明治初期にかけて活躍した落語家、三遊亭円朝。近代落語の祖とも言われる大名人だったそうだ。しかし本書の主題は円朝の人生でも話芸でもなく、円朝を愛した女たちが主人公。章ごとに5人の女性が登場する。
 1章から順に、武家の行かず後家、花魁、唯一の円朝の実子を産んだ女、妻、義理の娘。この5人と円朝とのかかわりが順に語られる。艶っぽい話ではなく、成熟した大人の関係がしみじみと心地よい。
 ほろっときたのは、最後の第5章。円朝の最期を看取った、義理の娘の物語だ。結局、恋とか愛とかは、最終的にはこういう形に収斂するのかもしれない。

 また、話のあちこちから、江戸末期~明治初期の世相が見えてくるのが松井作品の面白いところ。国民にとって明治維新や日清・日露戦争がどういうものだったのか、庶民目線から見た時代の雰囲気を感じ取ることができる。

 いま、何回目(何百回目?)かのブームを巻き起こしている落語。そのルーツをたどるには好適の一冊。



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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...