2017年10月9日月曜日

【中央競馬予想の回顧】京都大賞典、毎日王冠、オパールS、サウジアラビアRC、平城京S(2017)

 3日間開催最終日は京都大賞典。
 ◎スマートレイアーはスタート後に狭くなって後方から。これは想定外だ。レースはよどみない流れで4コーナーへ。この時点でもスマートレイアーはまだ後方。武豊騎手は内に進路を選択。
「これで前が詰まらなかったら奇跡やな…」
と諦めムードだったのだが、詰まることなくグイグイ内を伸びて、見事に1着。行くところ行くところ前が開いた幸運にも恵まれたが、すごい切れ味だった。
 馬券は2着のトーセンバジルを押さえており、馬連をとった。

 日曜は毎日王冠。
 ◎グレーターロンドンは後方から。4コーナーでは外を回して最速の上がりで前を追ったが、3着まで。もう少し前につけたかった。
 勝ったのは対抗に推していた○リアルスティール。馬場の真ん中を抜け出した。デムーロ騎手のコメントにもあったように、きれいに勝った。
 馬券は枠連ではなく馬連で買ったので、ハズレ。

 京都ではオパールS。
 ◎ソルヴェイグは人気に応えて見事に逃げ切ったのだが、2着のヒルノデイバローは買っておらず、馬券はハズレ。

 土曜はサウジアラビアRC。
 ◎ボウルズは先行集団でかかり気味。手応えよく直線を向いたように見えたのだが、ズブズブ沈んで10着。かかったのが応えたが、力も足りなかったか。なお、向こう正面で他の馬を妨害したことで、小牧騎手が騎乗停止になった。
 勝ったのはダノンプレミアム。やや重馬場でレコードをたたき出した。ディープ産駒から大物が出たか。

 京都では平城京S。
 ◎スウィフトレイドは中団の後ろからそれなりに伸びたが5着まで。不良馬場で後方一気では届かなかった。
 勝ったのは10番人気のタガノヴェリテ。全くノーマークだった。

 今週は5戦1勝だったが、スマートレイアーのお陰でトータルも少しプラスになった。お馬さんも武豊騎手もありがとうございました。

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2017年10月8日日曜日

【書評】玉木正之『不思議の国の野球―チェンジアップを16球―』

クセの強い野球コメディ


 元祖スポーツコメンテーターとも言える玉木氏が、プロ野球を題材に書いたコメディが12編収められている。それに加えて、南海ホークスの最後を描いたノンフィクションが2編あり、あとがきと参考資料一覧を合わせて全部で16章立てとなっている。
 12編のプロ野球コメディが中心なのだが、どれもクセが強い。ほとんどが巨人を題材としたもので、「空白の一日事件」や「桑田の1位指名」などをシニカルに揶揄した小話が並んでいる。ちょっと私の口には合わなかったなあ。こういうノリが好きな人もいるんだろうけど。
 南海ホークスの最後を描いた2編はよかった。やはり玉木氏はノンフィクションのほうがいい。次はノンフィクション作品を読んでみようと思う。

 玉木氏とは少し縁があることが分かったので、これからも注目していきたい。



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【中央競馬予想と与太話】京都大賞典(2017)~単勝1.1倍にふさわしい勝ちっぷり~

 3日間開催最終日は京都大賞典が組まれている。
 昔は横綱級の馬が秋の始動戦として出走し、七分の仕上げであっさり楽勝というレースだった。典型例は1991年。このときの横綱はメジロマックイーン。この時点ですでに菊花賞と天皇賞・春と二つのGIレースを勝っていた。
「この馬にはかなわん」
と思ったのか、7頭立ての少頭数。メジロマックイーンの単勝は、なんと1.1倍。重賞ではなかなか見られない数字だ。レースでも人気にふさわしい勝ちっぷりで、2着に3馬身半差をつけた。
 その次走の天皇賞・秋でも、圧倒的人気を集めて1着でゴールしたのだが、なんと降着に。いまでも物議を醸しているレースだ。

 レースにいってみたい。
 メジロマックイーン級の馬こそいないが、それなりのメンバーと言ってよいだろう。本命はスマートレイアー。7歳の牝馬だが、今年も牡馬混合のGIIで2回も2着に入るなど、まだまだ元気。若い頃よりも円熟味を増している印象さえある。メジロマックイーンの主戦、武豊騎手の手綱捌きにも期待したい。
 推奨穴馬は、こちらも牝馬のマキシマムドパリ。走るときと、そうでないときの差が大きい馬。走るときなら。

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2017年10月7日土曜日

【中央競馬予想と与太話】毎日王冠、オパールS(2017)~東京好きやなあ~

 3日間開催の中日は東京で毎日王冠が、京都でオパールSが組まれている。

 毎日王冠や京都大賞典で一線級の馬が戦線復帰すると「いよいよだなあ」と感じるのは私だけではないだろう。今年も、両横綱こそ不在だが、大関級の馬が揃った。そして、今回は3歳牝馬チャンピオンのソウルスターリングの参戦が話題を呼んでいる。
 3歳牝馬の参戦は、同じ藤沢厩舎のスティンガー以来なのだそうだ。藤沢師は東京コースが好きだなあ(笑)。スティンガーがこのレースを走ったのは1999年のこと。古馬の牡馬相手では厳しいという評価で10頭中の8番人気の低評価。しかしレースでは、1着になった怪物グラスワンダーから0.2秒差の4着に頑張り、底力を見せた。その後も、GIこそ勝てなかったが、マイル前後の距離で活躍した名牝だった。大物の子が出てほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 12頭とやや少頭数だが、ダービー馬やオークス馬が出走し、豪華メンバーといってよいだろう。本命は◎グレーターロンドン。5連勝で臨んだ安田記念で0.1秒差の4着。一線級の力があることを示した。ここで賞金を加算しないと、秋のGI出走は確約されない。その本気度に期待したい。
 同枠のリアルスティールもビシッと仕上げてきたようだ。枠連で勝負するかも。
 推奨穴馬はアストラエンブレム。人気の盲点か。

 オパールSは人気でも◎ソルヴェイグ。敵は55 kgの斤量だけ。

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2017年10月6日金曜日

【中央競馬予想と与太話】サウジアラビアロイヤルC、平城京S(2017)~古都の中心地は田んぼだった~

 今週から京都・東京開催がスタート。本格的なGIシーズンの到来だ。来週から始まるGI戦線を前に、資金を確保したいところ。
 そんな開幕初日は東京でサウジアラビアロイヤルカップが組まれている。一方、京都のメインは平城京ステークス。

 平城京の中心であった平城宮の跡地は、国営公園として整備されることが決まり、現在、工事中である。甲子園球場30個分というから、かなりの広さだ。整備されるまでは、ずっと田んぼだったのだそうだ。奈良時代の日本の中心、現在でいえば東京の永田町にあたる場所が、1000年以上もの間、田んぼだったとは驚いた。

 レースにいってみたい。
 ダート1800 mの準オープン戦。フルゲートの16頭が揃った。本命は◎スウィフトレイド。右回りのダートは4-0-1-1と、前々走で崩れた以外はすべて馬券圏内をキープ。重馬場は未知数だが、それさえクリアできれば好勝負。
 推奨穴馬は重馬場の得意なマルケサスエポック

 サウジアラビアロイヤルCは思い切って牝馬の◎ボウルズを狙う。やや重馬場の前走がなかなかの勝ちっぷり。

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2017年10月5日木曜日

阪神競馬場の来賓席に行ってきた【小1の息子と一緒に】

 club JRA-Netのプレゼントで、阪神競馬場の来賓席が見事に当選。小1の息子を連れて行ってきた。

 2017年9月18日の祝日。3日間開催の最終日だ。JRと阪急を乗りついて阪神競馬場へ。2Rには間に合う時間に到着。来賓席の入り口で手にスタンプを押してもらい、エレベーターで4Fへ。息子が
「うわあ、専用の席があるなんてすごいなあ。夢のようやな」
と感激していた。ちょっと大げさな気がしないでもないが、気持ちは分かる(笑)。

白い稲妻・多摩の黒酢 ほぼ競馬なブログ since 2006より

 馬券を買いつつ、パドックを見に行ったり、ゴール前までレースを見に行ったりしながら楽しんだ。ライブは迫力が違う。

第3R

 昼食は期間限定で出店していた中津のから揚げ。から揚げ好きの息子がパクついた。これだけで足りるはずはなく、ファーストフードコーナーで、阪神競馬場名物、宝塚カレーを購入。リンクにもあるように、全品大盛りなのだが、量は普通。美味しくいただきました。

期間限定出店の中津のから揚げ

 馬券は、最後の9Rで息子の本命のチェスナットコートが見事に1着に。
「最後に当たってよかったなあ」
とメインレースを前に阪神競馬場を後にした。ちなみに父親の馬券成績は、ややマイナスだった…。

第9R。息子の期待に応えてチェスナットコートが見事に1着

 息子は、ポニーの乗馬などには目もくれず、レースやパドックを楽しんだ。家に帰って、お母さんに本日の様子を報告。
「今日は楽しかったで~」
あたりまでは、お母さんも
「よかったねえ~」
と上機嫌だったのだが
「夢のような席やったで~」
「最後のレースで、選んだ馬が1着になったんやで~」
「ホンマ楽しかったわぁ~」
とレポートしだすと
「子どもが競馬にハマってはいけませんっ」
「賭け事とはどういうことか、本を読みなさいっ」
「子どもが馬券を買うのは違法ですっ」
と、こっぴどく叱られた(苦笑)。
 競馬場は子どもも楽しいのだが、楽しすぎて、いつも
「競馬を好きになりすぎてはいけませんっ(怒)」
という展開になってしまうのが難点だ(笑)。

 息子は、もし競馬はやらなくても、将来、おそらく何らかのギャンブルには手を染めるだろう。血は争えないということか…。まあ、過半数の男子が通る道だ。ほどほどに楽しんでください。

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2017年10月4日水曜日

45歳のオヤジがランニングを始めました【2017年9月の記録】

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月のフルマラソンでサブ4.5を目標にトレーニング中。

 3カ月目。
 9月の走行距離は173 km。なんと酷暑の8月よりもダウン…。まあ、これには以下のような理由(言い訳)があるんだけど。

・週の半ばに、10 km弱を走る日を作っているのだが、それができない週があった。
・30 km走を行ったため、その前は1週間ほどランニングを控えた。
・距離を稼ぐことよりも、アップダウン、インターバル走、クロスカントリーなど、負荷をかけることを重視した。

 というわけで、涼しくなってきたのに少し8月よりも距離は短くなったが、150 kmはキープしているのでよしとしておきたい。

◆30 km走◆
 大きな目標だった30 km走は、何とか完走。キロ6分半のペースで走りきることができた。途中で塩ラムネやゼリーで塩分と糖分を補給したのも初めての経験だった。
 エネルギー切れでガタっとくることもなく、スタミナ的には大丈夫だったのだが、足が保たなかった。特に膝がパンパンで、しばらくは膝を曲げられないほどだった。筋力不足なのだろう。走ることによって、筋肉をつけていきたい。

◆週末◆
 週末のランニングでは、なるべくアップダウンのあるコースを走るように心がけた。涼しくなってペースが上がってきて、膝に負担がかかるのを避けるためだ。また、平坦コースよりも負荷がかかるのもいい。
 近所に土の上を走れる公園があるので、なるべく利用しようと思う。その公園にはクロスカントリーコースがあって、ウェブサイトには1.5 km/周とあるのだが、GPSで測ると1.75 kmくらいはあるような。

春日山公園 ミニクロスカントリーコース

 現在の基準ペースはキロ6分半。10 km程度なら、このペースで走って、最後にペースアップもできるようになってきた。

◆平日◆
 通勤時の2 km走は、ようやくキロ5分を切れるようになった。
 また、週の半ばに、10 km程度を走る日をなるべく作るようにしている。二つ手前の駅で降りて家まで走ると、約7.5 km。もう一つ手前の駅で降りると約10 kmになるのだが、帰りが遅くなってしまうのが難点。

◆まとめ◆
 負荷を重視するあまり、やや距離が短かったか。20 km走を1、2回は入れてもよいのかもしれない。
 10月は初の大会に参加。残念ながらハーフは満員で申し込めなかったが、クォーターに出場する。目標は60分切りだ。
 また、10月にも30 km走を入れたい。足が保つとよいのだが。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...