2020年11月28日土曜日

【目指せサブ3】明石城公園マラソン2020に出場した(滋賀のおっさんランナー)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2019年12月の大阪マラソンでサブ3.05(3時間05分)を達成。現在(48歳)はサブ3を目標にトレーニング中。
 昨年の大阪マラソン以来、約1年ぶりのフルマラソンの大会。このコロナ禍のなか、大会を開催してくれて、たいへんありがたい。
 今回、初めてサブ3を目標に走った。結果はいかに。

◆調整とコンディション◆
 4週前に30 km(ロケットマラソン)、2週前に20 km、1週前に10 kmのペース走をして、走る距離を減らしながら疲れを抜いた。体重を増やさずにプチカーボローディングもでき、痛いところもなく、体調も良好。いい感じで調整できた。
 当日も、新快速でスムーズに明石駅に到着。新快速停車駅から歩いてすぐとは交通の便がよい。
 気温が上がる予想だったが、スタート時は肌寒いくらい。風もほとんどなく、コンディションは良好だ。

発着点のきしろスタジアム。明石城も見える

◆序 盤◆
 簡単な開会式を終えて、いざスタート。フルの参加者は300名程度なので、ほとんど混雑なし。すぐにばらけて、自分のペースで走れた。
 この大会は、2 kmを21周する、周回コースだ。競技場を出ると、いきなり現れたのが急坂。なんじゃこれは。聞いてませんけど…。この急坂を登り切ったら、次は一気に下る。息は楽だが、脚にはかなりのダメージが。後半にも登りと下りがあり、競技場へ戻る。こんな厳しいコースだとは知らなんだ…。
 前半は急坂でペースが落ちるので、後半でそれを取り戻さねばならない。4:25→4:05と、速いラップと遅いラップを繰り返して、4:15のペースを維持。下りがあるので息は入るが、脚がキツい。サブ3は、早くも諦めモードが漂う…。

◆中 盤◆
 それでも、サブ3を少し上回るペースで中間点を通過。もしかすると、このまま走りきれるかも? いや、いつもの中間点よりも、かなりキツいような? あまり考えても仕方がない。1周2 kmを8分半のペースを刻み続けるのみだ。
◆30 kmへ◆
 何とかペースを維持して30 kmへ。残りは6周だ。
 しかし16周目の急坂で、ついに大幅にペースダウン。32 km地点で、サブ3のペースを割ってしまった。そこから再びペースを上げて巻き返す気力・体力は残っておらず、17周目の急坂でノックアウト。目標を完走に切り替えた。

◆ラスト10 km◆
 ラスト10 kmはジョグペース。19年の京都マラソンはスタミナ切れで失速して朦朧(もうろう)とした。今回はそのときとは違って、体力は残っているが脚が動かない感じ。失速にも何種類かあるのだろう。
 もうタイムは気にする必要はないので、しっかり給水しながら淡々とジョグ。急坂も何とか歩かずに走りきり、3時間10分切りでゴール。完走賞が「オリバー 麻辣(マーラー)どろソース」だったのも、リタイヤせずに走りきるモチベーションになった(笑)。

◆シューズ◆
 残念だったのはシューズ。今回、アディゼロプロで走ったら、足の甲に痛みが出た。前回のロケットマラソン(30 km)と同様、15 kmくらいから違和感が出た。今回もフルを走り切れたように、それほど激しく痛むわけではないのだが、足の甲にアッパーが当たってしまう。
 今回は下り坂がきつかったことも痛みの原因だろうが、長い距離を再びこのシューズで走るのは厳しい。ワンサイズ上げるか、他のシューズにするか。また考えよう。

◆まとめ◆
 いやあ、まさかこんな激坂難コースだとは知らなかった。知っていれば、おそらく出ていなかったと思う。サブ3が達成できなかったのは残念だが、仕方がないと割り切れる難コースだった。
 32 kmクロカン走+10 kmジョグの練習をしたと思うことにしよう。失速したので、ダメージは少なめ。今回はトレーニングと位置づけてもう一度走るか、いったんリセットするかは、レース後の回復なども見て考えたい。

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【中央競馬予想と与太話】京都2歳ステークス(2020)~オークスで激走したマル父・マル市牝馬~

 今週で11月は終了。あっという間に師走ですなあ。
 中央競馬も阪神・東京開催が終わって、来週からは今年最後の開催に。少しでも、今年のマイナスを取り返したい。

 そんな土曜は阪神で京都2歳Sが組まれている。京都の改修の間だけ「阪神2歳S」に名前を変えるわけにはいかなかったようだ。
 このレースは重賞としては7回目だが、それ以前はオープン特別だった。その時代も含めて、京都以外で行われるのは今回が初めてだそうだ。

 今年と同じ11月28日に勝ったのがマルシゲアトラス。1987年の勝ち馬だ。バンブーアトラスを父に持つ、マル父、マル市牝馬だった。1勝馬の身でこのレースに参戦すると、南井騎手を背に3馬身差の圧勝。翌年の桜花賞もアラホウトクの5着に頑張った。
 一世一代の走りを見せたのが、オークス。桜花賞の後に4歳牝馬特別(いまのフローラS)で7着と破れて評価を落とし、オークスでは11番人気。しかし、レースでは後方から猛然と追い込んで2着に入り穴を開けた。勝ったのは10番人気のコスモドリームで、2桁人気馬のワンツー。当時は枠連しかなかったが、馬単や3連単があれば、えらい配当になっていただろう。
 その後も6歳まで走り続けた、馬主孝行な馬だった。

 レースにいってみたい。10頭立てと少頭数。中距離の2歳重賞が増えたためかもしれない。
 本命は◎ワンダフルワン。新馬戦はダノンザキッドの2着に頑張り、次走で8馬身差をつけて順当に未勝利勝ち。ひと息入れた前走は1番人気に応えられず3着に破れたが、休み明けだったし、上位2頭も強かった。ひと叩きしてこの相手なら。
 推奨穴馬は同枠のダノンドリーマー。前走が完勝で。

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2020年11月27日金曜日

【読書メモ】東野圭吾『マスカレード・ナイト』(集英社文庫)

 マスカレードシリーズ第3弾。舞台はもちろんホテル・コルテシア。ホテルで催される年越し仮面パーティーに殺人犯が現れるというたれ込みがあった。刑事の新田とホテルウーマンの山岸の名コンビが渦中に飛び込む。
 パーティーが始まる前に、さまざまな客が登場。みんな怪しいような、怪しくないような(どっちやねん)。このなかに、殺人犯はいるのか。
 そしてパーティーが始まる。殺人犯と情報提供者、そして警察が入り乱れる大活劇。新田は犯人の仮面を喝破できるのか。

 今回も、ホテルを舞台にしたスリル満点の展開を堪能した。しかし、新田刑事のキムタク化には、ちょっと苦笑い。ガリレオ湯川の福山化、加賀刑事の阿部化など、小説のキャラを映画のキャストに似せていくのは東野氏の得意技だが、本作はちょっとやりすぎのような(笑)。
 ミステリーとしての結末にはやや無理があるような気もするが、そこに至るまでのハラハラドキドキと、高級シティホテルの舞台裏を楽しむ小説だということにしておきたい。

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2020年11月26日木曜日

【お父さんの週末料理】2020年11月21~23日~たこ焼き大失敗。禍転じて福となす?~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 勤労感謝の日で3連休。土曜の昼は外食した。
 娘はテスト前なので部活は休み。

 11月21日(土) 

 息子はいつも通り昼から野球の練習。

◆朝・昼飯◆
 朝は妻が食パンを出してくれた。お陰で寝坊できた。
 昼は久しぶりに近所の人気ラーメン屋に行った。マラソン前日は験担ぎにラーメンを食べることにしているのだ。息子と私はあっさりとんこつ、娘はしょうゆ(魚介スープ)を注文し、みんなでチャーシュー丼を分け分けした。
 この店のラーメンが大好きな息子が「うめぇ」と大満足。近所に美味しいラーメン屋さんがあってよかったね。

◆晩ご飯◆
 豚の生姜焼きを作った。生姜をすり下ろした自家製タレが爽やか(自画自賛)な一品だ。たくさん作ったのだが、息子がバカ食いモードに入り、あらかた食べ尽くしてしまった。薄切り肉が好物らしい。
 他は豚レバー、里芋の煮っ転がし、リサイクル炒め、サラダ、スープ、ご飯。豚レバーと里芋とリサイクル炒めは作り置きメニュー。

リサイクル炒め、里芋の煮っ転がし、豚レバー

豚の生姜焼き。自家製タレがグー

 11月22日(日) 

 息子は朝から夕方まで野球の練習。相変わらず長い…。
 妻が野球の世話をしてくれたお陰で、私はマラソン大会に行けた。ありがとうございました。この日は近所のグランドでラッキーだった。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は鯖(さば)と里芋の味噌煮。安くて美味しい鯖は庶民の味方だ。
 昼は息子と娘は妻の作った弁当。息子はグランドで食べた。私はマラソン後に会場近くで寿司を食べた。プチ贅沢をさせてもらった。

鯖と里芋の味噌煮

◆晩ご飯◆
 マラソンの参加賞が明石焼きの粉とたこ焼きソースだったので、さっそく使った。子どもたちは初めての明石焼きだ。明石焼きも美味しいが、たこ焼きに軍配だそうだ。
 明石焼きの後にたこ焼きを焼いたが、なかなか固まらない。これは様子がおかしい。どうも小麦粉の量が少ないようだ。おそらく一桁間違えて、10分の1しか入れなかったと思われる…。
 これではたこ焼きにはならず、中身をフライパンに移して、片栗粉でとろみを加えて「たこ汁」として出した。
 「こんなん食べれんの?」と半信半疑だった(特に妻)が「意外に美味しい」と事なきを得た(?)。
 他はサラダとスープとチーズ。

たこ汁とチーズ。禍転じて福となったのだろうか?…

 11月23日(月・祝) 

 この日は珍しく何の用事もなし。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は納豆卵ご飯で済ませた。困ったらこれ。
 昼はビーフン。一袋分のビーフンはフライパンに入りきらないので、二つに分けた。一つはマラソンの参加賞の「オリバー 麻辣(マーラー)どろソース」味。スーパーでは売っていない、レアな商品なのだそうだ。思ったよりも辛くなく、美味しく食べられた。ビーフンによく合う。
 もう一つはシンプルに塩コショウ味。ピリ辛が苦手な娘は、おもにこちらを担当。
 他はサラダと味噌汁。

ビーフン塩コショウ味

ビーフンマーラーソース味

◆晩ご飯◆
 サンマが安くなったので買おうと思っていたが、シマソイという魚が安くて美味しそうだったので予定変更。煮付けにした。メバルの仲間で、味も似ていた。ただ、皮はちょっと厚くて食べにくかった。ホロホロで美味。
 他はマグロ刺身、サラダ、味噌汁、黒糖パン。マグロのしっぽの刺身が安かったので購入。普通に美味しかった。

マグロのしっぽの刺身

シマソイの煮付け

◆作り置き◆
 たこ焼き用のキムチが残っていたので、豚キムチを作り置いた。息子の好物だ。明日から食べてください。

豚キムチ。定番メニュー

2020年11月23日月曜日

【中央競馬予想の回顧】マイルCS、東スポ杯2歳S、アンドロメダS(2020)

 今週はマイルCS。
 ◎サリオスは普通にスタートしたが、後方から。3コーナーから手が動き始め、追い通しで4コーナーへ。大外を回して最速の上がりで追い込んだが、優勝争いには加われず5着まで。マイルは短い印象。
 勝ったのはグランアレグリア。厳しいマークに遭い、直線半ばまで追い出しを待たされたが、外に出すと矢のように伸びてGI3連勝。藤沢厩舎の先輩のタイキシャトルに並ぶ、歴史的な名短距離馬の域に達したと言ってよいだろう。

 祝日の月曜は東京スポーツ杯2歳S。
 ◎ダノンザキッドは単勝1.7倍の断然人気。レースではスッと好位につけると、直線では追い出しを待つ余裕。ラスト300 mからスパートして、最速の上がりで余裕の勝利。着差以上の強さだった。今後が楽しみだ。
 馬券は2着のタイトルホルダーを押さえておらず、ハズレ…。底を見せていない馬は押さえないと…。

 土曜はアンドロメダS。
 ◎カセドラルベルは好位につけたが、直線は失速。それほど速いペースでもなかったので、不甲斐なかった。
 勝ったのは人気のアドマイヤビルゴ。高額馬が人気に応えた。

 今週は3戦0勝。他もイマイチでトータルはマイナス。冴えませんなあ…。

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【中央競馬予想と与太話】東京スポーツ杯2歳ステークス(2020)~世紀末の名脇役~

 3日間開催最終日は東京スポーツ杯2歳Sが組まれている。昨年のコントレイルをはじめ、ワグネリアンやディープブリランテなどが勝っている大出世レースだ。

 このレースは重賞になってから今回で25回目だが、それ以前はオープン特別として行われていた。
 重賞になる2年前、1994年の勝ち馬がホッカイルソー。北海牧場の生産、所有馬で、母ホッカイラブリーというホッカイブランドの馬だ。3回目の新馬戦を勝ち、次走の500万条件戦で3着のステップでこのレースに出走。7番人気の低評価を覆して穴を開けた。
 翌年は三冠レースで4、4、3着と、すべて掲示板に載る頑張りを見せた。古馬になってからは中長距離の重賞の常連となり、日経賞とオールカマーを勝った名脇役だった。
 「ルソー」という馬名から「なんか賢そうな馬やなあ」と勝手に思っていたが、本当に賢かったかどうかは定かではない。

ホッカイルソー。賢そうだ(?)

 レースにいってみたい。この10頭から、今年も大物が出るのだろうか。
 その期待を込めて、本命は◎ダノンザキッド。前走の新馬戦は馬なりで3馬身差をつけた。降した馬も続々と勝ち上がっており、相手が弱かったわけではない。ジャスタウェイの代表産駒になってほしい。
 推奨穴馬はモメントグスタール。現在のところ、何と単勝万馬券。ここまで人気のない理由が分からない。

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2020年11月21日土曜日

【中央競馬予想と与太話】マイルチャンピオンシップ(2020)~80年代の名マイラー~

 今週はマイルCS。37回目の今回、初めて京都以外の競馬場で行われる。

 今年と同じ11月22日にこのレースを勝ったのが、第4回のニッポーテイオー。名門、千代田牧場の生産馬で、今年の1月に亡くなった郷原洋行元騎手のお手馬だった。
 前年のマイルCSでは人気薄のタカラスチールにハナ差で足下をすくわれて、単勝1.3倍の人気を裏切り、初GI勝利を逃した。
 4歳になっても、安田記念と宝塚記念で2着と、どうしてもGIに手が届かなかったが、天皇賞・秋で5馬身ぶっちぎって念願のGI勝利。その次走に選んだのがこのレースだった。
 レースではもちろん1番人気で、単勝は何と1.2倍。5馬身差で圧勝し、人気に応えた。翌年には安田記念も勝って、GIを三つとって引退。種牡馬としてはもう一歩だったが、80年代を代表する名マイラーといってよいだろう。

ニッポーテイオー。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。コロナ禍で香港に行く馬が減ったためか、豪華メンバーが揃った。
 本命は◎サリオス。世代交代を果たしてほしいという期待を込めての本命だ。まだ負けたのはコントレイルだけ。再戦までは連勝を続けたい。
 推奨穴馬はサウンドキアラ。前走だけで人気が急落。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...