2017年11月12日日曜日

【中央競馬予想の回顧】エリザベス女王杯、福島記念、デイリー杯2歳S、武蔵野S、京都ジャンプS

 今週はエリザベス女王杯。
 ◎モズカッチャンは好スタートから4、5番手のインにピタッと収まる。予定通りだ。スローな流れで直線へ。デムーロ騎手は内を狙ったが開かず、少し外へ出して進路を確保。あまり手応えはよく見えなかったが、しぶとく伸びて、最後は前にいたクロコスミアをクビ差で捉えたところがゴール。見事にGIタイトルをとった。これがデムーロ騎手と他の騎手との差なのか…。
 馬券は枠連で勝負していたが、クロコスミアの2枠は押さえておらず、単勝をちょろっと取っただけに終わった。40倍超の馬券を逃したのは残念だが、競馬は当たってナンボ。よしとしておきたい。

 福島では福島記念。
 ◎サンマルティンはスムーズに流れに乗ったのだが、4コーナー手前で手綱が動き始め、直線ではズルズル後退。断然の1番人気を裏切る、ブービーの14着に終わった。何かあったか。

 土曜はデイリー杯2歳S。
 ◎ジャンダルムは中団で折り合いをつけ、直線では内へ。少頭数でもあり、うまく前が開くと、抜群の切れ味を発揮して1馬身1/4差の完勝。2番目の馬よりも、0.6秒も速く上がったのだから、かなりの切れ味だ。
 馬券は2着のカツジを押さえており、馬連をとった。15倍つけば十分。

 東京では武蔵野S。
 ◎サンライズソアは2番手。レースはスローで団子状態。いい位置取りだ。直線では外から被されて少し追い出しを待たされたが、前が開くと勝ち馬の後を追うように伸びて2着を確保。期待に応えてくれた。
 勝ったのはインカンテーション。2着馬よりもひと足先に仕掛けて、これを振り切った。
 馬券は馬連と複勝をとった。久々の万馬券ゲット!

 京都では京都ジャンプステークスも行われた。
 ◎タマモプラネットは軽快に逃げて、最後の4コーナーでも大きくリード。セーフティリードかと思いきや、最後にマイネルフィエスタに差されて惜しくも2着。気分よく行き過ぎたというのは結果論だろう。勝った馬のレース巧者ぶりを褒めるべきか。
 馬券は3着馬の複勝と、2-3着のワイドを取った。

 今週は5戦4勝。うち二つはちょろ当たりだったが、武蔵野Sのお陰でトータルは大幅プラス。遅ればせながら、今年初の大勝ちとなった。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2017年11月11日土曜日

【中央競馬予想と与太話】エリザベス女王杯、福島記念(2017)~消えてしまった福島の名物重賞~

 今週はエリザベス女王杯。そしてその裏ではひっそりと福島記念が組まれている。秋の福島開催には、その昔、福島記念とともに、カブトヤマ記念という名物重賞があった。私はてっきり山の名前だと思っていたら、そうではなく馬名だと知ったのはずいぶん後になってからだった。
 カブトヤマは1933年の第2回の日本ダービーを制した馬。戦前の名馬だったのだそうだ。そして、その産駒のマツミドリが1947年のダービーに優勝。内国産種牡馬として初の偉業を成し遂げた。そのためかどうかは分からないがカブトヤマ記念はマル父限定重賞だった。いまやマル父やマル外の表記は馬柱からも姿を消し、すっかり死語となってしまって久しい。カブトヤマ記念も2003年を最後になくなってしまった。サンデーサイレンスが日本の競馬を変えたということなのだろう。

 レースにいってみたい。予想はエリザベス女王杯を中心に。
 報道にもあるように、好メンバーが揃った。迷いに迷った本命は◎モズカッチャン。良馬場になりそうなのを確認して、最終決定した。本命の理由の一つは3歳であること。古馬はこのレースが大目標。一方、3歳馬は秋華賞でいったんピークに仕上げてからこのレースなので、古馬のほうが有利に見えるのだが、なぜかこのレースは3歳がよく走る。
 そこで本命は秋華賞1~3着馬に絞られた。ディアドラは秋華賞で本命にしてお世話になったのだが、重馬場が味方したような。リスグラシューは豊騎手にふられたのがやや気がかり。
 というわけでモズカッチャンが本命。今回も得意の内枠を引いた。いつものように、内をスルスルと抜けてほしい。和田騎手が降ろされたのは残念だが、デムーロ騎手なら抜かりなく乗ってくれるだろう。馬券は、枠連で勝負するかも。
 推奨穴馬はジュールポレール。昇級は形だけ。

 福島記念は人気でも◎サンマルティン。ただし、大外枠は誤算。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2017年11月10日金曜日

【書評】中村航/作、菅野マナミ/絵『トリガール』(角川つばさ文庫)

小学生でも楽しめる、青春・スポーツ小説


 先日、映画『トリガール』を観たら、とても面白かった。原作も読んでみようかなあと思っていたところに、つばさ文庫版を発見。小4の娘も楽しめるだろうと、買ってみた。

 基本的なストーリーは映画と同じ。理系大学に入ってしまった女子大生、鳥山ゆきなが、ひょんなことから鳥人間コンテストのパイロットになり、大会を目指して猛特訓。パートナーの坂場先輩とタッグを組み、さまざまな困難を乗り越え、最後は琵琶湖の空を舞うという、単純なストーリーだ。
 しかし、この単純さがよい。女子大生が仲間とともにひたむきに努力を重ねる光景は、つい応援したくなる。小4の娘でも、十分に楽しめた。

 私は映画→原作の順に読むことはあまりないが、違和感なく楽しめた。映画化するにあたって、いろいろと、うまく手を加えているのがよく分かった。映画を楽しんだ人には、小説もお勧めだ。もちろん、その逆もお勧め。

 映画版にはなかったのが、トレーニングの詳細。LSD、ペース走、インターバルトレーニングなど、サイクリングのトレーニングメニューが詳しく書かれているのだ。私はランニングをしているので、これらのトレーニングメニューにはなじみがあり、そういう面からも楽しめた。非常にキツい練習であることが、数字からも実感できる。
「よし、おれもランニングをもっと頑張るぞっ」
と刺激を受けたが、20歳前後の若者のトレーニングメニューを真似するのは、どうも無理なようだ。3日で病院送りになることは間違いないだろう…。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
トリガール! (角川つばさ文庫) [ 中村 航 ]
価格:799円(税込、送料無料) (2017/11/10時点)

楽天ブックス

【中央競馬予想と与太話】デイリー杯2歳S、武蔵野S、京都ジャンプS(2017)~ファミリー向け登山に最適の山~

 今週末から来週にかけて、かなり冷えるそうだ。風邪を引かないように気をつけたい。ちなみに、わが息子はさっそく風邪気味だ…。
 そんな土曜は、京都でデイリー杯2歳ステークスと京都ジャンプステークスが、東京で武蔵野ステークスが組まれている。土曜に3重賞とは珍しいような。さらに、翌日の二つと合わせて、1週間で五つの重賞という豪華メニューだ。

 デイリー杯の一つ前の第10レースは比叡S。比叡とはもちろん比叡山のことだ。最澄がこの地に延暦寺を建立して、天台宗の総本山とした。日本仏教界の中心の山と言えるだろう。
 その比叡山、実はファミリー向けの山登りに最適なのだ。ハイキングに毛の生えた程度で、頂上まで登れる。さらに、普通の山と違って、頂上近辺に延暦寺をはじめとする施設やお店がたくさんあるから、食事やトイレには困らない。
 先日、家族4人で比叡山を登った。小1の息子も悠々と登りきり、気持ちのよい1日を過ごすことができた。これから紅葉のシーズンだし、ファミリーでのお出かけにぜひお勧めしたい。

 レースにいってみたい。この時期の2歳戦は予想しづらいので、武蔵野Sを中心に。
 GI前哨戦に、好メンバーが揃った。本命は◎サンライズソア。ダートは2-0-3-0と、5走すべてで馬券圏内をキープする安定感が光る。同馬主のサンライズノヴァが起伏の激しい成績なのとは対照的だ。前走は人気を裏切ったが、馬場も距離もあわなかったか。良馬場の1600 mで、改めて。
 推奨穴馬はメイショウウタゲ。東京ダートは2戦2勝。

 デイリー杯2歳Sは◎ジャンダルムを狙う。超良血馬が連勝で重賞制覇へ。

 京都ジャンプSは◎タマモプラネットが本命。京都は得意。この馬を選んだ小坂騎手の目を信じて。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2017年11月8日水曜日

大津市科学館に行ってきた【小4の娘と小1の息子】

 3連休の中日、息子の野球の練習もなかったので、誕生日を迎えた娘と行きたいところを相談した結果、久しぶりに科学館へ行こうとなった。前回行ったのは2015年2月だから、約2年半ぶりだ。

 膳所本町で下車し、膳所高校を横目に見つつ、古い街並みを数分も歩けば到着。入場料は大人も子どもも100円だ。大津市科学館の目玉の一つはプラネタリウムなのだが、土曜日の午前中は上映がないので、今回は残念ながら見られなかった。
 10時から、地球に触れるイベントに参加。決まった時間にしか触ることができないらしい。思った通りに動かすのはけっこう難しいようだ。

触ると動く地球

 タッチパネルの科学クイズやクイズラリーを楽しんでいると、どんどん時間が過ぎてゆく。私も科学クイズに熱中してしまった。なかなか100点が取れないのが悔しい…。
 続いて3階へ。娘は磁石に夢中。

強力電磁石

 息子はブリッジに乗って、係の人の説明を聞いていた。

ブリッジではい、チーズ

 難しかったのが、磁石で鉄の球を運ぶゲーム。すぐにぽろりと落ちてスタートに戻ってしまうのだ。ゴールが遠かった。

なかなか難しい

 次は、娘と息子が巨大化。レンズを通しているわけではないのだが、どういう仕組みで大きく見えるのだろうか。錯視の一種なのか?

巨人と小人

今度は逆転

 ここで昼食タイム。館外へ出て、金波というお店に入ったら、これがよい店だった。ランチを二つ頼んで3人で分けるというセコい注文にも、イヤな顔一つせず
「ご飯は自由におかわりしてください~」
と言ってくれた。食後の飲み物に至っては、コーヒーをジュースに変えるだけでなく、娘と息子に一つずつ出してくれるというサービスの良さ。料理も美味しく、とくにおばんざい系が絶品。カボチャ好きの息子が感激していた。娘は冷や奴が一番美味しかったとのこと。大満足でした。

 科学館へ戻り、午後はわくわくサイエンスに参加。この日のテーマは「ロボットアームをつくろう」だった。たまたま、日吉中学の男女4人が職業体験に来ていて、彼らが指導にあたってくれた。「人に教える」というのは、よい経験になるだろう。

日吉中の生徒が作り方を教えてくれた

4人の中学生が来ていた

娘も息子も、無事に完成。簡単に面白いものが作れる。

上手にできました

 プラネタリウムが見られなかったのは残念だが、科学館を遊び尽くした。前回は科学とはほとんど関係ない楽しみ方だったが、今回は少し科学できたかな。また行こう。

にほんブログ村 子育てブログ 一姫二太郎へ
にほんブログ村

2017年11月7日火曜日

【お父さんの週末料理】2017年11月4・5日~ムール貝アゲイン~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 金曜の昼と夜、土曜の昼は外食した。外食が重なった。

 11月4日(土) 

◆晩ご飯◆
 先日取り寄せたムール貝が超美味だった。それが20%ポイント還元となっていたのを知り、リピート。最小量の600 gを注文した。一家4人の一食分にはちょうどよかった。
 8個はパエリアに。ちょっと焦げたが美味しくできた。

パエリア。トマトソースで作った

 残りはビール蒸しに。うーん、最高。

ビール蒸し。最高!

 他はサラダ、和風スープ、カボチャの煮物。
 ムール貝を注文したのは下記の店。三陸でムール貝を育てているとは知らなかった。貝好き、ムール貝好きの方には超お勧め。冷凍ではない、生きたムール貝は絶品だ。わが家では、娘と私が大ファン。汚れを取るのがしんどいが、十分に見返りがある。

街の小さな直売所

◆番外編◆
 娘の誕生日ケーキを妻が作ってくれた。妻がスポンジを作り、娘が自分でトッピング。派手派手になった(笑)。

派手派手バースデーケーキ

 11月5日(日) 

◆昼ご飯◆
 「今週の魚」は鯵。まるまると肥えた鯵が1匹120円。息子が
「これがいい~」
と選んだ。3匹を4人でシェア。小骨がたくさんあったが、娘も息子も上手に食べた。
 他はサラダ、和風スープ、カボチャの煮物、ハマチの刺身、白ご飯。

◆晩ご飯◆
 今週もみんなのきょうの料理から、簡単チャーシュー。倍量の肉を使い、舞茸も加えた。チャーシューと煮豚のあいのこのような料理だ。弁当にグー。息子が飛びつくかと思いきや、意外に乗ってこなかった。どうも噛みちぎるのが苦手なのだ。噛む力をつけましょう。
 他はサラダ、和風スープ、カボチャの煮物、白ご飯、エビプリ、エビパリ。エビプリはパエリアのエビが余ったので、マヨ醤油味で炒めたもの。娘がプリっと美味しく作ってくれた。エビパリはエビの殻と尾を素揚げして塩を振ったもの。パリパリ美味しい人気メニューだ。

簡単チャーシュー。弁当にグー

エビプリ。娘が作った

エビパリ。わが家の人気メニュー

にほんブログ村 子育てブログ 一姫二太郎へ
にほんブログ村

2017年11月5日日曜日

【中央競馬予想の回顧】みやこS、アルゼンチン共和国杯、京王杯2歳S、ファンタジーS(2017)

 今週はみやこS。
 ◎テイエムジンソクは好発から4番手につけて流れに乗る。4コーナー手前で、馬なりのままで早くも先頭に立ち、そのまま押し切る横綱相撲で見事に1着。これは強かった。ぜひ、古川騎手とのコンビでGIに向かってほしい。
 しかし、馬券は2着のルールソヴァールを押さえておらず、ハズレ。準オープン勝ち直後のルールソヴァールは、全くノーマークだった。

 東京ではアルゼンチン共和国杯。
 ◎スワーヴリチャードは先行集団のインに収まる。4コーナーで少し窮屈になったが、間をこじ開けると、グイッと抜け出してあとは独走。2馬身半差の完勝だった。
 馬券は2着のソールインパクトをちょろっと押さえており、少し浮いた。

 土曜は京王杯2歳S。
 ◎タイセイプライドは意外にもハナを切った。楽な手応えで直線を向いたのだが、ラスト200 mで足が上がり、8着に沈んだ。ハナを切ったことに戸惑ったか、+14 kgが応えたか。デムーロ騎手も首をひねる惨敗だった。
 勝ったのはタワーオブロンドン。前が残る流れを、33.2秒の鬼脚で差しきり、2馬身差の圧勝。これは強い。

 金曜はファンタジーS。
 ◎アーデルワイゼは予想外の8番人気。来たらデカい。レースでは5、6番手の好位置で直線を向いたのだが、さっぱり伸びず、8着。家賃が高かったか。
 勝ったのはベルーガ。新馬戦に続く差しきり勝ちで重賞制覇。次走は距離との戦いになりそうだ。

 今週は4戦1勝。他もちょろちょろでトータルはマイナス。開催初日から躓いた。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...