2016年10月2日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年10月1・2日~秋の味覚、栗ご飯~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 今週は外食はなし。栗ご飯を作った。

 10月1日(土) 

◆昼ご飯◆
 今週は息子と買い物に。選んだ「本日の魚」はブリ。天然ブリがお買い得だった。定番の照り焼きにして、サクッと完食。息子の評価は「グー×100」。
 他はサラダ、鶏ガラスープ、栗ご飯。栗ご飯は「みんなのきょうの料理」のレシピ。エビと栗とチーズの組み合わせが美味。意外な組み合わせだが、よく合う。息子の評価は「グー×1000」。

栗ご飯とブリの照り焼き

みんなのきょうの料理 チーズと栗の秋ごはん

◆晩ご飯◆
 久々に子どもたちの大好物、タコ焼き。目の前でクルクルと焼くのはやはり楽しい。最近は、娘が返してくれるようになった。いつもの通り、プレーン、チーズ、キムチの3種類で、大玉42個を完食。以前は少し余ったのだが、残らなくなってきた。
 他はサラダ、鶏ガラスープ。

 10月2日(日) 

◆昼ご飯◆
 メインはイカとチンゲンサイのオイスターソース炒め。定番の組み合わせだが、ちょっと水っぽくなってしまったかも。
 他はサラダ、鶏ガラスープ、栗ご飯。

◆晩ご飯◆
 メインはまたも「みんなのきょうの料理」から「チャーシューなす」。厚切りの豚肉とナスをチャーシュー風のタレに絡める一品。甘辛いタレが食欲をそそる。丼にしても美味しそうだ。子どもたちにも好評。
 他はサラダ、ラーメン。エビラーメンが買い置きしてあったので使った。息子は
「なんか、お腹いっぱいや~」
とサラダをちびちび食べていたので、説教モードかと思いきや、チャーシューとラーメンは超速で平らげた…。なぜラーメンはツルツルと食べられるのだろうか。

チャーシューなす

みんなのきょうの料理 チャーシューなす

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【書評】片野優、須貝典子『料理でわかるヨーロッパ各国気質』(実務教育出版)

取材ではない、生の体験が伝わってくる良書


 オーストリア、ハンガリー、セルビアと、ヨーロッパの非メジャー国(失礼)に実際に居住し、その間にヨーロッパ各国を頻繁に行き来した日本人コンビにしか書けないうんちくが満載。片野氏と須貝氏が、ヨーロッパ各国の「食」を切り口に、その国の歴史を交えながら、それぞれの国民の気質を分析する。
 著者コンビは、本書を書くために各国を訪れたわけではない。これまでのヨーロッパ生活で各国を訪問した経験を、本書に著したのだ。だから上辺だけの記述に陥らず、実際の生の体験が伝わってくる。

 取り上げられている国は全部で20。英仏独の大国から、旧ユーゴの小国まで、さまざまな国の国民的料理と、それを支える国民気質が紹介されている。どれも興味深いのだが、やはり「料理とヨーロッパ」といえば、イギリスを取り上げないわけにはいかないだろう。本書でも真っ先に紹介されている。
 イギリス料理はなぜまずいのか。産業革命の発祥地であり、アメリカの母国でもある先進国イギリスの料理がなぜまずいのだろうか。
 普通なら「いやいや、実はイギリス料理も美味しいんですよ」と、お茶を濁すところ。しかし本書は大胆にも「イギリス料理がまずい」ことは公然の事実とばかりに、歴史や国民気質までさかのぼって徹底的に分析する(笑)。

 興味深かったのはハンガリー。著者の二人が以前に住んでいたということもあり、その思い入れが感じられる。その思い入れを支えるのは、やはり「食」。食事が合わなければ、その国が好きになれるはずがないだろう。

 取材ではない、生の体験が伝わってくる良書。ヨーロッパに行きたくなること請け合い。



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【中央競馬予想の回顧】スプリンターズS、シリウスS(2016)

 今週はスプリンターズS。
 ◎ダンスディレクターは予定通りの後方待機。しかし、まったくよいところがなく、ブービーの14着に惨敗。流れが向かなかったにしても負けすぎだ。何かあったのだろうか。
 勝ったのはレッドファルクス。中段待機からグイグイ伸びて、粘るミッキーアイルをアタマ差でかわしたところがゴール。デムーロマジックが炸裂した。
 馬券は1、2着馬ともに買っておらず、ハズレ。

 土曜は阪神でシリウスステークス。
 ◎マスクゾロは1番人気。レースでは行きたい馬もおらず、内枠から押してハナを切った。先行集団を形成したピオネロ、アポロケンタッキーにつつかれることもなく、すんなりと直線へ。最後までこの3頭の叩き合いとなり、抜きつ抜かれつの大接戦。マスクゾロがよれて少し迷惑をかけたが、何とか粘りきって重賞初制覇。足下さえ大丈夫なら、さらに上を目指せそうだ。
 2着にはピオネロが入り、安かったが馬連をとった。

 今週は2戦1勝。他もチョロチョロ当たってトータルもプラスに。最終馬連の恩恵が大きかった。

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2016年10月1日土曜日

【中央競馬予想と与太話】スプリンターズステークス(2016)~50回目にして初めての記録なるか~

 今週は、早くも秋のGI開幕戦、スプリンターズS。さい先よいスタートを切りたいものだ。
 絶対王者のロードカナロアが引退してからチャンピオン不在のスプリント戦線に、ビッグアーサーが新王者として名乗りをあげるかに注目が集まる。また、ビッグアーサーの勝利には一つの記録がかかっている。それは親子制覇。今年で50回目を迎えるこのレースだが、まだ親子で制した馬がいないのだ。名スプリンターのサクラバクシンオーの子が、偉業を達成できるか。

 という前振りとは関係なく、本命は◎ダンスディレクター。前走は人気を裏切ったが、7カ月の休み明けで前残りの展開のなか、0.4秒差ならまずまず。今回は先行争いが激化し、差し馬の流れになると見た。
 推奨穴馬は同枠のレッツゴードンキ。タメがきけば。

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2016年9月30日金曜日

【中央競馬予想と与太話】シリウスステークス(2016)~ちょうど10回目~

 今週末から10月に突入し、阪神・中山開催も最終週。あっという間にクリスマス、お正月になってしまいそうだ。
 そんな土曜の阪神メインはシリウスS。2007年に2000 mに延長され、JRAでは最長距離のダート重賞になってから、今回でちょうど10回目である。
「最近、同じことを書いたような」
と思ったら、先週の神戸新聞杯も2400 mに延長されてから、今年で10回目だった。2007年は阪神競馬場の改装が完了し、芝2400 mやダート2000 mのコースが新たに設置された年だったためだろう。これらの距離の大レースが、もっと増えてもよいように思う。

 レースにいってみたい。
 頭数こそ11頭と少なめだが、よいメンバーが揃った。3連勝中の馬、2連勝中の馬、3歳のダートGIチャンピオン、ダートでは無敗の馬など、どこからでも入れそうだ。
 本命は◎マスクゾロ。準オープン、オープン特別を連勝してここに駒を進めてきた。前走は初めて逃げたところ、2着に1.0秒差をつける圧勝。ひと雨ありそうなのも、この馬には有利。番手からの抜け出しを期待。
 推奨穴馬はミツバ、と思っていたら、けっこう人気しそうだ。

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2016年9月28日水曜日

【お父さんの週末料理】2016年9月22、24、25日~手打ちうどんに挑戦~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 手打ちうどんを作ったら大好評だった。

 9月22日(木・祝) 

◆昼ご飯◆
 今週も「みんなのきょうの料理」から「手打ちうどん」。小麦粉と水を袋で混ぜてこねるだけ。粉が残らないようによく混ぜるのがやや難しかったが、意外に簡単にできたので驚いた。娘は
「モチモチして美味しい~」
と大喜び。息子はフガフガと鼻を鳴らしながら瞬殺。息子は、美味しいものを食べるときになぜかフガフガと鼻が鳴る。市販のうどんとは違った、モチモチの感触が好評だった。妻は「ほうとうみたい」と山梨県の名物料理にたとえていた。
 他はサラダ、野菜炒め。

うどんの麺

うどんの完成版。モチモチで美味

みんなのきょうの料理 手打ちうどん

◆晩ご飯◆
 昼に作ったうどん生地の半分は水餃子にして、娘と一緒に包んだ。これも「みんなのきょうの料理」のレシピ。うどんと餃子の皮が同じ生地からできるとは驚いた。市販の焼き餃子の皮とは勝手が違い、包むのが少し難しかったが、味はグー。ちゃんこ鍋にしてモッチリ水餃子をつついた。娘も息子も、大きめの餃子5個をつるっと完食。
 他はモヤシ、白菜、豆腐、エノキを具に加え、ラーメンで締めた。

みんなのきょうの料理 夏野菜の水ギョーザ

 9月24日(土) 
昼は娘の運動会だったので、晩ご飯のみ。

◆晩ご飯◆
 さっと作れて子どもたちも大好きなグラタン。市販のホワイトソースを使い、溶けるチーズをたっぷりかけて、トースターでチン。今日もハフハフと完食。
 他はサラダ、ハムスープ、おにぎり(昼の弁当の残り)。ハムスープはハムで出汁を取ったスープ。子どもたちも「今日のスープ、美味しいで~」と高評価。娘は「カニの味」が、息子は「ベーコンの味」がするとの感想。ベーコンは分かるが、カニですか?… カニの旨味成分とハムの旨味成分は同じなのだろうか.

 9月25日(日) 

◆昼ご飯◆
 エビをマヨ醤油味で炒めたところ、息子が「グー×10」と気に入った。どうも息子は、かなりのマヨラーのようだ…。
 他はサラダ、ハムスープ、炊き込みご飯。炊き込みご飯はキノコとブリ。普通に好評だった。

エビのマヨ醤油炒め。炒り卵を添えた

◆晩ご飯◆
 久々にパリパリチキンを焼いた。鶏もも肉を、水の入った鍋などで上からぎゅーっと押さえて焼くと、パリパリに仕上がる。イタリアン風の仕上がりで、皮が特に美味。お試しあれ。たくさん作って、残った分は翌日のお弁当に回した。
 他はサラダ、ハムスープ、炊き込みご飯。

パリパリチキンのレシピ

パリパリチキン。皮が美味しい

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2016年9月26日月曜日

【書評】平野啓一郎『高瀬川』(講談社文庫)

チャレンジングな試みに注目


 『清水』、『高瀬川』、『追憶』、『氷塊』の四話が収められた短編集。相変わらず、重厚なのにスイスイと読めてしまう平野小説。平野氏の小説を読むといつも、純文学(芥川賞)と大衆文学(直木賞)の区別に何の意味があるのだろうと思ってしまう。

 前半の『清水』と『高瀬川』はもちろん京都を舞台にした物語。京大出身の平野氏が京都を舞台に選んだ話だが、「京都」にはそれほどの意味はない。京都を舞台にした人間関係の機微が平野流に語られる。深いようで軽いような、独特の読後感だ。

 後半の二つは、平野氏の得意技である「レイアウト」を駆使した短編だ。『氷塊』は二段組みになっていて、上段は男子中学生の視点から、下段は不倫女性の視点から、同じ時間軸で話が進む。
 まずは上段を読破してから下段を読むもよし、上段と下段を並行して読むもよし。平野流の挑戦的な作品に仕上がっている。技巧に走るあまりに内容がおろそかにならないところもさすがだ。

 根本の「文学」は堅持しつつ、その見せ方にはさまざまなチャレンジを企てる平野氏。これからも、日本文学をリードしていくのだろう。



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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...